タイトルを見るとふざけたように読めますが、それはお門違い。
平安時代に、公式文書に使われていた楷書体を、文書、書簡などで用いる時に女性が崩して平仮名の原型を作り上げた。
それが変体仮名。
テーマとなっている"変体少女文字"(丸文字のような文字)を操るのは少女達であり、そのれは仮名だけでなく漢字やカタカナにまで及ぶためこのタイトルが冠されている。
なぜ変体少女文字は使われるようになったか?
そこに . . . 本文を読む
本書はDIMEに連載されていた”スーパー書斎の遊戯術”を再編集したもの。
山根さんの核である(?)、デジタルアプリケーションとそのモバイル生活が満載の一冊。
読んで感じるのは、つくづくデジタルの世界はその技術の移り変わりが速いということ。
本書の発売が99年。現在2008年なので約10年前。
たかが10年前と言われるでしょうが、それは想像以上の世界だったのです。
デジカメがやっと100万画素、最 . . . 本文を読む
身の回りにある、"一見、どうでもいいような疑問"を集めた一冊。
前述した『環業革命』と比べて、題材は軽いですが、例によってネタは豊富。
お馴染みのデジタルネタ、アマゾンネタから交通事情、飲食あれこれ、地域社会までとにかく多種多様なネタで埋め尽くされている。目次では大分類されているのですが、実はあまり効果はなく、話題があちらこちらに飛んで頭に入りにくいという問題はあるかもしれませんが、「フーン」、 . . . 本文を読む
タイトルの『環業革命』とは、「環境を基軸にした新しい産業革命」が意味となる1997年に著者が命名した造語。
本書では、太陽光発電、風力発電、燃料電池による脱化石燃料。産業業界におけるゼロエミッションやリサイクルなど各国、各地域の実例が分り易く紹介されている。
著者の10年間の取材の集大成といった内容で、環境サミット、海底ごみから宇宙衛星利用、火葬場から自動車業界、アマゾンから個別の市町村と、その . . . 本文を読む
「なぜアマゾンに行ってまでメールをするのか?」
これに対する回答に納得。
内容は、素晴らしきデジタル機器の日々といった感じ。
さすがは本業。基本の装備が半端じゃありません。
僕も旅行や出張へ行く時は、普段と同じ生活ができる装備をして行きますが、足元にも及ばない。
本書は日経新聞で連載されている「デジタルスパイス」の10年分から選りすぐりを集め、さらにそれに2007年現在でのコメントを付加した . . . 本文を読む