野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

鮮やかなオレンジ色が映える「ヒメヒオウギズイセン」(夏の花 21-044)

2021年07月15日 09時49分38秒 | 

鮮やかなオレンジ色が映える「ヒメヒオウギズイセン」。南アフリカ原産の花だが野生化して今ではどこでもみかける。南アフリカ原産の花が意外に多いのに驚く。正確にはクロコスミア・クロコスミイフロラということになる。

(2021年初夏 川崎市)

■夏の花シリーズ

「アカンサス」(夏の花 21-001)
「タチアオイ」(夏の花 21-002)
「コバンソウ」(夏の花 21-003)
「エノテラ ‘アフリカンサン’」(夏の花 21-004)
「ヒメコバンソウ」(夏の花 21-005)
「ムシトリナデシコ」(夏の花 21-006)
「ゼニアオイ」(夏の花 21-007)
「ナンテン」(夏の花 21-008)
「ハクチョウソウ」(夏の花 21-009)
「セイヨウノコギリソウ」(夏の花 21-010)
「ノアザミ」(夏の花 21-011)
「マトリカリア」(夏の花 21-012)
「ホタルブクロ」(夏の花 21-013)
「オランダカイウ」(夏の花 21-014)
「萩」(夏の花 21-015)
「アメリカデイゴ」(夏の花 21-016)
「サンゴシトウ」(夏の花 21-017)
「キキョウソウ」(夏の花 21-018)
「トリトマ」(夏の花 21-019)
「テッポウユリ」(夏の花 21-020)
「タイサンボク」(夏の花 21-021)
「ディエラマ」(夏の花 21-022)
「エキノプス」(夏の花 21-023)
「ヒメフウロ」(夏の花 21-024)
「ギボウシ」(夏の花 21-025)
「キクイモモドキ」(夏の花 21-026)
「アスチルベ」(夏の花 21-027)
「イヌタデ」(夏の花 21-028)
「アリウム・ミレニアム」(夏の花 21-029)
「ナツツバキ」(夏の花 21-030)
「ワルナスビ」(夏の花 21-031)
「ノウゼンカズラ」(夏の花 21-032)
「オカトラノオ」(夏の花 21-033)
「ペチュニア」(夏の花 21-034)
「シモツケ」(夏の花 21-035)
「ストケシア」(夏の花 21-036)
「アベリア」(夏の花 21-037)
「エキナセア」(夏の花 21-038)
「八重咲きドクダミ」(夏の花 21-039)
「サンダーソニア」(夏の花 21-040)
「クチナシ」(夏の花 21-041)
「アガパンサス」(夏の花 21-042)
「アメリカフヨウ」(夏の花 21-043)

「ヒメヒオウギズイセン」

クロコスミアの基本情報
学名:Crocosmia
和名:ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)  その他の名前:モントブレチア、トリトニア
科名 / 属名:アヤメ科 / クロコスミア属

特徴
クロコスミアは、モントブレチアやヒメヒオウギズイセンの名前で古くから栽培され、親しまれている花です。細長い剣状の葉が群生し、夏に色鮮やかな花が穂になって咲きます。性質が強く、よくふえるので、野生化したものが各地で見られます。
クロコスミア属には7種があり、最も一般的なのは、クロコスミア・オーレア(ヒオウギズイセン、Crocosmia aurea)とクロコスミア・ポトシー(C. pottsii)の交配種のクロコスミア・クロコスミイフロラ(ヒメヒオウギズイセン、C. × crocosmiiflora)です。品種も多く、その数は300以上もあります。地下には球根(球茎)があり、地下茎を伸ばして、その先端に新しい球根が毎年1個ずつできてふえていきます。これが3~4年分くらい枯れずに残るので、団子が連なっているように見えます。冬は休眠する春植え球根ですが、植えっぱなしでほとんど手がかかりません。丈夫な宿根草として扱われ、緑化材料としても利用されています。

基本データ
園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 40~150cm 開花期 6月~8月
花色 赤,オレンジ,黄,複色 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 弱い(球根は凍らない地中で冬越し) 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,初心者でも育てやすい



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