あけましておめでとうございます。

　今年も東部地方振興事務所スタッフブログをよろしくお願いします。

　今年は慶長遣欧使節が石巻市月浦を出帆してから４００年の節目を迎える年です。

　最近の研究で，出帆の２年前に仙台藩の沿岸部に甚大な被害をもたらした“慶長三陸地震・津波”との関係が注目されています。
　仙台藩主　伊達政宗は，慶長三陸地震・津波からの復興構想の中に，当時世界最大の強国スペインとの経済交流を位置づけていたのでは？という仮説があるそうです。
　東日本大震災から２年目を迎え，復興に向かう今年の状況と重なるものがあります。
　今年１０月には，慶長遣欧使節が成し遂げた歴史的な偉業を国内外に広く発信し，未来へと引き継いでいくため，関係団体が連携して４００年の記念事業が行われる予定です。

　慶長遣欧使節のように飛躍する年にしていきたいですね。


(S.O)