まさに宝珠の短編集。
中途半端なシリーズモノはそろそろ止めにしてもいいのでは?
以下収録作品
虚空の黙祷者
小鳥の恩返し
赤いドレスのメアリィ
探偵の弧影
卒業文集
心の法則
砂の街
檻とプリズム
恋之坂ナイトグライド
素敵な模型屋さん
キシマ先生の静かな生活
河童
僕は秋子に借りがある
前知識なしで味わってほしいので、内容には触れません。
『恋之坂ナイトグライド』のようなオシャレな作品が . . . 本文を読む
2000年から2004年のS&Mに関する抜粋短編集。
音楽の世界ならベスト版とでも言いましょうか。
最低でもS&M、Vの登場人物とその背景を理解していること。
Gシリーズもある程度読んでいることが必要条件でしょう。
この4年という年月を贅沢にも美味しいところ取りでき、振り返れる一冊。
本書の中に仕組まれた時代を超えた再会をあっと言う間に味わえるだけで、私は充分に満足です。
『あの話』を読みながら . . . 本文を読む
Gシリーズ第7弾。
最初から読んでいる人以外はもはや読めないでしょう。
2007年12月7日の著者の発表に準じるとGシリーズは全12作品、Xシリーズが全5作品となります。
現時点でGシリーズが残り5冊。Xシリーズが残り2冊。
気の長い話ですが、地道に新刊を待ちましょう。
[以下ネタバレ注意]
森作品でネタバレを書くことは少ないのですが整理の意味も含めて。 . . . 本文を読む
シリーズもの意外は久しぶりです。
中途半端にコカコーラという単語が出てくるのは、本作品がコカコーラ誕生120周年記念作品だから。
もうちょっと書き方があったような気もしますが。。。
120年後に動き出すという”隠れ絡繰り”の探索を廃墟マニアな主人公と地元のお嬢様が探すという、森作品らしい設定。
最大の目的である”隠れ絡繰り”の取り扱いも小説でありながら現実的。
こんなところも最近の森作品らしい。 . . . 本文を読む
「死体は15mの高さのポールの上にあった」
と、いかにも本格ミステリー好きの気持ちをソワソワさせるコピーですが、実はそんなミステリー小説へのアンチテーゼっぽさも含んでいる最近の森作品。
謎解きの爽快感ではなく、いかにそれを普通に見せるか、謎はあるが爽快感は含ませない。
どんな事でも日常の延長線上という一般作品とは真逆の見せ方に、読者としては不完全燃焼なのですが、さすがに毎回続くと慣れてきます。
. . . 本文を読む
Xシリーズ第2弾。
面白そうだから・・・だとか、スゴイ画期的な内容だから・・・だとか言うのではなく、S&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズの続編的位置付けだから読む・・・という姿勢になってきました。
ストーリーの中で繰り広げられる会話などはなかなか愉快ですが、純粋に推理小説として見たらどうかな・・・と。
最後は読者の期待にしっかり応える形でto be continuedです。
. . . 本文を読む
推奨するつもりはないのでどこにも本編のあらすじとか書いていません。
もし、本書を読もうかな・・・と思われた方は同著者の書いている
"すべてがFになる"
を読まれる事をお薦めします!
本書から読んでも駄目・・・という事はありませんが。
まあ、それもありかな?!
以下、大いにネタバレを含みます。
Gシリーズから突如、×シリーズとなったと思いきや・・・。
時間軸からするとGシリー . . . 本文を読む
密室に歯がない死体と不可解なスタートを切ります。
この密室トリックはどこかで似たような話を読んだ事があるせいか(猫かな?)、
「あぁ、なるほど」
と、それほど感動はないですが、場面設定などを考えると突飛であっても納得できる出来。
歯がない・・・の理由解明は、普通の推理小説なんかにありそうな、非常にシンプルな理由。こんな分かり易い答えをもってくるなんて珍しいのでは?
主人公の過去の記憶や、懐 . . . 本文を読む
本当の意味で楽しむのなら『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』『Gシリーズ』をある程度読んでいないとツライです。
そしてさらに短編集である『今夜はパラシュート博物館へ』も必須。
とにかく色々なところにネタは隠されているのです。
1.ラジオの似合う夜
某国がどこであるかは容易に想像ができるだろう。不可思議な事件と叙情的なストーリー。いかにも森博嗣です。
この警部と別れた奥さん、職場の部下・・・。分かる . . . 本文を読む
どうやら『Gシリーズ』は今までよりも明確にシリーズとしての作品を意識しているようです。
過去の『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』も明らかにシリーズで読んだ方が楽しめるモノでしたが、ある程度は単品でも対応可だった。
本シリーズは単品では納得いかない事が多く、最後までシリーズを読んでやっと解明されるのでしょう。
この著者の場合、未解明・・・あとは想像におまかせ・・・なんて事も考えられそうですが。
さ . . . 本文を読む
Gシリーズ第3弾。
館モノだ!と期待大に読んでみたら、ちょっと肩透かしだったかも。
今回のシリーズは連続ものとすることを念頭に置いているのか、かなり読み終わっても謎なところが多い。
トリックは解けても謎は残ったままというような。
なぜラジオドラマのタイトルは『τになるまで待って』だったのか?
今後この理由は明かされるのか?
それよりその内容には一切触れられていないし・・・。
『∮』『θ』ときてた . . . 本文を読む
新シリーズ第2作。
第1作目『φは壊れたね』と同じ雰囲気の本作品。徐々にですがこのシリーズの輪郭が見えてきます。
過去の作品から読んでいる人には懐かしいあんな人やこんな人の名前も登場、そして本作から正式に
『Gシリーズ』
と命名されています。
なぜ『G』なのか?既に読まれた方ならこのイニシャルが誰のものなのかが予想できると思いますが、読み終わると『?』と思ってしまいます。
1作目もそうであ . . . 本文を読む
とても愛を感じる絵本です。作者のこの絵本に対する思いを。
それは作者の世の中に対する思いなのかもしれません。
そして、犬の名前がとってもオチャメです。
クルクル回して読んでみましょう!
ちなみに、著者はこの本を使ってこんな活動もやっているのでご覧下さい。
森博嗣公式WEB-SITE内『星の玉子さま』プレゼント
KEY WORD>>星の玉子さま(著:森博嗣)
某国立大学助教授でもある小説家 . . . 本文を読む