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ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで |
エドワード ゴーリー | |
河出書房新社 |
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おぞましい二人 |
エドワード・ゴーリー | |
河出書房新社 |
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優雅に叱責する自転車 |
エドワード ゴーリー | |
河出書房新社 |
2018/9/4
とりあえず、絵本三冊を読んでみる。
『ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで』は、26人の子供が淡々と死んでいくお話。
『おぞましい二人』は、おぞましい犯罪をおかす夫婦それぞれの一生を描写するお話。
『優雅に叱責する自転車』は、変な自転車に乗った二人が、色んなハプニングに遭うお話。
優雅に~に出てくるワニが自分が見たワニの絵の中でベストワニでとてもかわいい。
三冊とも子供が死んでいく話ばかり。不謹慎。
子供よりも子供のいる親のほうがダメージを受けそうな内容。
ただ、「子供は大人より死にやすい」という単純な現実を、作者が真顔で悲しんでいるような雰囲気もある。
『おぞましい二人』はちょっと別で、子供ではなく、子供の死の身近にいた人に焦点が当たっている。
おぞましさと人間らしさが簡単に両立していてちょっと困る。
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