nursling,

読書 音楽 映画について

グロリア

2006年02月28日 | 映画その他
レンタルで借りて見てみました。


冒頭の、ニューヨークの遠景の映像と、その背後で流れている音楽がよくあっており、それが何とも言えずムーディーで、思わずpcの画面のほこりを拭いて、じっくり見入ってしまいました。巻き戻ししてまで。(dvdだから巻き戻しとは言わない、では何と言うんだろう??…まぁ、いいか…)
何かこう、センスのよさを感じさせる映像でした。


マフィアに惨殺された一家の生き残り、6才の男の子を引き取ったグロリアは、二人で逃げているうち、追っ手からその子を守るため、次第に手段を選ばなくなります。



亡くなった親のおはか参りに、”死んだ人達は皆同じようなところに集まるから”などと言って、見知らぬ他人の墓地を尋ねさせているところ。
男の子が祈っているシーンもジンと来ました。


グロリア役のジーナ・ローランズの迫力はなかなかです。
「女に殴られて悔しくないの?」
…など、電車の中での相手を睨みながらの台詞のかっこよさ。
タクシーの中でワザと乱暴されているふりをし、ドライバーに、一緒に乗り合わせた昔の仲間をつまみ出させるよう仕向けるなど、『女』という道具?も結構多用していたり。そこでまた笑ったりして。

この映画、moondreamsさんのブログ教えてもらいました。
ハードボイルドの映画でいいのって知らないし、いろんなものを見る(知る?)のには自分ひとりよりもやはり・・・・・あれれ、この先が文章繋がらなくなりましたよ。すみませんです。


何年か前、たしか同じタイトルの映画を、シャロン・ストーンがやっていたような気がしたので調べてみることに。

そしたらありましたよ、アマゾンに
しかしこのページ↑のレビュー、”…オリジナルを意識せず、タフなセクシー美女のB級アクションと割り切って楽しむべし。”って…。けっこう辛口?ですねぇ。
この、本家本元ジーナ・ローランズの迫力にはかないっこない、って事でしょうか。

…関係ないけど、この上のリンクのアマゾンのページの左下の方、鼻毛トップ10て何なんでしょうねぇ…。見るたびに笑っちゃうんですけど。



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シザー・ハンズを見ましたよ

2006年02月26日 | 映画その他
土曜の夕方、wowowで「シザー・ハンズ」という映画を見ました。

スタッフとキャストはこんな感じです↓



製作・監督・原案: ティム・バートン
製作: デニーズ・ディ・ノービ
原案・脚本: キャロライン・トンプソン
撮影: ステファン・チャプスキー
音楽: ダニー・エルフマン
出演: ジョニー・デップ/ウィノナ・ライダー/ダイアン・ウィースト



ずっと前に確かレンタルで借りてみたことがあったんですけれど、内容をすっかり忘れていたので…。テレビつけたら偶然やってた、だから見てみた、という状況でしたが、見始めたらどんどん引き込まれました。

ウィノナ・ライダーが出てきたとき、うわぁ、(この人)懐かしいわぁ~とか思ってしまった。(ゴメン)この頃はまだ少女っぽくて可愛い感じですね。

あまり喋らないハサミ男もいいんですけれど、奥さんたちの衣裳がすごくカラフルですごくきれいだわ~~と見とれたり。
映画に出てくる家とか、銀行など、建物のデザインが変わっていて結構心奪われる造りだったりして…。
最初ジョニー・デップが住んでいるお城は、造りがちょっと不気味だったので、あれだけはあまり興味が出ませんでした。

内容は…まあ、あそこまで親切で優しいお母さんがいるかどうか、あそこまで意地悪な、(ヒロインのBF役のような)男がいるかどうか、ちょっとね・・・でしたが。
(でもお母さんは好きだ)
人の言う事なんでも従ってしまう、言うべきことを言わないで言わない方がいい事を言ってしまったり、「(はさみの手なんか)ハンディキャップじゃないわよ、ユニークなのよ」と慰められたり、結構見ていてつらいものがありました。
で、結局、「自分の城」に戻って、人里はなれたところで自由に創作活動やってるのが幸せだった…というオチで。
何だか悲しいわ~~。
などと思いました。

テレビを集中して見る(夢中になってみる?)、というのは、私にとっては結構珍しいんですが、集中して(夢中になって)見ると、見終わった後すっきりしますね。
あ~~、いい時間過ごしたわ、と、昨日も思いました。





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ねむいねむい・・・zzz

2006年02月22日 | 日記です
毎日夜10時30分には寝ているのに、最近夕方になるとすごく眠くなります。

昨日なんて、16時から眠るまでずっと眠かったです。

…今日なんて午前中からすでに眠くなってます。

あ~眠いです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ここのブログのタイトルを変えたいな~と思っています。
英語かフランス語のタイトルが良いな、と。
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「色について語ってはいけない」 im product 幻冬舎

2006年02月15日 | 読書記録
この本、図書館のファッションのコーナーにありました。
書いた人の名前がなく、代わりにim productと書いてあります。
それで最後のページに、

「企画  ㈱オンリミット/アイムグループ」

…とあります。

これだけだと何だかよく分らないのですが、アイムグループ、として株式会社大阪西川、福助株式会社、東レアイリーブ株式会社、などの名前があるので、これはどうやら服飾関係の会社がグループで発行した本のようです。

中に写真がありますが、ジャケットやシャツ、ネクタイ、ベルト、バッグ、マフラーエプロンなどいろんなグッズがあります。
それで、カラス?の着ぐるみも一緒に写っているものが数点ありますが、なかなかアートっぽくて?面白いと思いました。
underwearの章で、トランクスを履いて海辺でくつろぐカラスの姿がなかなかgood.

タイトルに「色について語ってはいけない」とあるのに、中に書いてある詩では色について語りまくっています。
…これも、最後のページのクレジット?を見ると、「文章  原田宗典」とあるのですが、これって多分作家の原田宗典さんですよね?
(・・って他に知らないんですが)

いつだったか、原田さんの「お前は世界の王様か!」という本を読んだ時、「詩人に憧れてた」みたいなことが書いてありましたが。
中に書いてある詩が、なかなか素晴らしくて何点か気に入ってしまいました。

…いま、原田さんの著作を調べようとamazonを見ていたら、マーケットプレイス\1、とあって…何これ?って思ったのですが…。
これって本が1円で買えるって事?100冊買っても100円ですか?それだったら買いたい買いたい、沢山買いたい・・・と思いましたがやはり置き場所に困るので図書館ですかねぇ…。


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

今日は何だか調子が出ないので、3月の結婚式の時の娘の髪飾りでも見ようかな~と、デパートに行ってきました。
そしたらそしたら…臨時休業日でした!!!
ガックリ・・・・・・・・・・。いや、気を取り直してまた今度行こう。

帰りに川沿いの道を車で走っていたらpsbの the calm before the stormがプレーヤーから流れてきて、あ~この曲春に似合うかも?と思いました。
ピアノがきれいな曲です。

な~んで自分がいまいち調子でないのか、自分でよく分ってないんですが…。

*近所のおじ様についてちょっと書きましたがやっぱり略。*


「絶対に正しい、自分が正しい」ってお顔で何か言われると、「あーそうなんですか~」ってまるきり信じてしまう自分が悔しい。

って、これがあったのって先週の土曜日?!いつまで後を引くんだろう??

しかもその方は私の子供をかわいがってくれたり、けっこういい人なので、「なんでいい人なのに私に間違った情報で忠告なんかするの??」と、さっぱり分らない。←ここが一番納得できないかも?!
悪人なら悪人、いい人ならいい人という風に、ふたつの考えしかもてないのか?私は。いい人でも間違いは犯すんだよ、だからいい人の言う事でもまるきり信じてはいけないんだよ、と自分に言い聞かせ。
いい人が2回も間違って私に忠告してきたよ?あのおじ様は本当は悪い人ですか?などと思ってみたり。こういう時その人のこと嫌いになってもいいのかな?とか、そんなことも自分で決められない。


なんかこう、精神の病気じゃないのにクヨクヨするのって私のタイプの脳だと普通の事?なのかしら。やだな~~~。
…と言ってもきっと、こういうのって子どもの頃からあったと思うのでまぁ、仕方ないんですけどね~…。
今日は(も?)子供が帰ってくるまで音楽を聴いて楽しく過ごそうかな。


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「巴里シネマ散歩」  田山力哉  社会思想社

2006年02月08日 | 読書記録
@著者紹介@
田山力哉…映画評論など執筆活動をされている方だそうです。
<著書>「海外の映画作家たち」「ニューシネマの映画作家たち」「映画に学ぶフランス語」「カンヌ映画祭35年史」「映画祭への一人旅」など。


@感想@
子供の頃からフランスびいきです。…その原因は「ベルバラが好きだったから」という単純なものですが…。(オスカルカッコいい)
それで、今のところいちばん好きな映画が「シェルブールの雨傘」なんですが、いちばん嫌いな映画が「ベティー・ブルー」だったりして、どちらもフランス映画です。「ポンヌフの恋人」も結構苦手…。
なので、「フランスの映画だから好き」「嫌い」という訳ではありません。

…話が長くなりますが(くどかったらすみません)ベティー・ブルー…男女の恋愛話ですが、彼女の方がだんだん精神のバランスを失っていき、最後には自分の目玉をくりぬいてしまうのですが、その部分が悲惨すぎてくらくらしました。
そこまでいく前に何とかしろよ!!オイ!!しかもベッドシーンが気分悪くなるくらい生々しいし…。
シェルブール…のほうは台詞が全部歌で最初見たときビビリましたが、「曲(メロディ)がきれい」「映画全体の色彩が綺麗」「最初に映画タイトルが出てくるときにカラフルな傘が使用されていて芸術的で素敵」…他にも主人公のお母さんがかわいくて好き、ストーリーの内容もgood(悲恋話ですが、これも現実的でいいだろうと言う感じ)…と、色々理由がありますがとにかく好きです。アルジェリア戦争が絡んでいますが、フランスの歴史の一部?を感じられてその部分も好きですよ。

著者の田山さんは少年時代によくフランス映画を見ていて、その世界のとりこになったようです。で、勤めていたNHKを辞め、このお仕事を始められたそうです。
この本には田山さんによる映画紹介だけではなく、著者行きつけのお店情報なども沢山載っています。読んでるだけでおいしそう…。
これを読んでいると、パリの街並みと映画の情景がダブってきたり、そこへ著者の方のさまざまなパリでのエピソード、思い出が入ってきたりして、かなり面白い本でした。映画紹介の仕方…?うーんと、映画を紹介している時の文章も、生き生きしていて読んでいて面白かったです。

最後のほうに「パリが似合う女優・俳優紹介」のページがありますが、私はジュリエット・ビノシュよりエマニュエル・ベアールの方が好き(色っぽいからです)。
俳優さんは、前にも書きましたがジェラール・フィリップがダントツできれいです。
アラン・ドロンは「太陽がいっぱい」が面白かったけれど、そんなに好きじゃない…です。ハンサムとは思うけど…これって「好みじゃない」って言うんだろうか…? 



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とけい

ぽいんとぼきん