何ヶ月か前に知り合いのオジサンが私に聞いた。「セカチューって、何なの?」 当時の私はセカチューを読んでも見てもいなかった。
「友和・百恵の赤いシリーズの現代版で、冬ソナのエッセンスを入れた感じ?高校生の恋人が白血病で死ぬみたいよ」と答えたら、オジサンは納得していた。ちなみに冬ソナも2話ぐらいしか観ていなかったので、かなりいい加減な話だ。
その後とりあえずセカチューはテレビドラマで少し観た(三浦友和が出ていたのには笑った)。冬ソナもストーリーはだいたい知っている。
セカチューと冬ソナが似ているかどうかは異論もあると思うが、どちらも恋愛ドラマだが、生々しいセックスの匂いはしない。セックスシーンがあるかないかの問題ではなく、そういうことが主人公たちの欲望の中心にはない。こういうドラマが流行ることと、若い人に多くみられるセックスレスという社会現象には何か相関関係はあるのだろうか。
純愛ブームが悪いとは思わない。少し前に流行った援交や出会い系のようなお手軽な生々しさよりはずっといい。
でもどうも今の韓流ブームには乗り切れない。ドラマの前に流行った韓国映画は大好きだった。シュリもJSAも二重スパイもちゃんと観た。
フィクションなので、内容のすべてが真実に即しているかどうかは別として、国が背負った宿命や事実に向き合っているところに引き込まれた。セックスシーンがすべてにあったかどうかは覚えていないが、そういう人間同士のナマっぽさも感じる作品だったように記憶している。
最近、韓国の人気俳優の兵役逃れが次々発覚して、問題になっているらしい。兵役逃れが良いか悪いは難しい問題だが、それが彼らの国の現実であり、宿命であり、そこに今のメディアシーンで生き抜く彼らの葛藤がある。
「友和・百恵の赤いシリーズの現代版で、冬ソナのエッセンスを入れた感じ?高校生の恋人が白血病で死ぬみたいよ」と答えたら、オジサンは納得していた。ちなみに冬ソナも2話ぐらいしか観ていなかったので、かなりいい加減な話だ。
その後とりあえずセカチューはテレビドラマで少し観た(三浦友和が出ていたのには笑った)。冬ソナもストーリーはだいたい知っている。
セカチューと冬ソナが似ているかどうかは異論もあると思うが、どちらも恋愛ドラマだが、生々しいセックスの匂いはしない。セックスシーンがあるかないかの問題ではなく、そういうことが主人公たちの欲望の中心にはない。こういうドラマが流行ることと、若い人に多くみられるセックスレスという社会現象には何か相関関係はあるのだろうか。
純愛ブームが悪いとは思わない。少し前に流行った援交や出会い系のようなお手軽な生々しさよりはずっといい。
でもどうも今の韓流ブームには乗り切れない。ドラマの前に流行った韓国映画は大好きだった。シュリもJSAも二重スパイもちゃんと観た。
フィクションなので、内容のすべてが真実に即しているかどうかは別として、国が背負った宿命や事実に向き合っているところに引き込まれた。セックスシーンがすべてにあったかどうかは覚えていないが、そういう人間同士のナマっぽさも感じる作品だったように記憶している。
最近、韓国の人気俳優の兵役逃れが次々発覚して、問題になっているらしい。兵役逃れが良いか悪いは難しい問題だが、それが彼らの国の現実であり、宿命であり、そこに今のメディアシーンで生き抜く彼らの葛藤がある。