【お知らせ】
このブログで紹介している「コミニカ中学英語基礎編」について、小学生，中学生、高校生や社会人初級者対象の以下のブログがあります。
私は今まで、社会人の方にも躊躇なく「コミニカ中学英語基礎編」やそれを聞いて・見る教材として改訂した「英語の九九 英会話発想トレーニング」で中学英語をやり直しなさいとアドバイスしてきました
確かに中学生では約2年間かかります．でも社会人の方の多くは3ヶ月から６ヶ月で終えてしまいます。なぜなら使われている単語は基礎的なものばかりで、それだからこそ容易に英語脳の構築ができます．
現在「[中嶋太一郎英語講座実況中継]を掲載していますが、まったく一から中学英語をやり直したい方はぜひ訪れてください．
ブログ「書いて聞いて覚える中学英語学習」
「コミニカ中学英語基礎編」や「英語の九九 英会話発想トレーニング」は、「自由に英語を話すための教材」です。
現在、中1配当の学習を終え中2配当の学習となっていますが、中1配当の学習がどれだけその基礎となっているか、体験してください．
あなたは、比較級や最上級で習った以下の表現をwant toやwanted toを使って表現できますか．
「英語の九九 英会話発想トレーニング」は、ことばとしての英語を有機的に英語脳として構築していくための教材です．
I am taller than you.
I play the piano better than you.
↓
I want to be taller than you.
私はあなたより背が高くなりたい
I want to play the piano better than you.
私はあなたよりビアノを上手にひきたい
↓
I wanted to be taller than you.
私はあなたより背が高くなりたかった
I wanted to play the piano better than you.
私はあなたよりビアノを上手にひきたかった
英語のどんな動詞フレーズも5つのパターンに展開します．
【be動詞フレーズ５段活用】 be taller than you「あなたより背が高い」
=============================
(1) (am, are, is) taller than you 現在形動詞フレーズ
(2) (was, were) taller than you 過去形動詞フレーズ
(3) be taller than you 原形動詞フレーズ
※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being taller than you ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been taller than you ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
【今日の学習】
日本の英語教育を受けた人が英語オンチなのは、教育文法の「五文型さえわかれば英語が話せる」というワケの分からない指導です．
例えば、以下にあげた日本語に対応する英語を思い浮かべることができますか．
「私を抱っこする」
「私を肩車する」
「私を見送る」
「怪我をする」
「結婚する」
「あくびする」
「頭が痛い」
これらを英語表現を以下のようになります．
(1) pick me up
(2) hold me on one's shoulder
(3) see me off
(4) get injured
(5) get married
(6) give a yarn
(7) have a headache
よく見てください．日本語の感覚からすると「頭が痛い」を除いて、すべて動詞は「する」ばかりです。さらに五文型で言えば、(6)と(7)だけがSVOに反対される可能性がありますが、その他のものは小文型では分類されません．
確かに(4)と(5)はSVCに分類されるのではと思う人がいるでしょうが、残念ながら教育文法では補語となるのは形容詞と名詞だけです．
だから、彼らは(1)から(5)をイディオムだ、連語だ、慣用句だなどと丸暗記の対象として捨てるのです．私に言わせたら、「おいおい、「五文型さえわかれば英語が話せる」のではないの?」と言いたくなります．
英語と日本語は一対一に対応しません．確かに中学で登場する動詞は「本を読む」「手紙を書く」「テレビを見る」などと行儀がいいものばかりです。
しかしこの教え方が日本人を英語オンチにしているということです。
ファンクションメソッドでは、確かに動詞フレーズのタイプについては分類しています．
しかしそれは整理しやすく、英語の特に方位や空間でものごとをとらえるしくみが理解しやすいからそうしているだけです。
(1) pick me up
私をつまんで、私を「上方」の状態に →→→ 「私を抱っこする」
(2) hold me on one's shoulder
私を保持して、私を肩に「密着・継続」の状態に →→→ 「私を肩車する」
(3) see me off
私を知覚して、私が「急速離脱」の状態に →→→ 「私を見送る」
(4) get injured
怪我をしている状態になる →→→ 「怪我をする」
(5) get married
結婚をしている状態になる →→→ 「結婚する」
つまり私が言いたいのは、このような英語のしくみを理解すると、その動詞フレーズの意味を頭でイメージしやすくなるということなのです。
当研究会が販売している「English Trekking教材」や「イメージトレーニングシリーズ」は、動詞ごとに分類し、さらにそのフレーズをパターン化して英語発想が身につきやすくしています．
一定の動詞フレーズに結びついているファンクションフレーズはそれこそ様々です．
それを焦点を当ててひとつひとつ言葉として向き合い、言葉のイメージを作り上げていく．
この作業がとても重要です。
同じ動詞pickを使ったpick me upと、pick up a girl。後者は「女の子をナンパする」という意味で使われますが、英語の発想では同であることに注目してください．
日本語訳がどうのこうのではなく、漠然とした言葉のイメージの方がより大切なのです．
この教材でそんな体験をしてください．
ENGLISH- TREKKING教材Vol.1～Vol.5 HTML版
そして重要なことは、動詞が一般動詞である限り一般動詞系列の表現展開、つまり運用となるということを知るべきです。
このことは、分かりやすく言えば、教育文法で分類する五文型の動詞フレーズも、私が上にあげた動詞フレーズもすべて同じ運用になるということです。
簡単な動詞のフレーズの運用を身につけたら、動詞フレーズがどれだけ複雑になっても同じように英語表現ができる、これが日本ではまったく教えられていない。
【一般動詞フレーズ５段活用】 pick me up 「私を抱っこする」
=============================
(1) pick(s) me up 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) picked me up 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) pick me up 原形動詞フレーズ
※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。
(4) picking me up ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) picked me up ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
もうすでに何度も述べたが、この(1)と(2)が使われるのはそれぞれ現在形と過去形の肯定形だけです．
Dad picks me up. (1)を使って
パパは(ふだん)、私を抱っこしてくれます
Dad picked me up. (2)を使って
パパは(その時)、私を抱っこしてくれました
Pick me up. (3)を使って
私を抱っこしてよ
彼は(ふだん)、私を抱っこしてくれません
彼は(その時)、私を抱っこしてくれませんでした
彼は(これから)、私を抱っこしてくれないでしょう
彼は(これから)、私を抱っこしてくれるかも
彼は(これから)、私を抱っこしてくれないかも
彼は(これから)、必ず私を抱っこしてくれるでしょう
彼は(これから)、喜んで私を抱っこしてくれるでしょう
He has ever picked me up. (5)を使って
彼は(今まで)、私を抱っこしてくれたことがあります
He has never picked me up. (5)を使って
彼は(今まで一度も)、私を抱っこしたことがない
[進行形への展開]
さらに上のテーブルの(4)のフレーズが進行形として使われ、それが「存在」にかかわる継続的な状態としての表現展開となります。
言うまでもなくbe動詞系列での表現展開です．
さらに特色的なのは、(3)ではbe、(4)ではbeing、(5)ではbeenが付け加わるだけです．
【be動詞フレーズ５段活用】 be picking me up 「私を抱っこしている」
=============================
(1) (am, are, is) picking me up 現在進行形
(2) (was, were) picking me up 過去進行形
(3) be picking me up 未来進行形など
※助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being picking me up ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been picking me up 現在完了進行形
※完了形で使われる。
=============================
He is picking me up.
彼は存在する 私を抱っこしながら
彼は私を抱っこしてくれています
[受身形への展開]
さらに同じ「存在」にかかわる表現で、もちろんbe動詞系列での運用となるのが受身形での表現です．
ただ、表現が能動的なものではなく、逆に受動的なものです．
つまり「私を抱っこする」という表現を目的語である「私を」を「私は」という主体にすると「彼によって抱っこされる」となり、これが受身形です．
さらに特色的なのは、(3)ではbe、(4)ではbeing、(5)ではbeenが付け加わるだけです．
【be動詞フレーズ５段活用】 be picked up by him「彼によって抱っこされる」
=============================
(1) (am, are, is) be picked up by him 現在受身形
(2) (was, were) be picked up by him 過去受身形
(3) be picked up by him 未来受身形など
※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being picked up by him ing形動詞フレーズ
※現在受身進行形や過去受け未進行形になり、動名詞にもなる。
(5) been be picked up by him 現在完了受身形
※完了形で使われる。
=============================
I want to be picked up by him.
私は ～望む 彼によって抱っこされることを
私は、彼に抱っこされたい
I don't want to be picked up by him.
私は望まない 彼によって抱っこされることを
私は、彼によって抱っこされたくない
I don't like being picked up by him.
私は好まない 彼によって抱っこされること
私は、彼によって抱っこされるのが嫌です
ファンクションフレーズも動詞フレーズが脈絡を通じていることが分かっていただけると思います．だから英語がことばとして定着・蓄積するのです．
ファンクションメソッドでは，基本的に黒文字表記をファンクションフレーズ、赤文字を補語・動詞フレーズと呼んでいます．
[英会話発想トレーニング]
(1) 奥さんが、(ふだん)あなたを見送ってくれるの?
→ Does your wife see you off?
(2) ご主人が、(その時)あなたを見送ってくれたの?
→ Did your husband see you off?
(3) ご主人が、(これから)あなたを見送ってくれるの?
→ Will your husband see you off?
(4) ご主人が、(今まで)あなたを見送ってくれたことがあるの?
→ Has your husband ever seen you off?
(5) 私を見送るのは止めてよ!
→ Stop seeing me off.
今まで、ファンクションメソッドについて述べてきましたが、高校英語を含む内容と中学英語を基本とした「英語の九九 英会話発想トレーニング」とギャップがひどくなってしまって恐縮しています．
次回から、当ブログは再度中学英語程度の個別の内容としていきます。
今までの記事に興味がある方は、今後は以下のブログをお読みください．
特にカテゴリの「第2講座 英語脳構築プログラム」で述べています．記事は(82)となっています。
ブログ英会話語彙力徹底強化講座基礎編
「英語の九九 英会話発想トレーニング」は「コミニカ中学英語基礎編」を元に社会人向きに編集したものです．
またHTML版となっているので，「書いて覚える」ではなく英語の発想を「音声と文字で」身につけることができます．
--------------------------------------------------------------------
【受講生の方に】
[お知らせ]
※「英語の九九 英会話発想トレーニングをご購入の方は無料で受講ができます。専用のIDとPasswprdによって「オンライン通信講座受講者用ページ」がご覧になります。
ご希望の方にSkypeでの指導にも対応します。
学習の進め方へのアドバイス、学習上のご質問に一対一で中嶋太一郎が答えます
○英語の九九 英会話発想トレーニング 9,800円
Skypeは、ダウンロードも無料、使用も無料ですが、これを使う場合，Webカメラが必要です。PCに内蔵していればいいですが、だいたい3,000円前後で購入できます。
☆ お断り
ブログ配信機能の制限により，「オンライン通信講座受講者用ページ」を設置しているのは以下のブログです。
seesaa ブログ「英語の九九 英会話発想トレーニング」
さらに受講者の方は、ご覧のフログから直接教材が使用できるようになりました(音声も聞けます)
[お知らせ]
対応ブログ英語の九九 英会話発想トレーニング
ファンクションメソッド英語研究会発行の電子出版本
●「速修一週間英語脳構築プログラム」PDF版1,200円(税込)
●「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」 PDF版 Audio CD1枚付1,300円(税込)
●「たった16の動詞で英語が話せる瞬間英作トレーニング」 PDF版800円(税込)
●「自由に英語が話せるためのたったこれだけ英文法」 PDF版800円(税込)
●「ファンクションメソッド英会話独習テキスト」 PDF版900円(税込)
同名教材のダイジェスト版です。
●「一週間に心にしみこむイディオム」 PDF版800円(税込)
●「英語脳構築オウム返しトレーニング」 PDF版 Audio CD1枚付1,300円(税込)
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[ご注意]このブログに掲載されている文書・画像・映像・写真等の著作権はファンクションメソッド英語研究会(コミニカ英語研究会)中嶋太一郎に帰属し、許諾なく 複製・頒布を行うことは 法律で固く禁じられています。
特に各種「コミニカ英作法」「英語の九九ファンクションフレーズテーブル」等の使用について当研究会の許諾を得てください。
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現在、中1配当の学習を終え中2配当の学習となっていますが、中1配当の学習がどれだけその基礎となっているか、体験してください．
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I am taller than you.
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(3) be taller than you 原形動詞フレーズ
※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being taller than you ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been taller than you ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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日本の英語教育を受けた人が英語オンチなのは、教育文法の「五文型さえわかれば英語が話せる」というワケの分からない指導です．
例えば、以下にあげた日本語に対応する英語を思い浮かべることができますか．
「私を抱っこする」
「私を肩車する」
「私を見送る」
「怪我をする」
「結婚する」
「あくびする」
「頭が痛い」
これらを英語表現を以下のようになります．
(1) pick me up
(2) hold me on one's shoulder
(3) see me off
(4) get injured
(5) get married
(6) give a yarn
(7) have a headache
よく見てください．日本語の感覚からすると「頭が痛い」を除いて、すべて動詞は「する」ばかりです。さらに五文型で言えば、(6)と(7)だけがSVOに反対される可能性がありますが、その他のものは小文型では分類されません．
確かに(4)と(5)はSVCに分類されるのではと思う人がいるでしょうが、残念ながら教育文法では補語となるのは形容詞と名詞だけです．
だから、彼らは(1)から(5)をイディオムだ、連語だ、慣用句だなどと丸暗記の対象として捨てるのです．私に言わせたら、「おいおい、「五文型さえわかれば英語が話せる」のではないの?」と言いたくなります．
英語と日本語は一対一に対応しません．確かに中学で登場する動詞は「本を読む」「手紙を書く」「テレビを見る」などと行儀がいいものばかりです。
しかしこの教え方が日本人を英語オンチにしているということです。
ファンクションメソッドでは、確かに動詞フレーズのタイプについては分類しています．
しかしそれは整理しやすく、英語の特に方位や空間でものごとをとらえるしくみが理解しやすいからそうしているだけです。
(1) pick me up
私をつまんで、私を「上方」の状態に →→→ 「私を抱っこする」
(2) hold me on one's shoulder
私を保持して、私を肩に「密着・継続」の状態に →→→ 「私を肩車する」
(3) see me off
私を知覚して、私が「急速離脱」の状態に →→→ 「私を見送る」
(4) get injured
怪我をしている状態になる →→→ 「怪我をする」
(5) get married
結婚をしている状態になる →→→ 「結婚する」
つまり私が言いたいのは、このような英語のしくみを理解すると、その動詞フレーズの意味を頭でイメージしやすくなるということなのです。
当研究会が販売している「English Trekking教材」や「イメージトレーニングシリーズ」は、動詞ごとに分類し、さらにそのフレーズをパターン化して英語発想が身につきやすくしています．
一定の動詞フレーズに結びついているファンクションフレーズはそれこそ様々です．
それを焦点を当ててひとつひとつ言葉として向き合い、言葉のイメージを作り上げていく．
この作業がとても重要です。
同じ動詞pickを使ったpick me upと、pick up a girl。後者は「女の子をナンパする」という意味で使われますが、英語の発想では同であることに注目してください．
日本語訳がどうのこうのではなく、漠然とした言葉のイメージの方がより大切なのです．
この教材でそんな体験をしてください．
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そして重要なことは、動詞が一般動詞である限り一般動詞系列の表現展開、つまり運用となるということを知るべきです。
このことは、分かりやすく言えば、教育文法で分類する五文型の動詞フレーズも、私が上にあげた動詞フレーズもすべて同じ運用になるということです。
簡単な動詞のフレーズの運用を身につけたら、動詞フレーズがどれだけ複雑になっても同じように英語表現ができる、これが日本ではまったく教えられていない。
【一般動詞フレーズ５段活用】 pick me up 「私を抱っこする」
=============================
(1) pick(s) me up 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) picked me up 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) pick me up 原形動詞フレーズ
※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。
(4) picking me up ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) picked me up ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
=============================
もうすでに何度も述べたが、この(1)と(2)が使われるのはそれぞれ現在形と過去形の肯定形だけです．
Dad picks me up. (1)を使って
パパは(ふだん)、私を抱っこしてくれます
Dad picked me up. (2)を使って
パパは(その時)、私を抱っこしてくれました
Pick me up. (3)を使って
私を抱っこしてよ
彼は(ふだん)、私を抱っこしてくれません
彼は(その時)、私を抱っこしてくれませんでした
彼は(これから)、私を抱っこしてくれないでしょう
彼は(これから)、私を抱っこしてくれるかも
彼は(これから)、私を抱っこしてくれないかも
彼は(これから)、必ず私を抱っこしてくれるでしょう
彼は(これから)、喜んで私を抱っこしてくれるでしょう
He has ever picked me up. (5)を使って
彼は(今まで)、私を抱っこしてくれたことがあります
He has never picked me up. (5)を使って
彼は(今まで一度も)、私を抱っこしたことがない
[進行形への展開]
さらに上のテーブルの(4)のフレーズが進行形として使われ、それが「存在」にかかわる継続的な状態としての表現展開となります。
言うまでもなくbe動詞系列での表現展開です．
さらに特色的なのは、(3)ではbe、(4)ではbeing、(5)ではbeenが付け加わるだけです．
【be動詞フレーズ５段活用】 be picking me up 「私を抱っこしている」
=============================
(1) (am, are, is) picking me up 現在進行形
(2) (was, were) picking me up 過去進行形
(3) be picking me up 未来進行形など
※助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being picking me up ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been picking me up 現在完了進行形
※完了形で使われる。
=============================
He is picking me up.
彼は存在する 私を抱っこしながら
彼は私を抱っこしてくれています
[受身形への展開]
さらに同じ「存在」にかかわる表現で、もちろんbe動詞系列での運用となるのが受身形での表現です．
ただ、表現が能動的なものではなく、逆に受動的なものです．
つまり「私を抱っこする」という表現を目的語である「私を」を「私は」という主体にすると「彼によって抱っこされる」となり、これが受身形です．
さらに特色的なのは、(3)ではbe、(4)ではbeing、(5)ではbeenが付け加わるだけです．
【be動詞フレーズ５段活用】 be picked up by him「彼によって抱っこされる」
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(1) (am, are, is) be picked up by him 現在受身形
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※完了形で使われる。
=============================
I want to be picked up by him.
私は ～望む 彼によって抱っこされることを
私は、彼に抱っこされたい
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私は望まない 彼によって抱っこされることを
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