10年程前から内核痔を持ってまして、一昨年頃に急遽悪化して通院してました。
内核痔とは、肛門の中、内側に出来る痔核のことで、悪化すると時おり肛門から出てきます。これを脱肛といいます。
さらに悪化すると、常に脱肛状態になり非常に不快です。
かなり頻繁に出るようになってしばらくした時、痔核に血栓が出来て夜も寝れない程になりました。。。
朝起きて病院に行き、強い痛み止めの飲み薬をもらった後、手術の申し込みをしました。
1週間の入院で、手術を受けました。3つほどあった内核痔のうち、脱肛していた1つを内痔核根治術で切り取り、残りの2つは薬でほぼ改善していた為ジオン注を打ってもらいました。
問題無く終わり、術後の経過も良く回復して今に至ります。
丸1年過ぎましたが、特に再発も有りません。
この痔を治す過程で、生活習慣、特に食事に関しては徹底的に改善した結果、便秘も治りました。
治療の一環として、便秘は治す必要が有りました。
術後に硬い便を踏ん張って出すわけにはいかないですからね。。。
手術前の大腸検査の為の下剤と水の摂取経験、入院時の食生活、運動がとても参考になっています。
あと、出す物をきっちり出してるせいか、便秘解消後は体重が10kgほど落ちました。
30を越えて痩せにくくなったな。。と思ってましたが、入院時に体重計に乗ったら、高校生ダイエット時の57kgまで落ちてました。
1-日頃の飲み物を水に変える
とにかく水分は大事です。朝起きたとき、食事の時、おやつの時、就寝前、、
水分は1日に1.5リットル以上は撮りたいです。
僕は今まで会社で500gのポカリスエットを飲んでましたが、ひどい時には1日の終わりに半分近く残っている事もありました。
これは駄目だと、2リットルのペットボトルの水を用意して、会社にいる10時間の間に700~1000g飲むように変えました。
1度に沢山飲むのではなく、バランス良く飲みます。食事でもおやつでも何か口にする時は必ず水を飲むようにします。
入院時は、0.5リットルのペットボトルを4本くらい空けてました。
水しか飲まないのは抵抗ある方は、お茶と水とか、組み合わせるといいのではないでしょうか。
ただし、甘い清涼飲料水を水分補給として飲むのは止めた方がいいです。
2-食事の時は良く噛んで時間をかけて食べる
これは退院後に気付いたことですが、時間をかけて良く噛んで食べると便が柔らかくなる確率が高いです。
単純に考えて、大きな固まりのまま胃に入るよりも、細かくなってる方が便になりやすいですよね。
僕は昔から食べる事にはあまり興味がなく、早く食いでした。 食べてる時間がもったいないとか思ってましたね。。。
今は、会社のお昼も、夕食も、30分くらいかけて食べます。
改めて周りの人を見ると、10分以内に食べ終わってますね、、僕も前はそうでした。
3-食事の中で、油を摂取する
これは、退院後に親戚の元痔主の方が教えてくれたことです。
油を撮ると、便に油が付いてするっと出易いとのこと。 最初はまさか。。と思いましたが、、その通りでした。
便秘解消で、ひたすらキャベツを食べた事があるんですが、いまいち効果無かったんです。。
それで炒め物とか、パスタの油をちょっと多くしたり、脂っこいものを食べたら、実際に便の通りが良くなりました。
僕がいいなと思ったのは、オリーブオイル、天ぷらなどの揚げ物、油多めの中華料理ですね。
ダイエットとかで、食事に油が全く無い食事してる方、、、止めた方がいいですよ。
僕は高校生の時に、そのそうなダイエット(カロリーメイトと野菜/果物のみ)も経験して実際に1ヶ月で15kgくらい痩せましたが。。便秘でしたね。
便秘になってしまったら元も子も無いです。 油も摂ってしっかり出した方が、よっぽど痩せるし、体にもいいです。
4-食事制限をしない
油のところにも書きましたが、偏った食事でカロリーを下げるようなダイエットをするよりも、きちんと食べてしっかり出した方が全然痩せます。
食べないという事は便が作られずに、結果出ない事になります。
僕は、口にした物が必ず次の日に出る感覚を得てからは、きちんと食べることが大事だなと思いました。
この制限にはもう1つ意味が有りまして。。。
手間や金額を理由に、食べる物を制限しないということです。
お昼に簡単なコンビニ弁当とか、カップ麺とか。。。ちなみにカップ麺は便秘になりますね。あの麺が駄目なんだと思います。
炭水化物、タンパク質、油、野菜、バランス良く食べれるように工夫が必要です。
それを考えていくと、僕は自炊で自分で作ったものだけ食べるようになりました。
5-簡単な運動をする
僕は基本的にデスクワークで、ほぼ1日中パソコンの前に座ってます。
ある時気がついたのは、1日の中で全く運動をしていないこと。 両腕を上げて深呼吸するような、伸びすらしていませんでした。
この伸び、するかしないかで大分排便に影響してると気付いたんです。
伸びる時に、お腹も一緒に動くんでしょうね。これが大事です。
入院時は、医師の指導で、便を出易くする為に、仁王立ちの姿勢で腰を横に振る運動をよくしていました。
お昼休みにたった2分、簡単な伸びと軽いストレッチでお腹の調子が変わります。
6-便意を我慢しない
これも重要な事で、過去の生活習慣を見直した時に気付いた便秘の原因です。
仕事中とか、面倒くさくて我慢しちゃうんですよね。。。
ちなみに、便意を我慢すると、最悪便意が来なくなります。脳から命令が行かなくなるんでしょうね。。 いつ出たいのかを把握する事で、逆にそれに合わせた生活のスケジューリングが必要です。
米国俳優のアーノルドシュワルッツネッガーさんの名言に「筋肉がNOと言ったら、私はYESと答える!」
みたいな言葉がありますが、無理に出すのも禁物です。お尻がNOだったらYESと言ってはいけません。無理に踏ん張ると、僕のように痔になります。
YESだったらYES、NOだったらNOです。
7-無理をしない
ここまで読んで頂くと、なんか生活に制限出るのは嫌だなと思う方もおられるかもしれません。
何事も無理をしていては続かないと思います。
精神的に無理をしない、ストレスを貯めない事が重要です。
僕は休日は、好きな時間に好きな物を好きなだけ食べるようにしてます。
先日も、夕方くらいにミスド食べたい。。。ってドーナツ4つくらい夕食前にぱくぱく食べました。
月曜日の排便時間がたまにずれますが、気にしないようにしてます。
寝る前も割とおやつを食べます。。。。このおやつ食べると便の出が良くなるような気がしますが、、
体に良く無さそうなので、あまりおすすめは出来ません。
体重は、、気にしないことですね。 ダイエットと便秘解消は、とても近いですが、あくまで便秘解消が優先です。
僕は多趣味な方なので、趣味に没頭するとストレスが無くなります。
自転車で走っている時、街中でカメラを持って被写体を探している時、好きなアニメを見てる時、、他のことは何もかも忘れてます。
便秘が治ると、朝の目覚めが良くなり、体が軽く感じます。
これって、、小学生の時に感じていたことだなと、ふと思いました。
考えてみたら、ここに書いた習慣って、子供の頃に学校で習ったり、親に言われたりしたことですよね。
忙しい生活の中でいつのまにか失われていった基本的な習慣を改めて見直すと、実は今自分に必要なことがあるのかもしれません。
内核痔とは、肛門の中、内側に出来る痔核のことで、悪化すると時おり肛門から出てきます。これを脱肛といいます。
さらに悪化すると、常に脱肛状態になり非常に不快です。
かなり頻繁に出るようになってしばらくした時、痔核に血栓が出来て夜も寝れない程になりました。。。
朝起きて病院に行き、強い痛み止めの飲み薬をもらった後、手術の申し込みをしました。
1週間の入院で、手術を受けました。3つほどあった内核痔のうち、脱肛していた1つを内痔核根治術で切り取り、残りの2つは薬でほぼ改善していた為ジオン注を打ってもらいました。
問題無く終わり、術後の経過も良く回復して今に至ります。
丸1年過ぎましたが、特に再発も有りません。
この痔を治す過程で、生活習慣、特に食事に関しては徹底的に改善した結果、便秘も治りました。
治療の一環として、便秘は治す必要が有りました。
術後に硬い便を踏ん張って出すわけにはいかないですからね。。。
手術前の大腸検査の為の下剤と水の摂取経験、入院時の食生活、運動がとても参考になっています。
あと、出す物をきっちり出してるせいか、便秘解消後は体重が10kgほど落ちました。
30を越えて痩せにくくなったな。。と思ってましたが、入院時に体重計に乗ったら、高校生ダイエット時の57kgまで落ちてました。
1-日頃の飲み物を水に変える
とにかく水分は大事です。朝起きたとき、食事の時、おやつの時、就寝前、、
水分は1日に1.5リットル以上は撮りたいです。
僕は今まで会社で500gのポカリスエットを飲んでましたが、ひどい時には1日の終わりに半分近く残っている事もありました。
これは駄目だと、2リットルのペットボトルの水を用意して、会社にいる10時間の間に700~1000g飲むように変えました。
1度に沢山飲むのではなく、バランス良く飲みます。食事でもおやつでも何か口にする時は必ず水を飲むようにします。
入院時は、0.5リットルのペットボトルを4本くらい空けてました。
水しか飲まないのは抵抗ある方は、お茶と水とか、組み合わせるといいのではないでしょうか。
ただし、甘い清涼飲料水を水分補給として飲むのは止めた方がいいです。
2-食事の時は良く噛んで時間をかけて食べる
これは退院後に気付いたことですが、時間をかけて良く噛んで食べると便が柔らかくなる確率が高いです。
単純に考えて、大きな固まりのまま胃に入るよりも、細かくなってる方が便になりやすいですよね。
僕は昔から食べる事にはあまり興味がなく、早く食いでした。 食べてる時間がもったいないとか思ってましたね。。。
今は、会社のお昼も、夕食も、30分くらいかけて食べます。
改めて周りの人を見ると、10分以内に食べ終わってますね、、僕も前はそうでした。
3-食事の中で、油を摂取する
これは、退院後に親戚の元痔主の方が教えてくれたことです。
油を撮ると、便に油が付いてするっと出易いとのこと。 最初はまさか。。と思いましたが、、その通りでした。
便秘解消で、ひたすらキャベツを食べた事があるんですが、いまいち効果無かったんです。。
それで炒め物とか、パスタの油をちょっと多くしたり、脂っこいものを食べたら、実際に便の通りが良くなりました。
僕がいいなと思ったのは、オリーブオイル、天ぷらなどの揚げ物、油多めの中華料理ですね。
ダイエットとかで、食事に油が全く無い食事してる方、、、止めた方がいいですよ。
僕は高校生の時に、そのそうなダイエット(カロリーメイトと野菜/果物のみ)も経験して実際に1ヶ月で15kgくらい痩せましたが。。便秘でしたね。
便秘になってしまったら元も子も無いです。 油も摂ってしっかり出した方が、よっぽど痩せるし、体にもいいです。
4-食事制限をしない
油のところにも書きましたが、偏った食事でカロリーを下げるようなダイエットをするよりも、きちんと食べてしっかり出した方が全然痩せます。
食べないという事は便が作られずに、結果出ない事になります。
僕は、口にした物が必ず次の日に出る感覚を得てからは、きちんと食べることが大事だなと思いました。
この制限にはもう1つ意味が有りまして。。。
手間や金額を理由に、食べる物を制限しないということです。
お昼に簡単なコンビニ弁当とか、カップ麺とか。。。ちなみにカップ麺は便秘になりますね。あの麺が駄目なんだと思います。
炭水化物、タンパク質、油、野菜、バランス良く食べれるように工夫が必要です。
それを考えていくと、僕は自炊で自分で作ったものだけ食べるようになりました。
5-簡単な運動をする
僕は基本的にデスクワークで、ほぼ1日中パソコンの前に座ってます。
ある時気がついたのは、1日の中で全く運動をしていないこと。 両腕を上げて深呼吸するような、伸びすらしていませんでした。
この伸び、するかしないかで大分排便に影響してると気付いたんです。
伸びる時に、お腹も一緒に動くんでしょうね。これが大事です。
入院時は、医師の指導で、便を出易くする為に、仁王立ちの姿勢で腰を横に振る運動をよくしていました。
お昼休みにたった2分、簡単な伸びと軽いストレッチでお腹の調子が変わります。
6-便意を我慢しない
これも重要な事で、過去の生活習慣を見直した時に気付いた便秘の原因です。
仕事中とか、面倒くさくて我慢しちゃうんですよね。。。
ちなみに、便意を我慢すると、最悪便意が来なくなります。脳から命令が行かなくなるんでしょうね。。 いつ出たいのかを把握する事で、逆にそれに合わせた生活のスケジューリングが必要です。
米国俳優のアーノルドシュワルッツネッガーさんの名言に「筋肉がNOと言ったら、私はYESと答える!」
みたいな言葉がありますが、無理に出すのも禁物です。お尻がNOだったらYESと言ってはいけません。無理に踏ん張ると、僕のように痔になります。
YESだったらYES、NOだったらNOです。
7-無理をしない
ここまで読んで頂くと、なんか生活に制限出るのは嫌だなと思う方もおられるかもしれません。
何事も無理をしていては続かないと思います。
精神的に無理をしない、ストレスを貯めない事が重要です。
僕は休日は、好きな時間に好きな物を好きなだけ食べるようにしてます。
先日も、夕方くらいにミスド食べたい。。。ってドーナツ4つくらい夕食前にぱくぱく食べました。
月曜日の排便時間がたまにずれますが、気にしないようにしてます。
寝る前も割とおやつを食べます。。。。このおやつ食べると便の出が良くなるような気がしますが、、
体に良く無さそうなので、あまりおすすめは出来ません。
体重は、、気にしないことですね。 ダイエットと便秘解消は、とても近いですが、あくまで便秘解消が優先です。
僕は多趣味な方なので、趣味に没頭するとストレスが無くなります。
自転車で走っている時、街中でカメラを持って被写体を探している時、好きなアニメを見てる時、、他のことは何もかも忘れてます。
便秘が治ると、朝の目覚めが良くなり、体が軽く感じます。
これって、、小学生の時に感じていたことだなと、ふと思いました。
考えてみたら、ここに書いた習慣って、子供の頃に学校で習ったり、親に言われたりしたことですよね。
忙しい生活の中でいつのまにか失われていった基本的な習慣を改めて見直すと、実は今自分に必要なことがあるのかもしれません。