セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

天川・下市ドライブ2&庭猫つづき

2014-02-25 20:59:36 | 庭猫
こんにちは!


あたたかな小春日和になって、エアコンなしでいられるのが嬉しいセツです。

しかし!!


旦那が風邪をもらってきまして、目の前でげっほげっほ

直撃をくらって私もげっほげっほ。


さらに、景色が白くかすんでしまうほどのPM2.5の襲撃もあり、鼻炎の劇症……。


ただいま前線にて激戦中でありますっ  vs 



皆さま、マスクで防ぎつつ、頑張って乗り切りましょうね






それでは、前回につづき、天川・下市ドライブを書いていきましょう。


今日は、天川村洞川温泉(どろがわおんせん)にある、『龍泉寺(りゅうせんじ)』を少し、ご紹介します。


龍泉寺はその名前の通り、龍の泉のお寺、なんです。




以前何度かご紹介した吉野山、あそこからここ天川村は真南に当たるのですが、その間にまたがる大峰山脈を修験道として切り開いたとされるのが『役小角(えんのおずの)』です。

『大峰奥駈道(おおみねおくがけみち)』と呼ばれるこの修験道は、上のほうは未だに女人禁制で。

崖に突き出した大岩の上で逆さに吊るされて修行する山伏、そんな映像をテレビでご覧になったことはないでしょうか。

まさにそれがここで行われている、とっても厳しい修験道なのだそうです。



その修験道の玄関口にあたるのがこの洞川地区で。

全国からやってくる修験者たちを、昔から洞川温泉で温かく迎えておられたそうです。




役小角があるとき、清浄な水がこんこんと湧き出る泉を発見します。

それに龍の口(たつのくち)と名付け、ここに八大龍王尊をお祠りして、水行をしたそうです。


それがこのお寺のある場所です。


ね?龍の泉のお寺でしょう~。



現在でも、修験者たちはこの泉で水行をし、身を清めてから修験道へと入っていくそうです。



ちなみに、前回に書いた天河大弁財天社も、役小角がここの地主神・弁財天女を祀ったもので。

修験者たちはここでも、参籠修行をされていたそうです。






それでは、写真を見ていただきましょう~





龍の字が龍でできています。すごい!!



境内はすっぽりと雪で覆われていました。








立派な龍の彫り物。見とれます。






そして、とっても広い泉。





境内の広い範囲が泉になっています。





透明な水の傍にいると、身を清めてもらっているかのようにすうっとします。




それでは、その美しい水をいただきに行きましょう~。



こんな像がありました。




頭に龍が乗っていますね。


そして足元には。





亀!!

しかしよく見てみると、鹿のような大きな耳が付いているんです。

調べてみるとこれは亀ではなく、『贔屓(ひいき)』という中国の架空の動物なのだそうで。


耳・目・口が大きく、耳で世間の噂をしっかり把握し、目でしっかり世間を見、口で支えている人に助言するそうです。

『贔屓されている』とよく言いますが、つまりはこの動物に助けてもらっている、ということなんでしょう。


世間の話をよく聞いて、見て、話す……、これは、人として社会人として大切なことのようにも思いますし、まるで諜報活動を得意とする忍者みたいだなぁとも思うのですよ(笑)。


こんな看板が立ててありました。





これを読んでびっくりしたことが。

このお話、昔話の『龍の子太郎』の最初のシーンにそっくり!!!


龍(蛇?)であると知られた母親が、我が子に目玉を与えて去る。

子供はその目玉をなめて育ち、目玉がなくなると、母はもう1つの目玉をさらに子に与えます。


盲目になってしまった母は、朝に夕に子供の無事を鐘を鳴らして教えて下さいと言ってまた去って行きます。


龍の子太郎のお話は、主に信州と秋田の昔話をベースに作られたそうです。

けれど、ここ奈良県や、滋賀の三井寺にもその前半部分がずっと伝えられている。

昔はメジャーなお話だったのか、その一族が転々と移動して行ったからか。

不思議だなぁと思うのです。



ただ、作家の高田崇史さんの本を読んでいると、1つ目や1本足という表現は、製鉄をする山の民のことで、火を見続けたりふいごを踏み続けたりすることで痛めてしまうからそうなってしまうのだと書かれています。


つまり、この物語の母親は、山の民であったのかもしれません。


いろいろネットで読んでいると、父親については諸説あるようです。

父親は山に住む龍であるという説や、寺に残って母親のために朝な夕な鐘をつき続けたというものも。


母子の愛、夫婦の愛が、古来よりずっと、昔話として伝えられてきているのです。

きっとどの時代の人々も、このお話に胸を打たれたのでしょうね。


龍の子太郎、ご存知ない方は、ぜひ一度読んでみて下さいね。

信州では、このお話の前半と後半が、それぞれ別の地域で語り伝えられているそうですよ。

とてもドラマティックで、私にとって忘れられないお話です。


龍の子太郎、ネットや本によって少しずつ内容が違ったりするのですが。

最後には、母親は人に戻り、太郎と暮らす……、そんなエンディングが私は一番好きです。







母親が現れたという、水が湧き出る場所、龍の口。




この大岩の下から、透き通った水が流れてきていました。


この柄杓を使います。






卵を水の底で見つけました。





蛇への捧げものですね。

桜井市の大神神社でも、同じように卵を供える習慣があります。



清い水が流れるさまを見ながら、いただきます。










しゃがんでいたすぐ右横に、すごい木を発見!!





パッカリと裂けて真ん中が空っぽになっています。

カミナリでやられちゃったのかなぁ……と思いながら見上げると。


なんと、薄っぺらいまま高い高いところまで伸びている!!




ちゃんと木として葉っぱも繁らせているのです。


なんて生命力なんでしょう……。

このあたりの豊かな水が、木々を丈夫に育てたのかもしれませんね。





前を見ると、先ほどの像のシルエットがかっこいい。









さて、他の場所を見に行きましょう。


階段を見つけたので上って行ってみます。




滑らないように、慎重に(笑)。




滝を発見しました。




大きなものではありませんが、滝行をここでするようです。


見事に凍っていました。




氷の粒が集まって、まるで龍のうろこのように見えました。





実はここで一度つるりとすっ転びまして。。。

こっ、怖かった……




その他、広い境内には、たくさんのお地蔵さんや。




おなかぽてぽてのタヌキさんもいて。





境内には法螺貝の音が鳴り響き、とても見応えのある趣深いお寺でした。




だいたい見終わったので、引き返しましょう。


雪が強くなってきて、辺りが薄暗いです。


山に低い雪雲がかかってきていました。





早く帰らないと、雪がまた凍っちゃうよ~~~。


車に乗り込み、ドキドキしながらゆっくりと雪道を下って行きました。

途中、洞川温泉の温泉街に入って行ける橋があったのですが、すごく見たかったけれど私が見たいのは夜の明かりがついた温泉街なので。

次回に持ち越すことにしました。



このあたりは、豊かな自然を見ながら歩ける散策路がいくつもありますので、温かい季節に今度こそ、歴史のある素敵な温泉宿に泊まりで来ようと思います。

そのときまで、さようなら。


ハンドルを取られまいと奮闘する旦那の横で、私はそんな旅情にひたっておりました(笑)。




しっかし、近頃の私ときたら、行くのは神社や寺ばっかり!!

私ってそんな子やったっけ……。

改めて考えるとどうにも変な感じです。


奈良県でちょっと行ってこようと場所を探すと、ものすごく古い寺や神社があちこちにあって。

これは見ておかないと!って、ついつい行ってしまいます。


歴史のロマンを求めて訪ねると、信仰の不思議な空気にたくさん触れられて。

謎に思ったことを、家に帰ってからいろいろ調べると、ものすごく勉強になりますし。


いい体験をたくさんさせてもらって、ありがたいことだと思います。




それでは次回は、山を下りて下市町へ向かいます。



次回に続く……










さて、猫たちですね。


ポンちゃんの怪我、ずいぶんと良くなりましたよ!

もう怪我していたのが分からないくらい、普通に歩いています。


大人しくにゃ~とやってくるので、イブちょと一緒に縁側でまったりしています。








一度黒いオス猫が庭にやってきたのですが、ポンちゃんが唸り声で撃退しちゃいました。


ここは僕の庭だ!!

しっかり主張していましたよ。



私 「すごいねぇ、ここはもうポンちゃんの縄張りやねぇ」

旦那「イブちょとポンちゃんの庭やな」

私 「あれ……、もしかして、もうイブちょの陣地ですらないんちゃう……?」

旦那「(爆笑)、そうかも~~~!!」



ポンちゃんがいない隙をねらって、お散歩に行っているイブちょ。

さっと行って、さっと連れ帰ります。

イブちょに堂々といさせてやりたいけれど、ポンちゃん見つけるときっとダッシュで追いかけて、脱走……。

そうなるのが目に見えているので。


う~ん、我慢だ、イブちょ。



しろちゅはだいぶお外の猫を警戒していて、ポンちゃんが縁側に上がっていないときだけ、こうして覗き込んだりしています。






これからどうなることやら……。



また我が家のお庭の様子、レポートしますね。



それでは、また次回です~~~



天川・下市ドライブ1&庭猫たち

2014-02-24 10:08:05 | 庭猫
こんばんは!

おとといの2月22日は、にゃんにゃんニャンで猫の日でしたね!

その日に投稿したかっのですが、間違って大量に消してしまったりして結局今になってしまいました…。がっくり。



最初にちょっと雑談を。

我が家の今年のカレンダーは、なんと『くるねこ』(猫のマンガです)でして。



今月は節分があったので、こんな素敵な絵です。





一番見るところに置きたくて、お手洗いに(笑)。

毎日何度も見て楽しんでいます。



そして、22日にはしっかりと『猫の日』の文字!!





さすが猫のカレンダーですね。


これを買った時にいろいろとくるねこグッズを買いました。







ぽっちゃんのぬいぐるみ、手触りが極上です……、ウットリスリスリ


大阪梅田にあるキディランド1階に、ネコグッズ専門コーナーが新設されて、そこで買いました。

ネコ一色のコーナー、至福の時間でした……





              





それでは本編です



これから3回続けて、奈良県の天川村と下市町をドライブしたときの記事を書こうと思います。

行ってきたのは1月中旬ごろでした。



休みの日、昼からぶらっと出かけた適当ドライブ。


目的地は、天川伝説殺人事件や天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ・天河神社)で有名な天川村でした。

神社名は長いので、『天河神社』と書きますね。



出発してから天気を調べると、雨。

しかも、天川は雪が溶けずに残っていると


やめておくかとも思ったのですが。

とりあえず行けるところまで行ってみようということになりました。


というのも、実は天川へ行こうと思ったきっかけが、あるテレビ番組で。

元劇団四季の俳優、石丸幹二(いしまるかんじ)さん、旦那が彼の大ファンなんですが。

あ、ドラマ『半沢直樹』で大阪の浅野支店長役をされていた方です(笑)。

彼が天川へ行くという番組だったんです。




天河神社は、芸能の神様がお祀りされていて、音楽やさまざまな芸事をなさる方々がたくさん訪れる有名な神社です。

そして、神様に呼ばれた人しかたどり着けないと、古来より伝えられている不思議な伝承があり。

石丸さんは、前からずっと行きたかったそうなのですが、2回チャレンジして無理だったそうで。


今回、彼自身のこれからの道を問うため、そして歌を捧げるために、やっと来ることができたそうです。

この時の天気は雨。ざざ降り。

拒まれているのかと思いきや、水の神様でもある弁天さま、これは温かく迎え入れて下さっているということなんだそうです。



そんな不思議な神社。

雪が残っているとか、そんな情報でちょっとひるみましたが。

今、行くんだ、絶対たどり着いてやるんだ!

旦那はそんなふうに、ちょっと心が燃えたようです



車はどんどん南へ、山深い奈良の奥地へと進んで行きます……。





ぐねぐねと曲がりくねった山道を登り、長い長いトンネルを抜けると、世界は真っ白な銀世界

同じ奈良県でも、山間部は気候がぜんぜん違います。

道路上はギリギリ溶けていて、なんとか進めそうです。


このままいけますように……と願いつつ、まずは天河神社へ向かいます。





無事、到着しました~~~。





鳥居の前にはど~~んと、見上げるほど大きな御神燈が二つ。




迫力あるなぁ~~。



さてそれでは、神社に入って行きましょう。





この辺りは雪がほとんど溶けていて、よかったです。

時折、ほろりほろりと粉雪が風に混じります。



美しい橋と鳥居です~





素敵な狛犬





それでは、拝殿へと上がっていきましょう。






寒さのせいか、雪のせいか、拝殿は大きな幕で覆われていて、中はとても暗かったです。


大きな五十鈴(いすず)がついたひもを、ガランガランと振って。

まずは静かにお参りします。






ほぼ無音の世界。

静謐な空気を感じます。


実は私、ここに来るのは2回目で、前は友達に連れてきてもらったのですが。

ここで目を瞑ってお祈りすると、ものすごく心地よかったのを覚えています。

あの時は幕はなくて、外の雨の音を聞きながらゆっくりと過ごしたっけ。

あれ、この時も雨だったわ……。




振り向くと、後ろは見事な能舞台なんです!




『天川伝説殺人事件』でも登場し、後ろの御簾と窓が開き、明るい日の光と眩しい緑を背景に、お能『二人静』が舞われていたと思います。

中森明菜さんが主題歌で歌っておられた同名の歌が大好きで、よくカラオケで歌ったものです……


この美しい舞台で、一度目の前でお能、見てみたいなぁ……



外に出ると、吸い込まれるような緑の廊下に目を奪われました。







やっと来られたなぁ……、じーんとしながら、神社を後にしました。



それではこれからどうしよう。

雪が降ってきてるし、ちょっと暗くなってきた。

帰った方がいいのかな……、私はちょっとそう思いましたが。

旦那は、ここまで来たのなら、もう一ヶ所行きたい!と。

石丸さんが訪れていたもうひとつの場所、洞川温泉(どろがわおんせん)にある龍泉寺に向かうことになりました。



ここからまた登りです。

さらに山の上にあるようで、道路の雪が……、だんだん増えてきた。。。



怖いなぁと思いながら、ずっと登って行きました。



次回につづきます~~~







              





さて、新しくやってきた庭猫たちのその後です。

ぷくぷく可愛い茶トラちゃんは、このところ毎日やってきます。





お外で写真を撮らせてくれます。撮り放題!!

左手、この時はまだだいぶ痛そうで、ほとんど地面につこうとはしませんでした。


傷を撮影できました。





指の間でしょうかねぇ……。


様子を見ていると、日に日に痛みは取れてきているようで、手をつく回数がだんだん増えてきました。

このまま自力で治せちゃうかも!?


とにかくモリモリ栄養を採って、ゆっくり休息して。

頑張って治してね!ポンちゃん。


あ、彼の名前は『ポンちゃん』に決まりました。

旦那につけてもらいました。



見た目はどっしり見えますが、けっこう甘えたさんの寂しがり屋なんです。


にゃおにゃおととても可愛い声で鳴いておねだりするし、網戸の前でずう~~っとこちらを窺っている滞在型で、あんまり放っておくと「こっち来て~~!」といっぱい鳴きます。

他の野良とは全然違うその人慣れ具合。

どこかで飼われていたのかな……とも思いました。


だってね、ご飯出すのグズグズしてたら、私の手にネコパンチかましてくるんですよ!!!

ビックリですよ。。。



この日は、もう一匹の女の子も来ていました。

先日ひょっこり覗きにきていた茶サビ柄?の猫ちゃん。





オスとメスだからか、まったくケンカはしません。

まあ同じ住宅地の猫たちですし、すでに猫集会で顔を合わせているかもしれませんね。



短くてぽふっとしたシッポ。真っ黒な後ろ足。




かわゆい!!




褐色の毛並みにキリリと黒い縁取りの瞳。





このちょっとキツそうな感じが知り合いに似ていまして。

ひろみちゃん、と、するりと名前が出てきました(笑)。


いろいろ警戒しているせいかずっと匍匐前進していて、もうタヌキみたい!!

低ーい体勢で、のそっ、のそのそのそっ!って動くんですよ


可愛くてなりません



最後にかわゆくぺろんちょ!!





この日以来、また姿を見せなくなりましたが、まあこのへんの野良ならそれが普通。

またひょっこり、顔を見せてくれるといいなぁ。





庭猫の動画を2つ、貼っておきますね。



庭猫ポンちゃんのおねだり。



リンクはこちらです。




庭猫たち。



リンクはこちらです。


ひろみちゃんは、網戸越しのイブちょに向かって鳴いています。

お互い、呼び合っているんですよね……、不思議。






うちの猫たちも、元気にしていますよ。

毎日仲良しこよし。




くわわわ~~~。



ぎうぎう。




おっ、重い……、寝返りがうてないよう~~~。



ポンちゃんともとっても仲良しなので、平和な我が家です。



それでは、また次回です~~~



久しぶりの折り紙と訪問ニャンコ。

2014-02-19 03:08:32 | 日記(+猫)
あの大雪の日からもう何日も経っているのに、未だにあちこちに氷の塊が残っている今日の奈良県です。


積雪20センチでこれなのだから、いまだ雪に閉じ込められている方々がどれだけ大変か、ご苦労が偲ばれます。


車の雪をおろした時に、湿った雪の重さを初めて実感しました。


明日はまた、雪になるそうで。

どうぞみなさま、お気をつけ下さいね。



ほんとにもう、大雪が降りそうな日は全国的にお休み!車乗らない!!

そうしなくっちゃだめだなぁと思いました。


台風なみの被害が出ていますからね。。。




今日はまず、久しぶりに楽しんだ折り紙をアップします。


ブログをいつも見て下さっている姫子さんの記事に、とっても綺麗な折り紙が掲載されていて。

折り紙大好きな私は、折りたくてたまらなくなりました。



家に残っている折り紙がないか探しに行って。


色によって全然枚数が違う、5センチ四方のものを発見!


姫子さんが折っておられた、たくさんの枚数で組んでいく折り紙を作り始めました。



まずは、3枚。




三角形になります。

折り紙に柄がないので、ちょっと折り返して白いところが出るようにしています。




次はええと、6枚……かな?




四角形です。


ちょっと変形のものも。





組み方によって、いろんなイレギュラーな形にできます。



折っていくうちに、色によって枚数が多かったり少なかったりするので組みにくくなり、いったんみんなほぐします。



これは……たぶん16枚……かな……?





この辺りから枚数があやふやです。すみません。



さらに枚数を増やして。





もう何枚か分かりません


なるべく色がかぶらないように、考えながら組み合わせました。

それもまた楽しいですね。


みんなお空の色なんですよ。

朝焼け、夕焼け、地平線に近い色、暮れかけの色、明け方の色……。


旅で見かけたいろんな色を思い出します。




残ったパーツでもう一度、三角と四角。








2枚合わせて、お花。





祖母が昔、これを糸でたくさん組み合わせてぼんぼりを作っていたのを思い出します。

電気のヒモにつけてあったなぁ。



折り紙は祖母のほか、近所のよく遊んでくれたお姉ちゃんたち、そしてとっても上手だった叔父に教えてもらいました。

みんな、小学生までに教わりましたが、この年になっても忘れないものですね。



旅先でキャラメルの包み紙が手に入ると、のんびりと電車に乗りながら鶴を折ったものです。




あのピカピカした包み紙は、綺麗だし扱いやすくて好きでした。

窓辺にそっと置いて、電車を降りたこともあったなぁ。


それから何年も経って、テレビCMで同じようなシーンが映り、私以外にもそんなことするひとがいるんだなぁと面映かったです。



折り鶴はほんとうに美しい形をしていますね。

何度折っても飽きません。


箸置きにちょん。




指先にちょん。





どれだけ小さい紙で作れるか、挑戦したこともあったっけ……。

爪楊枝を使うといいよ…と、叔父に教わったことがありました。

その叔父は、爪楊枝と折り紙で、傘を作ることができるすごい人でした。

ちゃんと開いたり閉じたりできるんですよ!!

今思えば、難しくても作り方を教えてもらえばよかったな……って思います。




これだけ作ったらやっと、折り紙を折りたい!!って衝動が落ち着きました。





何にも考えずにとにかく丁寧に折ることに集中して。

子供の頃に帰ったようで、すごく楽しかったです。

こういう時間、必要ですね。





小学校1年の終わりに、大阪から奈良へ引っ越しました。

いつも遊んでくれていたお姉さんや友達と、別れることになり。

お姉さんが下さったその時の折り紙を、今回探していて見つけました。


物持ちの悪い私からすると、これは奇跡のようなものです。


とても懐かしい、昭和50年代ごろの折り紙です。











匂い付きだったものも、今はもう何の匂いもしませんが。

折り紙の匂いって、やっぱり少しあって。

懐かしくてたまりませんでした。


きっと一生、これは使わずに取っておくのだろうな。

そう思いました。







さて、今度はニャンコの出番ですね。

そろそろ猫の恋の季節なのでしょうか。

時折お外で高い猫の声がします。


そして。


我が家の網戸の前には、1匹、また1匹と、新しい猫ちゃんが挨拶にやってきます。


イブちょのなんともいえないうな~の声に、シンバかな~と思って覗き込むと、真っ黒な大猫ちゃんだったり。

茶サビ柄の、なんともいえない不思議な色の猫ちゃんだったり。

どちらの柄も、網戸越しだとピントが合わないこと!

一瞬で逃げちゃうし、なかなか写真には収められません。。。




そしてある夜、またぴょっこりと。






また違う猫ちゃんだ。

綺麗な毛並みの猫ちゃんです。




吊り目で黄色い瞳がイブちょによく似てる。


どうやら左手を怪我しているようで、ずっとこうして上げていました。




関節は動くようなので、もしかしたら肉球がしもやけとか凍傷かな……。

大雪でしたしね……。


お昼なら病院に連れて行って上げられるよ、またお昼においで。

そう伝えたら。


ちゃんと次の日のお昼にやってきました!!





イブちょは全然威嚇せず、にゃーと鳴くばかり。

オスがやってきても、怪我してる子にはキツくしないんだね。

えらいえらい。





しばらく網戸越しにこうして一緒にいて。




ウトウトしたり、なかなかくつろいでいました。

どこかのおうちで、こうして可愛がってもらっているのでしょう、慣れていました。


顔を近づけても逃げないので、もしかして触れるかなぁ~とお外に出てみましたが。

……、無理でした。


触らせてくれたらなぁ、病院にも行けるんだけど。

捕獲するものとか持っていないし……。


一応走る時は左手もちょっとついているようなので、大けがではないかもしれません。

様子を見守ろうと思います。



しかしシンバはどこ行ったんだろう……、最近見かけません。

どこかの女の子に、猛烈アタック中かもしれませんね

元気でいてほしいです。




それでは、また次回です~~~







大雪もっふりもっふり

2014-02-15 04:59:37 | 猫+撮影散歩
どうも私の言葉には擬音語が多いなぁと思う、今日このごろです。


こう、感じたことを音にしようとすると、どうしても変な擬音語になってしまって。


いつもすみません



さて、今日の日本は全国的に大雪ですね~~。


こちらはとっても久しぶりの積雪20センチ超えで、童心に帰ってすっかりはしゃいでおりました。






2月に入り、雪が降ることが増えました。


白いものがちょっと積もるたび、カメラを持って飛び出していました。


昼も、夜も。


雪は様々な姿を見せてくれました。





2月初めの雪の日。昼。




イブちょ、笑うとる


さらりさらりと降った雪は、葉の上に、花の上に、少しだけ残ってくれた。


今にも落ちそう。





ユリの葉の器に雪が飾られる。





フユシラズは強く空へと手を伸ばし。





サザンカの鮮やかな色に、砂糖菓子のように雪のトッピング。







ささやかな雪をこうして楽しんでいたら。


またある日の夜。


勢い良く降り出した雪は、あっという間に車に積み上がり。





その陰影にウットリ……。


可愛らしくぽふんとのった、サラサラの雪。





サザンカも、ぽふんと埋まりました。





夜の光は独特な色に写りました。





可愛い






車の中から見た雪の結晶は。




たくさんの小人さんたちや、シンバルをたたくおさるさん、他にもいろんな動物が見えたりして。

白い色なのですが、頭の中ではカラフルな絵本のように見えてきました。

皆さんには、何が見えますか??








そして、今朝のこと。


子供の頃以来の大雪が、奈良県に降り積もりました。


朝、10センチ、昼には20センチを超えました。


今日は、友達の子供のお遊戯会を見に幼稚園へ行ってきました。


春はピンクに染まる、大好きな桜並木の道は。




白と黒のモノトーン。


白く染まる木々が美しい





真っ白な中に、遊具が可愛く浮かんでいます。





帰り道、ロウバイ(蝋梅)に出会いましたよ。




雪のせいか、香りは届いてこなかったのですが、小さく可愛らしいお花にとても癒されました。




黒い実がついていますね。


小さく可憐なお花、大好きです







枝の向こうに、ヒヨドリちゃんがとまっていました。






この頃にはもう、雪がかなり積もっていて。

足をしっかり上げて、ぼふっ、ぎゅっと音を鳴らしながら歩いて行きました。


もっふり。





一日だけの、雪国体験。

楽しい~~~!





雪深いところにお住まいの方には申し訳ないなぁといつも思うのですが、年に1、2回しか積もらない雪に出会うと、嬉しくてとってもはしゃいでしまいます。


低い木の上にももっふり!





もっふりもっふり!!





あ、キジバトちゃんが羽を休めています。





くるっく~。う~んハトムネ~~。



帰ってくると、ポストの上からちょっとずるり。




これを見るのが好きなんです。




ざっくざっくと歩いてきて、靴はもとよりズボンも裾は真っ白。

靴下まで冷たいけれど、雪国体験、楽しかったなぁ。



さて、そんな体験をイブちょさんにも……!!


足跡は雪が深過ぎてこんな感じに。





なんのけものか分からない……。




ふかふかの雪で遊ぶかなぁとお外に出してみましたが、雪が冷たいってことを知っているイブちょは、嫌がってちっとも遊びませんでした。


悪いと思いつつ、雪の上に着地させてみると……。



文句を言いながら帰って行くイブちょさんの動画です。


私の声も入っていてお聞き苦しいとは思いますが。


よかったら見てみて下さいね。


イブちょ、雪がちべたい




リンクはこちらです。



午後から雪は弱まって、みぞれに変わり。


今は、溶けて落ちる屋根からのしずくの音を聞いています。


オリンピック、フィギュアスケート男子、羽生くんおめでとう!!

最後まで応援していたらこの時間です(笑)。


高橋選手と町田選手の演技も、なめらかで情熱的で、恋しちゃいそうでした。


素敵な時間をありがとうございました!!




それでは、また次回です~~~






深田池のカモさんたち

2014-02-11 21:01:28 | 橿原神宮
橿原神宮に行き、お参りを済ませると、必ず向かうのは深田池です。

水辺というのは、どうしてこう心が落ち着くのでしょうね。






でも日によってはにぎやかな時もあります。

こんな感じに。




バシャバシャバシャ!!




パンをまきにやってくるご夫婦がおられて、一斉にカモさんたちが集まってきていました。


ごっはん~ごっはん~~~




次に飛んでくるパンをワクワクしながら待っているのかしら。

見事な柄を見せてくれます。



カモさんたちはごはんごはんの大合唱。

その鳴き声が想像のはるか上を行く高さだったので、可愛くて思わず笑ってしまいました。



ちょっとだけ動画を撮りましたので、聞いてみて下さい。


橿原神宮深田池のカモさん




もうちょっと長く撮れば良かったな~。


この可愛いお口できゅ~~~と鳴いているのです。





羽をきゅっとあげて、羽繕い中~~~。







そしてこの日、初めての出会いがありました。





オオバンです


以前、ドイツにお住まいでブログを見にきて下さっているジージさんに教えてもらったこの鳥さん、日本にもいたんだ~~って感動しました!


白いおでことくちばしがかわゆい




なんとか近くで見てみたいと、望遠レンズで必死にピント合わせ。


パシャ




パシャパシャ




美しい~~~


なんと、真っ白だと思っていたくちばしが、よく見るとほんのりサーモンピンクだったんです!


ますます好きになりました



つがいで2羽、カモさんたちに紛れ込んでいました。


動きもなんだか優雅に見えます~~。





優しい瞳が閉じられているのもゲット





美しいオオバンの横顔と、水のかたち。





思いきり、鳥さんの撮影を楽しみました。




奥の方へ行くと、他の鳥さんでいっぱいの森があって、クエークエーグワグワととっても賑やか。

サギやカワウが見えました。


カワウさん三兄弟??





ぐるっと池をめぐり、帰ろうかなって思った頃、ぴょんぴょん、と、可愛い姿が見えました。

うさぎさんじゃないですよ~。





セグロセキレイです。


そおっとそおっと近づいて行って。


だいぶ寄れました!!





可愛い!!っていうか、おそ松くんのイヤミみたいな髪型!!

前髪の揃い具合といい、くるりんと丸くなってる横髪も、すごくいい感じ



はっ……、もっと似ている子がいた……、ワカメ、ちゃん……。。。



久しぶりに鳥さんを集中して撮影できて、すごく満足して帰途につきました。


深田池、楽しかったな。


また来よう。











ここで一枚だけ、自分で作ったおかずの写真を珍しく載せてみました





鶏肉のどて焼きです。


旦那も私もスジ肉が苦手なので、好きな鶏肉で作りました。

奈良の美味しい田舎こんにゃくをぶっちぶっちとちぎったのも入っています。


先日、マクロビ料理をいただいたときに、ごぼうのこういった味付けのものがあって、すごく美味しかったんです。

なので私も、根菜をたっぷり入れて、ヘルシーな一品にしてみました。

鷹の爪がなくて、一味唐辛子で代用したりと、有り合わせですが(笑)。


甘辛い味噌味がしみ込んで、美味しかったですよ






それでは最後に、我が家のカワイ子ちゃんたちに行きましょうか。


今回はなんと、『しろちゅさん、グッジョブ!!』のお話です




数日前、台所で夕飯を作っていると、旦那が、

「しろちゅがすごく鳴いてるよ~?」

と言いにきました。


イブちょと楽しく遊んでいるのかな~と思っていたのですが。

「また鳴いてるよ~、すごく大きい声やけど」


んん~~?どうしたんやろ。


見に行ってみると、しろちゅはぱっと洗面所のドアの前から逃げて行きます。


ん?んん??

え、まさか!?


ガチャッと洗面所のドアを開けると。


イブちょがぴょ~~~ん


飛び出してきました……。



「中におったん!!イブちょ、ごめん!!!」


イブちょを閉じこめてしまっていました……!!



10分くらい前に私が洗面所で着替えたとき、わずか10秒ほどの間に、イブちょはシュッと入ってきていたみたいで。

気づかずに閉めて行ってしまったのですね。


可哀想にイブちょ、寒い洗面所で怖いよ~って閉じこめられていたんです。

ほんとごめん、イブちょ。

私が行くところにけっこうついてくるので、こういうとき気をつけないといけないんですよね。




それにしてもしろちゅ、よく気がついてくれました。

イブちょの声が小さく聞こえていたのかな。

「だいじょうぶ~~!?イブちょ~~~、そこにいるの~~、出られないの~~~???」

必死で呼びかけていたのでしょうね。


しろちゅさん、ほんとうにグッジョブでした





イブちょとしろちゅ、お互いに助け合って思い合って、一緒に暮らしているんだなぁとつくづく思いました。




イブちょもたま~に、しろちゅに甘えるんだよね。




二人とも、眠そうなおめめ。



あ、爆睡(笑)。






おやすみなさ~~い

邪魔をせずに、退散いたしましょう。。。



それでは、また次回です~~~