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白い花が縦に並んで咲く「アカンサス」(夏の花 21-001)

2021年06月02日 07時15分08秒 | 

白い花が縦に並んで咲く「アカンサス」。ハアザミという別名からもわかるように、花のつけ根の苞には棘が隠されている。とても強く大きな葉をつけて広い面積を独占する。

(2021年初夏 川崎市)

「アカンサス」

アカンサスの基本情報
学名:Acanthus
和名:ハアザミ(葉薊)  
科名 / 属名:キツネノマゴ科 / ハアザミ属(アカンサス属)

特徴
アカンサスが濃緑色で光沢のある大きな葉を広げて、雄大な花穂を伸ばした姿には、力強い存在感があり、花壇のフォーカルポイントとして人目を引きつけます。草丈、株張りともに1.5mほどになる大型の宿根草で、ほぼ周年観賞できます。6月から8月に咲く花は、紫色の萼と白い花弁のコントラストが際立ち、開花後も萼は長く残ります。学名のアカンサスは「とげ」の意味があり、花のつけ根の苞に鋭いとげがあることに由来します。アカンサス属は、地中海沿岸地方を中心に50種ほどがありますが、最も一般的で多く栽培されている種がアカンサス・モリス(和名ハアザミ)です。トゲハアザミと呼ばれるスピノサス種は、小型で花つきもよく、コンテナなどに利用するのに便利です。ほかには、冬期落葉するハンガリカス種などが栽培されています。

基本データ
園芸分類 草花
形態 多年草 原産地 地中海沿岸地方に多い
草丈/樹高 60~150cm 開花期 6月中旬~8月中旬
花色 白,ピンク(萼は赤紫~緑,白) 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い(寒地では防寒) 耐暑性 強い(夏期休眠することもある)
特性・用途 常緑性(落葉種もある),初心者でも育てやすい



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