マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

スウェーデンボルグの「霊界日記」より -あの世での故人の意識の状態について-

2007年07月10日 22時21分51秒 | ◆スピリチュアル:精神世界を書籍で探訪
エマヌエル・スウェーデンボルグ著 高橋和夫訳編「霊界日記」たま出版という書
籍を読んでいましたら、私が「こういう場合はどうなのかな?」と思うところまで
書いており、言うなれば「かゆいところに手が届いた」といった具合に、引き込ま
れる内容が色々と書かれています。

ただ、原書に忠実に訳しているのか、言葉の言い回し方で、イマイチ分からないと
ころも多く、たぶんこういうことだろうなと思いつつ、読み進めています。

「死後、亡き彼女に逢えるのか?逢えないのか?」
に続いて、知りたいこと・・・

それは、「ちゃんと、この世での記憶が残っているのか?彼女らしさは失われてい
ないのか?」という点です。

本書で、
「他生の霊魂たちは、彼ら自身、実に、特殊なものの記憶、つまりたんに物質的な
概念だけが内在する形体的な記憶を失ってしまった、と考えている。」

「なぜなら、彼らはその記憶から何もかきたてることができないからである。」

「とはいえ、認知したり話したりする十分な能力は(肉体の)生命におけるのと同
じように存続している。」

「しかしこのことは、霊魂が形体的な記憶から何も引き出せないように主が定めれ
られたという事実によっている。そうでないなら、形体的な記憶は以前の生命にお
いてかきたてたことと同じことをかきたて、霊魂は以前と同じように生きるために
(霊魂の人格が)完全にされることはできないからである。」
と、スウェーデンボルグ氏は、霊との対話からそのように言っています。

分かりづらい文章ですよね。
ようは、物質的なことやものの考え、見方というのは、あの世へ行けば、無くなる
というか、考えなくなる,気にしない,興味が無くなる,意識すらしなくなるとい
うことと、死後も考えることや話したりすることは十分できるという2点を言って
いるようです。

とくにスウェーデンボルグ氏は「かきたてられない」「かきたてることができない」
という言い方をしているので、私はこの書籍を読んだ当初、
「死後、記憶が飛んでしまって、あの世で逢っても『あなたはだぁれ?』のように
なっているの?!」
なんて思って、少しショックでした。
そういうことではなく、ようは江原啓之氏や飯田史彦教授などがご自身の霊能から
「(大抵の者は)あの世へ行けば、この世の俗っぽい気持ちは無くなる。」といっ
ていることと同じであるということです。

でないと、前回本書の中で、死後先立った人に逢える、逢って話をしたという行為
を紹介しましたが、この世の記憶がすべて吹っ飛んでいたら、故人はあれは親だと
か友人だとか認識できませんから、逢った,そして話したなんてこと自体できませ
んよね。

・・・

もちろん、これだけが死後の魂となった際の我々の姿ではありません。
この世に未練があって、生きた人間に憑依しようとする霊やその霊の考えなども書
いていました。
また、この世に生まれて子供のころから憎悪などが浸透し一生保存(それが人間の
ときの自分を形成)したものは、百年、場合によっては何千年という間、非人間的
な性質が抜けるまで、半ば死んだ人間のようにそこにいる(死体のようにベッドで
寝かされている者や地面に伏している者など)という記述もあります。
この辺りの話は、A・ファーニス著「死後世界地図」でも同じく記されています。

ですから、「他人に迷惑をかけない。」「他人を傷つけない。」というところは、
最低限守ったほうがよいですね。
それさえ守っていればあとは、どう生きようとも、それもまた人生。そして、何事
も無駄な経験などはないのですから、よろしいのではないでしょうか。

あとは、「時間の感覚がない」「領域ごとには深淵があり、上へ行こうとしても自
分の心が向上しないといけない世界」など、多くの書籍で語られている話と同様の
ことが書かれていました。

同じであれば、それはそれでけっこうなことです。(と私は思っています)

「やはり、真実は1つ」ということを、より感じられますからね。
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