セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

木工教室のこととか。

2017-09-26 01:46:31 | ワークショップ

調子に乗って二日連続アップです。

みなさんにあたたかいコメントをいただいて、久しぶりにパソコンの前に座って文字を打つと。

嬉しかった気持ちが蘇って来ました。

感謝です


前回書いた勾玉作りのお教室。

実は癒しのヘルシーごはんとセットでして。

夢中でほりほりしたあとは、木屑をぽんぽんとはらって、食卓へ。

美しいお料理たちが木のプレートに乗っていました。










女性ばかりなので量よりも質。

自然の美味しさをそのままいただいて、体が喜んでいるのがわかりました。

デザートにフルーツまでいただいて。


食べ終わるとまたほりほり再開です。




買ったばかりの彫刻刀。

小学校以来でしたが、事前にネット動画で勉強してきたのでなんとか(笑)。

絆創膏3枚ですみました


近頃は一日に一度は思い切り甘えないと気が済まないイブちょさん。

家に帰るとこのとおりです。




ソファに寝っころぶとすかさずどすどすとやってきて、お腹の上でごろりんしています

かわいいやっちゃなぁ〜〜〜


最近のもう一つ大きな出来事は。

欠かさず見ている大河ドラマのCDを2枚も買ってしまったこと。




どの大河ドラマもすっばらしいんですが、今回の『直虎』はものすごくハマっていまして。

(上の『すっばらしい』は過保護のカホコ風でお読みください笑)

CDは高いので普段はわりとレンタルとかで済ますほうなんですが。

劇中に流れていて自然に覚えていた音楽。

アマゾンのデジタルミュージックのところで何度試聴しても泣けてくるもんで。

これは買おう!!となったわけです。



この2枚にはどちらも柴咲コウさんの謡い経が入っていまして。

テレビで聴いた瞬間から夢中になっていました。

毎日何回聴いてるか。

柴咲コウさんの声は、ほんと心にきます。染み入ります。

元のお経の文字も手に入れましたので、いずれ歌えるようになるかと。

観世音菩薩の力を心に念じれば、きっと救ってくださるというありがたいお経なのだそうです。

写真左側のCD『鶴のうた』には、小野但馬守こと高橋一生さんの語りも入っていまして。

これまた落ち着いた素敵なお声です。


スマホを見れば、たまらなくかわいいうちの子たち。




これだけの癒しに囲まれて、弱音ばっかり吐いているなんて情けない!!!

元気出して前向きにいこうと思います。


自分らしくいられるときは、自分らしく生きよう。

うん。


それでは、また次回です〜〜〜


P.S. 大河ドラマで以前にすごくハマった『平清盛』にも大好きな挿入歌がありまして。

めっちゃ恥ずかしいのですが貼っちゃいます。

大河つながりなので。

高い声で歌っているのでびっくりしないでくださいね。

『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)という平安時代の歌の一部にメロディをつけたそうです。

素晴らしい歌を、ありがとうございます。




貼るのはたぶん初めてだと思うのですが・・・ 一度貼ってたらすみません。

木工教室第三回 一輪挿しを作る

2015-04-01 01:16:17 | ワークショップ

ソメイヨシノがついに咲きはじめ、あたたかくなった月曜日。

またまた木工教室へ行ってきました。

ものづくりだけでなく美味しいお食事も楽しめる、とっても楽しい時間。

会場となるのは、手触りのいい木がふんだんに使われ、広々とした空間がある素敵な一軒家。

あたたかい午後の日差しに、そのままお昼寝したくなっちゃうほどの居心地の良さでした。

春休みなので、一緒に来た子供たちのにぎやかな笑い声や足音が響くなか。


いよいよ、木工教室が始まります!




机の上には、見本が並べてありました。




今回は、さまざまな木を切って、磨いて、一輪挿しを作ります。

持ってきていただいた木は、全部で8種類。

さくら、すぎ、ひのき、かえで、たも、けやき、なら、ほお。

さくらの木は、このあいだランチョントレイを作ったときと同じ、ヤマザクラでした。


積み木のように上に積んでいくので、まずは順番と形を決めます。

思い通りの形になるよう、垂直に線が引ける専用のさしを使い、鉛筆で線を入れていきます。


そして、ここでついに登場!!

ノコギリさんです!!!




キャー初めて~~!!!

最初の溝をつけるところから苦労しましたが、包丁で切るときのようにそっと手を添えてするといいと、参加されていた方に教えていただき。

無事ギコギコと切り始めることができました。

まっすぐいかない~~、あ、木の下が欠けた!肩に力が入りすぎ、などなど。

あたふたしっぱなしでしたが、徐々に切ることにも慣れていき。

無事、板の両端を切り終えました。




イエ~い

そして、やっぱり私が最後

さあ、急いで次の作業に取り掛かりましょう~~


次は紙やすりで木の表面をなめらか~にしていきます。

荒いやすりからだんだん細かいやすりへ。

手触りが格段に違ってきます。

熱中してこすっているとついつい顔が近づいて、粉がゴッ!と目に入る。

うう……。


全身粉まみれになってみんなでひたすらゴシゴシ。

これが木工教室の楽しいところでもある気がします。

木の手触りと香りにうっとりして……。

木と触れ合うだけで、ものすごい癒しパワーがあることを実感します。


最後までこすりきり、順番に並べてみました。




色も柄も、ひとつずつ全然違いますね。

そして、重さも全然違うんです!!

すぎ、ひのきはすっごく軽くて柔らかく、うっかり角をこするとすぐに斜めになってしまいます。

重くていいなぁと思ったのは、けやき。

土台となる大きめの板を選んだ時のことですが、けやきの色、柄、そして重さにじーんと感動して

気がつくと、けやきの板をもう手放せなくなっていました




けやきの木の柄です。

まるで海のように見えませんか。

穏やかな波が夕日に照らされて打ち寄せる……、木もまた水とは切っても切れない存在であるのだったなぁと思い出します。


電熱で焦がすように文字が書けるペンで、木の名前を書いていきました。

いつまでも忘れないように。




もちろん、間違って覚えないように、先生に名前を再確認させてもらって。

貴重な天然の木に触れさせてもらえ、その場で知らないことはどんどん教えてもらえる。

なんてありがたい環境なんだろうと、つくづく思うのでした。


それにしても、ほんとうに木の感触って素晴らしいです。

やすりで磨いた直後の、あのスルスルな手触り……、写真を見直すたびにまた触りたくなってしまいます。

触ってるだけでストレスなんて吹っ飛んでいきますよ……、まあ私にそんな大きなストレスはありませんが





昔は、いろんなものが木で作られていて、木を加工することはもっと身近な、生活の一部だったでしょう。

けれど今は、なかなかそんな機会がなく。

最近有名な『食育』という言葉がありますが、木工教室では『木育』という言葉を新たに教えていただきました。

木の素晴らしさ、そして自由に創作できるということを知ってもらうということ。

私に理解できるのはそのくらいですが、

「まずは大人から、そのことを知っていって欲しい。そしてそれを子供達に伝えて欲しい」

この言葉を聞いたのは第二回の木工教室でしたが、今回、木に癒されて作る楽しさを改めて体感して、こういうことかとわかってきた気がしました。

機会がありましたら、ぜひたくさんの方々に体験してほしいと思いました。



さてさて、しっかりと磨いた木たちには、一旦熱して冷まされた食用オイルを塗って、木が長持ちするように保護します。

そして。

もうひとつのお楽しみ、昼食タイムです~~!!!


ワッホ~~~イ!!!








写真はご飯のほんの一部です。

最後の写真のおひたしは、わさび菜でした。


口に入れると、ほんとうのワサビのような風味と辛さが来て、これはお肉を焼いて、醤油とともにいただきたいなぁと妄想しちゃいました。

とってもいい風味だったので、その場でわさび菜をお買い上げ~~~




あ、そうそう、今回も山添村の特産品が買える出張道の駅を開いてくださっていたのです。

普段買えないものなど、たくさん買わせていただきました~。




無農薬野菜、乾燥させた野菜、庭にできた大きな果実、高級な大和のお茶!!

ホクホク顔が想像できますでしょう??(笑)。


その後はもう一度作業場に戻って、ノコギリで切り落とした端材も綺麗にして持って帰ろうと、磨いてオイルを塗り塗り

この木はほお、これはすぎ、と自然と口ずさみながら、最後まで楽しませていただきました。


全て終了し、またまたお茶とお菓子をいただいて(ありがたい……)、最後にみんなの作品を並べて撮影タイム!!

素敵でしょう~~??








準備していただいたお花がまた美しくって。

感動しいの私がどれだけテンションが上がっていたか






やがて帰る時間となりました。

可愛い子供たちともお別れ。

先生方にお礼を言って、愛しい作品をそっと車に乗せて、家へと帰りました。



待ち構えていたイブちょたちのご機嫌をとったあとは

もう一度撮影を楽しみます。


持ち帰った作品。




これを組み立てると、こうなります!




全部違う木でできた階段です。




きちんと揃えているのも美しいですが、バラバラの方向に伸ばしても面白いです。




空いた場所には可愛い小物が飾れます。


端材を磨いて作った積み木。




眺めているだけで、どこか山の中で木々に抱かれる心地がしました。

撮影を堪能したあとは、そのまま机に置いて距離を取ります。

すると……?




可愛こちゃんが、来ましたよ~~


スンスンスン……。




-お花にゃ。




猫たちにも木の香りを存分に楽しんでもらいました。


玄関に置く飾りが、またひとつ増えて嬉しいです。


木工教室第三回、これにて終了です




最後に、イブ散歩の写真を少しアップしましょう~~~


一度外に出してしまうと、もう毎日出たいと言い出すのは目に見えていますね。

はい、晴れた日は毎日お散歩に出るようになりました。


イブちょはせいだいゴロゴロを堪能し。




真っ黒に毛を汚したあとは、花たちを眺めに行き。




何してるの~とひろみちゃんが顔を出します。




そのままそのまま、近づかないでね~~と牽制しつつ、なんとかお散歩を続けます。

けれど、私たちが外に出ていることに慣れてきたひろみちゃんは、こちらに歩いてくるようになって。

そのたびにイブちょは抱っこされて離れた場所へ運ばれていきます


どうして挨拶させてくれないの~と、2匹からなんとも寂しそうに鳴かれるのですが。

辛いけど、ダメなの。ごめんね、と言うしかありません。


イブちょのお散歩が終わって家に入れ、すぐに外へ戻ってひろみちゃんのところへ。

ひろみちゃん、私が手を出すと、スンスンしたあとプイッと向こうへ行ってしまいました。

ご機嫌ナナメになっちゃったかも……、ごめんね。

夜に、関係修復のなでなでをたくさんした次第でした



それでは、また次回です~~~



しょうゆ作り体験

2015-03-17 11:13:14 | ワークショップ

だいぶ寒さが和らぎました。

暖かいというだけで、なんだか身体がホッとします。


先週金曜日に、榛原にあるお蕎麦屋さん『一如庵』で、しょうゆ作りのワークショップに参加してきました。


しょうゆって、どうやってできてるの??

当日お知り合いになった方々も、皆一様に、大豆からできてるんだよね……くらいの知識しかなく。

理科の実験に参加するような不思議な気分で会場入りしました。


今回は、皆さんブログに顔出しOKとのことでしたので、素敵なお顔をアップさせていただいています






奈良県で実際にしょうゆを作っておられる方が先生でした

今までに何度も講義をされておられるようで、その時の体験談、失敗談も面白おかしく交えながら、とっても分かりやすく説明してくださいました。

学校の授業みたいで楽しい~~!!!

昔は居眠りしてたくせに、この歳になると嬉しいんですよね


しょうゆ作りの材料は、一からすれば何日もかかるし難しいので、あらかじめほとんど仕上げてくださっていました。

それでも、その工程は一から丁寧に教えてくださいます。


大豆はまず圧力釜で蒸します。

人が食べるにはちょっと柔らかすぎるかな~、でも煮崩れてはならないという絶妙な加減で。




大豆が40度以下に冷えたら、『種麹(たねこうじ)』と呼ばれる麹菌を加えます。

見せていただいたのは、こんな粉状のものでした。




大豆と小麦を混ぜたものにそれを加えて、『麹室(こうじむろ)』と呼ばれる温度が保たれた部屋でかき混ぜられます。

寒いと菌がよく働けないし、熱くなりすぎても菌が死んでしまうので、人の手で大切にほぐして温度を均一に保つのだそうです。

室に入って大きなスコップで……、重労働なのだそうです。


こうして菌が二重三重と大豆に巻いていきます。




味見させてもらいましたが、粉っぽくて水分が抜け、菌のでしょうか、独特の匂いがしました。

こうして真っ白に菌が巻くまで育てられた大豆たちのことを『麹(こうじ)』と呼ぶそうです。


右から順番に状態がわかります。




一番左の状態まで作って持ってきてくださったので、私たちがすることはただ塩水に入れて混ぜる、それだけ(笑)。

それでも、人の手で大切に育てられた豆たちだと思うと、作業するのもなんだか厳粛な気分になりました。




用意してくださった塩水入りペットボトルに、二人一組になって丁寧に麹を入れていきます。




ザラザラザラ……。




お箸で優しくかき混ぜて、落としていきます。




そこへさらにいい菌がいっぱい育っているペーストを、先生から入れてもらいます。

私たちのペットボトルしょうゆがしっかりと発酵するように、先生が二晩かけて菌を育ててきてくださったそうです。

命の源のような気がします。






パッチンとフタをしてもらって。




こんな感じに。




それを、ゆさゆさと撹拌すると。




ゆさゆさ




混ざりました~~、この状態を、『諸味(もろみ)』というそうです。




あとは、これを持って帰って開封し、時期によって毎日~一週間に一回混ぜ混ぜします。

ペットボトルを振って、均一に混ざるように。

蓋は、中から発生してくる気体が抜けるよう、振るとき以外は上にかぶせておくだけ。

こうして一年(!!)、自宅で育てるそうです。

一旦作ったら寝かしておく、というのではないのですね~~~。

入っている菌の働きがそれぞれ違うので、時期によって混ぜる回数を変え自分で育てていくのです。

うお~責任重大!!!

どんな菌がどういう働きをするか、先生はちゃんとご存知で、この菌のお仕事が終わると次はまた別の菌がアルコールを作って……と、とても詳しく教えてくださいました。

大豆に巻き巻きした菌は酵素を作り出し、酵素は小麦や大豆に含まれる糖をエネルギー源としてアミノ酸を旨味に変える……。

しょうゆは、こうして人の手で化学的に作り出されるものだったのです……!!!


それにしても、近頃は除菌、殺菌と菌を目の敵のようにしていましたが、乳酸菌などいい働きをしてくれる子たちもたくさんいるんですねぇ。

改めてそれに気づかされました。




見事に発酵、熟成すると、このように茶色い色素が出てきて、しょうゆが出来上がります。




ちょうど一年育てていたものを、目の前で絞ってくださいました。

カッターでペットボトルを開き、ドロリとしたしょうゆを二重に敷いた網で漉していきます。






ゆっくりゆっくり、一年かけて育てられたしょうゆが落ちていきます。




全部落ちきるのに何時間もかかるので、楽しく遊びながら待つもよし。






夜の間に落としておくというのでもいいそうです。


私たちはそんなに待っていられないので(笑)、少し取り分けてもらってお味見タ~~イム!!!




すっごく美味しい

しっかりとしょうゆの旨味があり、塩分濃度も濃すぎず完璧!!

私のもこんなに上手にできるかしら……できてほしいな……。


絞ったあと残ったものは、まだしっとりとしょうゆがついているので、魚に塗って焼くもよし、こうして、




焼き菓子の材料にするもよし、いろんな使い道があるそうです。

このお菓子は、お蕎麦屋さんの奥さんが、その残ったものを入れて焼いてくださいました。

熟成した豆の風味が効いて、美味しかったです~。ごちそうさまです



最後は質問タイム。




こ~~んなに優しそうな先生に教えていただきました~~~!!

まず、素朴な疑問だった『どうして小麦を入れるのか、大豆だけではダメなのか、米にしないのか』を聞いてみました。

・大豆だけで作られるのは『たまり醤油』。作るのが難しく熟練の技が必要なのだそう

・しょうゆはたくさんの香りが混ざり合っているが、その中に4つ大きいものがあり、そのなかの二つを小麦が出している

・風邪を引いて匂いがわからなくなると味もわからなくなるように、我々が普段(これがしょうゆだ)と思っている味には小麦が不可欠なのである

・小麦が日本でたくさん栽培されるよういなったのは江戸時代に入ってから

・なので今のしょうゆが生まれたのは、江戸時代以降である

・さらに、庶民にまでしょうゆという調味料が浸透するのは、巨大な木桶が作られるようになった江戸中期以降、後期になる

・それまでは、『醤(ひしお)』と呼ばれる塩辛のような自然発酵食品や味噌の上澄み液が、貴族など一部の身分の高い人達の間だけで食されていた

・室町時代に、明との貿易で大豆と麦でできた調味料が日本に来ていたようだが、しょうゆとはまた違ったものだった


などなど……。

一気に書きましたが、これだけのことをアホの私がさっと覚えられるくらいに、わかりやすく笑顔で教えてくださったんです。

すごく嬉しかったし、先生のしょうゆ作りへの情熱と愛をひしひしと感じました。


いったいどういうものなのか、さっぱり想像できなかったしょうゆ作り体験でしたが、ものすごくいい勉強をさせていただいてしょうゆのことをたくさん知ることができました。

私の雑な味覚ではわからないかもしれませんが、これからは地元やいろんな地域で作られているしょうゆを買って、味わってみたいです。


そして今日も優しく振り振り~~

菌たちに、頑張ってね、と声をかけて。


いつにも増して長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりほんとうにありがとうございました

次回は、素敵だったお蕎麦屋さんの写真をアップしますね。





それではねこねこタイムです~~~


ひろみちゃん、おひさまがポカポカしてきても、ゆっくり眠りたいときは箱ハウスの中がいいのかな~?




ん?顔の下に足がある……、どういう状態??




起こしちゃったね、ごめんめ。

綺麗なおめめでじーっと見つめられると、おばさんメロメロだよ~~


おうちの中では。


イブちょがなぜかお相撲さんのように仁王立ち




……なんでだろ、イブちょの腰に化粧回しが見える気がする……。

に~~~し~~~!! いぶちよのふ~じ~~~~!!!

行司さんの声が聞こえてきそうです(笑)。


しろちゅはここで、ごきげんさん




イブちょは狭そうだなぁ~~


寒くなくなると、寝る場所がちょっとずつ変化して。

猫たちの春を私も楽しんでいます


それでは、また次回です~~~



木工教室 二回目

2015-02-27 12:46:05 | ワークショップ

こんにちは

二回目に行った木工教室のことを、今日はアップしますね。


今回は、三角にカットされた木に『突板』と呼ばれる薄くスライスされた板を貼り付けて、雛飾りと端午の節句飾りを作るというものでした。

おもてがお雛様、裏が端午の節句というように、ひっくり返して使えるスグレモノ。


教室へ行くと、こうしてもうキットが用意されていました。




置いてあったのは、飾りを収納できる箱をつくるためのものでした。

ボンドを使うので、指を拭えるように濡れた布もきちんと置いてくださっていました。



板をヤスリでスベスベにして、柔らかい感触と香りを楽しんだあとは。

まずはトンカチで釘をコンコン♪♪

キリで穴を開けてから打つと綺麗に入るそうで、あらかじめ開けておいてくださっていました。

箱が完成すると、いよいよ飾りに取り掛かります。


三角の木が二つと、型紙が配られます。




そして、さまざまな木の突板が真ん中にドーン!!

まるで紙のように薄く、色、柄、手触りに光沢、全てが違いました。


机には見本が置いてありました。






最初は簡単かな、と思っていたのですが、いざ現場で始めてみるととんでもない!!

ものを作るということにまったく慣れていない私は、型紙通りに切っていくだけでものすごく時間がかかる!!!

こうすると早くできますよ、ここは飾りカッターを使うといいですよ、などなど……。

隣の方にたくさん教えていただきました


ふと周りを見渡すと、上手な方はさっと自分流にアレンジして、オリジナルの柄やデザインに作り変えていました。

こんな風にしたい!!と、あちこち真似しつつ、ひとつひとつ切っては貼り、たまに間違えて慌てて剥がしたり


へたっぴいのくせにやたらと仕上がりにはこだわって。

ふちはちゃんと板に沿わせて飛び出さないように、左右対称に!!

自分でも細かいとわかっているのにやめられません。

縁にピタッと沿わせられると、よし!!って自己満足が満足してしまって(←変な人

どんどん時間が過ぎていきます。


「お昼食べてきてくださいね~~」

何度も声をかけていただきます。

しかし、早く進めなくちゃ、でも綺麗に仕上げたい!とテンパっていた私は、どうしても手を止める気になれず。

そのまま突き進みました。。。


教室の一階はワイルドなバーガーショップになっていて、いい匂いが漂ってきてよだれがジュル……

ううう、終わったら食べよう、終わったら!!

ごっついお肉が大好きな私がよく我慢できたなと思います


子供のお迎えが……と、数人が帰って行きました。

小さいお子さんがおられるお母さんが多くて、みんな大変だなぁ……尊敬しちゃいます。

赤ちゃんを背負って、乳母車で……、そんなお母さんもおられました。

みなさん、「楽しい、楽しい!!」と、ものづくりを満喫しておられました。



ひとり、またひとりと作り終える方が増えていきます。

焦るけれど難しくてなかなか進まない!!

気づけば最後のひとりになっていました。


最後に皆さんの作品を並べて記念撮影をしましょう。

そんな声が聞こえてきて、みなさん待っておられるのに~~ともう必死です。

ボンドがうまくくっつかずに何度も付け直して……。

ついに、完成しました!!!




ゼイゼイ……、なんとか失敗せずにできた~~~!!

ああ、なんて愛おしい……

手をかけただけ、愛おしさが増すのだな、と思いました。


無事みなさんの作品と記念撮影




これ私が作ったんだよね……、綺麗だなぁ……木目……。




富士山に鯉のぼりを立てちゃいました


できた作品をパシャパシャ撮っている間に、みなさんささっと片付けをしてくださっていて。

あああ、すみません


可愛い赤ちゃんと美人ママさんの笑顔を少し撮らせていただいて。

第二回目の木工教室、なんとか無事終了しました。


ごはん食べに行かなくて良かった!

とんでもなく遅れるところでした


テンパりがまだ抜けず、結局バーガーも食べずに帰ってしまいました。

駅に戻ったところで、首がカチカチで傾けられないことに気づき(笑)。

どんだけ力入れてたの~~~とひとりでクスクス笑ってしまいました。


今回の作品は、私にはかなりレベルが高いものでした。

けれど、ものすごく集中して最後まで手を抜かずに作れたことがしみじみと嬉しくて。

また作りたい!

すぐにそう思いました。




家に帰ってきて、いそいそとテーブルに並べます。

明るい外の光で、木の質感を撮りたかったんです。


ちょっと離れていると、もうチェックが入っていますよ。




カメラが向こうにあるので、急遽iPhoneで

女の子の節句だもんね、しろちゅ用だね



苦労した男雛、女雛。




色を塗るのではなく、木目を選ぶという飾り方。

心にふんわりと優しい空気を運んでくれる気がします。




いつの間にか、口ずさんでいました。


 あかりをつけましょ ぼんぼりに

  お花をあげましょ 桃の花
  
  五人ばやしの 笛太鼓
  
  今日はたのしい ひなまつり 



女雛さんの頭飾りなんですが、キラキラと光っているように一番薄い色を選んで一度作ったんです。

貼り付けてみたら、わあ、幽霊だ~~~!!!

おでこに白い三角布……

慌てて外し、扇と同じ突板で作り直しました。

すると、これが光の加減でピカッと光ることがわかり、これにして良かった!!って感動しちゃいました。

黒い模様は、電気の熱で焦がして書くペンを使いました。

他にも、小さな穴を開けたりとさまざまな道具を使わせていただき、とても貴重な体験でした。


女雛さんをひっくりかえすとカブトになります。




これ、どうしてもエジプトのピラミッドと砂漠にしか見えなくて

前の弓なりの形は、発掘された『太陽の船』。

月の世界へ運んで行ってくれそうな気がしました。


 月の砂漠を はるばると

  旅のらくだが ゆきました

  金と銀との くら置いて
 
  二つならんで ゆきました 



とうとうと流れるナイル川。

大昔の人が建てた、巨大な建造物。

それを前に、夜の月を眺めているような。

そんな気持ちになりました。













それでは今日のニャンコです~~~!!!

まずは、我が家のぎうぎうツーショット、三連発!!!









私もしろちゅをぎゅーーとしたいなぁ


ある日のしっぽ。




ブチ柄にツン。

なんとなくイメージがハートマーク


-ん?




おしりを撮られて若干迷惑そうな顔してますね~。

なんでもないよ~イブちょ



それでは、また次回です~~~

木工教室 一回目

2015-02-21 02:27:03 | ワークショップ

少し間が空いてしまいました。

出かけている日が多かったのもありますし、なんだかPCの前に座れないなぁというときもあるので。

きまぐれな更新ですみません



最近、木工教室へ2回参加しました。

木って、触れるとなんだか温かみがあって、柔らかくて。

自分もなにか作ってみたいなぁと、以前からずっと憧れていたんです。

友達の作ってくれた縁で、木工をされている方と知り合いになり。

教室に誘っていただき、ついにひとつの夢が実現することになりました!!




今日はまず、一回目の教室をことを書こうと思います。

木でランチョントレイを作ります。



私たちがいただいた板は、奈良県の山添村というところからやってきた山桜でした

春になると吉野山を覆い尽くす、儚くも美しいあの花。




そんな光景が目の前に広がるようでした。



パッと目に入った板を選んでください。

そう言われて手に取った一枚は、色が薄く、木目がよく見えるものでした。


まともに木工というか、図工的なことをしたのは小学校以来で、うまくできるかちょっと不安。

板を2枚選ぶ方もいらっしゃいましたが、私はぜったい人よりトロいから無理だ!と、一枚だけにしました。



板を、まず好みの形にします。

電動の糸ノコで思う形にカット。

ほとんど先生が切ってくれて、私は手を添えるくらいでしたが、それでもとっても嬉しかった。


切り終わると、ヤスリでひたすらゴシゴシゴシ……。

滑らかな手触りになるよう、どの面もゴシゴシ。

さらに細かいヤスリでシュシュシュシュシュ……。

みんな一斉にしているので、木の粉が飛ぶ飛ぶ……。

マスクを忘れたので、口の中もなんとなくザラザラ……。

それもまた貴重な体験で(笑)。

角という角、平らな部分も全てこすり、どこを触っても手にしっくりと馴染む素敵な作品が出来上がりました!

最後に、オイルを塗ってふき取ると完成!!




こうして立てて置くと、すっくと立っていた頃のこの木の姿が見えてくるようです。

オイルを塗る前はもっと白っぽかったんですが、塗るといい感じの赤みになりました。


両端がぽこりとえぐれているのは、虫食いの跡をあらかじめ先生が取ってきてくれたから。

ただ真っすぐよりも、ずっと素敵!




ちゃんとしたものづくりってほんと久しぶりで、出来上がったものが愛おしくてなりません。

先生は、いつかは割れたりしてきますよ、時々オイルを塗ってあげてください、最後は燻製のチップにできますよと話してくださいましたが。

「これが折れたら私泣く!!」と言った生徒多数……(笑)。

素人が作った作品でも、やっぱり我が子のように可愛いと思うのだなと、この時思いました。


出来上がったトレイで、さっそくランチタイム!!

教室の場所を開放してくださっている方がお料理教室の先生で、美味しいお食事を作ってくださっていました。

それを出来立てほやほやのトレイに載せると……?




オシャレ~~~

美味しいお野菜をたくさんたくさんいただきました。

美味しいご飯って、ほんと幸せ……。

おかわりされている方もおられました。


生徒の方々ともたくさんお話をして知り合いとなり。

Facebookで繋がったり、なんと別の教室でもご一緒することになったりと、嬉しいことがたくさんありました。

可愛い赤ちゃんをおんぶして参加されているお母さんもいて、赤ちゃんの笑顔、お母さんの笑顔にとても癒されました。


山添村の特産品が出張販売されていて、美味しそうなお野菜や漬物などを購入しました。




赤いお漬物は、山添村で採れた大和伝統野菜の『片平あかね』。

赤色の蕪です。

村のおばあちゃんが昔から作っていた方法で手作りされています。

癖がなく、カリコリといい食感でした

その下は赤米です。


楽しいひとときをありがとうございましたと、トレイを胸に抱いてお礼を言い、教室を後にしました。


家に着くと、改めてじっくりとトレイを眺めました。




さっそくイブちりチェックが入っています(笑)。

山桜がうちに来たよ、イブちょ。


トレイだから、なにか上に置きたくなります。

購入した野菜をポイと。




絵になるなぁ……


山添村の土の匂い、するんでしょうね。





テーブルにあったみかんもポイ。




何を置いても絵になるなぁ……。


西日に照らされて、いっそう美しい木目。




ふしもなんだか愛おしい。




こんな感じで、とっても楽しい第一回目の木工教室が終わりました。

木に触れて、何かを作る楽しさを知りました。


次回も、またちょっと違った木工教室です。

あまり間を置かずにアップしますね







少し前に、柚子さんのブログで猫の脳内分析『たまメーカー』を教えていただきました。

さっそくうちの4匹もやってみましたよ。


まずはイブちょさんから。




食べることと妄想で、みんな埋まってる

一番のんきな性格だと、私も思う。




あーん。

かぷちゅ。




お気に入りのおヒモで遊んでいます。

イブちょの妄想ってなんだろ。

甘え倒すこと?

きっと私、そこではしもべ状態だろうなぁ……


次に、しろちゅ。




一番詰まっているのは『誠』。

きっと、イブちょへの一途な愛のことだろうな。

『萌』があるのが面白い。

イブちょ萌え?きっとそうだな。

イブちょとぎうぎう萌えかもしれない。


ねえ、しろちゅ。




イブちょドーン!!




ぎうぎうステキ





さて、お次はポンちゃんにしようかな。




ほとんど空!!

そしておなかにはおおきなひみつが……!!

ほとんど空っぽで、ちょっと幸せが詰まってる。

4匹の中で一番野生的な子だから、これもちょっと納得でした。

ポンちゃん……、ちょっとだけでも幸せの文字があって、おばさん良かったよ……


最後にひろみちゃん。




ひろみちゃんもおなかに大きなひみつが……!!

庭猫はみんな、心の半分はこちらに見せないのかもしれないな……。


元気女子ひろみちゃんの半分は眠気でできているのか……。

確かによく縁側でうとうとしてるよね……。

あとは、『鳴く』に『悩み』が少し……。

どうしたらずっとポンちゃんが自分のところにいてくれるか、考えているのかも……。

ポンちゃんは、さすらいの猫だからなぁ……。


そして、ギクッとしたのは、『親』という文字。

4匹の中で唯一、子育てを経験しているひろみちゃん。

そのひろみちゃんにだけ、この文字が入っていたのです。


よくよく考えてみると、『鳴く』、『悩む』、『親』……。

仔猫たちのこと、考えているのかな……

単なる占いだと気楽にやっていたのですが、なんだかすごく見透かされているようで怖いくらいでした。。。


段ボールハウスを押しつぶす勢いのひろみちゃん。




そうやって上に乗るから、どんどん真ん中がへこんできちゃうんだよ、ひろみちゃん!

おばさん工作へたっぴなんだから、上にぎゅーと引き上げるくらいしかできないんだからね!!

それにしても見事な冬毛だわ……、まん丸。




寒い冬も、あともう少しで終わるよ。

温めあって、なんとか乗り切ってね。






それでは、また次回です~~~