野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

名前どおりに白い蝶が羽ばたいているような「ハクチョウソウ」(夏の花 21-009)

2021年06月10日 07時01分11秒 | 

白蝶草という名前どおりに白い蝶が羽ばたいているような「ハクチョウソウ」。ガウラという名前もなじみになった。ピンクのガウラもある。この時期に咲き始めて夏の終わりころまで咲き続けるけなげな花だ。

(2021年初夏 川崎市)

■夏の花シリーズ

「アカンサス」(夏の花 21-001)
「タチアオイ」(夏の花 21-002)
「コバンソウ」(夏の花 21-003)
「エノテラ ‘アフリカンサン’」(夏の花 21-004)
「ヒメコバンソウ」(夏の花 21-005)
「ムシトリナデシコ」(夏の花 21-006)
「ゼニアオイ」(夏の花 21-007)
「ナンテン」(夏の花 21-008)

ハクチョウソウ(ガウラ) [白蝶草]
花の色 白
開花時期 5月 、 6月 、 7月 、 8月 、 9月 、 10月 、 11月
誕生花11 月 16日花言葉可憐な少女
花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い4弁花をつける。 花径は2~3センチである。 花の色は桃色のものもある。 一日花で、下から順に咲き上がる。 雄しべは8本である。 雌しべは1本で、柱頭は4つに裂ける。
葉の特徴 根際から生える葉は披針形で、ロゼット状である。 茎につく葉は互い違いに生える(互生)。 葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花について 別名を山桃草(ヤマモモソウ)という。
その他 属名のガウラでも流通している。 属名の Gaura はギリシャ語の「gauros(立派な)」からきている。 種小名の lindheimeri はドイツ人の植物学者「リンドハイマー(F. Lindheimer)さんの」という意味である。
生育地 庭植え
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 80~100センチ
分布 原産地は北アメリカ。 日本へは明治時代の中期に渡来。
名前の読み はくちょうそう(がうら)
分類 アカバナ科 ヤマモモソウ属
学名 Gaura lindheimeri



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