南イタリア紀行(2010.03.17-24)②
案の定(笑)、毎日イロイロなことが起こりまして
なかなか南イタリアのことが書けませぬ。
忘れないうちに旅の印象(一部の都市ですが)を
短歌にまとめたものだけでも 記しておきます。 <…続く>
小船にて糸を操る男をり波のまにまに水鳥光る (ナポリの海岸にて)
ふるふるとティレニア海にミモザ降りメドゥーサの髪碧に輝く (カプリ島にて)
地下鉄を掘るや遺跡の現れて街の観光名所となりし (ナポリにて)
オレンジの段々畑にたわわなり海を臨みてカーブを曲がる (アマルフィ海岸にて)
イタリアの春はレモンの色で開け甘き香りが路地裏起こす (アマルフィにて)
路地裏で洗濯物がはためきて肥えたマンマのエプロン眩し (アマルフィにて)
トゥルッリとふ三角屋根が立ち並ぶ石の住宅おとぎの国よ (アルベロベッロにて)
窓辺には色とりどりに植木鉢一足先に春を呼び込む (シチリア島・タオルミーナ)
ヨーコさんシチリアに嫁し三十年海と遺跡に囲まれ笑ふ (シチリア島・アグリジェント)
案の定(笑)、毎日イロイロなことが起こりまして
なかなか南イタリアのことが書けませぬ。
忘れないうちに旅の印象(一部の都市ですが)を
短歌にまとめたものだけでも 記しておきます。 <…続く>
小船にて糸を操る男をり波のまにまに水鳥光る (ナポリの海岸にて)
ふるふるとティレニア海にミモザ降りメドゥーサの髪碧に輝く (カプリ島にて)
地下鉄を掘るや遺跡の現れて街の観光名所となりし (ナポリにて)
オレンジの段々畑にたわわなり海を臨みてカーブを曲がる (アマルフィ海岸にて)
イタリアの春はレモンの色で開け甘き香りが路地裏起こす (アマルフィにて)
路地裏で洗濯物がはためきて肥えたマンマのエプロン眩し (アマルフィにて)
トゥルッリとふ三角屋根が立ち並ぶ石の住宅おとぎの国よ (アルベロベッロにて)
窓辺には色とりどりに植木鉢一足先に春を呼び込む (シチリア島・タオルミーナ)
ヨーコさんシチリアに嫁し三十年海と遺跡に囲まれ笑ふ (シチリア島・アグリジェント)
旅の写真を見ながら歌を作ったのでしょうか。
歌もたくさん、おつくりになって。。
特に好きなのは。。。
ミモザと海とメドーサのお歌!
メドゥーサが、とっても美人に感じられますね。
レモンの香りに起こされる路地裏もすてきだわ。
ざわめきが、軽やかに聞えてきそうです。
目も舌もますます肥えたマンマになってお帰りになったのね。
旅の途中でメモしていたものや
写真を印刷しながら思いつくままに
一気に作った九首です。
またゆっくり思い出しながら作りたいものですが…
(できるかしら???…笑)
・ぷりんさん
旅の歌は写真を添えるとぐっとイメージが高まりますね。
目も舌も体も肥えたマンマになってしまって…(涙)