この週末は、また例の義姉のパートナーの御殿で、その彼と義母の誕生会と銘打ち、沢山の親戚を呼んで,泊まりのパーティとなった。
NZでは、週末パーティというと、昼過ぎくらいから始まって、BBQなどしながら、飲み食い、踊ったり、ゲームしたりし、
泊まりというパターンもけっこうある。
この家は、なにせベッドルームが12個、ここ数ヶ月の間に、DIY で、庭にあった倉庫を、2ベッドルーム+卓球部屋に改築しちゃったんだから、30ー40人でも
お泊まりどんとこいなわけである。
ウチも含めて、27人がくることになっていた。
さて、それを決める段階で、少々だんなは義母や義姉たちとごたごたしてしまった。
それは、犬のことであった。
義姉とパートナーは、その大きな家を生かして、B&B(ベッド&プレックファースト)という宿屋を数ヶ月前からし始め、これまた世界中から
いろいろな団体さんが来るまでになった。
そこで、義姉が、できれば犬は、ニオイがつくから家に入れてほしくないなあ、と義母にこぼしたことから、
義母からだんなに電話がかかって来た訳である。
ケンネル(ペットホテル)に預けるか、外で寝かせなさい、と義母。
それを聞いただんなが、爆発しちゃったのである。
この犬は特別だ!うちは、子どもがいないから、この犬が僕たちの子どもなんだ!
それも、関節炎がひどいから、外なんて寒い所で寝かせる訳にはいかない。
といったもんだから、
義母が、
何言ってんの、大丈夫よ、犬なんだから。
といい、
もし、盲導犬がきたらどうするんだ!この国では、ガイドドッグは絶対に同室させなきゃいけない法律があるんだ!と
だんなは声をあげていた。
世間に犬好きは多けれど、確かに、犬といっしょに寝られるくらい犬好きというのは、この世ではマイノリティ(少数派)なのである。
しかし、宿屋業をやっている義姉たちの立場もわからないではない。
それに義母と話していても、拉致があかないし、
家の持ち主である義姉の彼氏からは、やはり言いにくい事もあるであろうし、と、
だんなは義姉に直接電話して、言った。
誕生会は、土曜の夜でしょ、だから、その会が終わったら,自分たちだけ、そばの犬を受け入れてくれるモーテルに泊まるという案はどう?
と言ったらば、
今度は義姉のパートナーが、
そんなことされたら、こっちが申し訳なくってしょうがないだろう!と、怒っちゃったそうである。
ああーもうめんどくさい!
クルマで2時間の所なんだから、散会になったら、かえってこればいいじゃない!と私。
で、結局、折衷案として、私たちは、その倉庫を改造したDIYで作ったばかりの、離れの家に寝る事になった。
ただ、犬は、その卓球部屋で。ということで。
ぴりぴりしながら過ごした週末だったが、
このおとなしいワン子は、ちゃーんと言う事を聞いて、家にも一歩も入らず(正確に言えば、入ろうと前足2歩だけ入ってしまったが、
こらっ、と言われて、外に出ていた)、持って来た私たちの毛布の上で一晩寝たから、大したもんだ。
ちなみに、
犬には、出る前にお風呂を浴びさせ、
犬用毛布は、ニオイがついてはいけないということで、私たち人間用のをおろし、
犬用ベッドも、カバーを洗って行った。
私たちはもう、犬のニオイになれてしまっているけど、
さて果たして、義姉たちは、私たちが去った後、どう感じた事であろうか。
私どもも気を使ったが、
だれより気を使ったのは、犬だったようで、
帰宅したら、3分もしないうちに、自分のベッドでイビキをかいて寝てしまった。
NZでは、週末パーティというと、昼過ぎくらいから始まって、BBQなどしながら、飲み食い、踊ったり、ゲームしたりし、
泊まりというパターンもけっこうある。
この家は、なにせベッドルームが12個、ここ数ヶ月の間に、DIY で、庭にあった倉庫を、2ベッドルーム+卓球部屋に改築しちゃったんだから、30ー40人でも
お泊まりどんとこいなわけである。
ウチも含めて、27人がくることになっていた。
さて、それを決める段階で、少々だんなは義母や義姉たちとごたごたしてしまった。
それは、犬のことであった。
義姉とパートナーは、その大きな家を生かして、B&B(ベッド&プレックファースト)という宿屋を数ヶ月前からし始め、これまた世界中から
いろいろな団体さんが来るまでになった。
そこで、義姉が、できれば犬は、ニオイがつくから家に入れてほしくないなあ、と義母にこぼしたことから、
義母からだんなに電話がかかって来た訳である。
ケンネル(ペットホテル)に預けるか、外で寝かせなさい、と義母。
それを聞いただんなが、爆発しちゃったのである。
この犬は特別だ!うちは、子どもがいないから、この犬が僕たちの子どもなんだ!
それも、関節炎がひどいから、外なんて寒い所で寝かせる訳にはいかない。
といったもんだから、
義母が、
何言ってんの、大丈夫よ、犬なんだから。
といい、
もし、盲導犬がきたらどうするんだ!この国では、ガイドドッグは絶対に同室させなきゃいけない法律があるんだ!と
だんなは声をあげていた。
世間に犬好きは多けれど、確かに、犬といっしょに寝られるくらい犬好きというのは、この世ではマイノリティ(少数派)なのである。
しかし、宿屋業をやっている義姉たちの立場もわからないではない。
それに義母と話していても、拉致があかないし、
家の持ち主である義姉の彼氏からは、やはり言いにくい事もあるであろうし、と、
だんなは義姉に直接電話して、言った。
誕生会は、土曜の夜でしょ、だから、その会が終わったら,自分たちだけ、そばの犬を受け入れてくれるモーテルに泊まるという案はどう?
と言ったらば、
今度は義姉のパートナーが、
そんなことされたら、こっちが申し訳なくってしょうがないだろう!と、怒っちゃったそうである。
ああーもうめんどくさい!
クルマで2時間の所なんだから、散会になったら、かえってこればいいじゃない!と私。
で、結局、折衷案として、私たちは、その倉庫を改造したDIYで作ったばかりの、離れの家に寝る事になった。
ただ、犬は、その卓球部屋で。ということで。
ぴりぴりしながら過ごした週末だったが、
このおとなしいワン子は、ちゃーんと言う事を聞いて、家にも一歩も入らず(正確に言えば、入ろうと前足2歩だけ入ってしまったが、
こらっ、と言われて、外に出ていた)、持って来た私たちの毛布の上で一晩寝たから、大したもんだ。
ちなみに、
犬には、出る前にお風呂を浴びさせ、
犬用毛布は、ニオイがついてはいけないということで、私たち人間用のをおろし、
犬用ベッドも、カバーを洗って行った。
私たちはもう、犬のニオイになれてしまっているけど、
さて果たして、義姉たちは、私たちが去った後、どう感じた事であろうか。
私どもも気を使ったが、
だれより気を使ったのは、犬だったようで、
帰宅したら、3分もしないうちに、自分のベッドでイビキをかいて寝てしまった。