野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花芯がもっこりと盛り上がる「エキナセア」(夏の花 21-038)

2021年07月09日 09時22分45秒 | 

花芯がもっこりと盛り上がる「エキナセア」。キク科の花だが、この盛り上がりがむかし印刷に使われたバレンに似ているというので、ムラサキバレンギクとも呼ばれる。似た花は多いが、花の形がユニークで目立つので、すぐに見分けられる。

(2021年初夏 川崎市)

■夏の花シリーズ

「アカンサス」(夏の花 21-001)
「タチアオイ」(夏の花 21-002)
「コバンソウ」(夏の花 21-003)
「エノテラ ‘アフリカンサン’」(夏の花 21-004)
「ヒメコバンソウ」(夏の花 21-005)
「ムシトリナデシコ」(夏の花 21-006)
「ゼニアオイ」(夏の花 21-007)
「ナンテン」(夏の花 21-008)
「ハクチョウソウ」(夏の花 21-009)
「セイヨウノコギリソウ」(夏の花 21-010)
「ノアザミ」(夏の花 21-011)
「マトリカリア」(夏の花 21-012)
「ホタルブクロ」(夏の花 21-013)
「オランダカイウ」(夏の花 21-014)
「萩」(夏の花 21-015)
「アメリカデイゴ」(夏の花 21-016)
「サンゴシトウ」(夏の花 21-017)
「キキョウソウ」(夏の花 21-018)
「トリトマ」(夏の花 21-019)
「テッポウユリ」(夏の花 21-020)
「タイサンボク」(夏の花 21-021)
「ディエラマ」(夏の花 21-022)
「エキノプス」(夏の花 21-023)
「ヒメフウロ」(夏の花 21-024)
「ギボウシ」(夏の花 21-025)
「キクイモモドキ」(夏の花 21-026)
「アスチルベ」(夏の花 21-027)
「イヌタデ」(夏の花 21-028)
「アリウム・ミレニアム」(夏の花 21-029)
「ナツツバキ」(夏の花 21-030)
「ワルナスビ」(夏の花 21-031)
「ノウゼンカズラ」(夏の花 21-032)
「オカトラノオ」(夏の花 21-033)
「ペチュニア」(夏の花 21-034)
「シモツケ」(夏の花 21-035)
「ストケシア」(夏の花 21-036)
「アベリア」(夏の花 21-037)

「エキナセア」

エキナセアの基本情報
学名:Echinacea
和名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)  その他の名前:パープルコーンフラワー、エキナケア
科名 / 属名:キク科 / ムラサキバレンギク属(エキナセア属)

特徴
エキナセアは、花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。くっきりした花形で存在感があり、花の観賞期間が長いので、夏花壇の彩りに重宝します。古くから切り花にも利用され、花後も球状の形が長く残り、ドライフラワーにもなります。ルドベキア属に近い仲間で、北アメリカに9種があり、主に栽培されるのは、ムラサキバレンギクと呼ばれるプルプレア種です。ほかには、細葉のアングスティフォリア種やテネセーンシス種、黄花のパラドクサ種などがあります。近年、急速に品種の育成が進み、草丈が低くコンパクトでつくりやすく、また花色や花形のバラエティに富んだカラフルな品種が出回るようになりました。今後もさらに多くの園芸品種が出ると予想され、注目を集めている宿根草です。

基本データ
園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 北アメリカ
草丈/樹高 30~100cm 開花期 6月中旬~8月
花色 赤,ピンク,オレンジ,黄,白,緑 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,開花期が長い,耐寒性が強い

 



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