「風立ちぬ」というジブリ映画を見てきた。
イイ映画だった(ジブリ作品としては「ラピュタ」と並ぶ傑作である)。
予想通り泣いてしまった。(最近人知れず、よく泣く。。。)
かの「ゼロ戦の設計者:若き天才、堀越二郎」をモチーフにしたフィクション作品であるが、「人殺しの道具である戦闘機」・・・などというコトとは別の次元での、当時の日本の工業力の限界を超えた名機と称される飛行機を作り出したエンジニアと職人が存在したという事実は忠実に盛り込まれていた。
劇中の設計者同士のセリフで「機関銃さえ積まなければ、世界一優秀な飛行機になるだろう」・・・というくだりが、とても気に入った。
自ら「愛国少年」を自称するワタシであるが、戦争自体には全く興味が無い。
・・・というか、あの「戦略なき無駄な戦い」をしてしまったコトが残念でならない。。。
しかし、日本の戦闘機・軍艦類、海外の戦車(国産戦車はクソであった・・・)には、心惹かれる美しさがある。。。。時代の名機と呼ばれるものは、強いだけではなく、実に美しいのである。
ついでに、筆を滑らせると、戦闘機で殺された人間の数と、自動車事故で亡くなった犠牲者数はどちらが多いのだろうか?(←実に「問題発言」である、ワタシが大臣なら辞任させられるであろう。。。)
ハナシは変わるが、社会人2年目くらいに「某ミツビシ」の営業担当部署に居たので、大江の工場に何度も通っていた。(ちなみに、シニアサッカーメンバーの勤務先(数社ある出禁以外の自動車系企業各社)にも、ほぼ何らかの用事で行っている・・・・選別とかクレーム報告とかで・・・)
大江方面の大会社に行った時は、既に「零戦発祥の地・堀越技師の名」も知っていたので、痛く感激した記憶がある(事務所の建屋がとにかく古かった・・・)。
何にしても、「良い道具というのは美しい」ものであり、作り上げた方々の魂が感じられる気がする。 特に「武器」というタグイのものは、その国の持てる限りの技術力の粋を結集した道具なのである。
奇しくも、今日は「敗戦記念日」である。。。。様々な人に様々な思いがあるだろうが、個人的には「武器は使われ無いこと」に存在価値があると思いたい。
私も観ました「風立ちぬ」
泣きました ユーミンの歌で・・・
確かに無駄のないものは美しいです
それに比べ、腹回りに”ドップリ”と機銃を積んだ某●岡戦闘機はみっともないです
三多摩の「岩井選手」がいみじくも、昔は某●岡くんには敵わなかったが、今でも俺の方が上手い(動ける)と超戦闘(銭湯)場で言って居ました
同感です 悲しいかな・・・・
「風立ちぬ」最後の回想シ-ンからエンドロ-ルまで涙が止まりませんでした・・・エンドロ-ルでも泣ける映画は初めてでした。
陸海軍機コレクション、最近は同一機の部隊違いとか(虎部隊とか迷彩機体とか)で繋いでますがそんなのよりも、「九試単戦」を出さないのでしょうか?(逆ガル翼の成型にコストがかかるのか)
我家の嫁のお父上様がミツビシ重工でYS11の部品設計に携わリ、「東条さん」(→東条英機総理大臣の息子)とは一緒に仕事をしたそうです・・・。