2024/2/10
・ポッドキャスト番組「オーバー・ザ・サン」の公開イベント。二日目。テーマは《はしゃぐ》。
・二人が本人役を演じる寸劇が始まる。寸劇だと思って見ていたら、90分くらい続いた。
・今回のイベントの準備期間中、ポッドキャスト収録の舞台裏という設定。
・たぶん、お客さんが予想していた、あるいは求めていたのは初日のポッドキャストの延長のような感じだったと思うので、たいそう困惑したはず。
・ただ、一日目と二日目にかけられた労力で言えば、一対九くらいの差がある。
・セリフ覚えるだけでも相当大変だし、ダンス、マジック、ドラム、一つのイベントに詰め込んではいけない量の新しいことに挑んでいる。
・だからひとつひとつの内容というよりも、良い年齢の大人が、なりふり構わず新しいことに挑んでみるというチャレンジ精神のほうを見るべきなんだと思う。
・演劇のほうは、番組終了(勘違い)と二人の仲違い(仲直り)で起伏を作っている。
・取ってつけたような感じは否めないけど、実際どこまでできるか見えない中で作るなら、これくらいわかりやすくないと難しいのかも。
・仲違いするところ、あんまり引っ張るのも二人らしくないので、スーさんの自責から来る悪夢につなげたところがうまい。
・悪夢。聖飢魔Ⅱを思わせる、きりたんぽにしてやろうかのくだりとか、きりたんぽライトセーバーでチャンバラとか、しょうもなくてかなり好き。
・つながらないようでつながってしまう、きりたんぽとホラーの組み合わせ。
・マダムうららの舞台上での存在感が強くて明らかに本職の人だった。脚本も担当されていたそうだ。
・Mr.マリックさんの登場もびっくりしたけど、テレビでは見たことないような必死さでマジックやってたのにもびっくりした。
・ドラムだけでどうやって締めるんだろうと思っていたら、初日に続いて秋川雅史さんが登場。往年の名曲『Get Wild』を熱唱。確かにはしゃいでいる。
・初日と同じことをやっても誰も文句を言わなかっただろうに、完全ホームで共犯関係を築ける会場だったからこそ、こういうリスクを取れたんだと思った。