石巻&東松島&女川復興情報 “石巻地域Again”

『復興に向けて頑張る地元企業』や『石巻地域の復旧状況』といった地元密着情報などを発信していきます!
〈本文は、敬称略〉

奥松島体験観光復活企画 「夏の元気フェア」

2012年07月26日 | イベント・お祭り情報

期間 7月28日(土)から8月26日(日) 毎週土日開催
時間 9:00~15:00

企画内容 (天候、海の状況等によるより中止や変更もありますので事前にお問い合わせ
ください。)
★体験ネットワークによる漁業体験
 (かご漁・刺し網漁・地引網・船の操船体験・カモメ餌付け)
★遊覧船 嵯峨渓遊覧 
★シーカヤック 
★バーベキュー 
★プライベート遊覧

☆☆☆特別限定企画☆☆☆
8月4日(土)・5日(日)
小さな浜のプレイランド・元気っ子大集合!!月浜元気パーク
開催時刻 9:00~15:00
各種特別メニュー
かき氷・アイス・綿菓子・フランクフルト・飲料等
バナナボート試乗会
地場産品直売所

8月11日(土)・12日(日)
子供サポート企画1dayマーチ
漁業体験・バーベキューなど 
1日メニューで特別料金 1200円(幼稚園~高校生まで、証明書必要)事前要予約
先着各日 25名まで

主催/お問い合わせ 
奥松島体験ネットワーク:東松島市宮戸字月浜16-1
TEL0225-88-4141

「震災学びのガイド育成研修会」を開催しました!

2012年07月25日 | 復旧・復興への取り組み
7月18日(水)に石巻合同庁舎で「震災学びのガイド育成研修会」を開催しました。

 石巻地域の観光(物産)協会,石巻観光ボランティア協会,宮城県タクシー協会石巻支部などの観光関係者で,今後,石巻地域の沿岸部を案内し,震災経験を語り継ぐガイドを予定している方など23名が参加しました。


 まず始めに,宮城県経済商工観光部 熊谷参与から「みやぎの『今』を伝える・・・・」と題して,宮城県の震災後の観光の現状や“なぜ今「震災学びのガイド」なのか”などガイドの意義についてお話をいただきました。

 被災地の住民感情に配慮しながら,震災の記憶を風化させない,災害の教訓を学ぶ,被災地の今を知ってもらうなど修学旅行等の受け入れを通じた「勉強や研修」としての語り部の重要さを解説されました。


 次に,「みやぎ観光復興支援センターの概要と活動状況について」と題して,同センターの浅利さんからお話をいただきました。
 このセンターでは,県内沿岸地域の情報の収集や発信,被災地観光に関する問い合わせに対するマッチングを行っているのだそうです。
 特に,震災の経験を語るガイドを紹介して欲しいという問い合わせが多く,今後は語り部を含めた防災研修が多くなる見込みだそうです。


 会議室での研修終了後,バスに乗っての現地研修です。
 バスの中では,観光学びのガイドの経験豊富な石巻観光ボランティア協会の斎藤敏子会長から,3月11日の地震が起きたときの体験談を話していただきました。
 バスで石巻市内沿岸を回りながら,津波発生時に残っていた園児を屋根の上に避難させた保育園の話や,海沿いに会社がありながら,全社員が避難した会社の話など,助かった人達の教訓を踏まえたお話もいただきました。

 門脇小学校の近くの空き地で一度バスから降り,門脇町や南浜町の震災当時の写真を見せながら,当時の状況を話していただきました。(注:現在,門脇小学校の敷地内への立入は石巻市教育委員会によって禁止されています)
 震災当時,まちなかにあった災害廃棄物が仮置き場に運び込まれ,現在は更地となっているので,当時の悲惨さが十分に伝わりにくい状況です。
 受講者の中でも当時の惨状を訴える写真の活用をしていきたいという意見が聞かれました。


次に降り立ったのが,震災後,幾度もそこから見た風景がメディアに流された日和山。
日和山に避難してきた人達が、自分の家が流されていく惨状を目にした話を聞かせていただきました。
 また,研修に参加していた石ノ森萬画館のアテンダントさんに,今年中に再オープン予定の石ノ森萬画館についてPRしていただきました。


震災学びのガイド終了後のバスの中では、受講した皆さんが自分の受け持つ地域の現状,ガイドを行っていく上での悩みや解決方法など,観光ガイド同士の情報交換を行っていました。


震災を語り継ぐガイドは被災地での観光の中心を担っていくと予想されます。
当事務所としては,今後もガイドさん達をサポートしていく予定です。

(S.O)

N's SQUARE~木の香り

2012年07月19日 | 地域づくり団体

地域づくり関係の取材のため訪れたアコースティックコンサートホール「N's SQUARE」(石巻市鹿又)
すばらしいホールでした!


何がすごいって,柱,梁,内装材すべて国産アカマツ!
林業人のYOUとしては,感動,感激です
以前,ここはもともと国産アカマツを使ったログハウスをつくる工場で,それを買取ったんだそうです。


オーナーの遠藤信和さんにお話を伺いつつ,案内していただきました。


観客席


天井


左側のピアノは100年前に作られたものなのだそうです。






ドアも家具も国産アカマツ材で作られたもの。



床もアカマツ。

震災で外壁の漆喰は落ち,ホール内もかなり壊れたそうです。
修繕が完了し,コンサートホールとして再開。


木と音楽に包まれたやすらぎの空間でした(モデルはMEGさん)。

アコースティックコンサートホール「N's SQUARE」
石巻市鹿又字天王前17-6
ご予約電話番号 090-3643-7731(遠藤)
http://www.ns-square.com/index.html



(YOU)

縄文人、求ム。

2012年07月17日 | イベント・お祭り情報


7月22日(日)10時から奥松島縄文村歴史資料館で「縄文教室 第1回目 土器作り」が開催されます。

縄文人になりきって土器を作りましょう!
1回目の募集締切は7月19日となっています。
入賞目指して夏休みのイベントにご家族そろって是非ご参加ください!


【今年の縄文教室 各回 参加者募集中】
第1回 7月22日 土器作り
第2回 8月18日 野焼き
第3回 9月22日 縄文料理

3回目には2回目で焼いた土器を持ち寄り,土器コンテストも開催されます

土器を作って、野焼きして、料理まで作ればあなたはもう、立派な縄文人!?

(S.O)

奥松島縄文村歴史資料館 東松島市宮戸字里81-18
TEL 0225-88-3927

「ガレキに花を咲かせましょう」アート‘de’メッセージ。

2012年07月04日 | 復旧・復興への取り組み

石巻ブロック災害廃棄物処理業務共同企業体事務所(石巻市雲雀野町)の壁面に,石巻地域の小中高校生が復興に向けた思いや願いを表現した「アート‘de’メッセージ」が展示されました。

7月2日に,作品を描いてくれた小中高校生を共同体事務所へ招待して,アートのお披露目と感謝状贈呈式,現場見学が行われました。


こちらは感謝状贈呈式の様子です。

小学生は,石巻市立門脇小学校,湊小学校,大街道小学校,東松島市立大曲小学校の4校の児童。
中学生は石巻市立湊中学校,東松島市立矢本第一中学校の2校の生徒。
高校生は宮城県石巻高校,石巻好文館高校,石巻市立女子商業高校3校の生徒の作品が展示されました。


小学生は「復興の花」が作品テーマです。
色鮮やかな花々が描かれています


中学生は「未来のわが町」がテーマです。
海と共に生きる石巻地域らしい作品です。


高校生は「復興がテーマ」です。
震災前と変わらない,活気ある漁業者やお年寄りの笑顔が描かれています。
このアートには,「ガレキに花を咲かせましょう」という題名がつけられていました。


これらのアートで災害廃棄物処理というモノクロのキャンバスに花を添えていただきました
災害廃棄物処理の担当者も「久しぶりに現場で笑顔になった」と話していました。

(S.O)