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相棒CBR1000RR (SC59)でのツーリングや色々
趣味を楽しむブログです(^ω^ 三 ^ω^)

繊維業界の中途採用面接について。就活の進捗など。

2018年09月07日 | 仕事
今日は午前中ネットで求人検索した後、新宿へスーツの受け取りに行ってきた。午前中にメールとindeedのチェック、午後外出するのが最近のルーチンになっている。外出先は大体決まっており、喫茶店でiPad、チャリンコで湾岸方面に行くか。喫茶店はコメダである。電車で10分くらい。自転車でもいけるので、時々30分くらい走っていく。
チャリンコは葛西臨海公園へ行く。海を眺めてしばらく過ごして帰ってくる。

無職ライフはなんとも言えない。
夏休みと違って楽しくもないし、かといってストレスが溜まるわけでもない。睡眠時間もしっかり取れていて健康状態も良い。ただ就活は常に何か進行していないと気が落ち着かない。応募中とか、いい求人待ちとか、人材会社の面談待ちとか。何もしていないとストレスが溜まるのである。
今は応募中、選考待ちなので、特にやることがない。スーツも買って、シャツやカジュアルジャケットなんかもクリーニングに出して服装関係の準備は完了した。2年前を思い出して面接の対策もしてる。
やることが無いからといって、遠出して写真撮りに行こうかなぁともならない。平日に遊ぶのはなんとなく抵抗があるのである。
世間が休みの日は自由にやることにしている。
就活関連の連絡も来ないし、在職中と同じく、全て忘れるようにしている。ということで、明日は久々にどこかに行こうかな。

応募中の会社は結果が来ない。
次に進む場合は面接日時等の連絡メールが来る。落ちた場合はキャリアアドバイザー、担当者から電話がくる。落ちた場合メールで連絡しないようにしているらしく、紳士的な対応だなと2年前によく思っていた。ただ、面接受けた日に帰りの電車乗る前に、落ちましたって連絡はけっこうへこむ。
会社が大きいほど結果連絡が遅い。色々会社内で審議が経由しているのだろうと思う。
小さな会社だと、社長が書類を見て、面接するので、その場で決まってその日に連絡が来る。
中規模、大手は返事は最低でも1週間くらい時間が必要である。返事が無い場合、人材会社は2週間くらい待つ。ただ音沙汰無い場合は大抵落ちている。
求人を2年前と比べて思ったのは、けっこう大手でも一次面接予定しか書かれていない会社があしかし、だいたい中途採用面接は下記の3パターンである。

パターン1 大手 社員100〜
一次面接
人事、配属先管理職、配属先社員
二次面接
役員
三次面接
社長

一次は配属先の裁量権により、かなりふるい落とされる。当然ながら二次より一次が通りにくい。一次は前職の業務内容の取り調べが中心である。配属先社員2人がしっかりチェックする。人柄などは大きな問題が無ければあまり重要ではない印象。
二次は、志望動機や将来的なビジョンなど、話が大きくなる。細かい業務内容より、話し方と話の分かりやすさが重要になる。
三次は受けたことないのでよく分からないが、配属先と役員がOKを出した人間の最終チェックである。決定的な失言をしない限り通るのではないかと思われる。
三次が別の役員という会社も有る。その場合、役員の二重チェックとなり、かなり厳しいと思われる。

パターン2 中小企業 社員50〜100
一次面接
人事、配属先管理職
二次面接
社長

一次でほぼ確定させる。前職の仕事から人柄まで総合的にチェックされる。人柄、印象だけで落ちるのがこのパターンである。面接員との相性も重要である。
僕は前職がこのパターン。配属先管理職は、配属先管理職と製品関係の部長が出てきた。一次を90分時間かけてやった後に、このまま社長面接をしてもいいか?と言われ、15分ほど待つ。待つ間、世間話とか趣味の話とかしたような。。あと、配属先の上司が会社内を案内して見せてくれた。
この対応は初めてだった。僕が採用受けた理由のほとんどが、この上司と会社案内である。
社長面接は15分ほど。ウエスト1.5mくらいありそうな横綱みたいな社長。第1印象は腕が太過ぎるし目がヤバいと感じた。今会社はこういった状況で、人員が足りない為こうゆうことをやってもらう、といった話。また管理職らに対してこの人でいいんだね?—OKですよ。みたいな雰囲気で終了。その日に採用通知が来た。
これは、僕が人材会社経由で選考を急がせた経緯がある。というのも、別に1社雰囲気良く面接終わった会社が有って採用待ちしていた。人材会社以外、ハローワークの求人である。人材会社に話したら、書類選考と面接の日取りを早めてくれた。採用連絡も即来た次第である。予定通り別の日に社長面接をやっていたら別企業から先に採用もらうことになる。だから同日に二次までやったと思われる。僕が別の採用に行ったら、人材会社も大損である。僕は最終的に会社規模が大きい前職にした次第である。
前職は社長が出向だからか、ほとんど管理職のジャッジだった。会社によっては社長がしっかりジャッジすると思われる。その場合、一次に近い、現場レベルの話を再度社長にも話すことになる可能性が高い。

パターン3 社員5〜20
一次面接
配属先社員、配属先管理職、社長

これはマンションメーカーみたいな小さな会社に多い。一次から社長が同席している。または、採用権の有る要人が人事を兼任していて自ら1人で面接することも。
一番採用が出やすく結果が早いがデメリットが一つある。
応募側が検討しづらい。社長と会えるのは判断材料にはなるが、社長他質問の嵐なので、あまり細かい話が出来ない。
また、配属先の社員が見えないことや、権限の有る人間が配属先の現場と意思疎通出来てないことがある。その場合、勤務してみて後悔することになる。

面接で会社をチェックする場合重要なのは誰と働くことになるのかということ。配属先管理職や社員が面接員の場合は、よく人柄を見るようにしたい。この人ダメだわ、、って社員だったら地雷である。勤務してみて確実に問題が出る。






繊維業界の面接の服装について。

2018年09月06日 | 仕事
前の記事でだいぶ話が脱線したので、タイトルも変えて一つの記事にした次第である。
OEM会社の求人はどうか?と考えると、今まで関わりのあった業者が色々思い出されて、やっぱりOEMは無いわ。。となった次第である。

先日人材会社から紹介してもらった求人から選んで2つの会社に応募した。
一つは大手SPAである。求人が出るなど都市伝説かなってくらいに見たことが無い。
募集内容の文面から、ちょっと背伸び感はあるけど応募することにした。
恐らく企業のターゲットはアラフォーくらいの年齢かもしれない。
全体の売り上げと構成比を参考にすると、衣料品類単独では約900億である。
原価率を22%程度としてみる。原価計は約198億、、そう考えると、計算がおかしいので
原価率がもっと高いのか、枚数が少ないのか。。50万枚まではいかないのかもしれない。
というか、原価率22なんて有り得ないか。。
なんにせよ、1型で値引きが発生したら数千万のクレームという前職社長の触れ込みはその通りだと思われる。

本社勤務は離職率がかなり低いらしく、業績を見ても非常に安定した企業である。
定年まで働きたい会社である。

もう一つは老舗のスポーツウェア会社である。
大手の子会社で、事務所は親会社ビル内、環境が良さそうである。そして勤務地がかなり近い。
趣味の関係からスポーツウェアには興味がある。一般的なアパレルと比べて特殊な素材を使う。
こちらも取引先が安定しているのと、同業種の親会社の存在が大きい。

返事待ちをしながら、indeedで名古屋の求人を見たりしている。
2年前と比べて、ちらほら求人がある。実家の近くだったり、守山区とか。。
ただ業務内容に営業が含まれていたり、または小さな会社である。
小さな会社だと、次が不安なので避けたいところである。。

今日はスーツを買いに新宿のスーツカンパニーへ。
2年前に買った春夏、秋冬のスーツが両方ともパツパツで、とてもじゃないが着られないのである。。
体重が10kg超増えたので、幅で5cm以上足りない。。
しかし春夏と秋冬の2着セット買い出来るサービスが有り、そこそこ安いので助かった。
今応募した会社は面接になった場合、2つともスーツ指定になると思うので、急遽買いに行った次第である。
春夏は明日丈直しが終わって受け取れる。秋冬はすぐに必要ではないので、ウエストも寸法出してもらうことに。

繊維系の面接の服装は基本的に下記の3つである。

・スーツで来てください。
・指定はありません。→オフィスカジュアル
・私服で来てください。

スーツ
実用衣料メーカー系はスーツが多い。老舗の会社とかは確実にスーツである。ネクタイも必要。
人材会社からスーツと言われても、面接の時に、勤務時はそんな堅い服装じゃなくていいですよ。とか
言われることもある。難しいところであるが間違いがないし考える必要もないので一番楽である。

指定が無い
OEM会社とか、メーカー系。
会社の雰囲気を見て私服にジャケットを羽織ったり。綺麗目の私服とか。
または、オフィスカジュアル的にスラックスとジャケットとか。ネクタイはしない。
人材会社の担当者によっては、スーツがベターですと言われることも。
たしかに迷ったらスーツである。
恐らく、ポロシャツインにチノパン革靴みたいなスタイルでOKかと。

私服
アパレルブランドの場合は必ず私服である。
実際には私服とは言わず、あなたらしい服装、みたいな指定が入る。
絶対にスーツを着ていかないようにと、人材会社から強く言われる。
これは普段どんな服を着て、どんなファッションが好きなのか会社が見極めるためである。
ダサい格好とか、そのブランドに不釣り合いな格好をしていくと、うちのブランドと合いませんって、最悪それだけで落ちる。
普段の服装と言われても、XXLサイズのナイキのTシャツにPatagoniaのバギーショーツ、スポサンみたいな格好では行けない。それっぽい綺麗目感を出しつつ、自分とかブランドに合ったテイストで、、みたいな。
非常に迷うし、新たに服を買いに行く必要があるのでめんどくさい限りである。
デザイナーとか営業なら分かるけど、裏方の生産管理までブランドの相性を見られるのはどうなのか。。
こういったブランド会社は、好きなブランドや店、テイスト、などなど面接で聞かれることもある。
あと、競合ブランドとか、テイストの近いブランドをリサーチしておかないと、話題を振られた時についていけない。

人材会社の指定はかなり細かに及ぶこともある。
例えば、、応募企業の会社は黒を基調としている。ですので、全身黒で行ってください。文房具とかバッグも真っ黒がいいです。社長は、〇〇とか▲▲みたいなbrandが好きでよく着ている。出来ればそのブランドのもの、または近いテイストの〜系がいいです。みたいな。。
面接受けるのにいくら使わせるんだと(笑 ヴィトンやグッチみたいなスーパーブランドだったら分かるけど、全然違う上に、社長の趣味に合わせろってゆー。。さすがにそんな指定が来た時は絶句した。
結局、真っ黒な文具は無印で、真っ黒なパンツは新宿界隈を探し歩いた覚えが。。

とりあえず3パターンに対応する為にリストアップしてみた。
私服と春夏用のジャケット(下がTシャツならサイズOK)は目処がついて、スーツも2シーズン用買った。
あとは面接対策考えながら返事待ちである。
あと他の応募も考えなければ。。








アパレルのOEM会社について色々書いてみた。

2018年09月06日 | 仕事
先日8/31付けで退職してから9月に入って国民健康等の切り替えも完了して数日。
就活は少しずつ進行している。人材会社からごそっともらった求人票を厳選して、2社応募した。
多分15社近く紙が有ったので、1/7くらいに絞っている感じである。
自社ブランドを前提にすると、やはり繊維系のニュースに頻繁に出るような売れてるブランドばかり。
2年前の就活で何社か落ちてるので、とりあえずそういったところは外してみた。が、そうすると新興系かOEM系が残る。

僕としては、直貿でバリバリOEMをやるみたいな会社は避けたい。
どちらかというと、商社を使ってるような自社ブランド付きの生産管理がいい。
スキルアップするのは前者である。ネットで色々と求人を見ても、OEM経験者は需要がある。
ただいかんせん、OEMというのは仕事が安定しない。先日のニュースで、とあるバッグのOEM会社に勤務する40代の男性が過労死したというのがあった。レディースの若い子向けのブランドの製品を請け負っていたようである。ブランド名を見ると、僕が前にいた若い子向けのゾーンに近い。仕事の状況はなんとなく分かる。

若い子向けの会社にいた時、営業部長、当時30歳が退職した。その前に辞めたデザイナーと組んでOEM会社を作ったらしいが、経験も乏しい上に仕事も取れず廃業。しばらくしたら、会社近くのレディースのOEM会社にいた。見るからに疲れ切っていて顔色も悪い。話を聞くと、中国の仕入先に紹介してもらい、その会社に拾われたらしい。元々ダメンズな営業出身なのに、生産管理チーフをやっている。そして現場で300型くらいやっている。。離婚して私生活もボロボロだと言っていた。

真面目にやればやるほどドツボにはまるのがOEMである。僕はOEM専任はやったことないが、今までいろんなOEM業者を見てきた。
かたや言うことを聞かない中国人、かたや値段と品質を同時に叩くブランド。どちらの言う事も際限無く聞いていると、どうしようもなくなる。
ブランドからすると、OEM会社が抱える仕入先とのイザコザなど知ったことじゃない。仕様が間違っていたり、納期が遅れればペナルティである。これは製品単価から%で差っ引く。OEM業者は他にいくらでも有るので、問題が有れば切るだけである。

以前3週間だけ就業したOEM会社は、とある大手の子供服をやっていた。
小学1年生くらい向けのトレーナーで、生地の裏側にラメプリントが入っていた。表側でなく裏側に。
これは先方のデザイナーが要望してサンプルチェックでもOKした仕様だ。ラメプリントは特殊な糊の上に顔料とキラキラ光るラメ粒を混ぜたものを乗せ、熱で圧着する。ラメの粒は大きさが色々有って、大きさにより肌触りがかなり変わる。ブランドのデザイナーはラメ粒の大きさも選んで指定していた。
そして、製品が完成して船に乗せる前に、製品を最終の確認サンプルとしてブランドに見せた。
すると、、ラメが肌に当たって痛い。これでは着られない。どうにか出来ないか?と言ってきた。
僕はサポート要員で側から見てるだけだったが、目が点になった。
僕は以前品質の悪い若者向けのブランドをやっていたが、そんなとこにいてもラメプリントが肌に当たると痛いなんてことは十分分かっていた。当然生地の裏面なんかには使用させなかったし、表に使っても時折店舗からクレームが来るくらいである。

誰でも知ってるような大手のブランドで、そんな仕様でOKしたのは問題で有る。ブランド付きの品管、生産管理は何をしていたのだろうと思う。

前職で、やはりラメプリントを使いたいとデザイナーの1人から言われたことがある。
使えるラメの見本を取り寄せ、希望通りにプリント見本を作ったが、品質だけはどうしても気になる。
百貨店向けの製品であるため、若い子向けでビブレとか、アメ村で売るような何でもいいとはいかない。
検査機関で洗濯試験をとったところ、案の定、糊の上に乗っているラメが全て剥がれ落ちた。
家庭用の洗濯機よりも強い洗い方なので、1回の洗濯で同じようになるわけではないが、確実にクレームが来る。怖いので止めたい。
仕入先の中国は、専門店ならいいが、御社の品質だったら辞めた方がいい、しかし御社がOK出せば作ってもいい、なんて言ってる。
デザイナーと営業課長、企画長に話をして、ラメを無くすようにしてもらった。営業課長は、デザイン的に無くても構わない、むしろクレームは絶対避けたい。企画長はラメがポイントなのに、デザインいいの??デザイナー本人はご立腹。。

前述の子供服ブランドは、専門店が主だが百貨店にも入っている。。
結局どうなったか覚えてないが、ブランドにどうにかできないかと言われ、課長が国内の修理屋に片っ端から電話をかけまくっていた。取れなくはないが、生地全面にプリントされている為、非常に時間がかかる。
僕の感覚では、国内でそんな修理をしたら1枚1500円くらいかかる。ブランド上代3900円で納め値1200円くらいの品である。利益は¥2-300円。とんでもない赤字になる。現地の工場は言われた通り作ったので、当然びた一文費用負担しない。泥沼である。。普通に考えたら、修理など通る話ではないが。。商社でも首を縦に振るとは思えない。

それにしても、その大手ブランド付きの生産管理は腑に落ちない。生産管理で止めるべき問題だったはずである。普通に考えたら。
先日、若い子向けの会社にいた時の同僚と飲みに行った。ODM会社を経由してブランド付きのDS系会社に転職、念願のデザイナーをしている。どうも話に聞くと、ブランド付きの生産管理の仕事がよろしくないらしい。
OEM企業から、サンプルチェックいつになるんですか?大丈夫ですか?と、デザイナーに問い合わせが来るのである。担当型数は40型程度。。僕は一般的なアパレルのブランド付き生産管理はしたことないので、カルチャーショックというか意外だった。前職の直貿生産管理の観点から見ると、有り得ない。なるべく生産リードタイムに時間を持って行きたいので、サンプルチェックは必ず期限付きで企画側にまわし、工場にはいつコメントするか連絡していた。デザイナーパタンナーともいつチェック出来るか、会議や休みを念頭に置いて細かい交渉もやった。そうしないと仕事がまわらなかった。
ブランド付きでOEMや商社に出している生産管理は納期に関して、下請け任せに出来るのかもしれない。
これは前職で商社にOEM出していた上司の仕事を見ていても感じたことである。
発注時点でお尻の部分は提示していても、いつまでに何をやればいいかは担当者に聞けばいいのである。極端な話、担当者が何も言わなければ放置してもいいような風潮がある。もちろん、その間ボールを投げておく必要はあるけど。
中国の工場相手だとそうはいかない。納期が遅れたら、サンプルチェックが遅かったと言われるのがオチなのである。いつまでに何をするかは日本サイドで決めて提示して納得させて進行しないといけない。サンプルチェックの依頼も、現地への返答も全ては生産管理の責任となる。

前職で取引のあったOEM会社は徹底していた。
商談には必ず営業とデザイナーの2人で来社して、こちらはデザイナーと生産管理で対応する。
相手の生産管理は中国人が1人いて、内勤で現地との折衝をやっている。素晴らしい適材適所。
OEM会社のデザイナーというのは、自分でデザインをするわけではなく、取引先から請け負うデザインに関して要望を聞いて熟知した上で、手持ちの生産背景で可能な方法を提示したり、細かい内容を詰めていくのが仕事である。元々、前の会社ではブランド付きデザイナーだったり。これは商社でも同じらしく、生産管理と連携して検品作業などもするらしい。営業や生産管理は基本的にアパレルに詳しい人間とは限らない為、検品が出来ない。
こちらのデザイナーが、こんな感じにしたいと言えば、相手のデザイナーが〇〇ですね。と非常にスムーズに話が進む。営業は、生産管理と連携してコスト、納期をこちらと話す。
量産に入ってからは、生産管理同士のやりとりで完結する。
リードタイムに余裕を持ってやっているのが伝わってくるので、安心感があった。

人が少ない会社では、OEM会社にデザイナーがいない。営業、または生産管理が兼任する。
商社に多い。今求人出している商社の生産管理職で業務内容を見ると、、
①営業のサポートをお願いします。→営業と並びで先方対応と訪問有り・デザイナー・生産管理(納品まで)
②企画進行の進捗管理をして下さい。→営業・デザイナー・生産管理(量産前まで)
③企画の提案と生産管理をして下さい。→営業・デザイナー・生産管理(納品まで)
だいたい3パターンくらいに分かれている。
基本デザイナーがいない。いるかもしれないが。企画云々と入っている場合、生産管理がOEMデザイナーの役割を務める。
むしろ、営業を兼任するのがキツい。

③は究極言えば、個人経営である。営業・デザイナー・生産管理を1人で行う。実際、若者向けの会社で、そんなOEM業者の付き合いが有った。恐らく商社出身者で集まって作った会社で、社長クラスの社員が歩合制にておよそ年収1200万程度で働いていたらしい。担当者は、30年近く若者向けのアパレル1社で企画生産をしていて中途入社した為か、歩合もなく低い固定給で社長クラスには遠く及ばないと言っていた。出身企業がこちらの社長と同じであることから、取引がスタートした。
ある時、裏毛のパーカーが3500円を皮切りに、値段が合わないことがあった。社長が担当者を呼び出してお説教。要望の値段では全く利益出ないんです。。というのを跳ね除けて、お前いつからそんなことを言うようになった、パーカーでその値段は無いだろう?(仕様書見ながら)利益ゼロでもやれと指示。。
めちゃくちゃだけども、今考えると多分利益出ていたと思う。そんなベタでアホな展開など取引スタート時点で予測済みだと思われる。

僕は当時そのOEM企業の担当者を見て思ったことがある。
自分が今いる会社は、若い子向けの製品で一般のアパレルとは乖離している部分が多い。品質検査なんて何もしていないし、生産背景の開拓など全く皆無である。
しかし担当者は、本当に同じような品質のアパレル出身でありながら、原宿の大手老舗界隈の仕事もやっている。若者向けの低価格のみならず、国内生産品を主とするような小売店で売れるものまで、Tシャツ、ニット、デニム、アウターまで何でも作れるのである。
その担当者は、社会人になった頃に90年代初期の円高と裏原ブームの恩恵を得た世代である。
海外から珍しいものを買って来れば売れる。中国で何かしらリプロすれば売れる。実に羨ましい限りである。近い世代だと、エイプ、アンダーカバー、ネイバーフッド、ナンバーナイン。
経験年数は倍以上違うが、いずれこの人みたいになれるのだろうか。。
この考えが段々と膨らんで、やっぱ無理だわ、、となったのが、2年前の転職活動の原動力になった。とにかく外に出ないといけないと。。

話が大分寄り道したけれど、結果的にOEMよりも自社ブランドの生産管理の方がいいのでは。
ただ、小さな会社はNGである。売れてるブランドもそんなに行きたく無いなぁ。。
そんなところに舞い戻った次第である。





















退職後の健康保険、年金、住民税について色々。

2018年09月03日 | 仕事
もう何回目だろうか。。区役所に行って国民健康保険の切り替えに行ってきた。

会社は8/31で退職となった。
今年の3月末に会社から事業譲渡の通達があって、会社が無くなることになった。
譲渡先に移籍するか、会社都合で退職するかを選ぶことになり、僕は退職を選んだ。
移籍した場合、正社員→契約社員となり、年収は維持される。しかし、メイン事業で上場しているような会社で、予想年間売り上げがメイン事業に対して1〜2割の割新規事業がいつまで続くのか疑問だった。しかも売り先の9割以上を占める百貨店は、今だに消化仕入れで中小企業の製品を食いつぶし、かつ売り上げは斜陽の一途を辿っている。会社の業績も親会社の出資が有ってから数年、止まることなく右肩下がりである。契約社員を気にするなら、今の時勢どこに転職しても同じだよねって話も有った。しかし、どうせ契約社員の雇用になるなら、将来性が見える企業で心機一転した方が良いと考えた次第である。
親会社のコンプライアンスにより、退職手当が手厚い。今までの会社とは比べ物にならない。
会社都合の手厚い失業保険(毎月約17万円×4ヶ月)も待機無しで国から出る。
転職するならこの機を逃してはならないと思った。

国民健康保険、国民年金、住民税の忘備録。
●国民健康保険
→国民健康保険証と、今月9月分(10/1支払い期限)の払込票をもらった。
●国民年金
→1〜1.5ヶ月後に払込票が届く(多分2ヶ月分くらいまとめ払い)

(必要なもの)
・自分で用意
マイナンバーカード、年金手帳(退職前に会社に返してもらう)
・会社が用意
健康保険・厚生年金資格喪失書

●後日、国民健康保険料軽減申請に行く
(必要なもの)
国民健康保険証、雇用保険受給資格者証、マイナンバーカード

※会社都合退職の場合、前年の給与所得を30/100に軽減して保険料を再計算してくれる。
ハローワークで失業保険の申請後にもらえる受給資格者証を区役所に持っていって申請する。


この軽減制度、すげぇ。こんな制度が有るとは知らなかった。
2年前に会社都合退職した時も知らなかったので、申請してない。
保険料、かなり下がるんじゃないだろうか。
離職票が9中に届いたら即ハローワーク行かなければ。。
多分、、10末期限分から再計算されるんじゃないかな。

●住民税
→会社が申請後、3期の払込票が届く。
(必要なもの)
・会社が用意
特別徴収から普通徴収に変更する書類(異動届け)

(住民税の仕組み)
6月〜翌年5月で1年となる。
普通徴収の支払いは下記の期限で4回に分かれている。
1期 (〜6末)
2期 (〜8末)
3期 (〜10末)
4期 (〜1末)
合計金額は、毎月天引きされていた金額×12である。

僕は8末退職なので、1期の6月〜8月分(3ヶ月分)を特別徴収で支払い済み(給与から天引き)。
2期の支払い期限は間に合わない為、残り9ヶ月分を3期と4期で按分して支払うことになりそう。
毎回思うが、住民税の普通徴収、支払い回数が少ないので結構な金額である。。
※もし10末までに再就職した場合
次の会社で特別徴収に切り替えてもらうので、自分で支払うことは無い(会社の都合次第)。
5月までの月額を計算(残り÷6ヶ月)される。
10末に間に合わない場合は、5ヶ月とかで按分される。
※もし11月、12月に再就職した場合
3期だけは自分で支払わなければいけない。

会社が異動届けを出さない限り、普通徴収に切り替え出来ない。
払込票の発行期限は、およそ支払い期限の10日前である。
申請後の払込票発送まで、約10日〜14日かかる。
つまり10/3くらいまでに会社が申請していない場合、3期の払込票が発行出来ず、支払いが出来ない。
もし9末に払込票が届かなければ、会社に確認しようと思う。
もし申請出してなければ、10/3期限でやるように指示する。
仕事柄、期限が気になるので、区役所の課税課にハシゴして確認した。

未払いの国民年金について
2年前に未払いが有って前から電話がかかってきてた。
区役所で聞いてみると、2年前の8月と10月分が未払いだった。
思い出してみると、2年前、9月に3週間で退職した会社の前後である。。未払いの年金は遡って支払いできる期限が2年1ヶ月と決まっているらしい。
年金事務所に電話したところ、今日払込票を送付してくれるそうだ。コンビニで支払い出来る。
未払いの年金は区役所に行っても解決しない。年金事務所に連絡しないといけないらしい。

それと、今までの転職の合間だと思うけど、未払いが数ヶ月あるらしい。
かなり昔なので、時効となっていてもう遡れないらしい。
調べたら、2015年10月〜2018年9月まで、5年間遡って支払い出来たらしい。
今日、時効まで2年と聞いて、あれ?5年じゃなかったっけ。。?と思ったんだけど、、
丁度、今日あたりにその制度が終わっていたのである。
未払い期間が分かる書面も送ってもらえるそうだ。

年金は世代間格差とか崩壊とか言われていてよく分からないが、とりあえず払えるものは払っておきたい。





















人材会社に行ってみて、2年前の就活と求人を比べたり色々。

2018年08月31日 | 仕事
今日は2年前に今の会社を紹介してくれた人材会社のキャリアアドバイザーに会いに行った。その人材会社は2年ぶりで久々に行ったけど、なんか見慣れた感じにも見えた。地図を見ると徒歩圏内に譲渡先企業と親会社があり、、近いんだなぁくらいに思った。その付近の喫煙所に行くとなんだか民度が高く感じる。馬喰横山界隈とえらく違いを感じる。。
近況報告と次の会社の話しをした。
自社ブランドで会社組織の有る会社が希望、社員数名の会社は除く方向がいいですと伝える。
やはり紹介会社なので話が早く、面談中に求人票を探してくれることに。待つこと15分、選ばずに応募出来る会社を色々持ってきてくれた。ごそっと、束である。求人は有るらしい。

ファッションアパレルは小売系、量販系、 ストリート系、デザイナーズ系など。企業ユニフォーム、スポーツウェア、などなど。その他OEMで商社系。IT系繊維みたいな新しい企業も有った。

2社、2年前に一次面接で落ちた会社があった。
一社は珍しい新規量販系で、面接の社長の態度が気に入らず、2次の誘いがあったけど断った。
もう一社は、一度は働きたい老舗ブランドで、ヤングカジャアルの経歴が足を引っ張って落ちた。その時は新業態用の増員だったけど、今回は本体の求人である。PBやってるのは知ってたけど、生産管理がいるとは意外だった。意外に海外製置いてるとか。企画が外部企業丸投げで国内生産で作ってると思ってたな。かなりレアな求人である。

あとはいつも求人出してる系が何社か。
この手の会社はブランド知名度も有るし海外でウケたりしているので安定はしていると思われる。が、会社のベンチャー体制が強そうに見える。要は業務範囲に制限が無さそう。

親会社とグループ企業もあったが、それはすみませんという感じで、、。そのグループ企業は先月社長に辞退した企業である。応募したらえらくKY感が出そうで逆に面白い。

とある大手量販本体の募集はかなりレアである。限られた人材会社以外ではタッチ出来ない求人だと思われる。2年前にも見たことが無いし、一般的な求人サイトや人材会社でも見たことが無い。むしろ存在自体が都市伝説くらいの求人である。
今の会社で社長に紹介されたグループ会社は、その量販のOEMだった。ちょっとミスったら数千万円のクレームが来るぞってやつである。

色々有っても応募するかどうかは自分次第である。応募しても2年前の進行確率を考えると、10社応募で面接4〜5、採用1〜2である。人材紹介に聞いたところ、今は10社で面接4、採用1の確率らしい。統計を見ると2年前より厳しいとか。

2年前は、自社アパレルのブランド知名度大きい順に応募していったら落ち続けた。それでアパレルから作業着、OEMなども受けるようにしたところ、採用が増えた。それを思い出すと、老舗ブランド本体は厳しいかもしれない。今の会社は一般的なアパレルでは無い。畑違いを指摘されそうだ。

とりあえず何社か応募して面接を受けてみて、感を取り戻そうと思う。会社を選ぶのは面接受けた後である。今の会社も面接受ける前はとりあえず、、だったけど、受けたら良い会社と分かり気に入ったのが内定理由である。
面接を受けてみて、この会社無いわ、、なんてこともいくつか経験した。やたら頭ごなしに話すとか、ナナメに見て話すとか、人事担当が何故かイライラしていてよく分からない質問してくるとか、あった。
人事が何故かイライラしていた企業は大手ブランドである。生産管理部長は凄く温和で良い方だったが、人事が邪魔、、。エレベーターでボタンをガンガン叩いたり、1社目が8月入社をしつこく指摘してくる。これは新卒じゃなくて未経験中途採用って言うんですよとか。そんなんどうでもいいだろって話が10分くらい続いた。そんな話されたのは後にも先にもその1社である。
その会社には事前アンケートも書かされた。好きなブランドは?店は?雑誌は?映画は?言葉は? デザイナーじゃないんだからいらんだろって。そして面接で全く使わなかった。ぱっと見ブランドに合うか合わないかを見る為だが、何を書けば◯なのか、答案用紙が欲しいくらいである。

ブランドに合うか合わないか、この先行基準はブランド企業にとってかなり大きいらしく、僕にとって足かせに感じた。別に好きでもないブランドに媚を売るような言動、服装を求められるのはかなり重荷だったのである。
OEM企業やファッションではない繊維会社は、ブランドに合うかどうかの先行基準が薄いか、または全く無い。

2年前、とあるOEM・ODM企業に採用をもらった。面接は社長、生産管理、ODMとPBのメインデザイナー。社長は商社出身であり、ちょっと大きいマンションメーカー。面接でイケメンのデザイナーから3週間で退職した会社をやたら指摘された。
実務をやる生産管理が自分含め2人しかおらず、入社後1人が辞める予定と知った会社である。1人でOEMやってねと言われ、ありえねーっ辞めた会社である。 どの会社にも、それは無いよね、ひどいねみたいな反応だった。
そのデザイナーは、それって(あなたが)出来ないから辞めたんですよね?って、ナナメなことを言ってくる。意識高い系である。カチンときたけど、そうかもしれませんねみたいな返答でスルーした。
嫌な感じやな〜って思いながら終わった。
終わって直ぐに人材会社に、面接のデザイナーが嫌な感じでしたと伝える。しかし、、その日に面接員全員一致で採用です。みたいな連絡があった。デザイナーがまたやたらイケメンだったのも良くなかった?嫌な感じしか無かったので辞退。働きだしたら、必ずイケメンとぶつかるか嫌な思いをするのが目に見えていたのである。

2年前のことを思い出してつらつらと書いてみたけど、良い話が少ないのでやめておく。
しかしリクナビでも面接受けませんかって来てるし、対応しきれない。今来てるのはマンションメーカーである。上述した老舗ブランド近辺競合のOEMである。
本当に売れてるブランド・小売の本体、売れてるブランドのOEM商社、マンションメーカーの求人が多い。やはり業界的に増員や補充て募集出来る企業は限られているらしい。



再就職支援サービス企業と人材紹介企業の違い。

2018年08月30日 | 仕事
今日は会社が手配してくれた再就職支援の人材会社に行ってきた。初回の面談であり。丸の内方面に有る超巨大ビルである。ビルの1階は刑事ものの映画で見たこと有るようなゲートが有る。自分はこんなビルに縁は無い。かなり場違いだと感じた。。

結果から言って、、あんまり行く意味が無かった。
再就職支援カウンセラーと人材紹介会社のキャリアアドバイザーには大きな違いがあると分かった。今日行った企業は再就職支援である。
再就職支援を簡単に言えば、再就職するまでの指導・相談をしてくれるサービスである。ハローワークのちょっとサービス良い版。ハローワークは自分から相談窓口に行くが、再就職支援は積極的にカウンセリングしてもらい再就職を目指す感じ。転職活動が十数年ぶりとか、初めての人が受けるサービスである。
カウンセラーは業界の詳細など知らないし、極端に言うとあまり聞く気もない。若いからどうにも出来る、異業種にも行けるし、まぁ同じ業種でもいいし、みたいな感じだった。

また、業界専門の求人については、あんまり無いとはっきり言っていた。ハローワークより少ないと。会社で申し込みする前に、その再就職支援人材会社は繊維の求人持っているのか?総務に調べてもらった。繊維に再就職した人は数多くいて、繊維は40件くらい求人持っていると聞いた。これについては後でwebで調べてみようと思う。今日の時点では、キャリアアドバイザーみたいに求人票を選んでおいてくれて見ながら相談するみたいなことが無かった。

34歳で若いと言われるのは、そのサービスを受ける人の年齢層が40代以上がほとんどだからである。30代は5%以下だった。それは会社の説明の中に有った。
キャリアアドバイザーの場合、今までの経験からどういった企業に応募可能かを主点に話が進む。何を経験してきて今後どんな風に転職してキャリアアップしたいのかが一番重要である。再就職カウンセラーは、その活動自体をサポートする立場にいる。最終目的は近いが、話す際のポジションが全然違う。
営業活動の面で見ると、、
再就職支援カウンセラーは前払いで再就職支援サービス費用を会社が支払っている。決められた期間、指導・相談をすれば、再就職しようがしまいが、サービス終了である。
かたや、キャリアアドバイザーの場合、紹介した企業に採用された時、採用企業から成功報酬が支払われる。応募者が再就職しないことには、サービス料と利益を回収出来ない。
これも大きく違うと思う。

最後に、2週間後にまた来てもらって、、と言われ、え?となる。2週間おきに電車代と時間を負担して来なきゃいけないの?って(笑
しかも2週間では早くて書類応募して選考待ちかどうかである。あまり進捗に変化が無い。この先2週間おきに就活の報告にわざわざ来るのかと考えたら正直気が滅入る。ただでさえ失業保険を受け取る為にはハローワークに就活実績報告義務があるのである。。
自分が知らないことも教えてもらえるとは思うので、完全に無駄では無いが、あまりメリットは感じない。
職務経歴書とかの添削については少しアドバイスに沿って直そうかと思う。しかしながら、全部聞いてるとかなり直さないといけないので、ほぼ維持することにした。2年前にキャリアアドバイザー何人かに指摘される度に直したのである。今後も言われるまま直していたら、何個もバージョンが出来て非常にめんどくさい。しかも、今回のカウンセラーは業界に詳しくない人間である。業界出身のキャリアアドバイザーの意見の方を優先すべきである。
2年前は、退職1ヶ月前に社長から退職勧奨されて、社長室から出た瞬間に人材会社に電話、翌日面談だった。退職後ハローワークに行った時点では、履歴書類も出来上がり、何社か面接受けた後だった。再就職相談窓口では、特にアドバイスも必要無いですね。と言われ、5分で終了した。言ってみたら、今日の再就職支援会社もその窓口に近い。。
会社からサービスに対する支払いがあるから、必要無いですねなんて絶対言わないが、、。

次の面談は1ヶ月後にしましょうと言って、そのようにしてもらった次第である。もしかしたら、失業保険の就活実績になるかもしれない。

再就職支援サービスは、会社で申し込むかどうか迷って滑り込みで申し込んだ。人材紹介会社のようなサービスと他が持ってない求人紹介を期待したからである。求人をどれくらい持っているかで真価が問われそうである。







久々に自転車に乗って就活とか失業保険を考えた。

2018年08月29日 | 仕事
今日は久しぶりに自転車を水拭きしてオイルをさした。実に2年ぶりである。前回の就活で今の会社に採用されて以来乗っていない。3年前の引っ越し前にチャリ屋で整備して以来、あまり乗ってないので傷みも少ない。問題無く走るし、驚くことに電池式のライトも点いた。
今日は2年前に今の会社を紹介してくれた会社に連絡してみた。事業譲渡で会社都合退職の旨て挨拶メールしたところ、10分で電話がかかってきた。面談することに。事業譲渡については会社から連絡が行ってなかったぽいが、人材会社側で調べて知っていたようである。

会社から源泉徴収表が届くのは9月中頃である。失業保険の申請は早くてもその頃になる。しかし今回は勤続年数が5年以下なので90日分である、、、と思って再度調べたら、120日だった。会社都合、30〜35歳、勤続1年〜5年、120日。ありがたい。前回は勤続5年〜10年だったので180日分だった。9/中にハローワークに行って申請したら多分最初の支給は10/中である。

失業保険をある程度残して再就職すると、再就職手当がもらえる。しかし僕の場合2年前にもらっているので、今回はもらえない。調べたら、再就職手当の支給条件に、過去3年間再就職手当を支給されていない、というのか有る。
2年前は、3ヶ月ちょい分くらい、60万が再就職手当として振り込まれた。今の会社の前に3週間しかいなかった会社があった。その会社に採用されて申請→再離職した後に振り込み。再就職で定着したかどうかに条件が有ると思っていたけど、手続きが進んで支給のOK出た後での離職だった為、支給されたとか。そんな話をハローワークから聞いたような。。しかも、3週間の会社を離職後に3ヶ月分くらい失業保険が残っていて、ハローワーク行ったら支給が再開された。本当にありがたいシステムである。

リクナビネクスト経由でいろんなエージェントから連絡が有る。一社は2年前に書類選考だけ出したところ。当時あまり業界図が分かっていなかったこともあり、言われるまま商社に応募、落ちて終わり。今回は、、売れてる小売メーカーSPAと、やはり商社。社名見えて無いけど、求人内容見ると、他でも募集出してた親会社だと思われる。この人材会社は国内の商社全般と特別なつながりが有るらしい。しかしながら小売SPAは好きじゃない。
温存して失業保険の就活実績に使おうかと思う。
もう一社は、原料系有名メーカーのグループ人材会社である。募集内容と勤務地を見ると、2年前に面接で落ちた企業だと思われる。この人材会社は初めてなので、求人がなくなって来たらアポ取ってみようかな。







履歴書と職務経歴書が出来た。2年ぶりの就活始めの所感。

2018年08月28日 | 仕事
8月の有給夏休みも終わり毎日ちょっとずつ就活を進めている。正式な8/末の退職まであと少しである。
先週は新宿へ証明写真を撮りに行った。2年前にも世話になったカメラのキタムラである。¥3,500程で履歴書用の写真8枚と、焼き増し・データ利用可能な写真をCDRに入れてもらえる。フジフイルムの中判デジタル一眼レフを使いわずか10分程度で撮影して、その日に受け取れる。写真は綺麗に処理してくれて見栄えが良い。
履歴書と職務経歴書は2年前に書いたものに現職の内容を書き入れて調整した。証明写真を2年前と比べたら、明らかに太っていた。。

会社が手配してくれた再就職支援の企業に連絡した。今月中に面談をしてくれるらしい。その企業は2年前の就活では使ってない、、というか知らなかった。今回のプランは現職の会社、もとい親会社がお金を払っている。今になって考えてみると本当にありがたい話である。
そして人材業界大手のお手並み拝見である。

採用企業が人材会社に報酬を支払うタイプ、キャリアアドバイザーが求職者に募集案件を紹介・応募してくれるサービスはどこでもやっている。しかし人材企業によって契約している企業の業種に偏りが有る。2年前に5社くらい利用したが、2社は面談でほぼ終了である。僕の場合は繊維業界なので、繊維の企業案件が無いと話にならない。
それでも何故面談の誘いが有るのか、それはキャリアアドバイザーが業界に対してあまり理解が無いからである。年齢と求職意欲で判断していると思われる。仮にキャリアアドバイザーが業界出身者なら職務経歴書見ただけで、どの企業に応募出来るか判断出来るのである。

2年ぶりに繊維系の求人をindeedで検索してみた。
indeedは本当に便利である。アパレル+職種で検索すると、あらゆる求人媒体から求人案件を拾って一覧で見せてくれる。まさに人材業界のGoogleである。繊維なんで媒体によっては全然持って無い事もあるので、少ない情報も拾ってくれるのはありがたい。
やはり売れている会社の募集が有るし、増えたといった感じ。特にユニクロ、物流からSV、デザイナーパタンナー生産管理と、あらゆる職種を募集しまくっている。繊維では信じられない年収だけど募集条件も厳しそう。僕なんかには全く関係ないんだけど、、見るだけはタダである。前に商社出身のキャリアアドバイザーに聞いたところ、ユニクロは5次くらいまで選考があるらしく、面接は4回くらい有るとか。
あとは2年前から同じ募集出している企業もちらほら。そういった企業は大体ラインナップが決まっていて、知名度や規模に関わらず地雷ということが見受けられる。急募ではなく選考が厳しく単純に見つかってないのか、または定着率が悪いのか。しかしどの求人サイトでも、どの人材会社行っても紹介される企業も有るんだけど、どうなってるんだって感じ。お金は有るからあらゆる媒体を使ってるのかな。

そういえば親会社の募集出てたな。。関わったことない部署だろうけど。。これもまた関係無しである。

今の会社を経験したら、募集内容から会社がどの程度のレベルなのか、募集内容を人事が書いたのか、残業が有るのか無いのか、地雷なのかどうか、色々分かるようになった。
特にどうやって製品を作っているかである。
自社ブランドなのかOEMまたはODMなのか。作り方は直貿なのか、商社なのか、別のOEMなのか。生産管理の業務内容で分かる。

A.海外との折衝〜なんて書いてあるのはほとんど商社である。直貿である。
B.業者にマップを渡す〜は、ODM会社に丸投げの可能性が高い。
C.仕様書を書いて業者に〜は、OEM会社とやり取りして製品を作るのだろう。

小さな会社ほどCが多い。そして小さな会社ほど生産ロットや型数も少なく、生産管理の業務範囲が定まっていない。企画生産とかって募集になる。企画会議、MD会議にも出るし、OEM業者と折衝もやる。OEM業な場合、営業まで兼任する場合もある。

僕が9年働いた会社もほぼCだった。CでありAだったので、今の会社でA専任にされた次第である。
Aはきつい。AでOEMやってる商社はほんとに心臓に剛毛が生えてる鉄人の生業である。

出来れば自社ブランドで商社で作っている会社、自社ブランドでAの会社、年間売り上げ50億くらいの中堅無いかなぁ?といったところ。
小売相手にもなるODMなんかはもってのほかである。とにかく時間が許す限り選びたい。

とりあえずindeedとリクナビネクストに履歴書と職務経歴書を登録した。
indeedだとあらゆる企業が見れるので、不特定多数から連絡が有る。あまり採用に繋がった覚えが無いけど、、。そういえば僕が応募出来る繊維系をあまり持ってない人材会社から連絡来たな。
リクナビネクストは専用のスカウトシステム、ブラウザメールが使いやすく、繊維系も他と比べたら多い。2年前は何社も連絡が来た。

あとは2年前に今の会社を紹介してくれた人材会社も連絡取ってみる予定。2年前は2社採用に繋がった。一番信頼出来る会社である。
9月になったらハローワークにも行く。
ハローワークの求人は企業の費用負担が少ないらしく、良さそうな企業がちらほら有る。もちろん規模の小さな企業なので、地雷の見分けは前提だけど。。2年前は週1くらいでハローワークに通い、ハローワークからの応募で1社採用された。しかし同時に採用された今の会社を選んだ次第で有る。

実家がある名古屋での勤務も念頭にあるけど、なかなか探すのが難しい。2年前はリクナビネクストとか求人サイトで2件有っただけである。愛知は生地や染工場が多く、工場作業員の募集が多い。僕の職種はなかなか無い感じ。全く無いわけではないので平行して探したいと思う。










最終勤務完了。 夏休み(特別有給一斉消化)に突入。

2018年08月01日 | 仕事
3月末、社長から他社へ事業譲渡することが決まったと発表された。8/1から事業は譲渡される。社員は移籍か退職を選択することに。移籍社員で1事業署となり、形的には再起となる。僕は事業継続の不透明さや、譲渡後に正社員から契約社員になることを鑑みて将来性が低いと判断した。4末の時点で退職を志願した。親会社が大手でコンプライアンスをしっかりやる為、退職手当が大きい。再就職支援もやってくれる。移籍してみてから辞める選択肢は無かった。失業保険と退職手当で次に繋げる為には今しかないのである。

月曜は譲渡先に引越し。
午前中の予定だったチャータートラックが午後になった。午後一で社員総出で搬出口に荷物を運ぶ。トラックが小さい、、半分しか入らない。結局もう一台呼んでもらった。
譲渡先に電車で行く。空が狭い、都心のビル密集地にあるビルで有る。周りの道路が狭過ぎてトラックが入れない。50Mくらいは台車と人力で運んだ。エレベーターも問答無用で使いまくる。譲渡先はワンフロアの壁無しオフィス。移籍社員の席は端っこの2列にびっしり寿司詰め状態である。すぐ後ろに棚が有り、荷物も寿司詰め状態。かたや譲渡先の正社員の方々は1人2席くらい使ってるような広々とした席どり。同じ繊維製品会社のはずだが、営業しかいないフロアということもあり、机の上はPCしか置いてない。移籍社員は、生地、資材、サンプル、ミシン、ボディなどガチャガチャした荷物だらけである。凄まじい畑違いに引いた。
単純に通常業務のつもりで引越し作業員をしていたがなぜか、なんでいるの?と聞いてくる営業社員。
うーむ社内でも畑違いというか、感覚の違う社員がいるんだなと。後で何人かに聞いたら、いや俺だったら(移籍しないから席無いのに、引越し作業なんて)やらないわ。らしい。まぁたしかに移籍しないのは自分だけだったな。でも自分の課の移籍は50代半ばの疲れた上司と女性2人である。1人は腰をやってるから重いものが運べない。デザイナーは全員女性だが、どこよりも荷物が多い。この感覚の違いは何だろうと考えた。多分、自分は学生時代から繊維業界の作る側の人間だからである。作る側は女性が中心である。年齢も上だが、色んな面で女性が上なのである。

社内共有サーバー内の譲渡先に持っていくデータは、最終日の朝に外付けHDD移すことを1日前に聞いた。
システム担当者に聞いたらそんなことを言い出す。管理職には通達していたと言うが聞いてねぇ。 譲渡先に引っ越し荷物運んだ後、会社に戻る。残ってる仕事、引き継ぎ用の資料更新、データ移行をやった。

最終日も最後まで現場に張り付く。
親会社に報告する為中国の仕入先に8中船積み製品の進捗を聞く。エクセルの表を提出させると、いくつかの製品に並ぶ備考、まだ作っていませんでした。、、、小学生か! 即電話して問い詰める。もう一回確認します。そしていくつかは納期に間に合ってない見通し、何の報告も無しに7末にそんなこと言ってくるんじゃないと説教。しばらくしたら、やっぱり作っていました、なんとか間に合います。

4時から隣の商談部屋でお疲れ会があった。
最期の引き継ぎ打ち合わせ予定の上司が時間があかない。早くやってよってのが本音だが、まぁこちらは過労死確定的な仕事をフルスイングで渡そうとしているので、気長に待つ。最終日だし。
やっと打ち合わせに入るが、次から次へと別の件が入る。説明始めても、先々週の引き継ぎと同じく、あまり伝わっていない感覚。しかし、これで最期である。こちらも重要な点を繰り返し説明した。途中、まじかよ?そんな細かいこと出来ないわ、、ってことがありつつ。。終わった後、チューハイ片手に2人で屋上にタバコを吸いに行った。
納会に参加して7時、親会社から電話かかってくる。あの確認どないなん?、、、引き継ぎ上司に全やり取りがCC落ちているのに、最後まで自分に問い合わせてくる。親会社らしいなと思った。

納会でなんか話せと無茶振りがくる。
・この会社に入ったのは物作りがしっかりしているのと、年上の社員が多い中で色々吸収したかったから。
・自分は作る側の人間なので、上がった製品でしかやりがいを感じられない。
・直貿は悪い上がりもあったが良いものも上がって良かったと思っている。
・不慣れな点もあり迷惑かけてすみません。
・移籍後も頑張ってください。
みたいなことを話した。前の会社は若い人が多かったから、、と言ったら女性陣から超ブーイングされた。

仕事で一番世話になった部長に挨拶。
穏やかな人だけど、一応指導役という面目上、かなりきついことを言ってもらった人である。年齢は自分の親の一個上である。東京の美大出身で元デザイナーということもあり、物腰柔らかい。デザイン、数字、中国とのやりとり、この3つが一人で出来る、社内でただ一人の人物である。中国出張は何度も二人三脚で行った。今まできついこと言ってごめんね、という。言うほうもきついのである。一緒に直貿の仕事が出来て本当に良かったというと、そう言ってくれて嬉しいと言ってくれた。

飲み屋にはしご。
納会後に有志で飲み屋に行った。酔っ払ってるので、普段話さないことも話す。何で移籍しないのか、ほとんど移籍する社員の前ではっきりと言ったし。12歳年上の営業社員の給与も聞いてしまった。これ地味にショックだった。管理職なのに、自分と年収30万くらいしか変わらない。。。 保険料考えたら、手取り1.5くらいしか変わらないなんじゃないだろうか。本当に給与水準が低いと感じた。
帰り終電があと5分で無くなった。都心の品川方面から江戸川区である、1万円もかかった。

終わってみて。
経験したいことはほとんど経験できたし、人が良く穏やかでいい会社だった。
海外出張をはじめとして、直貿で生産管理専任の仕事というのはなかなかハードだけども良い経験だった。
面接の時に、前の会社で9年間直貿でメンズを作っていたと言ったら採用された。益率改善のため、直貿に取り組みはじめた矢先の人員補充だったからである。しかしながら商社が現地に乗り込んで、彼らからあーだーこーだ指示されることに慣れきった公司がメインだった。10言うと2しか帰ってこないやり取りの連続である。前の会社では日本の小売店も相手にするような生産管理付きの公司だった。5年以上二人三脚してきた年の近い担当者もいてツーカーの仲だった。今の会社の取り引き公司はだいぶ勝手が違った。親会社の社員含め僕の前に何人もの前任者がいたが、短期で辞めた人間も多い。親会社や社長のバックボーンに頼っている環境とはいえ、1年数ヶ月、出来るだけのことはやった。
商社のLC及び輸入代行依頼も経験。これは商社との共同作業になるので、かれらの仕事のやり方もかなり勉強になった。前の会社ではまともに生地検査に出したこともなく、販売先も若者がたかるような専門店だけだったので、かなり前進した感がある。百貨店品質というのはなかなか厳しい。
ODMで大手小売企業の製品も担当した。見積もりから値段交渉、納期交渉、自社用製品でも経験の無かったようなトラブル、資材手配から出荷まで常にギリギリでだいぶ綱渡りだったけど履歴書に書ける経験値になった。
日本国内生産も少し経験した。日本の生地屋、資材屋、縫製工場とのやり取りである。プレタポルテも縫えるような高品質な裁断・縫製技術に驚いた。生地屋の性質というか、やり取りも勉強になった。前の会社では、中国現地の有り生地しか使ったことがなかった。生地のこともかなり知ることが出来た。作るまでの流れやコスト感覚など初めてのことも多かった。
色んな年代、個性的なデザイナーとの接し方もいい勉強だった。特に50代、60代なんてのはほとんど親世代である。同年代や中間世代からは絶対に聞けないような話が聞ける。僕が今の会社を選んだ理由に、それを期待したこともあった。今、その世代から吸収しないと損をすると考えていたからである。10個上の40代は90年代バブル破綻後に社会に出た自由な世代である。人によって当たり外れが大きい。高度経済成長を支えた団塊に鍛えられた今の50、60代とは違うのである。話題が合わないとか、考え方が違うとかも色々あったけど、余裕ある世代からは学ぶことが多かった気がする。
この経験を生かして次の会社に行きたいと思う。

その前に夏休みである。会社の在籍は8/末まで。
今回移籍する社員が有給消化出来ないとして、1ヶ月分現金支給。
平等にする為か、移籍しない社員は1ヶ月有給扱いである。これは、元々持っていた有給日数とは関係が無い。
丁度8/20くらいまで休みと考えている。
この期間は残して使わなかった有給16日間プラスちょっとくらいである。
末くらいに会社が用意した再就職支援の企業とアポとって面談開始である。
クリーデンスもそのころに再登録しようかなと考えている、





退職まであと2日。

2018年07月27日 | 仕事
3月末、社長から他社へ事業譲渡することが決まったと発表された。8/1から事業は譲渡される。社員は移籍か退職を選択することに。移籍社員で1事業署となり、形的には再起となる。僕は事業継続の不透明さや、譲渡後に正社員から契約社員になることを鑑みて将来性が低いと判断した。4末の時点で退職を志願した。親会社が大手でコンプライアンスをしっかりやる為、退職手当が大きい。再就職支援もやってくれる。移籍してみてから辞める選択肢は無かった。失業保険と退職手当で次に繋げる為には今しかないのである。

後片付けが90%完了した。
机や自分専用の引き出しなどに入っていた古い書類、生地見本など全部捨てた。散々苦労した見積もり関係の書類をまとめてシュレッダーにかける。なんだか至福の瞬間だった。
僕が担当になる前が80%以上を占める海外の生地見本を片付けることになった。デザイナーに見せる為、箱に入れて持っていくと、いらんと一括される。その日に全部捨てるつもりだったのが、親会社の人にも見てもらったところ、全部預かるという年以上前のものも含め、10箱有る。また同じものを集める方が大変なのが理由である。契約している倉庫に送ってくれと言う。正直めんどくせぇ、、だった。

相変わらずあやふやな引き継ぎ。
全く関与しないはずの19ssの見積もり依頼してみたり、トラブルの対処していたりと、今までと変わらぬ1週間だった。

先週に引き続き、金曜日を有給にしてみた。
昨日は終電だったので、朝起きて上司に1日のやることをメールで連絡。先週に続き半分も出来てないことが予想される、、中国の公司からは問い合わせが来るし。いつもの喫茶店でテレワークである。

機転のきくデザイナー。
移籍後、上司が全てこなせないと予想し、クーリエの送り方を聞いてきた。生地仕様書など自分達で海外仕入先に発送することを想定していた。僕から聞いた情報を分かりやすくデザイナー全員に伝えるという。この人は商社で生産管理の経験も有るマルチプレイヤーである。側から見ていても、仕事の進め方が他のデザイナーとは違う。休みの日に売り場を周り、営業と密に連携してデザインしていく。中国とも積極的に連絡を取り、しっかりと返答を得て前に進める。誰が移籍出来るか不透明な時期に1人だけ海外出張が決まっていて、真っ先に移籍決定していた。
分かっている人なので、現状と要点だけ伝えた。クーリエ会社から親会社を請求先にして、肩代わりしてもらっている旨、親会社の影響で料金体系が格安なこと、インボイスの書き方、インボイス価格参考などなど。

親会社の担当者と引き継ぎの打ち合わせ。
引き継ぐ上司含め引き継ぎしましょうとしていたが、訪問する時にはこじれていたODM問題の件が片付いていたので、特に改まって話すことも無かった。資材の処理も綺麗にまとまっていたし。あとは来週8月の船積み予定を連絡して完了である。
〇〇さん仕事見つかったの?まだなら私の下で働きますか? なんて唐突に言い出す。いや、、それは(笑)でごまかす。最近この人がちょっと苦手な理由がはっきりした。関西人なのである。
関西人はボケ、ノリ、ツッコミでコミュニケーションが成り立っている。朝から晩まで。関東人からすると、かろうじてツッコミはできても、ボケとノリが厳しい。彼らは息をするのと同じようにボケまくりノリまくりツッコむ。そしてそれを普通に相手に振る。話がボケ、ノリで繋がれない場合、妙な間が生まれる。関東人はそれを笑いでごまかすのである。別に相手はどうも思ってなくても関東人はそこに引け目を感じてしまう。これが原因である。関西人は遠慮とか謙遜という概念が無い。はっきり言わない人間には、はっきり言わないことだけが悪となる。これはわりかし中国人に近いと思われる。損か得か、面白いか面白くないか、はっきりしないといけない。
こないだ上司が出先から電話したところ、元気が良かったらしい。関東人のテンション高い電話はびっくりするらしく、関東人にはついてけないわーと言っていた。なかなか東西の壁は厚い。

来週は引越し。
月曜は午前中にチャータートラックで譲渡先会社に引越しする。譲渡先のオフィスはぶち抜きのワンフロアになっており、その中で端っこの2列が割り当てられたらしい。すぐ隣では普通に仕事しているところに、ガチャガチャバタバタと搬入する。物を置く棚がやたらと少ないらしく、物を持っていけない。ショールームや会議室が別に有り、大量の棚が有った今までと訳が違う。どうなるか知らないが、最終日1日前はとりあえずただの引越し作業員である。

円満退職。
最初はどうやっても後が濁ることしか想像出来なかったけども、なんとか円満に終われそうである。親会社の担当者は最後トラブル続きで迷惑かけたのでいまいち後がよろしくない。隠居予定の元部長は親戚の気のいいおじさん感覚になっている。中国の公司は次の会社行ったらまた仕事しましょうと言ってくれている。これは有給を使わず最後まで勤務したおかげな気がする。