「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『ヨーロッパ物語紀行』

2006年10月03日 | Yuko Matsumoto, Ms.
『ヨーロッパ物語紀行』(松本侑子・著、幻冬舎)  ここ数年、夏休みの後半に、少し長めの帰省をしている。夏休みといっても9月の前半のころで、穀倉地帯の一つに数えられている田舎では、あちこちで黄金色の稲穂がたなびいている。近年では農作業もほとんど機械化されているとはいえ、稲刈りや脱穀の風景が自分の身近にあったことを、あらためて思い起こさせてくれる。  さて、その時期に田舎へ帰省すると、この地方の中核都 . . . 本文を読む
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