遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

北海道で一番高い山に登る~大雪山・旭岳

2024年08月07日 | 山旅

8月5日(月)

 

きょうの午後に、旭岳ロープウェイ前に移動して前泊、明日に登る計画だった。

 

▲ 道の駅ひがしかわ「道草館」の朝

うむむ・・晴れてきた。

 

天気予報的には

 

▲ 今日も明日も曇り予報。

この薄雲の時は、実際は「曇ったり晴れたり」のことがここでは多い。

 

▲ 明後日は雨? だとう? その後も天気は、パッとしない。(北海道はずっとこれが続いている)

 

 

▲ で、ライブカメラでは9:39AMで、旭岳の中腹までは晴れている。

 

うむむ、明日も今日と同じ薄曇り予報ならば、実現していない明日よりも今日の薄曇りのほうを取るべきだよね(現在価値)。

決定。11時までにはロープウェイ前に行けるだろう。CTは4時間半、5時間とみて12時出発になっても午後5時には戻れる(ロープウェイ最終5時半)。

ホクレンショップで急きょ、昼メシの助六寿司他を調達。

出発!!

▲ ロープウェイ前には10時45分に着いたが

登山服に着かえ、日焼け止めクリームを塗ったりで

結局は11時30分のロープウェイに乗った。10分で着く。

 

▲ 登山開始。11時50分ごろ。

 

 

▲ まもなく「姿見展望台」に。

子供が、ガンガン鐘を鳴らす。一般人はここから池周遊コースに入る。

 

ボクは鐘も鳴らさず

▲ どんどん旭岳登山コースに入る。

あとはずっと、石ころゴロゴロの登山道だ。

 

 

▲ 左手には、地獄谷が見えてきた。

 

 

▲ あれが、ピークかな?

違う、違う。

 

 

▲ あの先がピークかな?

それも違った。

下山する人ごとに、ピークはどれか尋ねている始末で(笑)。

先がガスがかかって、もう見当がつかないので。

旭岳頂上へは11年前に登っているのだが、そんな記憶なんかない(笑)。

 

 

▲ 前方左に、薄っすらと見えているのが頂上かな??

 

 

▲ こんなとこにも、お花が。

 

 

▲ 頂上は左に行け、との表示が出てきた。

標高的にはあと80mほどだ。

 

 

▲ この先を更に右手に曲がって上がっていけば・・頂上かな

しかし最後に傾斜が強まっていそうで(汗)。

 

 

▲ あの先が、いくらなんでも頂上だろう。

えーかげんにしてくれ。(笑)

 

 

▲ また花が

「旅人さん、もう少しよ」

おお、そうかっ。

 

 

▲ あれが頂上だな。

 

 

▲ はい、来ました。

 

 

▲ 大雪山・旭岳の頂上です。14:07PM

2291m、北海道の最高峰です。 

え?標識がよく見えない? 見えなくてもここが旭岳の頂上です(笑)

登り2時間17分。ほぼCTどおり。

 

▲ 早速、遅い昼食にする。

来る前にホクレンショップで買ってきた助六寿司だ。

今回は当日の弁当なので、米が十分柔らかい。

 

 

▲ 気温は15度ぐらいかな。

鈴バンドが「大雪山」だよ。いつの大雪山か?だいぶ前の層雲峡に上がった時、買ったのかな。

 

 

▲ 標識

左下の赤線が今回のコース。実は狙っているていうか思案しているのは右下に茶色線の銀泉台・赤岳・白雲岳のコースなんだ。2017年に登山口で前泊したが、天気は晴れずで登らなかったコースなんだ。

これ、ぜーんぶがいわゆる「大雪山」ね。

うなぎさんが、登ったという黒岳が右上に覗いている。(笑)

 

30分ほど頂上にいてガスが取れそうにないし、

▲ 下山しよう。

この手前の、外人3人親子もまもなく下りてきた。

もう一組ペアがいたが、リュックがいっぱいで、これからさらにどこかでテント泊するのだろう。

なんせ、最終ロープウェイに乗れないとね。

 

 

▲ 右手に、再度地獄谷を眺めつつ

 

 

 

▲ 地獄谷をワイドで。

 

 

 

▲ 姿見の池が見えるところまで降りてきた。

 

ここからは、一般向け観光コースで池めぐり。

2007年に家内と周った。

 

▲ 姿見の池

 

 

 

▲ 姿見の池

多分、あの時は雪がまだ残っていた記憶で。

 

 

▲ 紫色の花。桔梗系だろう。

 

 

▲ 鏡池

 

左手には

▲ 擂鉢池

二つ合わせて夫婦池。

「私たちね」と言ったので、あの日は夫婦記念日。(また言っている)

 

▲ この黄色い花が、一番多く咲いていた。

 

 

▲ 毛状になったチングルマ

昨春に、入笠山でもらった苗を自宅に植えたが枯れた。

 

 

 

▲ ロープウェイ姿見駅に-戻ってきた。16:50PM

全行程5時間の山行に。

 

17時発の下山ロープウェイに無事乗る。

 

▲ 山はもうふもとまでガスってきたが、もうよろし。

無事、終了。調子見の山行が無事終了。

 

 

▲ フレンチローストと冷やしておいたフルーツゼリーで休憩。

 

 

活動記録

▲ YAMAPを姿見駅に到着後も切り忘れていたので、総タイムと下りの標高差距離が膨らんでいる。

正しくは総タイム5時間、下りの標高差は登りと同じ755mぐらいだろう。

 

 

3D画像

 

調べてみたら、11年前とだいたい同じペースの山行だ。

となると、上出来ではないだろうか。

白雲岳は? うむむ、どうしよう。アレは大変、CTが7時間だしなあ。

 

 

▲ お風呂は、前日とおなじく「森のゆホテル 花神楽」で。

 

 

 

▲ 道の駅ひがしかわ に戻って

 

冷やし中華で。

カンパーイ、よくやった、旅人くん。

 

「旭岳に登るといっておきながら、頂上からの風景がまったく見えてないじゃないか」

とご不満のアナタ。

山はそんなもんですが、11年前はきっちり頂上で晴れましたので、どうかそちらをご覧なすってください。景色は多分変わってないと思いますので(笑)。

 

 

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