セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

和歌浦に行ってきました

2018-02-19 03:05:51 | ビーチコーミング
こんばんは〜、いや、きっとおはようございます^_^;

変な時間に書いています。


6日に和歌山へふらりと行ってきました。

海に飢えてしまって、近くていい感じの海はどこだーとGoogleマップで調べて出てきました。

にわか石ファンの私は、(確かこの辺は紀州青石がとれるところだったなぁ)と、期待してニマニマしながら向かったのでした。

JRで和歌山駅へ、バスがいまいち分からなかったのですが、なんとか和歌浦(わかのうら)の近くまで行くことができ、そこからまたまたGoogleマップを頼りにてくてくと歩いて行きました。

途中、紀州の東照宮?があったり、立派な公園がありました。

公園には、かの紀州青石が!!





ドーンと立派で美しい姿を、じっくりと鑑賞させていただきました。

ほんと青いのねぇ…


さてさて、海岸でこれをゲットすることができるかな?



そうそう、和歌山といえば奈良より温暖なイメージがあったのですが、着いてみると雪がうっすら積もってる!!

恐るべし今年の寒波。

どんどん雪が降ってきて、吹雪いてきた!!

風が強いし、真冬に一人で海なんて行って大丈夫かなぁと、今更ながら不安になりました。

だけど、ええいなにくそ!!
このくらいでビビってどうする!!

と気合を入れ直して歩いて行きました。

ズッシズッシズッシ…(鼻息荒く歩いて行く足音笑)



和歌浦に着きました!

テレビで見たおじゃこ屋さんは閉まってて残念でした。



また来よう。


人気のない港から、方向音痴なものでこっちかな、あっちかなとマップを振り回して浜へと向かって行きます。

あった、浜だ!!!




うおっ、なんだこの岩?!




なんかすごいなぁ〜、むき出しの大地という感じがしました。






しばらく見惚れていましたが、風がきつくてとにかく寒い!!

波打ち際へ行って石を見てみましょう〜♪



さっき見た岩のように、薄く層を重ねたような結晶片岩と呼ばれる石がとても多く、その次に透明か白の石が多かったです。

高知で見た石に少し似ているのもあるけれど、やっぱりここでしか見られない種類の石がたくさんあり、その出会いが嬉しかったです

あ、青空が広がってきた!!

雪雲が去って行きます。




小さな浜がいくつか続いていて、観光地なのできれいに整備された道をのんびり歩いて行きました。



すっかりいいお天気に。

水面がキラキラして、やっぱり海はこの方がいいや。

岩場に囲まれてとても波の静かなところがあったので、いつでも見たいなぁと動画を撮りました。

風の音がうるさいですが、よければ高画質にしてご覧ください。

和歌浦の海


石を拾っては海水で砂を落としに行き、手が凍るうおーってなる繰り返し。

あれですね、そんな風に手を冷やしすぎるとむくんでパンパンになっちゃうんですね。

神経に良くなさそうだなぁ…ごめんね。おてて。


だんだんズッシリと重くなるカバンを肩にかけて、ゆっくり2、3時間歩いたかな?

納得するまで拾ったので、いい感じの階段に座って選別開始♪♪


数人歩いてる人がいて、綺麗な石拾ったの?と声をかけてくださったおじさまも。

そのあとはそこで昼食タ〜イム!

天王寺駅で買ってきたパンを取り出してもしゃもしゃしてたら、なんとセキレイちゃんが少しずつ近づいてきた!!

うおお近い!!



私の足から50センチないくらいですよ…嬉しすぎました。

パンをひとかけら放ると、一瞬でパクッ!!



あっという間にはぐはぐと食べてしまいます。

尾っぽをこちらに向けて、横目でチラチラとこちらをうかがうおねだりスタイル。

もっと食べるの?

これすごく甘いから、このくらいにしておこうね。

ぽいっ、パクッ、はぐはぐ。

ぽいっ、パクッ、はぐはぐ。

まだ独特なスタイルのおねだりをしてましたが、諦めて飛んで行きました。


ちょっと寂しい一人のお出かけが、セキレイちゃんのお陰ですっかり明るく温かくなりました。

ありがとねー

チラチラッ




お世話になった階段。




さて、日がだいぶ傾いてきたし、帰ろっかな。

鐘があったのでなにを願うこともなくとにかく鳴らす笑




バス道に戻れる場所を探して道を登って行くと、綺麗な眺め✨



ありがとう、海さん。また来ます!!


運良くバス停を発見!



そして時刻を見ると5分後じゃないですか〜ラッキー

記念に新しく買った石旅用の長靴とカバンをパシャり。



野鳥の会の長靴は、ひざ下まであるから海も川もへっちゃら!足首上くらいにほんのちょびーっとだけ中にしみてたけれど全然平気。

軽くて畳めるから旅行に持って行きやすい!!

カバンはゴッツいデニムなので、重ーくなった石たちを安心して運べます。

高知家の鞄作ってるところの通販で買いましたよ。

月と波とウサギ…。

石拾いには満ち引きや波の高さがすごく大事なので、祈る気持ちでこれにしました。

いつかどこかの海でひょっこり、このカバンを持って石を探してる女がいたら、私かもですよ!!

なあんて( ̄▽ ̄)


バスは南海の和歌山市駅へとたどり着きました。

次からは南海で来よう。


新今宮からピャーっと一本だもの。ラクチン♪


さてさて、拾った石を少しご紹介。

興味がなければスクロールしていただくと最後のほうに猫の写真を載せてますよ〜。

石を拾っていて気がついたのは、結晶片岩はどれも表面がピカピカして光で輝くってことでした。

よく分かるのがこちらの黒い石。



墨のような黒さなのですが、傾けると…?



こんなにピッカピカ✨

手に持ってみて初めて分かる、ここの石の良さだと思いました。

帰ってから調べてみると、こういう石には雲母が入っているとのこと。

なるほど!と納得したのでした。


緑泥石、石英、緑簾石が見える石





大きな山のように見える複雑な流れの石。





美しい緑の草原に見える石。




薄くパリパリとめくれそうなのに、頑固に
「俺は意地でも菱形に割れるんだぜ!!」って石や、




「いいや俺らは、どこまでも細さを競うぜ!!!」って叫んでそうな石もあり笑。




唯一、紀州青石かもと思う石。



川の流れのようで、本当に美しいです


今回も、いろんな発見や体験をすることができ、またちょっと地球のお勉強ができました

この歳でもまだ学びたいことがあるって幸せなことですね


次は三重に行ってみようかなぁ。


それではここからは猫さんコーナーです


最近イブちょさんの毎日のルーティンは、私が一緒にいた和室から隣のソファの旦那のところに座るとにゃーにゃーと抗議→→→抱っこされて静かになり、私たちの近くでウトウト…、そんなことが多くて。

そうしたらこの間、こんなことをしだしました。



なんと、私と旦那の膝のどっちにも乗る!!!

お尻は私に、頭は旦那に。

これが本当の『橋渡し』?!

いやこのときは喧嘩はしていないけれど^_^;

あごをごしごしされたりしてご機嫌さん♪♪



一緒に居たいと思ってくれる気持ちがありがたいなぁと思います。


しろちゅも今日はにゃーって言ってくれたんだよね〜♪




ふわふわのコタツ布団の上で、今日もラブラブな二人でした。





今日はすごく長くなってすみません。

最後に。

昨日解決した迷い犬ちゃんのお話を。


ええと、5日前かな、朝旦那を車で送って行った時に、あるミニチュアダックスのワンちゃんとすれ違いまして。

たたたた、とこちらに走ってくるのを捕まえるかどうしよう車はとパニックになり。

道路を一人で走ってたので危ないと、Uターンして探したのですが見失ってしまいました。

迷子かもと思いtwitterに情報をアップしたら、警察と保健所に是非連絡してください〜と教えてくださる方がおられて。

リツイートもたくさんの方々がしてくださって拡散され。

知り合いのワンちゃんですとtwitterで連絡を下さる方に出会えました!

警察などに連絡をしている旨、飼い主さんに伝えてくださり、もし見つかったら教えてくださいねとお願いしました。

たぶん飼い主さんは警察に連絡してくださったのでしょう。

昨日、ワンちゃんが無事もとって来ました!と、返信がありました!!

私が目撃した場所のすぐ近くの銀行ら辺で警察の方に保護していただいたそうで、飼い主さんの元へ無事帰ることができたそうです

良かった。ほんとによかった。

探してたのはもっと駅から離れたところだったのですが、ワンちゃん、お家からそんなに離れずにいて偉かった!

早く帰りたかっただろうなぁ。

飼い主さんの心労も察するに余りあるし。

ホッとしてもう、涙ちょちょ切れましたよー。


ネットでいろいろ検索していたら、帰れなくなったワンちゃん猫ちゃん、ほんといっぱいいますねぇ。

1匹でも多く、早く、お家に帰れますように

もしくは、いい里親さんと出会えますように。

祈りまくりですよもう。


そして今回つくづく分かったことは、迷い犬猫情報は、警察と保健所に情報をあげたほうがいいってことで。

電話するの緊張したんですが、すごく親切に話を聞いてくださって、その時の状況、場所、姿などなど詳しく伝えることができました。

飼い主さんのおうちは駅の南側。

私が目撃したのは駅の北側でした。

早く情報を上げることで捜索範囲も狭くなるし、保護された場合のマッチングも早くなる。

猫の場合野良が多いので、首輪をしてないと見分けは難しいですが、ワンちゃんは近頃野良犬ってあまり見かけなくなったので、迷子の可能性が高い。

保護するのは勇気が必要かもしれませんが、少し手を差し伸べることで少しでも早くお家に返してあげられるかもしれません。

それがよく分かったのでした。

twitterにも心配して拡散してくれる優しい方がたくさんおられてとても助けていただきました。

SNSの力を感じた一件でした。


それではまた


日本海を一人旅。

2017-10-04 01:01:03 | ビーチコーミング

こんばんわ〜。

イブちょさんのスピーという寝息をBGMに、これを書いています





9月末ごろに、旦那の出張に合わせて一人旅をしてきました。

結婚してから初!です。

独身時代はしょっちゅう一人で飛び出して行ってたんです。

結婚してからは、なんというか半分接待旅行のようで、地元の名物料理が食べたいとか、ちょっといいお宿に泊まりたいとか、風情のある町をぶらぶらしたいなどという旦那の欲求を満たすため頑張って計画を立てておりました。

それはそれで、土地土地の良さがすごくわかるいい旅になるのです。

でも、ほんとの私の旅はもっとシンプルで。

これがしたい!見たい!が大前提で、あとはどうとでも。

明日どこ行くか決まってなくても、とにかくゴーゴー!

ごはん?コンビニでもいい。

宿?大浴場があればオッケー♪

一人だと気楽だわー


で、今回の旅、何をしに行くのかというと。

海で石拾い!!

・・・石に目覚めてしまったのです。今年の夏に。

その時の詳しい話はまた後日。。。



猫たちを置いて行くのだけがすごーく心残りだけど、ほんとごめん!と謝るしかない。。。


場所は当初、茨城とか房総半島あたりにしようといろいろ調べてたんだけど、太平洋側大荒れとのこと。

(確か、東京あたりで浸水した日です)

で、北陸へ急遽変更。

前日夜中に宿とレンタカーだけ予約して、荷物は着替えを突っ込んで。

早朝、旦那を駅へ送ったら、猫たちのご飯などチェックして、イブちょに念入りに行ってきますして、出発しました。

今までは、一人でどこかへ行こうと思っても、家のこと、猫たちのことを思うとなかなか飛び出せず。

うじうじしている自分を引き剥がすように、出発しました。


北陸へは大阪からサンダーバードに乗るのが便利。

新幹線とは違って結構揺れるので、たまに酔うのですが、たまたまお隣になった女性と話が弾み、あっという間に着いてしまいました。

動物好きという共通点は、話を尽きさせませんね


レンタカーを借り、Googleマップで目星を付けていた海岸を巡って行きました。


うじうじな気分はまだちょっとついて来ていましたが。

海岸線の景色がワイルドで、次第にその魅力に取り憑かれ、気分は晴れていきました。



北陸の海、良いですねぇ。










ゴツゴツした岩が海から突き出していて、道路にはみ出していたりくぐったりして。

ドライブしながらおおー!と何度も声を上げました。

緑色の石が好きで、見つけるとみどり〜、みどり〜と変な歌を歌い(笑)。

今回は自分運転だしスマホだしお天気悪しだったので、そんな写真が撮れなかったのですが。

でもほんと良かったんですよ〜*\(^o^)/*


ただ、いつもの二人旅なら、車で新しい町に入る標識が見えると、「○○町入りました〜!」と声を掛け合って喜ぶんです。

一人で言ってもちょっと虚しかったなぁ。

やっぱ二人旅もいいなぁ〜と、この時だけ(!?)思いました




途中の道の駅でイシダイの柄を眺めたり、




すごく素敵な石が大きすぎて持ち帰れず、ギリギリと歯ぎしりしたり、

サメか何かの骨が上がったのかと思ったら哺乳類で、次の日リリースしたりとか。

深いめに埋めて、手を合わせました。



海岸沿いを北へと走ったのですが、それぞれに趣の違う石が落ちていて勉強になりました。

白い石が多いところもあれば、黒々と火山のような場所もあり。

美しい緑の石があれば興奮して拾い、透明なものも嬉しかったり。

つぶつぶしてるのもあったなぁ。


静かに、自分のペースで海岸を歩く。

波の泡は寄せては返し。

多少の雨もなんのその。

いやー、良い一日でした。


静かな波を撮りました。





場所の名前は、もしかしたら石好きさんたちがこっそり大事にしているところかもしれないので伏せますね。

行きたいという方にはこっそりお教えします(笑)。



2日目は悩みに悩んでさらに北上することに。

(行き先が決まったのは2日目の朝

行き帰りの指定席があるかドキドキでしたが、さすが平日、無事買えました。


目指した海は暴風で波もすごく、波打ち際から離れて石を探しました。




もっと近くで波を見ると、自分の背丈ほどもありそうな濁った水にほんとビビりました。

何度か音が怖くて逃げ出して。

ほんとはこういう日は浜に降りちゃいけないのかもしれませんが、なかなか来られないから勇気を出して。

いずれライフジャケットと海用の靴を買おうと思っています。

2日とも、見たことのない石をたくさん見せてもらいました。

北陸の海に感謝です。


それにしてもこの日は寒かった!

かろうじて長袖のパーカーは持っていましたが、中は半袖ペラペラ。

息もできないくらいの暴風が吹き荒れ、駅のホームで待ってられないくらいでした。

雨は冷たいし・・・(泣)。

電車に乗り合わせた他の乗客たちは、みんなシャカシャカの上着とか着てる!!

なんでみんなそんなに準備がいいんだよ・・・って拗ねちゃいました


お土産に名産のお菓子をいっぱい買って。

あ、北陸あたりのお菓子ってレベル高いですよね。

羽二重餅は安定の美味しさ、そして、



このお煎餅がすごく美味しかったです。

甘すぎずしっかりした歯ごたえが素晴らしいです


お土産をこれでもかってほどキャリーバッグに詰め込んで、無事帰路につきました。



さて、石拾いについて。

地味な趣味ができまして。

昔から石や貝を拾うのは好きだったんですが。

専門の本を数冊読み進めると、日本にはこんなにもいろいろな石があるのかとワクワクしてきて。

関西と東の方では地面の色から違うとか、地球の大地が石そのものであるとか、世界がグンと広がったような気がしました。

見たくて、手に入れたくてたまらなくなりました

今はビーチコーミングなんてオシャレな呼び名がついて、はまっている若い人も多いようです。

今年から、石拾い一年生。

周りに同じ趣味な人がいなくて若干さみしいんですが、これから大いに楽しもうと思っています





それから猫のこと。

我が家の猫たちをほっぽらかしてやってきた海岸には、似たような声を出す彼らがいっぱい。






みゅー、みゃう!と、イブちょが怒っている時の声そっくりなんです!!

ほら、置いてきている罪悪感も加味しまして。。。

責められまくりな気がしました

ひー、やめてーー!



猫たちはきっと、私がいない時もこんな感じだったのでしょう。




そして肌寒くなってきたからか、帰ってきてからはしょっちゅうピットリと寝に来るイブちょさん。






旦那のお風呂上がりも大好物なんだよね。



ぬっくいわー。


長くなりましたが今日はこのへんで。

ではまた次回〜


・・・書き終わったときには、旦那の寝息がスースーしております。

ちゃんとベッドで寝てくれい〜〜〜