たー、車酔いで吐く

GUNDAM FACTORY YOKOHAMAは、横浜市の山下ふ頭内で開催されてる。電車では、1時間20分弱で着ける。
しかし、妻は、はなから車で行くことしか考えてない。
8時15分頃出発したあと、首都高に乗るところまでは順調、ところが、竹橋ジャンクションのところで、何を間違えたのか、一ツ橋の出口で降りてしまった。また、乗ったのは良いが、この頃から、後ろに座っている3人（子供と妻）のうちの子供らの「電車の方がいいなぁ。時間読めるから」という声と、妻の「電車だと新型コロナ感染リスクがあるから」となだめる妻の声が聞こえてきた。
《自分がラクしたい癖に。というか、こういう機会でしか、車でまともな距離を走らないしね。ていうか金食い虫の車なんかいらない！！》僕は、車を所有するのを当然と思う妻への怒りを押し殺し、運転する。

都内のジャンクションでは、右方向の車線に行ったり、左方向の車線に乗ったりと、ナビの案内に従い、ヒヤヒヤしながら、切り替える。ナビのアナウンスや表示と少し異なる表示になっていることで、一瞬迷う。
妻に「中央分離帯にぶつかるかと思った」と言われたが、僕はこういう一瞬の判断というのが実に苦手だな。

そして、魔の生麦ジャンクションに差し掛かった。ここの怖い所は、大黒ふ頭や山下公園に向かう際は、ナビの「左方向」という言葉に反応してはいけない。しかし、僕は細かい判断が出来ないまま、左方向に向かう車線にハンドルを切った。実は、もう少しだけ直進しなければならなかった（あとで道路地図見て分かった）。

横浜港方面（南）に向かう筈が、東から西に進んで南から弧を描いて北へと導かれた。途中で高速を降りて、下道で山下公園方面を目指す。9時40分に到着するのを諦めた。僕の焦る気持ちが表れた急なハンドルさばきとブレーキに、たーの口から「今のやめて」とか「電車がそばを走ってるよ。電車でも行けたよね」という声が強くなり。途中のコンビニで休憩取る。まだ、ふらふらする、というたーを車にのせ出発。

山下公園パーキングまであと1.5キロのところで、たーが急に降りたがった。危険を察知した妻が、車を停めて！と行ってきた。
ちょうど、片側3車線でバス停（土日の発着時刻無し）が目に入り、とめる。たーが右側から注意しており、車の背後に回り、しゃがむ。後部座席にいた妻から、「吐いてる、吐いてる」という声が聞こえた。

吐いて落ち着いた たーを乗せて走ること、15分。ナビにネットで見た不正確な住所を入力したため、うまくたどり着けず、妻に調べて貰い、ようやく山下公園パーキングに停めた（3時間で1800円とられた）。
10時半頃、車の中で昼食がわりにパンをほおばる。そこから、会場を目指して歩いた。電車なら、あと30分早く着けた、とつぶやきながら。

ヤマザキ　ミニクロワッサン10個144円　の半分5個食べた
綾鷹525ml　73円

2021年1月17円