野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

提灯のようなオレンジ色の花をつける「サンダーソニア」(夏の花 21-040)

2021年07月11日 07時45分54秒 | 

提灯のようなオレンジ色の花をつける「サンダーソニア」。南アフリカの森林に自生していた花だという。原産地の南アフリカではクリスマスの頃に咲くのでクリスマスベルと呼ばれ、日本で提灯百合とも呼ばれるのは納得である。

(2021年初夏 川崎市)

■夏の花シリーズ

「アカンサス」(夏の花 21-001)
「タチアオイ」(夏の花 21-002)
「コバンソウ」(夏の花 21-003)
「エノテラ ‘アフリカンサン’」(夏の花 21-004)
「ヒメコバンソウ」(夏の花 21-005)
「ムシトリナデシコ」(夏の花 21-006)
「ゼニアオイ」(夏の花 21-007)
「ナンテン」(夏の花 21-008)
「ハクチョウソウ」(夏の花 21-009)
「セイヨウノコギリソウ」(夏の花 21-010)
「ノアザミ」(夏の花 21-011)
「マトリカリア」(夏の花 21-012)
「ホタルブクロ」(夏の花 21-013)
「オランダカイウ」(夏の花 21-014)
「萩」(夏の花 21-015)
「アメリカデイゴ」(夏の花 21-016)
「サンゴシトウ」(夏の花 21-017)
「キキョウソウ」(夏の花 21-018)
「トリトマ」(夏の花 21-019)
「テッポウユリ」(夏の花 21-020)
「タイサンボク」(夏の花 21-021)
「ディエラマ」(夏の花 21-022)
「エキノプス」(夏の花 21-023)
「ヒメフウロ」(夏の花 21-024)
「ギボウシ」(夏の花 21-025)
「キクイモモドキ」(夏の花 21-026)
「アスチルベ」(夏の花 21-027)
「イヌタデ」(夏の花 21-028)
「アリウム・ミレニアム」(夏の花 21-029)
「ナツツバキ」(夏の花 21-030)
「ワルナスビ」(夏の花 21-031)
「ノウゼンカズラ」(夏の花 21-032)
「オカトラノオ」(夏の花 21-033)
「ペチュニア」(夏の花 21-034)
「シモツケ」(夏の花 21-035)
「ストケシア」(夏の花 21-036)
「アベリア」(夏の花 21-037)
「エキナセア」(夏の花 21-038)
「八重咲きドクダミ」(夏の花 21-039)

 

「サンダーソニア」

サンダーソニアの基本情報
学名:Sandersonia aurantiaca
科名 / 属名:イヌサフラン科 / サンダーソニア属

特徴
サンダーソニアは、つややかな緑の葉の間から、鮮やかなオレンジ色の袋状の花をちょうちんのようにぶら下げて咲かせ、かわいらしく人気があります。南アフリカのトランスバール南東からスワジランド、ナタール、ケープ東部の岩場や明るい森林に見られる植物です。サンダーソニア属の植物はサンダーソニア・オーランティアカ(Sandersonia aurantiaca)の1種だけしかありません。
地中に細長い指のような形の塊茎(地中にある茎が肥大した球根)をつくり、その片方の先端からのみ芽を出すので、この先端を傷つけると芽が出なくなります。球根選びと取り扱いには、注意が必要です。
春に芽を出し、花を咲かせたら秋に休眠する春植え球根として流通するほか、植えつけ時期をずらしたり冷蔵することによって開花時期を調節できるため、切り花はほぼ1年を通して手に入れることができます。
サンダーソニアは高温と過湿に弱いので、夏は半日陰で涼しく管理し、水は必ず土の表面が乾いてくるのを待ってから与えるようにしましょう。
秋に掘り上げた球根は、乾燥させてから新聞紙などで包み、暖房していない10℃以下の寒い室内で冬越しさせましょう。暖かすぎる場所で保管すると、春に芽が出るのが遅くなります。
なお、球根はコルヒチンを含むので誤って食べると中毒を起こします。

※科名:ユリ科で分類される場合もあります。

基本データ
園芸分類 球根,草花
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 50~70cm 開花期 6月~7月
花色 オレンジ,黄 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 やや弱い 耐暑性 やや弱い
特性・用途 落葉性



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