ぶーみんのランニング日記

一大決心して始めたランニング。果たして、継続なるか三日坊主になるか・・。その他、もろもろ徒然なるままに・・・。

青空!

2006-01-24 10:21:44 | ランニング
 昨日とは、うって変わっていい天気。青空が気持ちよかったです。

 こんな、日に走れること、健康と平和と、日々働いてくれて家庭を支えてくれるダンナに感謝です。


 1/24   走行距離・・・10k(累計186k←昨日までの報告が間違ってまし
                 た!!)

女の一生、男の一生

2006-01-24 10:17:18 | お気に入りの本
 どちらも、遠藤周作の著書です。題名が似通っていますが、この2つの作品はまったくリンクしていません。別物です。

 女の一生は、2部構成ですが、1部2部とは時代背景が違うので続き物という感じではないのですが、若干の因果関係がある感じかな?1部はキリスト教弾圧の時代に、隠れキリシタンの青年を愛し貫いて、亡くなった女性の話です。(彼女がキリシタンではない所がミソ)2部は、戦時中にカトリックの青年が徴兵され、殺してはいけないとの教えと戦争に出征して敵を殺さなければならない、矛盾にとても悩み苦しみます。その青年を愛して支えた女性の話です。どちらも、一人の男性を愛し貫いた女の一生と言うものを描いており、同じ女性としてその一途な愛に共感できる部分や崇高を感じました。

 偶然、図書館で 男の一生という作品を見つけたのですが、こちらは戦国時代の武将の話です。戦国の世に武将として出世していく主人公と、それを支える妻や戦いに継ぐ戦いの乱世の世の物語です。同じ作者から、同じような題材の作品ですが、やはり男が主人公で中心に仕事や出世が描かれている点は、女の一生と男の一生が違うんだなぁと、しみじみ感じた次第で・・。とても、興味深いです。

 今の世の中は、もちろん戦国の時代ではないけれど、夫を職場に送り出すというのはある意味、戦場に送り出すのと同じかなと思っています。戦国武将の妻も、夫を送り出した後は、ただただ無事を願って神仏に祈り子供を育て家を守ります。妻は夫の無事が心配でならなくて、戦がなくなって一緒に慎ましく暮らしたい、報酬や領土なんていらない、と思うのですが現実には、武将である以上夫は戦に参加しなければならず、手柄をたてて妻や子供に楽をさせてあげたい、大きなお城で暮らしたいとその一心で頑張るんですね。・・・これは、今の我が家にリンクしています。

 激務に心身共に疲労困憊している夫と、それをとても心配している妻。いつの時代も同じなのでしょうか?

 ただ、物語に出てくる、「あゆ」という妻ですがいつもニコニコとしていて、命を懸けて戦に出て帰ってくる主人公はとても、癒されるんですね。あゆは、辛いことも悲しいことも、ぐっと心にしまってニコニコと笑い大きな川のように主人公を
包みます。

 こんな、妻になりたいと思った次第で・・・。(これには、かなりの修行が必要ですね笑)

 興味があったら、ぜひ読んでみて下さい!!!