おはようございます。
前回の記事では、あたたかいコメントをたくさんありがとうございました。
やはり少し疲れていたようで、皆さんの優しい言葉にぽーっとなって、ゆったりと休息をとることができました。
また寒くなりましたね。
少しあったかくなったと思ったら、前よりもっときつい寒気がやってきました。
朝、車のドアを開けるとバリッという。ここまで凍るとMAXです。
後ろのワイパーのゴムがべろん、と。
お湯をかけたのになぁ。一瞬なんだよなぁ
猫たちも、今朝はこたつに入りっぱなしです。
よほど寒かったのでしょうね。
こたつは、それの電気をつけるのではなく、下にホットカーペットを敷いて、超弱いめの温度にしています。
こうすれば、暑くなりすぎないので猫たちにもいいかもと思って。
ちなみに生地は綿です。
なぜって、私がものすごい静電気女だから。
化繊の生地では猫の鼻先でバチッといくので、痛そうで可哀想だったのです。
夜、ウェットフードのお時間です、としろちゅが言うので用意すると。
しろちゅは興奮してこたつに潜っちゃうんです。
怖いわけではないのに、そんな変なくせがついてしまって。
フードを出してしまったからには早く食べてもらいたいし、何より目の前で食べる姿を見るのが最高に癒しなので。
こうなります。
しろちゅはとにかくピンピン飛ばすので、お盆付き。
イブちょはぎゅぎゅぎゅ、となめるだけなので大丈夫。
いつも、「へぃ、出前お待ちぃっ!!」と持って行きます。
二人とも、口の前まで持って行かないと食べない。なんでかなぁ。
いや放っておいたらいつかは食べるんですが。
私が見たいからだな。うん。
食べたの~~~っていう顔。
美味しかったね~~~。よかったね。
夜になると、「おばさん、そろそろ」とアピールしだすしろちゅ。
毎日の積み重ねでそんな空気が生まれ、自分から言ってくれるようになってうれしいなぁと思う。
さて、あたたかだった数日前のイブ散歩。
今日はまず、裏のチェックから始めるようです。
この網のせいで、向こうをチェックできないにゃ。
ごめんね、イブちょ。乗ったら見えるよね~~~?
しょうがないなぁ。
最近お気に入りの、お砂ほふほふの場所。
この通り、壁と鉢たちに囲まれた狭い空間。
落ち着くんでしょうね、毎日ここで遊んだりまどろんだりしています。
ぷふーん。気持ちいいの。
おひさまの光って、どうしてこう、たまらなく気持ちいいあたたかさなんでしょうね。
ダウンジャケットの中に熱が溜まって、干したてのお布団の中にいるみたい。
イブちょもうっとり。
この日は特にあたたかく、猫はそれに抗えない。
あらあらあら。本格的に寝だしましたよ。
ここまででれんとしちゃうと、もう起こすのが可哀想なので私もベンチに腰掛けます。
はらり、はらりと落ちていく、さくらんぼの落ち葉を眺めながら。
気持ち良さそうに眠る姿に癒されて、ありがとね、と頭をなでると。
びっくりするほど熱い。
おひさまの熱を最大限に溜め込んでいるのでしょうね。
こりゃ眠くもなるわ。
冬の寒さが緩んだ日。
おひさまの恵みをしあわせだなぁと思う、そんな時間でした。
テレビでたまたま安芸の宮島が映っていた。
寝ようとしていたイブちょ、気がつくと画面に釘付けに。
どうやら、鹿さんたちに夢中のようです。
今時の画面は大きいですから、リアルにそこにいると思うのでしょうね。
おお、猫まで出てきました。
イブちょの首が、くくっと横に動きます。
集中しているときの、猫の首の動きが好きです。
しろちゅは、上下に振るように動かします。
かわいいです。
しばらくして、和室へ行くと。
イブちょ、ナイスポーズ!
そのまま、そのまま!!
ダッシュでカメラを取りに行きました。
しろちゅはちゅるりんと入ってしまい、しどけない姿のイブちょをパチリ。
んもう、僕、眠いんだけど
ごめんごめん。
そんな感じで、その日もおだやかに過ぎていきました。
今日の風景は、またまた當麻寺の続きです。
前と一緒の庭園と、階段の写真は奥の院の入り口です。
奥の院は、訪れるならぜったいに行ってほしい場所です。
見る人に心のゆとりを与える、広々とした素敵な庭園です。
この當麻寺は、二上山(にじょうざん)の麓にあるというお話はしたと思います。
この山はその昔、活火山であり、信仰の対象とされていました。
昔は、ふたかみやま、と呼ばれていました。
この響きが、私は好きです。
さまざまな種類の石が採れ、割って石器としたサヌカイトがあったり、建築に使われる加工しやすい石がたくさん出て、奈良に都があったころはその建設におおいに使われていたそうです。
二上、葛城、金剛と、南へ続く山裾では、古来より有力な豪族がいて、時の天皇もここで暮らしていたこともあるようです。
ちょうど今日本では空前の古事記ブーム。
いろんな話を聞くたびに、まさにその歴史の地に立っているんだなぁと、心が時を超える感覚を覚えます。
そうそう、ここ当麻(當麻)には、相撲の起源があるとされています。
相撲はその当時、神事であり、有力な豪族同士の命のやり取りでもありました。
垂仁天皇の御代、ここ当麻邑の地に、当麻蹴速(たいまのけはや)というめっぽう強い人がいました。天皇は、出雲の国(島根ではなく現在の桜井市初瀬のあたり)から強いと評判の野見宿禰(のみのすくね)を呼び出し、勝負させます。
結果は野見宿禰の勝ち。当麻の地は彼の一族が治めることになります。
この一戦が、記紀に登場する最初の相撲と言われています。
当麻蹴速は殺され、生き残った一族は山へ逃げるしかありませんでした。
元は同じ一族であったとされる二つの部族。
天皇が、力を持ちすぎた豪族を追いやるための策謀であったとも考えられています。
人が営みを持つ限り、血なまぐさい話は絶えないものです。
腹はたちますが、それでも現在まで続く永いときの中で、しあわせな時間もあったはずだと思いたい。
当麻には、現在、当麻蹴速の塚や相撲館『けはや座』など、いくつか当時の名残を見ることができます。
もしも訪れることがあれば、蹴速さんと宿禰さんの一戦など、情景を思い起こしながら歩くといっそう趣深い旅となるでしょう。
二上山にまつわるお話はまだあります。
次回、またお話ししますね。
前回の記事では、あたたかいコメントをたくさんありがとうございました。
やはり少し疲れていたようで、皆さんの優しい言葉にぽーっとなって、ゆったりと休息をとることができました。
また寒くなりましたね。
少しあったかくなったと思ったら、前よりもっときつい寒気がやってきました。
朝、車のドアを開けるとバリッという。ここまで凍るとMAXです。
後ろのワイパーのゴムがべろん、と。
お湯をかけたのになぁ。一瞬なんだよなぁ
猫たちも、今朝はこたつに入りっぱなしです。
よほど寒かったのでしょうね。
こたつは、それの電気をつけるのではなく、下にホットカーペットを敷いて、超弱いめの温度にしています。
こうすれば、暑くなりすぎないので猫たちにもいいかもと思って。
ちなみに生地は綿です。
なぜって、私がものすごい静電気女だから。
化繊の生地では猫の鼻先でバチッといくので、痛そうで可哀想だったのです。
夜、ウェットフードのお時間です、としろちゅが言うので用意すると。
しろちゅは興奮してこたつに潜っちゃうんです。
怖いわけではないのに、そんな変なくせがついてしまって。
フードを出してしまったからには早く食べてもらいたいし、何より目の前で食べる姿を見るのが最高に癒しなので。
こうなります。
しろちゅはとにかくピンピン飛ばすので、お盆付き。
イブちょはぎゅぎゅぎゅ、となめるだけなので大丈夫。
いつも、「へぃ、出前お待ちぃっ!!」と持って行きます。
二人とも、口の前まで持って行かないと食べない。なんでかなぁ。
いや放っておいたらいつかは食べるんですが。
私が見たいからだな。うん。
食べたの~~~っていう顔。
美味しかったね~~~。よかったね。
夜になると、「おばさん、そろそろ」とアピールしだすしろちゅ。
毎日の積み重ねでそんな空気が生まれ、自分から言ってくれるようになってうれしいなぁと思う。
さて、あたたかだった数日前のイブ散歩。
今日はまず、裏のチェックから始めるようです。
この網のせいで、向こうをチェックできないにゃ。
ごめんね、イブちょ。乗ったら見えるよね~~~?
しょうがないなぁ。
最近お気に入りの、お砂ほふほふの場所。
この通り、壁と鉢たちに囲まれた狭い空間。
落ち着くんでしょうね、毎日ここで遊んだりまどろんだりしています。
ぷふーん。気持ちいいの。
おひさまの光って、どうしてこう、たまらなく気持ちいいあたたかさなんでしょうね。
ダウンジャケットの中に熱が溜まって、干したてのお布団の中にいるみたい。
イブちょもうっとり。
この日は特にあたたかく、猫はそれに抗えない。
あらあらあら。本格的に寝だしましたよ。
ここまででれんとしちゃうと、もう起こすのが可哀想なので私もベンチに腰掛けます。
はらり、はらりと落ちていく、さくらんぼの落ち葉を眺めながら。
気持ち良さそうに眠る姿に癒されて、ありがとね、と頭をなでると。
びっくりするほど熱い。
おひさまの熱を最大限に溜め込んでいるのでしょうね。
こりゃ眠くもなるわ。
冬の寒さが緩んだ日。
おひさまの恵みをしあわせだなぁと思う、そんな時間でした。
テレビでたまたま安芸の宮島が映っていた。
寝ようとしていたイブちょ、気がつくと画面に釘付けに。
どうやら、鹿さんたちに夢中のようです。
今時の画面は大きいですから、リアルにそこにいると思うのでしょうね。
おお、猫まで出てきました。
イブちょの首が、くくっと横に動きます。
集中しているときの、猫の首の動きが好きです。
しろちゅは、上下に振るように動かします。
かわいいです。
しばらくして、和室へ行くと。
イブちょ、ナイスポーズ!
そのまま、そのまま!!
ダッシュでカメラを取りに行きました。
しろちゅはちゅるりんと入ってしまい、しどけない姿のイブちょをパチリ。
んもう、僕、眠いんだけど
ごめんごめん。
そんな感じで、その日もおだやかに過ぎていきました。
今日の風景は、またまた當麻寺の続きです。
前と一緒の庭園と、階段の写真は奥の院の入り口です。
奥の院は、訪れるならぜったいに行ってほしい場所です。
見る人に心のゆとりを与える、広々とした素敵な庭園です。
この當麻寺は、二上山(にじょうざん)の麓にあるというお話はしたと思います。
この山はその昔、活火山であり、信仰の対象とされていました。
昔は、ふたかみやま、と呼ばれていました。
この響きが、私は好きです。
さまざまな種類の石が採れ、割って石器としたサヌカイトがあったり、建築に使われる加工しやすい石がたくさん出て、奈良に都があったころはその建設におおいに使われていたそうです。
二上、葛城、金剛と、南へ続く山裾では、古来より有力な豪族がいて、時の天皇もここで暮らしていたこともあるようです。
ちょうど今日本では空前の古事記ブーム。
いろんな話を聞くたびに、まさにその歴史の地に立っているんだなぁと、心が時を超える感覚を覚えます。
そうそう、ここ当麻(當麻)には、相撲の起源があるとされています。
相撲はその当時、神事であり、有力な豪族同士の命のやり取りでもありました。
垂仁天皇の御代、ここ当麻邑の地に、当麻蹴速(たいまのけはや)というめっぽう強い人がいました。天皇は、出雲の国(島根ではなく現在の桜井市初瀬のあたり)から強いと評判の野見宿禰(のみのすくね)を呼び出し、勝負させます。
結果は野見宿禰の勝ち。当麻の地は彼の一族が治めることになります。
この一戦が、記紀に登場する最初の相撲と言われています。
当麻蹴速は殺され、生き残った一族は山へ逃げるしかありませんでした。
元は同じ一族であったとされる二つの部族。
天皇が、力を持ちすぎた豪族を追いやるための策謀であったとも考えられています。
人が営みを持つ限り、血なまぐさい話は絶えないものです。
腹はたちますが、それでも現在まで続く永いときの中で、しあわせな時間もあったはずだと思いたい。
当麻には、現在、当麻蹴速の塚や相撲館『けはや座』など、いくつか当時の名残を見ることができます。
もしも訪れることがあれば、蹴速さんと宿禰さんの一戦など、情景を思い起こしながら歩くといっそう趣深い旅となるでしょう。
二上山にまつわるお話はまだあります。
次回、またお話ししますね。