石巻市の中でも、壊滅的被害を受けた北上川(追波川)河口の地域(長面地区・尾崎地区・北上地区)。
それらの現在の様子です。
北上川の葦原です。津波やそれに伴うヘドロで葦が減少してしまいました。
こちらは震災前の葦原です。上の写真と比較すると被災の激しさがわかると思います。
釣石神社仮社務所。この日は宮司さんは不在でした。
釣石神社の入口です。階段の途中に
「津波到達点→」という看板がありました。
その看板に合わせて線を引いたのが上の写真です。3m近く浸水したようです。
こちらが御神体の「男岩」です。
2011年3月11日の地震も、その後の4月7日の地震でも落ちずに耐えました。
「落ちない」ところが、受験生の合格祈願の名所になった所以です。
御神体を横から見たところです。
大きな岩なのに落下しなかったという点でもすごいのですが、
岩の上に根を張って自生している木の力強さにも驚きました。
被災した北上総合支所です。
一年間この状態でしたが、4月10日から重機が入り、少しずつ解体作業が始まっています。
「北上町白浜復興住宅」から長面側を望んだところです。
北上川河口右岸側、最終地点の「稲荷神社」です。
この先に尾崎漁港に通じる道路があったのですが、津波で破壊され流失しました。
稲荷神社脇、道路があったはずの場所です。
道路はおろか、長面地区が丸ごと海に沈んでしまいました。
※上の地図の稲荷神社の周辺の殆どの土地が地盤沈下・流失しました。
(S.O)