石巻&東松島&女川復興情報 “石巻地域Again”

『復興に向けて頑張る地元企業』や『石巻地域の復旧状況』といった地元密着情報などを発信していきます!
〈本文は、敬称略〉

GAREKI(我歴)STOCK in 女川~出航編~が開催されます!

2013年05月31日 | イベント・お祭り情報

6月2日(日),女川町で町民参加型イベント
GAREKI(我歴)STOCK in 女川~出航編~」が開催されます!


こちらのイベント,復旧・復興に向けて取り組んでいる女川町を
音楽の力で盛り上げようと始まったもので,今回で3回目の開催となります

(ホームページ)

当日は様々なアーティストが野外ステージに登場するほか,
会場では飲食やアートのブースなども出展される予定です


是非,この機会に女川町に足を運び,復旧・復興に取り組む町のエネルギーを直に体感しませんか!?


イベント名: GAREKI(我歴)STOCK in 女川~出航編~
日時: 平成25年6月2日(日) 午前10時~午後5時
    ※雨天決行
会場: 音側町総合運動公園第二多目的運動場

詳細は,イベント実行委員会ホームページをご覧ください。
⇒ http://onagawa-fkm.com/index.html


会場地図はこちら

(宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原190)



(taka)


日和山公園(石巻市)のツツジが見頃となっております

2013年05月30日 | 地域情報

標高約60mの丘陵地にある日和山公園からは,
旧北上川,石巻港,街並み,洋上には田代島,網地島が見渡せ,
晴れた視界が良い日には牡鹿半島から松島や蔵王の山々が見える景勝地です


この花見の名所として有名な日和山公園のツツジ(※)が見ごろを迎え,
訪れる人々の目を楽しませています
 (※ツツジは石巻市の市花です)

公園内には,「霧島つつじ」や「大紫つつじ」など早咲きや遅咲きの品種10種類約460株が栽植されており,
白,ピンク,橙,赤など色とりどりの花を楽しむことができます!

また,公園内には石巻城跡の石碑やクジラのモニュメント,松尾芭蕉など
石巻に縁のある歴史的人物の銅像が設置されており,
散策しながらこの地域の歴史を学ぶこともできます


日和山から見える市街地は津波による大きな被害を受けた地域です。

新しい街づくりにはまだまだ時間を必要としますが,
これまで多くの方々に支えられながら復旧・復興向けて,地域一丸となって頑張っております!!


今年も咲いたツツジはそのような頑張る地域の方々を励ますかのように
震災前と変わらず鮮やかに咲いています


皆さん,是非,日和山公園にお越しください!


「石巻城」は鎌倉時代に源頼朝の家人であった葛西清重(1,161年~1,238年)が
奥州合戦の恩賞として牡鹿郡を始めとする近隣の数カ所を受領し,日和山に城を築いたとされます。

 
高低差のある丘陵地帯に人の背丈以上もあるツツジが400本以上植栽されております!

 
 
白,ピンク,橙や白にピンクの模様が入った品種など色とりどりのツツジの花を楽しむことができます


遊歩道沿いに植栽されており花や景色を楽しみながら散策することができます。

 
公園内には,チリ地震津波碑やクジラのモニュメントなどが設置されており,
その由来などを調べてみるのも石巻の歴史を知るよい機会になります。

寿司店
お菓子&カフェ
軽食店(ラーメン,石巻やきそば,だんご等)
公園内を散策した後の食事はまた格別です。
公園周辺の飲食店を是非ご利用ください

 
皆さんのお越しをお待ちしております


日和山公園の場所は,以下の地図を参考にしてください。

(宮城県石巻市日和が丘2丁目1−10)

(uchi)


「おがつクラフトフェア2013」が開催されます。

2013年05月22日 | イベント・お祭り情報

硯(すずり)の材料として,またJR東京駅の屋根材のスレートとして使用されていることで知られている「雄勝石」。


この雄勝石から作られる硯は600年の歴史があると言われ震災前は日本で生産される硯の90%を占め,
多くの書道家に親しまれている宮城を代表する伝統工芸品です

この雄勝石の産地である石巻市雄勝地区の「おがつ店こ屋(たなこや)街」(石巻市雄勝町雄勝字伊勢畑84-1)
を会場に26日(日)10時~15時の「おがつクラフトフェア2013」が開催されます!

当日は雄勝硯・雄勝石を使った記念プレートの他,漁網補修糸で作られたミサンガ,
貝でつくられたイヤリング,箸,手拭いなど雄勝を代表するクラフト製品が勢ぞろいします。
また,蜜蝋キャンドルづくりや箸づくり,雄勝石プレートへの絵付けなど工芸体験コーナーも設けられ,
まるごと雄勝の工芸品を体感することができます


ステージイベントでは,雄勝小学校の生徒による「南中ソーラン」も披露されます!


是非,「おがつクラフトフェア2013」へお越しください!!


「おがつクラフトフェア2013」のチラシはこちら!
http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/212027.pdf


こちらは雄勝石でつくった「箸置き」,独特の黒みがかった風合いです。

こちらも雄勝石の「皿」。高級感溢れるこのお皿にどんな料理をのせるかはあなた次第

復興商店街には地元産水産品を扱った加工品なども販売しています!

飲食店・売店なども営業しており,天気の良い日は外でひと時を過ごすこともできます



(uchi)


「三陸復興めぐり旅!」~復興レシートラリー~実施中

2013年05月17日 | イベント・お祭り情報

現在,宮城県では「平成25年仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」を展開中です



おかげさまで,県内外からたくさんの方々に宮城・三陸に訪れていただいており,各地で賑わいをみせています。
ありがとうございます!!

同キャンペーンも5月中旬を迎え,後半戦に突入しますが,
宮城・三陸の訪れ方,楽しみ方はまだまだたくさんあります!


県内各地では,仙台・宮城を訪れていただいた方々が楽しんでお食事やお買い物をしていただけるよう,
ご当地ならではの景品があたる!かもしれないレシートラリーを実施中です!

ここ三陸エリア(気仙沼市,南三陸町,女川町,石巻市,東松島市)でも,
「三陸復興めぐり旅!」~復興レシートラリー~を実施中!


内容は,三陸エリアガイドブックでご案内している復興商店街・ご当地グルメ・観光施設などを
2カ所以上お楽しみいただき,三陸エリアガイドブックに掲載されている申込み用紙に
レシートや領収書を添付の上,ご郵送いただくというもの!
※詳細は,下記URL(三陸エリアガイドブック 復興レシートラリー紹介ページ)よりご確認ください。


応募していただいたなかから,抽選で50名様に三陸ならではの景品をプレゼントさせていただきます


http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/205453.pdf
(三陸エリアガイドブック 復興レシートラリー紹介ページ)

※三陸エリアガイドブックは,仙台駅観光案内所や三陸エリアの各市町観光担当部署,観光協会,
宮城県石巻合同庁舎などに配架しています。

※上記URLからダウンロードしたページをプリントアウトし,申込み用紙として応募いただくことも可能です。
(実際の見開きサイズはA3サイズです。)


駅弁「石巻大漁宝船弁当」を食してもよし!
JR仙台駅駅弁売り場や石巻駅のNEWDAYSなどで購入できます。

⇒石巻大漁宝船弁当紹介ページは,こちらをクリック

マリンパル女川おさかな市場で新鮮な海産物をお買い物するのもよし!

縄文の里史跡公園で縄文時代を体感するのもOK!

南三陸町のキラキラうに丼に舌鼓を打つのもよし!

気仙沼市の復興商店街でご当地グルメやお買い物を楽しむのももちろんOK!


皆さまのご応募,お待ちしております!!



(taka)


祝!営農再開。石巻市大川地区で震災後初の田植えが行われました。

2013年05月16日 | 復旧・復興への取り組み

石巻市大川地区は北上川とその河口に面した地域で,津波による瓦礫の流入や海水などの影響により
ほとんどの水田が使用できなくなるなど大きな被害を受けました。

同地域では瓦礫の堆積・地盤沈下・農地の除塩作業など復旧・復興に向け多くの困難を抱えながら,
地域の方々や関係団体が一丸となって営農再開に向け取り組んできました。


そして,今年ようやく水田の一部が利用可能となり5月10日(金),
入釜谷地区で今年の豊作と今後の復興の取組が順調に進むことを祈念して
祝 豊作・復興祈願祭」が開催されました


 
3年ぶりの営農再開。「祝」の文字が地域の方々の気持ちを代弁しているようでした。


復興祈願祭には,農地の復旧を進めた北上沿岸土地改良区をはじめ市,農協などの関係機関・団体など約60名が出席し,
宮司の祝詞(のりと)や玉ぐしの奉納などの神事が行われた後,
来賓や地元の方が見守る中,田植えの準備が整った大きなたんぼで田植え作業が行われました。


 
土地改良区、県、市、農協など多くの方が参加しました。


今年は大川地区の水田面積約400haのうち13haが再開したにすぎませんが,
地元の土地改良区では平成27年度までには,すべての水田で営農が再開できるよう復旧作業を進めたい考えです。



好天に恵まれ田植え作業は順調に行われました


しっかりと真っ白な根を張った「ひとめぼれ」の苗


元気に育ち、秋には美味しいお米が実ることを期待せずにはいられません。


3年ぶりとなる田植え作業に農家の方は

「うまく田植(たうえ)機を操作できるか不安だったが真っ直ぐに植えることができた」
「台風など大雨時にしっかり排水できればきっといいお米ができる」

と,営農再開に寄せる期待を語っていただきました


苗の準備や補給など共同での作業も3年ぶりとのことで皆さん張り切っていらっしゃいました


当日は多くのマスコミにも来ていただきました!


祈願祭を見学に来られた入釜谷集落の女性の皆さん!!

営農再開という明るい話題に笑顔でこたえていただきました

ボードのメッセージは
「たくさんの人達の暖かい応援、心のこもった手助けをいただき,今は少しずつ前に向かって進む気持ちになってきています。
皆さんのおかげです。ありがとう!H25,5,10」
です


(uchi)