相台万朗Sodaiブログ

和歌山からきて今は千葉県人に、東京銀座でウエスタンバンジョーの店を36年間やらせていただき、もっかしたずみしてます。

なんだって 私が古い人間だって やっぱり。 (連載―445)

2022年11月16日 | 経験・体験
古い人間と新しい人間の境は、私が1951年から生きているから、目出度く結婚も出来て子供が43歳になる。
子供が物心がついて世を見られるようになったのが15年前だとして、私が57歳になる。

 57歳と言えば、私が脳溢血で倒れた時だ。昔であれば死んでいるのだろうがここまでは、古い人間だとしても、それ以降は新しい人間の部類に入る。と決めている。

田舎の山の分校のある先生からトイレの裏の草取りをいわれた。
肉体労働に関して自信があったので、臭いトイレの裏の草取りなど、サーと済ませて帰宅した。
 
翌日、その先生から呼び出しがあって、おそらく、昨日の草取りの文句を言われると思って職員室の重い扉を開けた。
 ところが、意外にも機嫌よくその先生から白い封筒を渡された。
 最後に「合掌」と書かれてあったので意味がわからず秀才の兄に見せた。

先生がお前に手を合わせてくれた。まだ仏にもなっていないのに拝(おが)まれても仕方がない。
なにか悪いことでもしたような疑いの眼差しで、字は読めるのだが、兄が代わりに熟読した。

お日様は人が見えないところでも見えるもので、たとへ、便所の裏とは言えその人の行いを見ている。

 福沢諭吉は明治の人で学問のすすめ〈天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず〉とある。
 もともと人は平等でありたいがそうではない。人は学問をすることにより平等を知る。

君は成績はよい方ではないが、学問をすることによって、世の中を、人を知ることができる。合掌

 憧れの東京の大学にことごとく嫌われ、捨てる神もあれば、拾う神もあり、せんべ布団をかぶってふて腐れて寝ていると、おふくろが紙切れ(電報)をもってきた。
 拾う神がなかったら東京に行くこともなく地元の役場で務められ、親の人生も幸せだったろう。

 大阪の梅田駅の深夜の汽笛が大阪の街に響き渡り都会らしきものを教えてくれた。
 
地球って広い、凍り付いたところもあれば、熱いところもあり、砂漠もある、氷った海も常夏(とこなつ)の海もあり、海抜の高いところもひくいところもある。日本のように四季もあり、住みよいところもある。
 宗教の時代、王様の時代、革命の時代(revolutionレボリューション)、民衆の時代。町にはおもちゃ屋さん、ふとん屋さん、本屋さん、もあった。

 技術の進歩は止められない。世の中は便利になっている。

戦争も様変わりだ。大きなドローンから片手に乗るドローンに狙われたらどこに隠れればいいのだろう寝てもいられない。

ハエのようにブンブン飛んできて監視されたり時には爆発する。
スマホと連携させれば無駄がなくなる。

 太陽からの光が私たちの目にとどくのに8分もかかる近くの宇宙。
何億光年の宇宙ってどんな世界。

  世界で最初に社会主義国家が生まれたロシアは、私のような貧乏人のための国家をめだした。土地も国のもの、みんな国が管理して国民は共同生活して同じ給料だ。すばらしい!

 ところが、富が豊富な時は文句は、でないのだろうが人間って怠けるものもいれば要領のいいものもいる。なんで一緒なんだと不平をいう人も出てくる。

 理想国家と思うがなかなかうまくいかない。結局、形だけの社会主義国家のようだ。

  隣国C国は産業革命で成功した国を目出したのだがノウハウもなく多くの犠牲者をだした。
大国A国を目出したのだが一長一短に国は変えられない。

 もともと、社会主義者だったI国のムッソリーニは、いとも簡単に社会が求める独裁者になった。 

その独裁者の真似をしてG国の独裁者になり、ユダヤ人の多くの虐殺を生んだ。
 

アジアのある国(C国)の、次のような話を聞いて私だったら完全に騙されている。

❶「学校の先生。眼鏡をかけている人。」
新しい学校をつくるのに協力してほしい」
❷「国の新体制、新組織をつくりたいので海外に留学されて外の文化に触れた人のアイデァを参考に取り入れたいから至急帰国いただきたい」
 
みんな一か所に集められ・・・」

コロナウイルス、戦争は、命の尊さと、人間に考える葦(あし)を教えている。
今は誰もが葦も知らないだろう。
葦を知っていれば古い人間だって。
やっぱり!
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