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nursling,

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初版グリム童話集 白水社

2006年03月18日 | 読書記録
ベスト・セレクション 初版グリム童話集 吉原高志・吉原素子編訳 白水社
*下のほうに、中に入っていたお話のタイトルを載せてみました*

子供の頃、グリム童話をよく読んでいたので懐かしくて借りてみました。
あと、グリムのなかで「閂」「外套」という言葉が出てきて、そういう言葉って珍しいので、「面白い」と思ったのを覚えています。”長い鼻”というお話にその言葉が出てきました。

グリム兄弟wikipediaのページが「内容や表現がこども向きでない」「語り口にあまりに飾り気がない」と批判を受け、書替えや書き加えをする前のお話なので、…こども向きでない残酷な話が多いし、語り口も素っ気ないものが多いです。(ええっ、それで終わりですか?!みたいな…)

特に「ねずの木の話」は残酷でした。
前妻の子を殺してしまい、その罪を自分で産んだ子供に擦り付ける母親が出てきます。
罪をかぶせられた子どもは自分が兄を殺してしまったと勘違いし、泣いて泣いて…。

長靴を履いた牡猫、赤ずきんは、前から知っているお話とほとんど同じでしたが、灰かぶり(シンデレラのこと)白雪姫はちょっと違う部分が出てきて面白かったです。

灰かぶり…二人の意地悪なお姉さんたち…靴を合わせるためにそこまでするんですか…!!
お姉さんたちに言いつけられた家事…その間に二人は舞踏会へ行ってしまう…を手伝いに来た鳩たちと灰かぶりのようすを描いた挿絵が幻想的で素敵でした。

白雪姫…そんな事(棺をかついでいる家来が、持つのが嫌で、不満げに背中を殴る)が原因で目をさましたなんて…。王子さまにキスされて、とかガラスの棺が傾いて、じゃなかったの?!…でもちょっと人間臭いかんじ?!

ねずの木…と来て、たしか、アイスランドの歌手ビョークがこういう映画に出ていたな…と思い検索してみました。(私は見ていません・・・)

ビョークの「ねずの木」
↑シネマ・オンラインのページです。
ストーリーは、ちょっと変えられているようですね。
話がずれますが、ビョークが出ていた「ダンサー・イン・ザ・ダーク」という映画のストーリーがとても嫌いです。
映画としてはいいのかもしれませんがストーリーは、私にはチョッとダメでした。
ねずの木…は、もし見つけたら見てみたい…かな?
暗すぎるのはダメかな?と思うけど…。

話のタイトルです↓
こんなに沢山ありますが、ものすごく短い話もあるので、全部で280頁ほどです。
あ~面白かったです(^_^)

+かえるの王さま または鉄のハインリッヒ
+狼と七匹の子やぎ
+十二人兄弟
+兄と妹
+ラプンツェル
+ヘンゼルとグレーテル
+旅に出たわらと墨とそら豆
+漁師とおかみさんの話
+灰かぶり
+子供たちがごっこをした話 
+ホレおばさん
+赤ずきん
+三本の金の髪の毛をもつ悪魔の話
+長靴を履いた牡猫
+ハンスのトリーネ
+おぜんよごはんのしたくと金貨を出すろばと袋の棍棒の話
+小人たちの話
+コルベスさま
+ねずの木の話
+いばら姫
+白雪姫
+馬鹿のハンス
+ルンペルシュティルツヒェン
+青髭
+千匹皮
+夏の庭と冬の庭
+めんどりの死
+貧乏人と金持ち
+がちょう番の娘
+悪魔の煤けた相棒
+おいしいお粥
+ハンス針ねずみぼうや
+わがままなこどもの話
+長い鼻
+踊ってすりきれた靴
+金の鍵




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「ネモの不思議な教科書」 ニコル・バシャラン&ドミニク・シモネ

2006年03月09日 | 読書記録
ネモの不思議な教科書
ニコル・バシャラン&ドミニク・シモネ:著

*最初に白状しますが、全部読んでいません...ぼんやりしていたのか、読み終わる寸前に図書館の貸し出し期間がすでに過ぎている事に気づき、慌てて返してしまいました*

@あらすじ@

交通事故により、ほとんどの記憶を無くしてしまった11才のネモ。仲良しだったガールフレンドの事も忘れ、感情すら失ってしまいます。
そこで、テレビ局に勤める叔父のガスパールと一緒にドキュメンタリー番組としていろいろな場所を旅行していくうちに、ネモは世界を再発見してゆきます。


丁度、いま、ネモと私の息子が同じくらいの年なんですけれど、フランスの小学生って随分難しい授業受けているんだな~と思いました。

国語の授業の様子が出てきますが、先生の質問が、
「副詞、助詞、接続詞にはどんな特徴がありますか」って…。
フランスの国語の授業って、文法中心なんでしょうか、こういうのだと好き嫌いがはげしそうですが。

二人で世界を回りながら歴史、地理、宗教、政治、果ては天文学まで、ガスパールを質問責めにして、ネモはやがて知識や感情を取り戻して行きます。

この本、地理や歴史、文学など、いろんな事柄が話題になっていますが、こういう学校で勉強するような内容が載っている本もなかなか面白いな、と思いました。

ネモが感情を取り戻しかけて、あ~そろそろ物語りも佳境に入る…というところで返してしまいました。要領悪い…ですね…。


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最近暖かくなってきました・・・よね?
今日、庭の木に、鳥がとまっていました。
・・・カーテン越しにそうっと見てましたが、カーテンのすぐ向こうに庭木があるので、カーテンを開けると鳥がビックリして飛んでいってしまうんです。
でも、そうっと見ていても、私は鳥って詳しくないので、なんていう種類の鳥なのか全然わかりませんでした。でもかわいいんですよね、鳥って、じいっと見ていると。
朝早く、…夏だったかな?…何かの鳥が庭に餌を食べに来ていた事があって、あ~かわいいな~、お米とかパンくずとかまいておいたら食べに来るだろうか、なんて一瞬思いましたが。
でも野生の鳥の餌付けって良くなさそうですし。
鳥が集まりすぎて、気付いたらテレビで見た「鳩屋敷」みたいになってた、なんてことになったらコトですし、ねぇ。
やはり、「偶然飛んできた鳥をそうっと見る」程度にとどめておいた方がよさそう?

ご近所の畑に黄色い花が咲いていて、「あ、菜の花?春だねぇ~~~」とのんきに思っていましたが、近くにいった時によく見たら、菜の花じゃなくて大根の花でした…。
似てるんですよね、黄色くて・・・。^_^;
大根の花もあざやかできれいでしたよ。









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