タイトルからして「フリンの話??」かと思ってましたが、最後まで読むと、どうもそうでもなかったようです。
主人公は「町の女医さん」で、近くの工事現場で働く男性と恋に落ちます。
小説を読んでますと、
一人称で語られているもの(私は、…と思った、どこそこへ行った、など)
三人称で語られているもの(○○は、…と思った、など)
…と、あるんですが、この本は三人称で話が進みます。
しかも、
彼女は…するだろう。彼女は…だろう。
…という感じで、かなり突き放した、遠くから赤の他人が主人公たちを観察しているような淡々とした感じで、物語が進んでいきます。
私の好きなイーサン・ケイニンは、
一人称で語られている話
…がほとんどで、主人公に寄り添うように、深~~~く共感しながら話が進んでいき、そこがまた好きだったりするのですが、こういう、突き放したような書き方も、まぁ、嫌いではないです。
最後も「ハッピーエンド」を連想させるし、(ヨーロッパの小説は、暗い)という私の思い込み?を、吹き飛ばす、まではいきませんが、少し意外な、嬉しい発見を与えてくれたかな~と思いました。
この本は、1993年”メディシス賞”を受賞し、フランスではベストセラーになったそうです。
主人公は「町の女医さん」で、近くの工事現場で働く男性と恋に落ちます。
小説を読んでますと、
一人称で語られているもの(私は、…と思った、どこそこへ行った、など)
三人称で語られているもの(○○は、…と思った、など)
…と、あるんですが、この本は三人称で話が進みます。
しかも、
彼女は…するだろう。彼女は…だろう。
…という感じで、かなり突き放した、遠くから赤の他人が主人公たちを観察しているような淡々とした感じで、物語が進んでいきます。
私の好きなイーサン・ケイニンは、
一人称で語られている話
…がほとんどで、主人公に寄り添うように、深~~~く共感しながら話が進んでいき、そこがまた好きだったりするのですが、こういう、突き放したような書き方も、まぁ、嫌いではないです。
最後も「ハッピーエンド」を連想させるし、(ヨーロッパの小説は、暗い)という私の思い込み?を、吹き飛ばす、まではいきませんが、少し意外な、嬉しい発見を与えてくれたかな~と思いました。
この本は、1993年”メディシス賞”を受賞し、フランスではベストセラーになったそうです。
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