セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

吉野山の春 2015 その3

2015-04-29 18:20:29 | 吉野山

しばらくゆっくりとさせていただきました。

おかげさまで疲れも取れ、気候に体もなじんできたようです。

遅くなりました、吉野山の春、最終回です!



前回、ついにたくさんの桜を見られてやったー!!って感動したところまででしたよね。

右から左までぜんぶ桜で、とっても写真一枚には収まりません。

どうすれば綺麗に撮れるか、ファインダーを覗き込んで悩みながら、パシャ!




パシャ!!




ほんっと綺麗だなぁ……。

真ん中あたりに道が見えましたでしょうか、ヤマザクラに埋もれていますね

こんな道を下りていけるんだなぁと、ただただ感動でした。


外国人観光客もとても多く、イケメン、美人さん、可愛い子供さんが見られて目の保養




アジア系のお兄さんが、私の顔あたりをぶんぶん飛んでいた虫を優しく払ってくださいました。

がっしり大きな体で、優しい目をしていたお兄さん、ありがとう



ヤマザクラが見せてくれる淡いピンクの競演。






だいぶ下りてきたところで、まぼろしのような大木を発見しました!!




こんな木、あったんだ!?

他のヤマザクラとはまったく違う、儚い姿に心鷲掴み!!

なんとかしてこの木の側に行こうと、今まで踏み込まなかった道へ。

冒険をしているようにワクワクしました


ここ……かな……??

たどり着いたのは、ものすごく古そうな枝垂れ桜の大木が並ぶ、小高い丘でした。

あの大木がどれだったのか、ぐるりと見渡してもわかりません。

お天気は悪いし枝垂れ桜は終わりかけ。

なんとかこれだけ撮ってきました。




あのまぼろしの木は、枝垂れではなかったはずなんだけどなぁ……。

なかなか見つけさせてはもらえません。

またリベンジしに行こうと思います

しかも、素晴らしい古木があることを知ったので、次回はもうちょっと早めに来て、満開の桜をぜひぜひ眺めたいです。



さて、元の道へ戻りズンズン下りていくと、いつも立ち寄っている食事処に到着しました。

『お食事処 静亭』さんです


時間はもう夕方5時前。

お客さんのラッシュも落ち着いて、笑顔弾ける若女将さんにお座敷席へ案内していただきました。

レンズで重い荷物を降ろし、メガネも外してホッとします


ここは葛うどんが食べられる名店なのですが、実は私、こちらの天ぷらがお気に入りなので。

天ぷらうどんを注文しました。




サクサク~うまいっ!!!


目の前に吉野の千本桜を眺めながら、ゆっくりとさせていただきました。




天ぷらうどんを堪能したあとは、すぐ近くの葛菓子屋さんに。

カフェも併設されているTSUJIMURAさん。

美しい木がふんだんに使われた店内に、センス抜群の商品たち。

ここに入るとしばらくうっとりと見回してしまいます。


スズランスイセンが一輪、葛菓子をそっと見守っていました。




ここの葛菓子は、さまざまな甘味を食べ比べできて、パクリと口に入れると上品な甘さがふわ~~っと広がります。

お土産にぴったり!!私は人にあげるのが嫌になるほどハマってしまいました






さて、どんどん下っていきましょう~。

途中、できたてのよもぎ餅にフラフラと吸い寄せられたり、日本酒が苦手なくせに酒屋さんの前で立ち止まってしまったり。。。

吉野山の帰りはショッピングを楽しみながら歩けるので嬉しいんですよね


前回、展望台からはるか向こうに見えていた蔵王堂に、ついに到着!

おっきいなぁ~~~。




お寺のみなさんで、カラフルな幕を張り直しているのかな~?



ケーブルカー駅まで下りてきました。

これに乗れば一気に駅前に行けるんですが、下千本の桜もとっても素晴らしいので歩いて降りようと思います。

痛みだした膝をぴょこぴょこ庇いつつ、頑張ります!

あ、ケーブルカーは、紅葉に時期に乗るとものすごく綺麗ですよ~~



日が暮れてきました。

暮れかけには暮れかけの、色がありますね。






モミジの新緑が、緑の光のように浮き上がって見えました。


最後まで桜を堪能して、吉野駅に到着です。

電車の時間まで少しあったので、串焼きのお店に足が向く(笑)。

たくさん筋肉を使ったせいか、吉野山に登ると体が肉を求めるんですよね、なんでかな

鶏串と牛串を買いました。

別のお店で美味しいコーヒーを買い、ゆっくり座っていただきま~~す





この日の帰りは、さくらライナーという可愛い特急に乗ることができました




ふんわりさくら色で吉野のヤマザクラのイメージにピッタリ!!

座席の柄も花柄だったり、内装もとってもキュートでしたよ。




靴を脱いで足を乗せて。




あ~~、足の疲れが抜けていく~~~


最後までほんと楽しい旅でした。


吉野山のお花見、これにて終了です~~~。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

昨年の記事もよろしければどうぞ。

昨年の記事











さてさて、今日のにゃんこです

我が家の2匹のラブラブ、毎日見せてもらっています。


イブ散歩から帰ってくると、しろちゅがお待ちかね。




イブちょのベッドには、相変わらずしろちゅがギッチリと。




ラブペロ可愛い




仲良しだね~。




見上げるにゃんこも可愛いなと、最近思うのですよ。




巴紋みたいだなぁ……。

きっとお互い、運命の相手だよね




それでは、また次回です~~~



吉野山の春 2015 その2

2015-04-18 16:13:47 | 吉野山

こんにちは!!

少し間が空いてしまいましたが、吉野山編その2、アップしますね~~。


前回、奥千本の眺めがいいところで終わっていましたね。

その場所、実は下の眺めはずんべらぼう……。

そして、こんな風に苗木が何十本と植えられていました。




昨年から、この奥千本では、シロヤマザクラの再生プロジェクトをしているそうなんです。




看板の右にあるように、一本一本、風雨で倒されないように支えられています。

半分に割った竹で細い幹を支え、しかも結んである場所は、中に木の皮をクッションに挟んであって、最後に網でふんわりと巻いてあります。

大切に、大切に、育てようという心が伝わりました。


この奥千本が、ヤマザクラいっぱいの見事な景色になるのはいったい何年後になるか……。

その景色を見るためにも、20年後も30年後も、丈夫な足腰でいなければいけませんね

そして私がいなくなったあとも、みなさんの子々孫々までずっとずっと、花を咲かせて喜ばせてくれることでしょう……。


ずっと未来へとつづく偉大な事業だと思いました。

心より、ありがとうございます





しばらく歩くと、先ほどのところ以外にもシロヤマザクラが植林されているところがあり、中にはこんなプレートがかかっているものも。




お名前は消させていただきましたが、寄贈された苗木もあるようです。

ほんと、吉野山の桜は宝物です

どのコメントも感謝の心であふれていて、ほんとうにたくさんの方たちに愛されているお山なんだなぁと、読むたびに胸が熱くなりました。





西行庵からの帰り道に、美しいものを発見!!!




スギかなぁ……?

まだ切りたてのようで、みずみずしい年輪を見ることができました。




ちょっと指で触らせてもらって……、おお、これが生木の感触か……


こないだまでは、うん、木だな、くらいにしか思わなかった私ですが、今では。

素ん晴らし~いお宝に見える!!!!

これ一本で、どれだけのモノが作れるんだろう……

想像するだけでワクワクしてきます。

木工教室でさまざまな経験をさせていただいたおかげで、木への想いがすっかり変わりました



奥千本口のバス停まで戻り、いよいよ上・中・下千本と下りていきます。

日が陰ってきて、深い杉の森は薄暗い。




けれど、素敵な姿をした木が多くて、お天気は気にならなくなりました。




くるりと皮が外れて、生まれたばかりのモミジの新芽。




コロンと落ちていた、まつぼっくりみたいな木の実。




吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)の巨大な枝垂れ桜。




この日はとにかく、木の幹や枝の、生命そのもののような形に魅せられた日でした。





祝詞が始まったようです。




女性の神職の方が上げておられました。

この神社は俗に子守さんと呼ばれ、子宝の神として深く信仰されているそうです。



さらに歩いて行くと、苔の黄緑が目に鮮やかな一角が現れました。




よく見るとプツプツと実のようなものが付いています。


こちらは花なのか別の種類なのか……、とにかく見ていて飽きません。




苔好きにはぴったりな山だなぁと、いつも思います。

思っているのは私だけではないようで(笑)。




皆さん、思い思いに撮影を楽しんでおられました



さて、登るだけで両太ももがつる高城山展望台の急坂にチャレンジするも、ほぼ蕾という結果にガックリ。。。

近くて見ておられたおじさんに、よく頑張った!となぜか拍手をしてもらい(??)


また坂を下りて行きました。



ついに、『花矢倉展望台』に到着!!

ここからの吉野山は最高です!!




山並みを彩るサクラの群れと、はるか向こうに蔵王堂の大屋根まで見渡すことができるんです。


ここから下の道は、夢のような景色が続いていきます。




歩いては足を止め、また歩き出してはほうとため息をついて。




横道に入っていく人たちを見かけたら、ついて行ってみましょう。

こんなビュースポットがあったりしますよ。




視界の端から端までヤマザクラ!!

ここは足場が斜めになっていて歩きにくいんですが、切り株などにみなさん腰掛けて、長い時間眺めておられました。



私もちょっと荷物を置いて、年に一度、ここまで歩かないと見られない絶景を目に焼き付けるとしましょう……




次回につづく……





それでは、ねこねこタイムです


新幹線兄弟の最新画像が届きました!!

祝!! 一歳おめでとう!!!






キャー!! もうきゃわいいい~~~!!!

デレッデレですよ、デレッデレ……


椅子にハンモックを付けてもらい、そこがお気に入りの場所になったのは、茶トラのひかりくん。

キジトラのこだまくんは椅子の上がいいそうで、いつも上下でえいえい!とじゃれ合っているそうです。

子供さんのお昼寝に寄り添って一緒に眠ったり、とってもいい子にしてるようですよ。


ちっちゃい頃のの新幹線兄弟。




とっても元気な鳴き声で、二人とも手をよじよじ登ってきて、可愛かったなぁ……

お庭で生まれたのは4月の初め頃……、あの頃もすっごく寒い日が続いていて。

地面に直接では冷たかろうと、フリースのパジャマを敷きに行ったのを思い出します。

ひろみママが出かけているときはそこに登って、2匹で場所の取り合いをしていたなぁ……。




可愛がっていただき、とっても元気に一歳を迎えることができて、ほんとうにありがたいです……





うちの二匹も元気に過ごしていますよ。




この写真は、休みの日の朝、旦那が起きてトイレに行き、出てきたところです。

ごはんのおねだりに2匹で来てくれた!と、嬉しくなって撮ったらしい一枚です(笑)。

いいなぁ~、私も2匹にお迎えされたい。


それでは、また次回です~~~





吉野山の春 2015 その1

2015-04-12 00:05:41 | 吉野山

ここ2日ほど、ふくらはぎの筋肉痛でロボット歩きになっているセツです。

タイトルのとおり、木曜日に吉野山へ行ってきました。


天気予報はず~~~っと雨マークばかりで、木曜日だけ!お天気マークがついていたので。

それっ!!と勢いをつけて家を飛び出しました。



電車を乗り継いで約1時間半。

吉野の地へ降り立ちました。

吉野山の登り方はいろいろあるのですが、私はまずバスで中千本へ上がり、さらに乗り継いで奥千本口まで一気に上がってしまいます。

これなら奥千本を回ってからは下りばかりなので、そうしんどくないかな、と。

下りはかなり膝にくるので、次回からは徒歩で登って下りをバスにしようかとも考え中。。。



中千本の駐車場には、見事な枝垂れ桜がありました。




快晴だったのはこれ一枚でした。。。


観桜期は、バスの乗り継ぎに時間がかかります。

今回は1時間10分かかりました。

私は毎年のことなので慣れているのですが、初めての方にはちょっと苦行かもしれません(笑)。

ここは修行する山ですから、忍耐力を鍛えると思って


複数で来られるなら、交代でぶらぶらしてきたらいいですし、前にカフェもあります。

私は一人なので、ひたすらじーーーっとしているしかない。

時間を潰すため、とりあえずお昼ご飯にしましょう~~。


ふかふかあんぱんと。




めはり寿しの上にシメサバが乗っている、こんなお寿司。




シャケもある。




中にわさび菜の漬物も入っていて、盛りだくさんでした。

酢飯はもちろん私好みの酸っぱい系

めちゃうまでした

パンもお寿司も、近鉄大和八木駅の、橿原神宮前方面のホームで売っていました。


美味しいのであっという間に食べちゃって、あとはひたすら待つ……待つ……。

とにかく退屈で、草とか虫とか、近くにあるものを撮影してみたり。

前の人の服にピッととまった虫さんが、私たちと同じように前を覗きこんで、まだかなぁって言ってるみたいで可愛くてパシャ!!

(あとからこれがカメムシであることを知りました





石垣の苔にのった花びら。




ひたすらじーっとしていなければならないのでみんな暇で退屈すぎて、前をワンちゃんが通ろうものなら、アイドルですよ、アイドル。

可愛い~~癒されるわ~~~、みんな食い入るように見てそしてデレデレになっておりました(笑)。


ついに、乗る順番がやってきました!




さあ、山の上まで連れて行ってもらいましょう~~。


吉野山に来ると、いつも自分の軟弱さと向き合うことになります。

このマイクロバスの乗っている間に、ワクワクからやだなぁにちょっと変わるのです。

車を降りたら、否応なしに厳しい坂が待っています。

素晴らしい山の空気を吸いにここまでやってきたというのに、直前になっていつもおじけづく自分。

ピシピシとほっぺを叩き、さあ、登って行こう!!!




最初の坂がなかなか急で、いきなり洗礼を受けるような心地になるのですが、上まで登るとこの景色が見られるポイントに。




スーーッと、深呼吸。

あ~気持ちいいな、お山に来たな。

やっとワクワクが戻ってきました。

足が軽くなって、残りの坂をひょいひょいと登って行けました。


そうだった、忘れてた。

吉野山に来ると、特に奥千本ではちっとも疲れなくなるんだった。

多分、スギやヒノキの出すフィトンチッドという物質の香りで、脳内麻薬的なものが出てるんだと思います。

急な登りで心臓がものすごいスピードでドクドクいってるのに、それすらも気持ち良く感じる……、それほどまでに。


奥千本の景色は、深く、静か。






時々、ウグイスがホー、ホケキョ!と鳴く声が響きます。


奥千本では桜はまだほどんど開花していませんでしたが、代わりにこんな薄黄色のお花がありました。




ふわ~~っと儚くて心惹かれ、見つけるたびに立ち止まりました。




ピンボケですみません! クロモジという木だそうです。


西行庵に到着。




この山奥に庵を結んだ西行さん。




西行さんといえば、私の中のイメージでは大河ドラマ『平清盛』で西行さんを演じられた藤木直人さんなのです。


平安時代末期から鎌倉時代初期に生きた西行さん。

裕福な家庭に生まれ、容姿端麗、文武両道だったといいます。

『北面の武士』という名誉ある職を得たけれど、政変や失恋、死別などつらいことが立て続けに起こり、出家して仏道に入り山里で暮らしたそうです。

 願はくは花のもとにて春死なむ

今とはまったく違って、生きていくのがほんとうに大変な、残酷な時代。

悲しい気持ちを抱えて、この地でどんな風に過ごしていたんだろう……。

山の景色に西行さんが透けて見えるようです……。



古木の太い幹に頼もしさを感じ。






その下で座り込み、山々を見渡しながら記憶をたどったり。




ふと野の花を見つけて慰められる心地がしたり。

(スミレとヤマルリソウ)








ウグイスやホトトギスの声に、心を震わされたことでしょう……。


苔清水と詠んだ清浄な水で、喉を潤し。




時折細道を登って。




ここで桜や星空を眺めていたかもしれません……。





ここが、吉野山で私が一番好きな場所。

このままテントを張って泊まりたいなぁと思い、あ、西行さんも同じ気持ちになったのかな、と気づいたり。

ここへ来るたび、西行さんの心にそっと寄り添いたくなる。

松尾芭蕉さんや他の歌人さんたちも、こうして想いを馳せたのかもしれません。




今日はここまでです~~~。

桜の写真が1枚しかないという、申し訳ない感じなのですが。

次回はもうちょっと、出てきますので!

吉野山編は、あと2回続きます。

ゆっくりお付き合いいただけたら、嬉しいです。




さって今日もネコネコタイム!!

今週は木曜以外はず~~っと雨で、今回の写真はもっと前の、よく晴れた日のものです。

ああ、太陽が恋しい……。




イブちょもすっごく気持ち良さそう~




こういう顔を見ると、ちょっと大人の男に見えるよ。




草や土の匂いをいっぱい吸って、まったりくつろぎ中……




そんな様子を、眺めるニャンたち……。




なんとこの日は、ポンちゃんが大きなお顔を低くしてのっしのっしこちらに歩いてきて!!!

イブちょもガッと伏せてこのポーズ!!




慌ててイブちょを抱っこ!!

いかん、ポンちゃんはヤバイ。

ケンカになったら怖すぎる。

離れた別の花壇まで運んで行きました。


ひろみちゃんは、挨拶できる隙を狙ってじーっとしてくれるから大丈夫そうなんだけど……。




これからは、ポンちゃんがお出かけ中にお散歩することにします。。。



イブちょは今は、さっき旦那に頭をぐりぐり押し付けられた自分の背中を、ひっしにペロペロ臭い消し中……。

べろんべろん……、匂いを消さないと眠れないよ……まったく……

それでも、旦那のすぐ横で、眠りたいらしい。

人が好きな子で、ほんとよかった。


それでは、また次回です~~~


吉野山にて女子会 後編

2014-08-11 00:32:05 | 吉野山

前回は、吉野山の花たちを見ながらの楽しい散策でしたね。


ポロポロしていた雨もあがり、ますます気持ちのいいお散歩になってきました。


あ、蔵王堂の大屋根が見えますよ~。





この屋根が見えると、あそこに帰って行くんだなぁとなんだかホッとするのです。


今回は別ルートで来たからあそこまで行かないんですが、何度かお山を下って来たときの感覚が蘇ります。



歩いていると、空の青色や輝いている緑色がものすごく鮮やかな色であることに気づきます。




うまく撮れませんが、目に映る自然が全て、まるで写真を加工するときに鮮やかにしすぎちゃったような。

強烈な色の濃さ、派手さなんです。



なにも加工しなくても、この色の濃さ。







夏の日差しはとても高いところから降り注ぐから、そういうのが関係しているのかしら。


不思議です~~~。






鳥のキャラクターのような雲が浮かんでいました。




ちゃんとおめめとくちばしがあるでしょ?見えるかな~~。






てくてく、てくてく。


それにしても、なかなか着かないなぁ……。


iPhoneのGoogle mapで現在地を確認しつつ歩いているので、迷うことはないのですが……。


すぐ着くと思っていた距離が、いつまでたっても縮まりません……。




……、もしかして、結構遠いのか??



と、とにかく歩こう。。。




マップとにらめっこしながらひたすら歩きます。


少し涼しいとはいってもさすがに汗がふき出してきました。


ゼイゼイ。


思いがけずいい運動になってるなぁ……。




やっと、メインストリートにたどり着くというところで、苦手なものに遭遇。。。



トンネルです。




ジブリアニメに出てきそうな雰囲気ですね。


車で通る分には大丈夫なのですが、徒歩とか自転車で通るのがいつも怖くって。



スニーカーのわずかな足音でさえも、大きく響きます。。。




こんなに短いトンネルでも怖いなんて、なんだか情けな~~~。




やっとメイン通りに着いたところで、そういえばそろそろ時間がなくなってきたかも……と確認すると。


え、うそやん、あと2分!?

うわぁ大遅刻~~!!!


慌ててカバンとカメラを押さえてダッシュしました。。。



ここからあとどのくらいあんねん~~~!!


マップの距離感がいまいち分からなくなっていたので、とても焦りました。



だだだだだ………………!!!




到着したころには、すっかり汗だくになっていました。


通してもらったお部屋はエアコンが効いていて気持ちよかった~~~。




女子会メンバーは一人、また一人と集まり、みんな揃ったところでお料理を注文。


私は、ざるうどん天ぷらを注文(メニューの名前を忘れちゃった





天ぷらめっちゃおっきい!!

しかも衣カリッカリ!




青じその天ぷらはまるでお菓子を食べているようで楽しく、なんとミョウガの天ぷらまで!!


初めて食べました~、風味がそのまま閉じこめられていて、みずみずしくて美味しかった!!



細めのおうどんに舌鼓。




つるつる~


これ、自分で持ってだとうまく撮れなくて、持っていてもらいました



子連れのメンバーがけっこういたので、賑やかに時間が過ぎて行きました。


私は子供達の写真を撮らせてもらったり、おしゃべりしたり。


同年代の人たちと話せて、しかも皆さん優しい方達ばかりなので、ほんとうに楽しい時間でした。



だいぶゆっくりとさせてもらって、次はかき氷を食べに近くのお店へ移動することに。



ごちそうさまでした!




手書きの『歓迎』の文字がとても嬉しかったのでした。






『御食事処 静亭』は、勝手神社の近くにあります。


はじける笑顔の若女将さんが、温かく迎えてくれるおすすめのお店です!





とここで、なんと若女将さんの計らいで、スタッフさんが帰る車に乗せてもらって自分の車を取りに行けることに!!


とってもとっても助かりました……!


またあの距離を歩かなきゃと思っていたので……。


無事お店の傍に駐車することができました







静亭から歩いてすぐのお店、『TSUJIMURA』に入りました。


葛のお菓子を売っているお店で、中にはカフェもあります。


いろんな種類の冷たいスイーツがありましたが、私は吉野梅のかき氷を注文しました。


一見真っ白なんですが、一口食べるときゅ~~!!!




すっぱい!美味しい!!!


自然な梅の酸っぱさと、ほんのりした甘さ。


私が一番ちょうどいいって思える絶妙なバランスで、これまた感動でした。


は~~~冷たい、たまらん。


暑かったのがすっかり涼しくなりました~。


かき氷っていいですよね……、夏だなぁ~~。





この2軒のお店は春にも来たことがあり、その時の記事はこちらです。


『吉野山、桜が見頃です!』






帰りは、隣町に住んでいるメンバーと一緒に帰りました。


無事送り届けて帰り道。




見事なお空を見上げながらドライブできました。




ここ数年、真夏はいつも暑い暑いとちっとも散策に出かけていなかったので。


この日はたくさんの『真夏』に出会うことができて、改めて「夏ってこんなに素敵だったんだ」と認識しました。



照りつける太陽の光で、びっくりなほど鮮やかなグリーンたちとか。


モクモクと複雑な形をしている雲とか。


かき氷のおいしさとか。



『真夏』、堪能しました~~~~





これで女子会のお話は終わりです。









夏毛なのに太すぎるんじゃない、2人とも。







お外のポンちゃん、毎日来ないから細くって。




もっといっぱい食べてよ~ポンちゃん。


相変わらずおしゃべりでクア、クアといいながら元気にやってくるので、大丈夫とは思うんですが。


うちの子達がふっといもので、どうしても心配になっちゃいます




ちょっと見にくいんですがポンちゃんとひろみちゃんの動画です。


ポンちゃんがのしっとひろみちゃんの足の上に……!


庭猫たち 仲良く休憩。



リンクはこちらです。



ほんとうに仲良しさんですね。

微笑ましいです。



それでは、また次回です~~~





吉野山にて女子会 前編

2014-08-09 05:32:12 | 吉野山
おはようございます


二日続けて大雨で、すっかり気温が下がりました。


寒くなって、長袖を着込んだところです。


台風が近づいている実感が、今回はとてもあります。


ずっとザザ降り。


山間部は大丈夫かな……心配です。






このあいだ、久しぶりに女子会へ行ってきました。


贅沢にも吉野山でお食事会!!


めっちゃ嬉しい。


真夏の吉野山も初めてだし、ワクワクしておりました。


しかしいいものですね、同年代の女子と気兼ねなく語り合える場があるというのは。


もちろんその場を整えてくれたのはメンバーの人たちで、楽しませてもらってとても感謝ですm(_ _)m






吉野山へは、今回は車で行ってみました。


いつもは電車なんですが、今回は降水確率がけっこう高かったので、もしかしたらあんまり観光気分な感じじゃないかもなぁと思いまして。


猛暑でしたし、クーラーの効いた車でラクラクってのも魅力でした。


こうして人は少しずつ堕落していくのかも……






山にだいぶ近づいてきたころ、渋滞でダラダラと並んでいたら、映画のセットかと思うような建物を発見!!


慌ててカメラを引き寄せて、車内からパシャと撮りました。






めっちゃかっこいい……。


木造の古い建物って、ほんとうにいい雰囲気を醸し出しますね。







吉野川を渡ります。





いいお天気です。


天気予報はハズレかな?







駐車場に着きました。



車で来ることはほとんどないので、私が知っている駐車場は如意輪寺の近くのところだけ。


行く先のお店とはけっこう近そうだし、早いめに出発したから時間にとっても余裕があります。


さあのんびりと、夏の吉野山を歩いて行きましょう!!








あれ、ちょっと雨がパラパラしてる……。


降ったりやんだり、狐の嫁入り状態でした。


でも、空はこんなに綺麗。




とっても気持ちのいいお散歩です。



吉野山はさすが山というだけあって、ちょっと涼しく感じました。


歩いていてもそんなに大汗は出ません。


でも夏らしく日差しが突き刺さるようで、頭皮を守るためハンカチをぽふ、とのせてっと。。。



お店に行くまでに、実は散策コースもあったんです、土の上を歩けるような。


けれど、どれくらい時間がかかるか分からないし、なにより思いとどまった一番の理由は『虫』でして。


……夏ですからね……、森の中はすごいことになっていそうで……。


スッパリと、車道の脇を歩いていくことに決めました





たまにしか車が通らないので、車道でも快適カイテキ!


自然と視線は足元の草花に。



シダ植物が、葉を大きく広げています。




アップで見ると、整列の美ってあるんだなぁとしみじみ。


かわゆい葉っぱたち。





つるつる~と下りて来ている、蔓の葉っぱ(シャレです笑)





ツユクサの青色が目に鮮やか。




オニタビラコかな? ちっちゃいお花。




ヒメジョオン(紫)。





ヒメジョオンの紫色って初めて見ました。

後から調べてみると、Wikipediaにてこんな文章を発見!!


『花弁の白い部分がやや紫がかる個体が見られることもあるが、これは清浄な空気の中で育った時にできるものである』


さすが吉野山!!!


空気が綺麗なら土壌もとっても綺麗なんでしょうね……。


感動しました……。


アスファルトの車道のすぐ脇なのになぁ……、しっかり紫なんだよなぁ……、すごい。



あ、今何か、足元を横切りましたよ。


しゃがみ込んで探してみると、いたいた!




しっかり隠れてるね、バッタさん。かわゆいおめめ。




他にも、コマツナギというお花や、





面白い形のものも発見。







つぶつぶはとってもちっちゃいんですが、赤いお花がまるでお茶菓子のように厚みがあって透き通っていて……。


不思議な魅力を放っていました。



いつもだいたい、初めて見たお花は名前を調べるんですが、

たま~に(調べなきゃ良かった)と思うこともありまして。


これがそうでした。

その名も『ヤブカラシ』!!


か、枯らしちゃうんですか……、ほんとに薮を枯らしちゃうそうです。


すごーく繁殖力が強いんですって。。。


里山を守るためには、こうして特徴を名前にすることはとても重要だと思うのですが。


見た目があんまり可愛かったから……。


別名、ないのかしら……え、『ビンボウカズラ』!?


もういいよもう……





最後に素敵な情景をひとつ。



松ぼっくりが あったとさ~~~。







松ぼっくりの歌、思い出して口ずさみました。





  まつぼっくりが あったとさ
  
  高いおやまに あったとさ
  
  ころころころころ あったとさ
  
  おさるがひろって たべたとさ





気になる植物を見つけてはパチリ、またしゃがんでパチリと、とてものんびりと歩いていきましたとさ。




後編につづく……






イブちょが、ふと上を見上げました。




こうして透かして見る猫の瞳は驚くほど澄んでいますね……。



あ、しろちゅさん、登ってお外見てたの~~。




けっこう高いめの窓なんですが、猫ならひとっ飛びですね。



階段の踊り場で待機中。




下でもの~んびり。





そこにいるだけで可愛いしろちゅさん。


撮らせてくれてありがとね。




それでは、また次回です~~~