100126
<自由詠>
白小豆が
サラダボウルの中で
プチプチと跳ねるよ
窓の外は
きっと木枯らし
珍しい白小豆をいただき、早速茹でてサラダにしました。
白い色がアクセントになり、味つけも上々。
暖かいキッチンで料理をしているシアワセ~を歌ってみたのですが。
<題詠・酒>
ハイボール
もう一杯
眼下では
最終便の新幹線が乗り入れる
どれだけのひとの人生を乗せて
新橋と有楽町の間にあるビルの9階。とあるバーで。
窓から見えるのは小さな東京タワーと、ひっきりなしに乗り入れる新幹線と在来線。
乗っている人たちの数だけ人生がある。
今日、劇的なことを経験した人だって、きっと…。
もしかしたら私があそこに乗っていることだってあるかもしれない。
だんだんに乗客の少なくなっていく車両を眺めながら
そんな他愛のないことを考えている時間が、好き。