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こども界りゅうがく記

教える人のふりして、大好きな人種・小→中学生の国に毎日留学中
英語技の種、見つけたらどうぞ持っていって植えて下さい

東北ツアー、ルーツをたどる旅

2012年09月05日 | 旅行

東北ツアー三泊四日の記です。
写真と流れは助川さんのblog↓ にお任せして
http://sukekumi.blog.shinobi.jp/Entry/317/
行き当たりばっ旅、運・縁・勘を主に書きます。

旅のきっかけは、助川さんが秋田でのみどり祭 http://ameblo.jp/midorimatsuri/ に招かれたこと。
コーラスで一緒にと誘われ、現地の地図を見たら付近に栗駒の名前を発見。行きたい!
助川さんの友人を石巻に訪ねると言う。じゃあ気仙沼も行きたい!
→みどり祭と栗駒での2つのライブ予定だけを共に旅立った。

那須からまず石巻へ。
陶器店を営むあすかさんご家族、私の「この人たち大丈夫センサー」が働いてなれなれしい(笑)。
ご家族数人&陶器の皆さん数百個を前に突撃リサイタル、お父さんはじめとても感動してくださり、
それは予期せぬ大きなおまけ。
今まで、頼まれてそれじゃ歌います、だったけどこの時とにかく歌を贈りたいと思い、歌い、
歌い手としてその新しい自分でこのツアーを通す。

続いて目指すのはくりこま高原自然学校。
2006年、引きこもりリハビリ1週間のつもりで、wwoofer ↓として訪れ、
http://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=ja
結局、カフェ&ペンションを担当して半年住んだ。
幼い頃の気仙沼に並ぶ最高の夏と、とらさんというあだ名はこの時のもの。
http://blog.goo.ne.jp/flow-sha/e/22f8ea27514aa471414e9efc3d3a20b9

夜、寮生&スタッフ相手に半ばジャイアンリサイタル。
翌日中学男子たちがこの時の歌を口ずさんでいたことを、評価と取ります(笑)。
色々な理由で親元を離れて住んでいる小中学生たち、熱烈ご招待により中1のKちゃんの部屋で就寝。
すたっふのすがっちは、とらさんは今回彼女に呼ばれたと言う。
翌日、少しだけ親子みたいに過ごし、10月に来る約束をして秋田に向かう。

途中、山の上の須川温泉へ。理想のお湯の色。

キャンプ場でのみどり祭、助川さんステージに英語版ふるさと&Listen to the forestで参加。
今までと、何かが違った。森と響いた?歌の神様?
3日間の数々ステージの中で、あのふるさとがハイライトとも言われてびっくり。
歌が気に入ったのか同郷人と思われたか(笑)屋台のフィリピンマダムが次々に飲食物をくれる。
仙台のバーご夫妻、画家ご夫婦、那須から秋田に越したタカ、
那須の夏至祭が原点だったと言う主催者しぃちゃん
…誰に話しかけても大丈夫な世界。

そして夜更け、ステージから離れたキャンドルな岬で歌っていたら、
何かを嗅ぎつけた10数人が集まり、私、彼らからのリクエスト曲を次々に歌う人間ジュークボックス!
洋楽邦楽童謡…焚き火&月の下でさらに歌う。

車中泊して翌日、気仙沼の予定が何もたってないし、このままみどり祭にいる?と話していたら
ステージで「気仙沼から来ました~」というHiloぽん の声。
それをメッセージと取り、ステージ後にナンパして道&時間を聞いて出発。

気仙沼への道のりといえば、運転席に父・助手席に母、後部座席ではしゃぐ小学生の私と弟二人
それしかなかった。自分が運転席にいるなんて。
気仙沼との関係をまた一つ更新。

なつかしい未来創造株式会社 http://www.natsu-mi.jp/ の中野さんと待ち合わせ。
彼女は2度那須に来て、2度とも私と偶然会った、すごいご縁。
2度目の時、松原氏ギャラリーやRARIさんのお店、森林の牧場をご一緒した。
その一連の場所や人々の空気を、被災地に生めないかと巡らしているそう。
三陸と那須にかかる、見えない橋がきれい。

夕食、松葉寿司を目指したけれど1時間近くさまよってあきらめた。
この旅唯一の辛いできごと(笑)。

叔父の仮設住宅に泊まって翌朝、友人と散歩に行くと言う叔母について行ったら
そのご友人が、松葉寿司の奥様だった!
植物を本で調べながら1時間の爆笑散歩、する間に、仮設住宅の談話室で2時間後のライブが決定。

数曲の予定で始まったライブは徐々に大入り満員、
アンコールやかけ合いを重ねて一時間以上になった。
「なんでそういう声が出るの?」「森の中にいるみたい」「旅した気分になれた」
「マネージャーになりたい(2名!)」。

ふるさとで、ふるさとを歌った。生まれた時から予定されていたかもしれないこの時間。

昼食は、叔父のいるゴルフ場二階のレストラン。
復興支援のために秋田の若者たちが経営する、眺めのいい&おいしい場所。ぜひ。
http://tabelog.com/miyagi/A0404/A040401/4012795/dtlrvwlst/

帰り道の登米、春蘭亭で会ったのが千葉智恵さん。去年観た映画「鳥刺し」のロケ現場と知って驚き。
智恵さんとは宮城県温暖化対策委員でご一緒して以来6年ぶり。
市、県、国の仕事あれこれ、動き過ぎてパタンとなって引きこもった(→栗駒へ)んだけど、
その時の仕事を、評価してくれていた人がいるのに感謝。

置きみやげとして気軽に一曲歌い、その時の動画がこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=HUan9oaOvzg&feature=youtube_gdata_player

そういえば、ステージの写真など、まったく撮っていなかった。

高速に乗り、夜10時過ぎに那須到着。走行距離約900km、Good job!


免許を取って5年、今まで自分を「那須限定ドライバー」、事故の経験を「トラウマ」と呼んできた。
歌も、「私は素人なので」「助川さんのコーラスです」が口癖だった。

言葉は呪文になり、自分が発したそれに縛られる。
英語が話せないから外国に行けない。年だから/忙しいから/お金ないから/前例がないから/
食っていけないから… 「だからムリ」。
その一つ一つを、Really?と子どもの視点で問うてみる価値はあると思う。
うまくいくと呪文が解ける。

「あと10才若ければ」と言う70代の女性に
「この前、80才の人が同じこと言ってましたよ」と返す話が好き。
(仙台のスコップ団、平さん。ミラクルな旅話の数々
http://blog.goo.ne.jp/cheapdust/e/d2113727edccb4132a05b4e89fe3a698

車と歌、ムリの呪文を解いたらば、旅の後もごほうびが降りやみません!

・10月6日、くりこま高原アコースティック音楽祭に出演予定。
・そこに登米チームも参加or/and登米でもライブ
・+気仙沼ライブ(仮設、ゴルフ場他、現地マネが開拓中!)
・+石巻ライブ?(陶器屋さん?イノさん常連のcafe ROOTS?)
・10月末、那須の中学文化祭でトーク&歌ステージ依頼が。
・とら検CD(英語教材+ふるさと&Listen収録)制作&ツアー計画。
・どこへでも行ける、どこででも歌える自信
・呪文を解くのは、王子様ではなく自分、という発見。
・王子様ももちろん歓迎!

お世話下さった皆さん、本当にありがとうございました。
出会った&再会した皆さん、また近々!
読んで下さった皆さんに、縁・運・勘のおすそ分けを!


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