「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『さよならダーウィニズム』

2005年09月10日 | Science
『さよならダーウィニズム』(池田清彦・著、講談社)  彼と親しくなったのは、ある大学院を受験しようと勉強会などに参加したのがきっかけだった。大学では社会学を専攻したとかで、自分から見れば人文社会科学関係の知識が豊富で、さらにコンピュータ(IT)にもなかなか詳しかった。政治にも一家言を持っていて、その面でも刺激を受けることが多かった。初対面で親しくなってからさほど日をおかないうちに、彼は「世界は何か . . . 本文を読む
コメント