セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

春のお庭のかわい子ちゃん♪

2015-03-24 09:19:41 | 庭猫

今朝はとっても寒い~~~!!

冬に逆戻りですねぇ……。


先週は、春の陽気に包まれていた我が家のお庭。

次々と咲き出す花たちに心癒され、カメラカメラと撮影に勤しむ日々でした。


庭のシンボルツリーであるさくらんぼが満開で、朝も夜もお花見という贅沢♪




ひっきりなしに小鳥たちがやってくるので、望遠レンズ、望遠レンズとまた家に入り。




いやはや、可愛いです、メジロちゃん。


メジロリアンしている二人。




元気女子ひろみちゃん、しょっちゅうお庭で遊んでいます♪

小枝でサッカーしたり、口にくわえたり……。




リスみたい


上手に遊ぶひろみちゃんの動画です

後半は、メジロが気になって仕方がない様子が映っています。

音楽が入っていますので、音量にお気をつけ下さいね





リンクはこちらです。


冬毛のひろみちゃん、おなかがプックプクでしたねぇ~

フフフ…… 後ろ足の肉球の色が、左右で違っているのが見えましたでしょうか。

左は真っ黒、右は……?

ほとんどピンクでちょっとだけ黒ブチなんですよ~~


あらあら、庭伝いにぴゅーっと走って行ってしまいました。

行ってらっしゃ~~い




しばらくして。


おや、ポンちゃんがのっそりと箱ハウスから出てきました。




キョロキョロキョロ。

おい、どこにいった? とばかりに、ひろみちゃんを呼びます。

クーン、クーウ?


よそのお庭からてけてけ帰ってきたひろみちゃん。




ポンちゃんに必ずスリリ~~と懐きます

-ただいま




なんってラブラブなんだろうと、いつも思います


ボスの風格を持っているけれど、実は寂しがり屋なポンちゃんなのです。




そんなポンちゃんが大好き でもけっこう後ろから小突いたりもしている、ひょうきんなひろみちゃんです。




笑うとる

後ろのドアは、このあいだ塗り直したものです。

チョコレート色がひろみちゃんの背景にピッタリだわ



もうすっかりこの二人のお庭になっておりますが、こうして私が外に出ていると、この方が黙ってはいません。

出せ~~!! ここから出せ~~~




うにゃあうにゃあと矢の催促です。

ポンちゃんたち……いるけど……、試しに出してみようかな……?


いつでも家に入れられるように、抱っこしてそおっと外へ。

どうかな……??


じっと見つめる二人。




このあと、連れ立ってお散歩に出かけてくれました!!

ポンちゃん、のっそのっそ。

ひろみちゃん、後ろからパンチパンチ!!しながら(笑)。


気を使ってくれたようです。

ありがたい。ほんとありがとう、二人とも!!!



イブちょをそっと地面に下ろすと。

最初は警戒して、沈丁花の下へ潜り込みます。




それにしても綺麗な瞳……、最近ちょっと緑色が入っているようにも見えます。


しばらく様子を見て……。

沈丁花の枝の匂い、好きだったね。




不思議と、よく香る花ではなく、枝がいいらしいんですよね。

ツツジもそう。



ぐぎぎぎ……




なんちゅう顔してるの!!


いい香りでリラックスしたのか、お庭をてくてく歩き出します。




いっぱいお花咲いてきたね~~イブちょ。


楽しい気分になってきたのでしょう、やっは~とゴロンゴロン




おなかです


ひとしきり遊んだ後は、もう一度沈丁花の下でゆっくりお外を満喫……。

じっと立ちすぎて腰が痛くなってきた


のんびりとお散歩させてあげられて、嬉しかった~~

イブちょ、よかったね。

またお庭で遊ぼうね。




おうちへ帰ると、しろちゅさんがこの笑顔でお出迎え




しろちゅ、ただいま。





それでは、また次回です~~~


あたし、ひろみ。

2014-04-22 17:50:00 | 庭猫


あたし、ひろみ。





おばさんがあたしの写真を編集してたら、勝手にしゃべりだしちゃったの。

今日はあたしのことを紹介してくれるっていうから、自分のことだしあたしが話をすることにしたのよ。

長くなるけど、聞いていてね。





まずは、いつもブログを見守って下さるママさん、パパさんたち、にぃにぃ、ねぇねぇへ。

いつもありがとう

初めての方には、はじめまして!


体育会系元気女子、ひろみです

年齢は、ヒ・ミ・ツ!!


得意技は体当たりアタック

大きな猫でもベンチから落としちゃうよ。


おばさんのお庭に住みついて、もう2ヶ月以上になるわ。

枯れ葉で作ったフカフカベッドもあるのよ。





ひろみって名前は、おばさんがつけたの。

なんでも知り合いのひろみって人に似ているからなんだって。

あたしの美貌に似ているひとなんて、ほんとにいるのかしら。


あっ、今『びぼう~~~?』って斜め45度に語尾を上げた人、前に出なさい!

往復ネコパンチよ!!





おばさんがよく、私の彼氏のポンちゃんを『フォトジェニックだ』って言ってるんだけど。


あたしだって、見てよ。




フォトジェニックでしょう?


一見サビ柄みたいだけれど、よ~く見たら茶色はトラ柄になってるし、黒い毛もあるけど白い毛も混ざっていて。

とっても複雑な色を持っているのよ。

触ると柔らかくてあったかくて……、おばさんをメロメロにしちゃうわよ。




頬には、こんな線柄が入っているの。




横顔もけっこう気に入ってるのよ。


毛づくろいはかかさないわ。




女子のたしなみですもの。

あ、背中のハゲを写しちゃイヤだってば!!

もう、おばさんったら歳をとり過ぎて、乙女の恥じらいってものを忘れちゃってるのよね




甘えておねだりするときは、あちこちに身体をこすりつけたくなるの。




たまにおばさんの足にもど~ん!ってしてやるのよ。


おばさんはいちいち写真ばかり撮ってるから、待ってるともう眠気がきちゃう。




目を瞑れば、あたしも癒し系になれるかしら。

いつも目が怖い怖いって言われてるからね~。

おばさんだって人のこと言えないのにね。プププ……。






あたしがこのお庭によく来るようになったのは、まだ雪が降る頃だったわ。

この辺りを巡回してたら、なんと座布団を敷いてもらってごはんまでもらっている男の子を見つけたの!


彼、ポンちゃんは足を怪我していて、いつもは心を鬼にして外の猫にはご飯をあげていなかったおばさんが、ほだされてしまったみたい。

あのままだと、ろくに歩けないし寒過ぎるし、彼がどうなっていたか分からないわ。

お外の世界はとっても厳しいもの。


そんな、おばさんの心が弱くなっている隙をついて、あたしもご相伴にあずかることになったってわけ。

あたしだって、生きていきたいからね。


ふふ、思った通り、この人はストップできなくなっちゃったわ。

ご近所のことを考えると多大なご迷惑をおかけしていないかとグルグル悩んで。


いつも悩んでるの、あの人。

ばかよねぇ……。



おとなりのおばさんがとっても可愛がってくれるし、あたしはとっても快適よ、このお庭。




この方たちは、先住猫のイブさんとしろさん。




しろさんはちょっと人見知りならぬ猫見知りだけれど、イブさんはいつもとっても気にかけてくれているわ。





イブさんがもしお外にいたら、付き合ってください!って告白してたかも……。

今の彼は最初ヘタレでね~~、全然イケてなかったし。

今は彼もぐっと大人びてきて、あたしのことを労ってくれるようになってくれて……成長したわ……。



あ、これが彼よ。

っていうか、旦那ね、もう。












彼氏のポンちゃんとだんだん仲良しになってきて、飢えることももなくなって落ち着いて暮らしだした頃。

……とんでもない事件が起こったのよ……


後にも先にも、あんな思いをしたのは初めてだったわ……。




その頃、おばさんはどうしてか、ごはんをカゴみたいなところの中で食べさせたがったの。

カリカリごはん、美味しいし、別に不満はなかったわ。


そうしたらある日突然!!

カゴがパタン!ってフタをされちゃった!!!


あたし、パニックになってすっごく暴れたわ。

でもどんなに暴れても、カゴから出ることはできなかったの……。



カゴがゆらっと持ち上げられて、ガタガタした振動とブ~~ンっていう音。

おばさんが何か言ってるけど、そんなの耳に入らないわよ。


とにかく出たくて怖くて……。




嗅いだことのない匂いのお部屋に連れて行かれて、知らないおじさんの声がした。

ドキドキしてると、やっとカゴが開いたの!!!


あたし、もう大急ぎで走り回ったわ。


何かの台の上から上へ飛び回って、いろんなものを蹴り倒したけれど、そんなの知らないわ。

天井まで何度も駆け上がったの、でも出口はひとつも見つからなかった。


怖くて高いところでじっとしてると、おばさんが何かいいながら捕まえようとするの。

あたしが「こないで」って足で蹴ったら、おばさんの手にぐっさりしちゃって。


そうするとおじさんが手にごっつい革の手袋をしてあたしをぎゅ~~!!って捕まえにきたの。

すごく強い力で押さえつけられたから、「ぎ~~~~!」って変なうなり声が出ちゃった。


とうとう捕まって、白くて柔らかいアミに入れられちゃった。


こうなるとお手上げよ、何にも見えないし動けなくなっちゃうの。


怖くて固まって震えていたら、急に片足をぎゅ~~~ってひっぱられて、チックン!って痛くなった!!!

声も出せずに固まってたわ……。




しばらくおじさんとおばさんが話をしていたみたい。

アミごと持ち上げられて、ちょっと隙間が見えた途端、また脱出したの!

捕まりたくないから棚の後ろの狭い隙間に入って隠れたわ。


でもまたあのおっきな手袋でぎゅ~~~!されて、また「ぎぇ~~~!」って大きい声だして。

結局カゴに無理矢理押し込まれちゃった。


はあ、でもまだカゴのほうがマシだわ、だれにも触られないし。




またゆらゆら持ち上げられて、ブウ~~ンって振動がして。

あたしが知っている匂いのところに帰ってきた!!


カゴのフタが開いた!!!


逃げなきゃ~~~!!!!



とにかくおばさんから離れたくて、走り疲れるまでずうっとダッシュしたの。

だいぶ遠い場所まで来ちゃったけれど、いいわ。

ここまで来れば、おばさんにきっと見つからないはず。。。

あんな怖いことする人だとは、思わなかった。

いつもごはんをくれて、なでなでして、庭にいさせてくれる人だと思ってたのに。

人間って、なんて怖い生き物なんだろう。


あたし、ポンちゃんとは違って人間がけっこう好きだったのに。

人間って、信じてはだめなのかしら。。。














怖かったのがおさまるまで、3日かかったわ。

ごはんを探して歩き回ったけれど、虫もまだあんまりいないし、ごはんをくれるおうちも見つからない。


おなかがすいた……。

のどがかわいた……。



あのお庭には、いつもおいしいお水があったなぁ……。

おばさんも、しつこく催促すればごはんをたくさん出してくれた。



おばさんのこと、すっごく怖い。


でも。




おなかがすいたの……。









結局私、帰ることにしたの。


もしもまた怖いめにあったとしても、飢えて死ぬよりはマシだもの。

それによく考えてみれば、あのトロいおばさんにそう何度も捕まる気がしないし。

あたしの運動神経なら、きっと逃げられるわ。




お庭に帰ってきた。

しばらくすると、おばさんがドアから出てきた。


怖いから遠目からじいっと見ていると、「ひろみちゃん!!」って呼ばれた。

おばさん、すぐ引き返して、カリカリごはんを持ってきてくれた。



おなかいっぱいになって、お水もゴクゴク飲んで。

ホッと一息。


よかった、すぐに捕まることはなさそうね。

夕方にはポンちゃんとも再会できて、頭突きと体当たりで挨拶したわ。



何もかも元通りってわけにはいかないわ。

あたし、人間がすっごく怖くなっちゃったし。

おばさんも、気まずそうに目も合わせようとしない。



なんの会話もないまま、1週間くらい過ぎた。




これは後から聞いた話なんだけど。


おばさんはあたしに『ヒニンシュジュツ』っていうのをしたかったみたいなの。

赤ちゃんができたらいろんな人が困るから、できないようにするんだって。


とんでもないことをするつもりだったのね。

何を考えてるのかしら、人間って。



でもそれをして、病気の検査とかワクチン接種とかすると、『サトオヤボシュウ』っていうものができるらしくて。

『サトオヤ』ができると、イブさんたちのようにおうちでぬくぬく暮らせるんだって。

おなかいっぱい、いつでもごはんが食べられて、寒い冬でも凍えずに済むらしいわ。

ママ代わりの人に、どんなに甘えてもいいんだって。


そんな天国みたいなところ、ほんとうにあるのかしら?






じゃあ探してよおばさん、『サトオヤ』っていうの。

え、無理!? どうして……。



え、あたし、病気なの……?




難しいことはわかんないんだけど、あの痛いチックンをされたときに血を採られたらしくて。

検査したら、ハッケッキュウが76500もあったんだって……。


すごく重い病気かもしれないの……?

足がふらついたり嘔吐したりしてないかって聞かれたらしいんだけど、あたしはこの通りいつも元気いっぱいだし。

おばさん、とてもそうは見えないって言ってた。

あたしだってそうよ、元気そのものよ??




お医者さんのおじさんも、あたしの暴れっぷりを見ていたから、その数値が信じられずに何度も何度も機械で調べてくれたんだって。

故障してるのかとも思ったって。


でも何度試しても一緒で……。

こんなに数値が高いってことは、それだけどこかにひどい炎症を起こしている可能性が高いって。

これじゃあ全身麻酔したら命にかかわるから、シュジュツはできませんって言われたんだって。



他の数値は正常値内だったらしくて、もしかしたら重いストレスかもしれないって。

ここまで数値が上がるにはそうとうな期間があったはずだけどって。


確かにこの冬はとってもとっても寒くて、冷たい雪が何度も降ったし。

すごく辛かったわ……。



背中のおハゲは何か関係がありますか、なんて、おばさんがまたおばかな質問をしたらしいんだけど。

皮膚病が原因でこの数値なら、全身がズルズルになってくるくらいまでいかないと……って言われたらしい。


「一週間から10日ぐらいしたら、もう一度検査してみましょう」ってお医者のおじさんは言っくださっていたそうよ。


だけど、あたしもだけどおばさんも、あの日のことはすごくこたえたみたいで。

あたしのうめき声や暴れ回って迷惑をかけたこと、グッサリいっちゃったことのショックは大きかったって。

またすぐに捕まえてって気分にはとてもなれなかったんだって。

そうね、あんなに大変な思いをあたしにさせて、まったく何の為にもならなかったんだものね。

そりゃあ落ち込むわよ。




「この傷の深さは、きっとひろみちゃんの心の傷の深さだわ!!」


……、落ち込むにも限度があると思うのよね。





巷でよく見る、『避妊手術済み、病気陰性、ワクチン、虫駆除済み』っていう状態まで持っていくのが実際にやるとどんなに大変なのか、おばさんは身にしみて分かったらしいわ。

ましてや、引き取って帰って家で全ての面倒を見るまでいくと、もう神のレベルだって。


今はそんな風に一生懸命お外の猫たちを世話する人がたくさんいるんだって。

すごいなぁ……。






おばさんが少しずつ浮上してきたのは、3週間くらい経った頃だったかしら。

もう一度勇気を振り絞って、あたしをまた病院へ連れて行こうとしたんだけれど。


あたし、するりとアミから逃げてやったわ!


甘いのよ、おばさん!!!


おばさんはそれきり、無理に連れて行くのをやめたの。

根性がないわねぇ。






おばさんとあたしの仲は、少しずつ回復してきたわ。

あれから2ヶ月近く経って、あたしはもうおばさんに体当たりアタックしても平気よ。

この人、チョロいって分かったから、もう怖くないもん。






そして、新しい出来事があったの。





ポンちゃんと晴れて夫婦になって、いつも仲良しだったから。


この間、あたしに赤ちゃんができたの!!!




3匹生まれたわ!!

ポンちゃんにそっくりな子と、あたしによく似た子と。

あと、真っ黒な子が一匹。



……、え?

どうして真っ黒な子が生まれたのかって??

な~いしょ。


おばさんがいつか、真っ黒なオス猫ちゃんを2日連続で見かけたらしいわよ。



でも、真っ黒な子は、生まれて3日くらいは動いてたんだけれど他の仔猫たちに踏まれまくってて。

すぐに虹の橋を渡っていってしまったの。


おばさんが3日くらい、一緒にいさせてくれて。

あたしがいないときに、お庭のどこかに埋葬したみたい。



残った2匹を、あたし頑張って育てるわ!!





ごはんを探しにいく必要がないから、ほとんどずうっと仔猫たちの傍にいるの。

しょっちゅうおっぱいを飲ませて、いっぱいペロペロしているわ。



仔猫の天敵であるカラスに襲われないよう、バッチリ安全な場所に仔猫たちを隠してあるわ。

おばさんにもしばらくバレなかったくらいよ。

とっても狭いけど、その狭さがいいのよね……。


おばさんが段ボール箱で仔猫のおうちを作ってくれたけど、人間の匂いがするものはやっぱり嫌で入らなかった。

今いるところは、嵐が来たら雨が吹き込んでくる場所なんだって。

そうなったらそのとき考えるから心配しないで。

あ、一応箱は置いておいてね。候補には入れておくから。





仔猫たちは、あたしがいない時はこうしてお互いに相手を枕にしようと乗り合っているわ。






最初の頃は家の中まで聞こえてくるほど大きな声で鳴いていたのに、最近あんまり声を出さないわね。

心配だけど、おっぱいは飲んでいるし、大丈夫だと思うんだけど。





あの『に』に○をつけたような甲高い声、可愛いんだけどな……。







っていうかさ、おばさん、見に来過ぎよ!!

一日に何回見に来るのよ。


あたしだって一応野生の猫なんだから、そんなに仔猫たちに近づかれると怖くなるのよ。

やめて~~~って鳴いてもちっとも動いてくれないし。



だから、こうして隠しにいくの。







こうすると完全に見えなくなるから、おばさんも諦めて帰っていくわ。



でもたま~に、はみ出してきちゃうこともあるのよね。




じっとしてなさい!!って言っても、まだ小さ過ぎて分かんないんだ。


おばさんに「見ないでよ!」って目で訴えても、ちっとも聞いてくれないの。




パシャパシャ写真ばっか撮ってるわ。




おばさんがくれたこのフリースの古着、仔猫たちは気に入っているわ。




朝夕また寒くなったからって、狭いところに無理矢理押し込んで来たの。

心配性なのよね~、あたしが四六時中あたためてるから大丈夫なのに。



でもまあ、いいか。


お礼に少しだけ、仔猫たち、見せてあげる……。







あたしの子供、可愛いでしょ!!




子供ができるとさっさと去っていくオス猫も多いけど、ポンちゃんパパは違うわ。

ちゃあんと毎日傍に来てくれる。





「まあちょっとぐらい、ゆっくりしなよ」って、こうして労ってくれるの。




あたし、頭でグリグリもぐりこんじゃう。


パトロール中にも仔猫たちの様子を見にきてくれるわ。

あの大きな身体ではとても入れないから、外からクア、クアって鳴いて、大丈夫か~って声をかけてくれるの。

心強いわ。



心配してくれる旦那さんがいて、あたし幸せよ……。




仔猫たちは、もう少し大きくなったら病院に連れて行って検査して、『サトオヤボシュウ』っていうのをするそうよ。

仔猫たちを手放すなんて……、とても今は考えられないけれど。


でも、もしかしてイブさんたちのように、この仔たちがぬくぬくと暮らせるなら。

そのほうが良いのかもしれないわ。


お外の苦労は、させたくないもの。




ブログを見て下さっているママさん、パパさん。

にぃにぃ、ねぇねぇ。


どうかどうか、この仔たちに温かいおうちで暮らさせてあげてください。

おなかいっぱい食べられて、安心しておなかを出して眠れるような。

そんな生活をさせてあげたいんです。


どうかどうか、お願いします。











え、何、おばさん。


え~~、あたしのサトオヤもまだ諦めてないの~~~?


まぁあたしだって、だれかにめいっぱい甘えられる生活がしてみたいけれど。

もう無理じゃない??



あら、またあの怖い病院へ連れて行く画策をしているのね。


やれるものならやってごらんなさ~い

そう簡単には捕まらないわよ~~

わよ~~~!

わよ~~

わよ~

わよ……

……








最後にちょっとだけ。


あたしの声、聞く??


おばさんは、ちょっとしつこい声だって言うんだけど、癒し系だって言ってくれる人もいるのよ!!







リンクはこっちよ!!



たくさん読んでくれて、ありがとう


それじゃあ、またね

美しい猫たち

2014-03-09 17:21:05 | 庭猫
雪がちらつく寒い日もありましたが、日中の日差しは確実に温かくなってきましたね。


猫たちは窓辺に寝そべり、日向ぼっこを楽しんでいます。



今日は久しぶりに思いっきりネコづくし!!!


主役はポンちゃんです



それではどうぞ~~~






前回の網戸バンバン事件から一夜明け、またのっそりと縁側にやってきたポンちゃん。





あっ……、また来たな!





来ました。





反省してます、もうしません。シュン……。





しょうがないなぁ、じゃあ一緒に日向ぼっこしてあげる。






こうしてまた、平和な日常が帰ってきました。

良かった良かった。




この日はお天気がとっても良かったので、西日の金色の光の中、輝くようなポンちゃんを撮影することにしました。


ポンちゃんこっち向いて~~~





光の中のポンちゃん、美しい……





野生の瞳を持っています。







私の行く先を通せんぼしにくるポンちゃんの足は、ホワイトソックス




オレンジと言ってもいいほど明るく美しい毛並みですね。


立派なたてがみのような、真っ白のマフラーを巻いています。






座るといつも、しっぽをこうしてくるりんと足に巻き付けます。




ポンちゃんのもふもふしっぽは、身体よりひときわくっきりとしたシマシマで、レッサーパンダのようにキレイです。


がっしりむくむくとした、とてもカッコいいオスだなぁ。

もしかしたら岩合さん好みかも!?

以前テレビで、手に余るほど大きなネコが好きって言っておられたし、大きな顔もお好きそう……




ポンちゃんは、ほんとうに綺麗なネコさんだと思います。





フォトジェニック……




いい表情をしてくれますね……。

お鼻の下のちょんとついた小さなブチも、彼のチャームポイントのうちのひとつです。


むにゅ~~ん……。




眠いのかなぁ?



通せんぼしたまんま、座り込まれてしまいました。




すごい存在感です……。

あの……、そろそろ帰りたいんだけど……。


通せんぼするくせに、一定距離以上近づくとシャー!!カッ!!猫パンチ!!!

カッ!!は、口でだか喉でだか、すごい音を出すんですよ。

怖いのなんの。


ネコパンチはしっかりと当ててきますよ~。

手から血が噴き出します……


とても野生が残っている子です。

網戸越しだとけっこう近づかせてくれるんだけどなぁ……。


いろんな姿を見せてくれるポンちゃんなのです






ちなみに。


私がこうして庭で撮影している間、イブちょがどうしているかというと。


あ~~け~~て~~~!!





あけるのにゃ~~~!!!





ぐぬぬぬぬぬ……。




おでこでサッシをガラガラと開けています。

おすもうさんのように踏ん張ってますね~~~(笑)。


べろ~ん。




踊っているのではありません

実は右手の爪が網戸にひっかかっています。わはははは……!!!



出たくてたまらないイブちょ。

出してあげたいけれど、庭猫たちがいる間は無理。


-自分だけずるいのにゃ~~~!!!

そうだね、ごめんごめん。

もう帰るね。



-もう、まったく。。。

-ボクだって出たいんだからね!!




プリプリ怒りながら、お外を眺めるイブちょです。




近頃よくやってくるようになったひろみちゃん。




小さくて、クルクルとネズミさんのように動き回る、元気いっぱいの女の子です。


ひろみちゃんを可愛く撮ってあげるのはとても難しい。

上から撮ると、すごく怖い目になってしまって。

こうして下側から撮ると、すっごく可愛いのにな。




複雑な毛並みの柄です。


人の手をそんなに怖がらない、ゴロゴロあまあまになりつつある子ですが、野生に還る瞬間はやはりすごい激しさで。

お外で生きる猫たちのパワーには、圧倒されます。。。



こちら、何年ものんびり家で暮らしても、野生を忘れないタヌキネコです。




一緒に暮らしていても、決して触らせてはくれません。

それでも、何をしていても可愛いので、いつもこの出会いに感謝しています。


おててをまあるくたたむ、この香箱座りがとてもお気に入りです




ちょっと近寄ると、パッと逃げちゃうことが多いです。

今まさにコタツに避難する直前!




このコンマ1秒後、もうコタツに入っていましたよ。

冬はすぐにこうして隠れちゃうので、姿があんまり見られなくてさみしい。。。






たまらないほど可愛い姿をしている、ネコ。

美しいしぐさ、柔らかい体、最高の手触り……。

人に愛されるよう進化して、人とともに暮らしてきたネコ。


しかし、実は爆発的なパワー、野生の力を併せ持っています。

必要以上にこびない、誇り高い心も。


そんな、人を惹き付けてやまない猫たちに、今日もメロメロです。





それでは、また次回です~~~





天川・下市ドライブ3&庭猫一触即発

2014-03-05 22:29:53 | 庭猫
こんばんは!


近頃またちょっと寒いですねぇ。


予想通りというかなんというか(笑)、風邪はアレルギーに移行しまして。

アレルギー体質なので、いつものことなんです。。。

お医者さんでもらっていたアレルギー薬がすぱっと効いてくれています。

げっほげっほずびずびしていたのがピタッと止まるのですから、ほんと薬ってすごいです。







さて、ドライブ編、最終です。


今回は、下市町にある『丹生川上神社 下社(にうかわかみじんじゃ しもしゃ)』のことを書きますね。


あ、その前に、少し道路の様子など。


洞川から雪道を下ってきて、やっと車のわだちが見えてきました。




ここまで雪がなくなれば、もう大丈夫。


長い長いトンネルに入ります。





すごく長いですよ~~。

でもこれのおかげで、天川村にだいぶ行きやすくなったようで、いくつもの山の下をくり抜いて作って下さって感謝です。



だいぶ下りてきたところで、道の駅『吉野路大淀iセンター』を発見!!

ちょっと休憩です。





お天気のせいで、ちょっと暗い感じに写ってしまっていますが、オレンジ色の屋根が可愛らしい道の駅です。


ここであの、食べ過ぎてしまった大根の梅肉漬けを買ったんです。

すごく美味しくて止まりませんでした。。。


他にも、胡麻豆腐やわさび茶漬けなどなど、美味しそうなものにたくさん出会いました。

どれもとっても美味しかったです。


さて、お土産がたくさん入った袋を手に、ホクホクと出てくると。

空の青色がすごく濃くて。





まだ少し高いところにいるから、空が近くに見えるのかなって思いました。




身を切るような寒さでしたが、それでも大きく手を広げて深呼吸しましたよ。

大きな空に、抱かれるようでした。




さて、この時はまだ、このまま家に帰ろうと思っていたのですが。

旦那が。

「確か、馬がおったよなぁ、来るとき」


あっ、そうやった!!!

そうなんです、行きに、チラリと真っ白なお馬さんが見えまして。

神社に奉納されている馬だと知っていたので、帰りに見たいなぁって思っていたの、忘れていました。


確か丹生川上神社 下社、え、もう通り過ぎてないかな(汗)。

慌ててiPhoneで調べると、もっと下って行った先にあることが分かり。



帰り道沿いにあることだし、寄って帰ることにしました。




到着~~~。あら?


おっ、お馬さん、いないっ!!





うえ~~~ん、ショック!!

時計を見るともう、夕方の4時を回っている。

そうかぁ、もうおうちに入っちゃったよね。。。

寒い季節だしなぁ……


真っ白なお馬さん、会いたかったなぁ……。




それでは、参拝しに行きましょう。


古さを感じさせる、趣深い神社です。





階段を上り、お参りしました。





由緒を読んでみました。





この神社では、特に雨に関する祈祷をしてきたようです。


雨を願う時は黒い馬、晴れを願う時は白い馬を奉納してきたそうです。

なんだかカッコいいですよね


ここもまた、水を大切に信仰しているようです。


この辺りは水を信仰しているところが多いのですね。

水がなくては生きてはいけません。




このあたりには豊かな水が流れる川がいくつもあります。

対して大和朝廷が置かれた大和平野は古来より雨が少なく、慢性的な水不足に苦しんできたそうです。

溜め池をたくさん作り、なんとかしのいでいたのだとか。


戦後になってやっと、吉野川の水を大和平野などの水を必要としている地域に引いてくる計画が実行に移され、いくつもダムが造られて、昭和62年についに『吉野川分水』として完成しました。


今私が蛇口をひねりいただいている水は、そうしたたくさんのご苦労のおかげなのです。

ありがたいことだと思います。


水が信仰されるのは、とても自然なことだったと思います。



拝殿の左側にまわると、ご神木がありました。


ぶっとくて高~い!!!







全体写真は、旦那が携帯のパノラマ機能でびゅ~~んと撮ってくれました。

普通のカメラでは全体を写すことはできません、大き過ぎて。。。



木の種類は欅(けやき)だそうです。





触ってみると、表面はまるで石化しているかのような、硬い感触……。




耳もぴとっとつけさせていただきました。


はぁ~、いいなぁ、ご神木……。



ふと横を見ると、拝殿の後ろ側に長い階段を発見!!




後ろの山にずっとつづいている、きっと神様がお渡りになる階段。







緑の苔と空の光が心を沸き立たせます……。

うっとり……。




反対側からも見えました。




大木たちが、細い階段を支えてくれているようです。


近づくのが恐れ多いような、そんな空気を感じていました。

この上にはどんな神様がお祀りされているんだろうなぁ……。


階段の先、木々の隙間から見える空の光を、ずっと眺めていました。


さて、広い境内に戻ってきました。


大きな石がどん!!




産霊石(むすびいし)というそうです。

近くの丹生川(にうがわ)の底にあった石で、子宝を願うそうです。





南北朝時代に南朝を立てた後醍醐天皇の歌碑がありました。






古きよき雰囲気とそれを守るように覆う大木たち。




素敵な景色を目に焼き付けて、帰途につきました。




これで、天川・下市ドライブは終了です。

あ、ちなみにこの夜のごはんは、またまた五條に立ち寄ってあのマグロ丼とマグロの唐揚げが最高の『浅野屋』さんでいただきました。


マグロ丼の記事はこちらです。

下の方にあります。



今回は中トロ丼定食で。

いつ食べてもおいしい、ありがたい。

あまりお店を知らないので、南のほうへ来るといつもここで食べて帰ります(笑)。

あ、家から40分かけてこれを食べにくることもありますよ!

旦那と二人して、大ファンです。

友達に教えてもらいました。

大感謝です!!!




昼からぶらりと出たドライブで、3ヶ所もすごい寺社に出会えた、素敵な旅でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ぺこり。









ではでは。

今日も庭猫ポンちゃんのお話です。


ある日、突然イブちょのふぎゃ~~~!!!といううなり声が!!!




イブちょの背中の毛の逆立ち方がすごい。。。


怪我が治り、元気になったポンちゃん、ついに網戸をバンバンしてきたのです。

平和だった我が家が、一気に緊張ムードに。


ポンちゃん、拗ねたかな、花壇で座り込みます。





「ボンちゃん、バンバンしちゃダメだよ~、イブちょ、仲良くね~~~」


しばらくするとまた、バンバン!!。ふぎゃ~~~!!!




ぷくぷくしっぽのイブちょと去っていくポンちゃん。


ずっと仲良しだったのに、う~ん、やっぱり男の子同士は仲良くは無理なのかな……。

ポンちゃん、また花壇へ。



少し時間が経ったらまた!!

バンバン!!





ポンちゃん~~~、ダメだったら。

それするからイブちょ怒るんだよ……。


あれ、イブちょはどこ?





タワーの上でまったりしていたのね。

またしっぽをふくらませて、『まだやるんかコラ』とペロリ。


関係改善が見られなかったので、サッシを閉めました。




このまま仲悪くなっちゃって、ポンちゃん旅立っちゃうのかな……。

その日は一日そんなことを考えていましたが。


なんと、ポンちゃん、学習しました!!


次の日からは、また縁側で、網戸越しにイブちょとまったり……。

仲良しに戻れました。


よかったよかった……。




この頃ぐらいから、またひろみちゃんが頻繁にやってくるようになりました。

ひろみちゃんのこと、また次回に書きますね。



それでは、また次回です~~~




天川・下市ドライブ2&庭猫つづき

2014-02-25 20:59:36 | 庭猫
こんにちは!


あたたかな小春日和になって、エアコンなしでいられるのが嬉しいセツです。

しかし!!


旦那が風邪をもらってきまして、目の前でげっほげっほ

直撃をくらって私もげっほげっほ。


さらに、景色が白くかすんでしまうほどのPM2.5の襲撃もあり、鼻炎の劇症……。


ただいま前線にて激戦中でありますっ  vs 



皆さま、マスクで防ぎつつ、頑張って乗り切りましょうね






それでは、前回につづき、天川・下市ドライブを書いていきましょう。


今日は、天川村洞川温泉(どろがわおんせん)にある、『龍泉寺(りゅうせんじ)』を少し、ご紹介します。


龍泉寺はその名前の通り、龍の泉のお寺、なんです。




以前何度かご紹介した吉野山、あそこからここ天川村は真南に当たるのですが、その間にまたがる大峰山脈を修験道として切り開いたとされるのが『役小角(えんのおずの)』です。

『大峰奥駈道(おおみねおくがけみち)』と呼ばれるこの修験道は、上のほうは未だに女人禁制で。

崖に突き出した大岩の上で逆さに吊るされて修行する山伏、そんな映像をテレビでご覧になったことはないでしょうか。

まさにそれがここで行われている、とっても厳しい修験道なのだそうです。



その修験道の玄関口にあたるのがこの洞川地区で。

全国からやってくる修験者たちを、昔から洞川温泉で温かく迎えておられたそうです。




役小角があるとき、清浄な水がこんこんと湧き出る泉を発見します。

それに龍の口(たつのくち)と名付け、ここに八大龍王尊をお祠りして、水行をしたそうです。


それがこのお寺のある場所です。


ね?龍の泉のお寺でしょう~。



現在でも、修験者たちはこの泉で水行をし、身を清めてから修験道へと入っていくそうです。



ちなみに、前回に書いた天河大弁財天社も、役小角がここの地主神・弁財天女を祀ったもので。

修験者たちはここでも、参籠修行をされていたそうです。






それでは、写真を見ていただきましょう~





龍の字が龍でできています。すごい!!



境内はすっぽりと雪で覆われていました。








立派な龍の彫り物。見とれます。






そして、とっても広い泉。





境内の広い範囲が泉になっています。





透明な水の傍にいると、身を清めてもらっているかのようにすうっとします。




それでは、その美しい水をいただきに行きましょう~。



こんな像がありました。




頭に龍が乗っていますね。


そして足元には。





亀!!

しかしよく見てみると、鹿のような大きな耳が付いているんです。

調べてみるとこれは亀ではなく、『贔屓(ひいき)』という中国の架空の動物なのだそうで。


耳・目・口が大きく、耳で世間の噂をしっかり把握し、目でしっかり世間を見、口で支えている人に助言するそうです。

『贔屓されている』とよく言いますが、つまりはこの動物に助けてもらっている、ということなんでしょう。


世間の話をよく聞いて、見て、話す……、これは、人として社会人として大切なことのようにも思いますし、まるで諜報活動を得意とする忍者みたいだなぁとも思うのですよ(笑)。


こんな看板が立ててありました。





これを読んでびっくりしたことが。

このお話、昔話の『龍の子太郎』の最初のシーンにそっくり!!!


龍(蛇?)であると知られた母親が、我が子に目玉を与えて去る。

子供はその目玉をなめて育ち、目玉がなくなると、母はもう1つの目玉をさらに子に与えます。


盲目になってしまった母は、朝に夕に子供の無事を鐘を鳴らして教えて下さいと言ってまた去って行きます。


龍の子太郎のお話は、主に信州と秋田の昔話をベースに作られたそうです。

けれど、ここ奈良県や、滋賀の三井寺にもその前半部分がずっと伝えられている。

昔はメジャーなお話だったのか、その一族が転々と移動して行ったからか。

不思議だなぁと思うのです。



ただ、作家の高田崇史さんの本を読んでいると、1つ目や1本足という表現は、製鉄をする山の民のことで、火を見続けたりふいごを踏み続けたりすることで痛めてしまうからそうなってしまうのだと書かれています。


つまり、この物語の母親は、山の民であったのかもしれません。


いろいろネットで読んでいると、父親については諸説あるようです。

父親は山に住む龍であるという説や、寺に残って母親のために朝な夕な鐘をつき続けたというものも。


母子の愛、夫婦の愛が、古来よりずっと、昔話として伝えられてきているのです。

きっとどの時代の人々も、このお話に胸を打たれたのでしょうね。


龍の子太郎、ご存知ない方は、ぜひ一度読んでみて下さいね。

信州では、このお話の前半と後半が、それぞれ別の地域で語り伝えられているそうですよ。

とてもドラマティックで、私にとって忘れられないお話です。


龍の子太郎、ネットや本によって少しずつ内容が違ったりするのですが。

最後には、母親は人に戻り、太郎と暮らす……、そんなエンディングが私は一番好きです。







母親が現れたという、水が湧き出る場所、龍の口。




この大岩の下から、透き通った水が流れてきていました。


この柄杓を使います。






卵を水の底で見つけました。





蛇への捧げものですね。

桜井市の大神神社でも、同じように卵を供える習慣があります。



清い水が流れるさまを見ながら、いただきます。










しゃがんでいたすぐ右横に、すごい木を発見!!





パッカリと裂けて真ん中が空っぽになっています。

カミナリでやられちゃったのかなぁ……と思いながら見上げると。


なんと、薄っぺらいまま高い高いところまで伸びている!!




ちゃんと木として葉っぱも繁らせているのです。


なんて生命力なんでしょう……。

このあたりの豊かな水が、木々を丈夫に育てたのかもしれませんね。





前を見ると、先ほどの像のシルエットがかっこいい。









さて、他の場所を見に行きましょう。


階段を見つけたので上って行ってみます。




滑らないように、慎重に(笑)。




滝を発見しました。




大きなものではありませんが、滝行をここでするようです。


見事に凍っていました。




氷の粒が集まって、まるで龍のうろこのように見えました。





実はここで一度つるりとすっ転びまして。。。

こっ、怖かった……




その他、広い境内には、たくさんのお地蔵さんや。




おなかぽてぽてのタヌキさんもいて。





境内には法螺貝の音が鳴り響き、とても見応えのある趣深いお寺でした。




だいたい見終わったので、引き返しましょう。


雪が強くなってきて、辺りが薄暗いです。


山に低い雪雲がかかってきていました。





早く帰らないと、雪がまた凍っちゃうよ~~~。


車に乗り込み、ドキドキしながらゆっくりと雪道を下って行きました。

途中、洞川温泉の温泉街に入って行ける橋があったのですが、すごく見たかったけれど私が見たいのは夜の明かりがついた温泉街なので。

次回に持ち越すことにしました。



このあたりは、豊かな自然を見ながら歩ける散策路がいくつもありますので、温かい季節に今度こそ、歴史のある素敵な温泉宿に泊まりで来ようと思います。

そのときまで、さようなら。


ハンドルを取られまいと奮闘する旦那の横で、私はそんな旅情にひたっておりました(笑)。




しっかし、近頃の私ときたら、行くのは神社や寺ばっかり!!

私ってそんな子やったっけ……。

改めて考えるとどうにも変な感じです。


奈良県でちょっと行ってこようと場所を探すと、ものすごく古い寺や神社があちこちにあって。

これは見ておかないと!って、ついつい行ってしまいます。


歴史のロマンを求めて訪ねると、信仰の不思議な空気にたくさん触れられて。

謎に思ったことを、家に帰ってからいろいろ調べると、ものすごく勉強になりますし。


いい体験をたくさんさせてもらって、ありがたいことだと思います。




それでは次回は、山を下りて下市町へ向かいます。



次回に続く……










さて、猫たちですね。


ポンちゃんの怪我、ずいぶんと良くなりましたよ!

もう怪我していたのが分からないくらい、普通に歩いています。


大人しくにゃ~とやってくるので、イブちょと一緒に縁側でまったりしています。








一度黒いオス猫が庭にやってきたのですが、ポンちゃんが唸り声で撃退しちゃいました。


ここは僕の庭だ!!

しっかり主張していましたよ。



私 「すごいねぇ、ここはもうポンちゃんの縄張りやねぇ」

旦那「イブちょとポンちゃんの庭やな」

私 「あれ……、もしかして、もうイブちょの陣地ですらないんちゃう……?」

旦那「(爆笑)、そうかも~~~!!」



ポンちゃんがいない隙をねらって、お散歩に行っているイブちょ。

さっと行って、さっと連れ帰ります。

イブちょに堂々といさせてやりたいけれど、ポンちゃん見つけるときっとダッシュで追いかけて、脱走……。

そうなるのが目に見えているので。


う~ん、我慢だ、イブちょ。



しろちゅはだいぶお外の猫を警戒していて、ポンちゃんが縁側に上がっていないときだけ、こうして覗き込んだりしています。






これからどうなることやら……。



また我が家のお庭の様子、レポートしますね。



それでは、また次回です~~~