野の花 庭の花

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夏になると真っ赤な花で目立つ「サンゴシトウ」(夏の花 21-017)

2021年06月18日 07時34分06秒 | 

夏になると真っ赤な花で目立つ「サンゴシトウ」。名前は漢字では珊瑚刺桐と書き、サンゴのような赤の花弁、刺す棘、桐のような葉に着目した命名である。赤は目立つので、英語でもコーラル・ツリーと呼ばれる。アメリカデイゴの栽培種で、アメリカデイゴの旗弁が開かず筒状のままになっている品種である。

(2021年初夏 東京都)

■夏の花シリーズ

「アカンサス」(夏の花 21-001)
「タチアオイ」(夏の花 21-002)
「コバンソウ」(夏の花 21-003)
「エノテラ ‘アフリカンサン’」(夏の花 21-004)
「ヒメコバンソウ」(夏の花 21-005)
「ムシトリナデシコ」(夏の花 21-006)
「ゼニアオイ」(夏の花 21-007)
「ナンテン」(夏の花 21-008)
「ハクチョウソウ」(夏の花 21-009)
「セイヨウノコギリソウ」(夏の花 21-010)
「ノアザミ」(夏の花 21-011)
「マトリカリア」(夏の花 21-012)
「ホタルブクロ」(夏の花 21-013)
「オランダカイウ」(夏の花 21-014)
「萩」(夏の花 21-015)
「アメリカデイゴ」(夏の花 21-016)

「サンゴシトウ」

一般名:サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐)
学名:Erythrina × bidwillii Lindl.(エリスリナ )
別名:ヒシバデイゴ(菱葉梯梧)、Coral tree(コーラル・ツリー)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱マメ目マメ科デイゴ属
原産地:東南アジア、アフリカ
樹高:250~400cm 葉形:菱形  開花期:6~8月 花色:朱赤 花形:刀状 

サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐) とは、東南アジアやアフリカ原産のマメ目マメ科デイゴ属の落葉低木です。 夏、赤い刀のような花を花穂に咲かせます。 アメリカデイゴ(アメリカ梯梧)  と エリスリナ・ヘルバケア(E. herbacea)」との交配種で、 アメリカデイゴの旗弁が開かず筒状のままの花を咲かせます。
花名は、「珊瑚」のような色、枝や茎に刺があるので「刺」、マメ科の植物なので「豆」、 または葉が「桐」に似ていることからから名付けられました。
葉がひし形のデイゴということで別名ではヒシバデイゴ(菱葉梯梧や)、 珊瑚のような木と言う英名で、Coral tree(コーラル・ツリー)とも呼ばれます。
●デイゴ属の仲間
アメリカデイゴ(America梯梧)  ブラジルデイゴ(Brazil梯梧)  サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐)、 デイゴ(梯梧)、 ブラジルデイゴ(Brazil梯梧)、 など、100種類ほどあります。

 



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