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水口城

2013-10-12 05:35:57 | 滋賀県
 水口城

2013/10/6

滋賀県甲賀市のお城めぐり

 徳川家光が小堀遠州に命じて上洛時の宿館として築城したお城

≪ お城の概要 ≫

城名: 水口城
よみ: ミナクチ
別称: 碧水城
所在地: 滋賀県甲賀市水口町本丸
現状: 水口高校グランド・水口城資料館
築城年代: 寛永十一年(1634)
築城者: 江戸幕府・作事奉行小堀遠江守政一(遠州)
形式: 平城
遺構: 本丸・東出丸・乾矢倉石垣・復元二重櫓・内堀・石垣・土塁
規模: 360m×360m
文化財: 県指定史跡
訪城日: 2010/6/5・2013/10/6


≪ 訪城記 ≫

自宅から水口城へ向かう。

自宅を出て国道8号を南下、彦根市に入り外町交差点信号を左折、国道306号を名神高速彦根IC方向へ向かい、名神高速に乗らず、そのまま道なりに国道306号を南下、多賀交差点信号を直進、国道307号を南下、日野町に入り日田交差点信号を直進、日野水口グリーンバイパスを通り、国道1号の高架下をくぐり、すぐに右折して国道1号の側道を上がり、国道1号を西進、名坂信号手前のマクドナルドが目印の左折路に入り、大きく左に曲がり、東進した次の本綾野交差点信号を右折、約700m南下すると道の左側に水口城資料館がある。少し手前の水口中央公民館奥の水口城資料館駐車場に車を駐車する。

水口城資料館駐車場の南側が内堀で、橋を渡ると水口高校グランドになっている本丸跡にすぐ着ける。
まずは内堀周りを一周する。
中央公民館前の道を南に歩くとすぐに内堀と東出丸に建てられた白い櫓風の復元二重櫓の水口城資料館が見え、水辺に映るお城がとても綺麗です。
入口通路に説明板があり、そのまま東出丸沿いに内堀を南に見て歩き、南側の内堀、東側の内堀、そして北西隅に石垣が見えてくる。これが乾矢倉の石垣で現存です。さらに北側の内堀を回り、水口高校グランドに入り方形の本丸の形が残っていて、周りが高くなり土塁が残っている。
その後、水口城資料館を見学する。入場料100円。


水口城の詳細は ……… ここをクリック

≪ 歴 史 ≫

寛永十一年 (1634) 三年の月日をかけて完成する。初代城番は坪内玄蕃が当たり、以後、おおむね一年交代で二十九代続く。
天和二年 (1682) 石見国より加藤明友が入り水口藩が成立する。
元禄八年 (1695) 加藤明英のとき下野国壬生城主へ転封となり、代わって鳥居忠英が入る。
正徳二年 (1712) 鳥居氏に代わって加藤嘉知が入り明治維新に至る。
明治四年 (1871) 水口城は廃城となる。


≪ 写 真 ≫


水口城資料館入口


内堀西側の本丸附近土塁


入口からの復元二重櫓


復元二重櫓


南からの復元二重櫓


南側の内堀


本丸南東側の内堀と土塁


東側の内堀


本丸北西側の乾矢倉石垣


西側の内堀


北側の内堀


本丸跡


本丸南東側土塁


本丸西側土塁


現地水口城本丸平面図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
近江鉄道水口城南駅から徒歩約5分。
<車>
新名神高速甲南ICを降りて広域農道を北上、新治口交差点信号を左折、広域農道を北西へ進み、杉谷南交差点信号を右折、県道132号を北上、途中県道49号に代わり矢川橋東三叉路交差点信号を左折、杣川沿いを北上、庚申口交差点信号を右折、国道307号近江グリーンロードを北上、野洲川を渡り、水口大橋北詰信号を直進、西友前を左折、甲賀合同庁舎前信号を直進、城南交差点信号を右折、北上して近江鉄道本線を渡り、約200mで道の左側に水口城資料館が見える。資料館を通り越して水口中央公民館入口を西へ入った体育館南側に水口城資料館の駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

水口城(水口城資料館)


水口城資料館駐車場


紹介したお城の数 137城



近江の山城ベスト50を歩く
中井 均
サンライズ出版


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