息子と矯正歯科へ、ご機嫌斜めにウンザリ

昼食取ると同時に、「ヒマ、遊んでよ」と来る 小3 なー に、そういう年頃だとは思いつつも、
鬱陶しさ、だけを感じる。邪険に追い払わないのは、妻の視線があるから、というところか。

土日祝の度に、8歳の息子の、”退屈した、構ってよ” に心底ウンザリする。
ふと、40歳独身の後輩の事が頭に浮かぶ。
9時半に寝て、5時半に起きて散歩してから仕事にかかる（在宅勤務率6割）。誰かに気を煩わす事なく、穏やかに日々を過ごす。一方で、家族に恨みや憎しみすら感じてる僕。どちらが幸せなんだろうな！？

午後2時半、なーと電車に乗る。二人で並んで座るほどの空席は無かった。すると、なーは、腹を立てて足を踏みならし、僕に当たって手を振り回して叩いて来た。その手が僕の眼鏡に当たった。床に落ちて乾いた音を立てた。何人かの乗客がこちらを見た。
なーに「いい加減にしろ！」と言うと黙ったが、次駅で座れたが僕の膝を枕代わりに息子は眠ってしまった。
《寝起きは機嫌悪いぞ》　案の定、降車駅で下りた息子は機嫌が悪くて、日差しを嫌う息子は、午後の太陽光に腹を立てた。

いざ、矯正歯科についたら、トイレにこもったり、名前を呼ばれたのに、診察スペース（外から格子壁で中身が見える）を入るのを拒否。「行くの嫌だ」と。ついには、クリニックのドアを出てった。そして、戻って来るも、入口のドアを蹴る。
「乱暴しないで！」と僕より年上の歯科医の、ちょっと怒ったような声が聞こえた。
それでも、拒否する我が子。気を効かせた女性スタッフが可愛らしい動物スリッパを出して何とか診察スペースに入った。
口を開けてというのに、閉じる息子。また先生の「ふざけないで！」というので、何とか口を開けた。
診察が終わって、ほうほうの体でクリニックを出た。

《ウチの子、パーソナリティー障害か。二人目でこれか。一人っ子で止めときゃ良かった》

ドリップコーヒー1袋　19円
牛乳50ml　9円
レーズンバターロール2個　44円
とろけるスライスチーズ2枚　46円
ふんわり食パン2枚　35円
ミニトマト2個 42円

2021年5月29日