運輸業界の闇カルテルを内部告発したとして、報復人事で32年間、閑職に
追いやられたトナミ運輸(富山県高岡市)社員串岡弘昭さん(60)が20日、
定年退職。
私は、ずいぶん前にTV番組で誰もいない営業所で草抜きをして勤務する串岡
さんの姿を拝見しました。
内部告発をしたことから、社内いじめ・左遷を受け、それでも辞めることなく
勤め先のトナミ運輸と戦い続ける串岡さんの姿に感銘しました。
大学新卒の21万円程度の給与明細でした。
<どのような事件だったのか>
訴えによると、串岡さんは営業担当だった1974年、トナミ運輸を含む
大手業者が話し合いで運賃を 高く設定し、自由な競争を妨げる違法カル
テルを結んでいたとして、公正取引委員会などに告発。 公取委が立ち入り
調査した後、業界は路線運賃などの申し合わせを破棄した。
その後、トナミ運輸は串岡さんを社内いじめでいじめ続ける。
それ以来、私の中にはトナミ運輸のトラックを見かけるたびに、「社内いじめの
会社」「労働者の敵」というイメージがついてまわりました。
この内部告発者へのいじめを思い出したのが、小泉首相が「郵政解散」と言わ
れた衆議院総選挙のときです。
トナミ運輸は、「富山のお殿様」現在、国民新党の代表である元自民党衆議院議
員、元衆議院議長の綿貫民輔氏の同族会社です。
現在のトナミ運輸の代表取締役社長は、綿貫民輔氏の長男綿貫勝介氏。
そして、串岡さんから内部告発によって事実が世間に知らされた際、当時闇カル
テルを行っていたトナミ運輸の会長は、綿貫民輔氏でした。
綿貫民輔氏の父は、元日本自由党(現在の自民党)の綿貫佐民衆議院議員で、
いわゆる2世議員です。
綿貫民輔氏は、郵政民営化反対派で、郵政解散の際、自民党公認を外され、
離党し新党を結成したのは有名ですが、
元自民党では、自民党郵政事業懇話会会長でもありました。
なぜトナミという民間運送会社の実質的なトップが郵政民営化に反対したのか。
不思議だと思いませんか?
「郵便局さん、民間の我々運送会社と同じ土俵で戦いましょうよ」と、
民営化によって自分たちの仕事が増えることを期待するのが普通ですよね。
綿貫民輔氏は、いわゆる郵政族で、特定局長の個人名義での政治献金,
全国郵便局長会からの政治献金と現役郵政職員やOB、その家族および
親族の票が議員としての最大の強みです。
そのほか、綿貫民輔氏の同族会社トナミ運輸は郵政公社の長距離輸送部門の
下請け業務を行っているという関係にもあります。
ですから、国民新党、ましてや綿貫民雄氏など、
国民(庶民)の気持ちが本当に分かる人物なのでしょうか?私は甚だ疑問です。
綿貫民輔氏の所業は、色々なHPやブログに書かれていますので、検索して
みてください。
<綿貫民輔氏>
昭和25年3月 慶應義塾大学経済学部卒業(父親も慶応大)
昭和25年4月 鐘ヶ淵紡績(現在、粉飾決算で上場廃止となっているカネボウ)
入社
昭和28年5月 現トナミ運輸入社
昭和30年5月 代表取締役就任
同族企業以外での社会人経験3年→同族会社入社→2年後には社長就任
私は、このような者に日本国家が動かされていたこと自体大変失望しています。
「己・一族の繁栄」「名誉欲」「利権」という言葉しか浮かびません。
定年まで勤め上げた串岡さんへの労いの言葉は全国から頂いていますが、トナ
ミ運輸からは頂いてないそうです。
トナミ運輸にとっては、腫れ物に触る→腫れ物がやっと外れたという気持ちだ
けでしょうね。
永年のお勤めご苦労様でした。
追いやられたトナミ運輸(富山県高岡市)社員串岡弘昭さん(60)が20日、
定年退職。
私は、ずいぶん前にTV番組で誰もいない営業所で草抜きをして勤務する串岡
さんの姿を拝見しました。
内部告発をしたことから、社内いじめ・左遷を受け、それでも辞めることなく
勤め先のトナミ運輸と戦い続ける串岡さんの姿に感銘しました。
大学新卒の21万円程度の給与明細でした。
<どのような事件だったのか>
訴えによると、串岡さんは営業担当だった1974年、トナミ運輸を含む
大手業者が話し合いで運賃を 高く設定し、自由な競争を妨げる違法カル
テルを結んでいたとして、公正取引委員会などに告発。 公取委が立ち入り
調査した後、業界は路線運賃などの申し合わせを破棄した。
その後、トナミ運輸は串岡さんを社内いじめでいじめ続ける。
それ以来、私の中にはトナミ運輸のトラックを見かけるたびに、「社内いじめの
会社」「労働者の敵」というイメージがついてまわりました。
この内部告発者へのいじめを思い出したのが、小泉首相が「郵政解散」と言わ
れた衆議院総選挙のときです。
トナミ運輸は、「富山のお殿様」現在、国民新党の代表である元自民党衆議院議
員、元衆議院議長の綿貫民輔氏の同族会社です。
現在のトナミ運輸の代表取締役社長は、綿貫民輔氏の長男綿貫勝介氏。
そして、串岡さんから内部告発によって事実が世間に知らされた際、当時闇カル
テルを行っていたトナミ運輸の会長は、綿貫民輔氏でした。
綿貫民輔氏の父は、元日本自由党(現在の自民党)の綿貫佐民衆議院議員で、
いわゆる2世議員です。
綿貫民輔氏は、郵政民営化反対派で、郵政解散の際、自民党公認を外され、
離党し新党を結成したのは有名ですが、
元自民党では、自民党郵政事業懇話会会長でもありました。
なぜトナミという民間運送会社の実質的なトップが郵政民営化に反対したのか。
不思議だと思いませんか?
「郵便局さん、民間の我々運送会社と同じ土俵で戦いましょうよ」と、
民営化によって自分たちの仕事が増えることを期待するのが普通ですよね。
綿貫民輔氏は、いわゆる郵政族で、特定局長の個人名義での政治献金,
全国郵便局長会からの政治献金と現役郵政職員やOB、その家族および
親族の票が議員としての最大の強みです。
そのほか、綿貫民輔氏の同族会社トナミ運輸は郵政公社の長距離輸送部門の
下請け業務を行っているという関係にもあります。
ですから、国民新党、ましてや綿貫民雄氏など、
国民(庶民)の気持ちが本当に分かる人物なのでしょうか?私は甚だ疑問です。
綿貫民輔氏の所業は、色々なHPやブログに書かれていますので、検索して
みてください。
<綿貫民輔氏>
昭和25年3月 慶應義塾大学経済学部卒業(父親も慶応大)
昭和25年4月 鐘ヶ淵紡績(現在、粉飾決算で上場廃止となっているカネボウ)
入社
昭和28年5月 現トナミ運輸入社
昭和30年5月 代表取締役就任
同族企業以外での社会人経験3年→同族会社入社→2年後には社長就任
私は、このような者に日本国家が動かされていたこと自体大変失望しています。
「己・一族の繁栄」「名誉欲」「利権」という言葉しか浮かびません。
定年まで勤め上げた串岡さんへの労いの言葉は全国から頂いていますが、トナ
ミ運輸からは頂いてないそうです。
トナミ運輸にとっては、腫れ物に触る→腫れ物がやっと外れたという気持ちだ
けでしょうね。
永年のお勤めご苦労様でした。
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