国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

彼はいい経営者と呼べるか

2008-09-28 18:39:48 | 仕事
職場に大きな変化が現れた。

3人で切り盛りしてきたこの支店、そのうちの2人が辞表を提出したのだ。

残されたのは,実は私一人。

これには、いろいろな事情があるが、平たく言えば、このオーナーが、部分的に他人にビジネスを売ったのだ。ただ売っただけではなく、その新しい人が、彼の被雇用者として入ってくるフランチャイズのような形にしたのである。

だから、当然結果的にスタッフは浮く人が出てくる。

何より、このビジネスを売る事に関して、経営者が欲を出しすぎて、スタッフからの信頼を失ったのである。

そして、2人一度にこれからの稼ぎ時に辞められる事の痛手にショックのあまり、支離滅裂な事を言って人にあたる男。。。みっともなかった。

見ていて、いい気味にも思えたくらい乱れていた。

世の中には、成功しているビジネスマンと呼ばれる人がいる。

このオーナーは、移住して、ビジネスを起こして、2人子どもも食べさせてきたのだから、多分その一人だろう。

しかし、成功者イコールいいビジネスマンと呼べる物だろうか。

二人も同時にスタッフの働く気を失せさせたというのは、果たしていい経営者と呼べるだろうか。

多分、彼は今までで一番大きな失敗を犯したのだと私は思う。

そして,私ももうこの仕事から気持ちが離れている事を、オーナーは知っている。

一度に3人、全員を失った経営者。NZでは、これからが稼ぎ時のクリスマス商戦。そのときに,業界をよく知った人が全員離れ、また新人を探し、すべてを最初から教育し直し。

安く人を使おうと思うと、痛い目に遭うのである。私情が入っているかもしれないが、やはり雇用者を全員失うというのは、経営上の失敗といえうるのではないだろうか。

反面教師として、十分に勉強させていただく。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿