遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第30話『お帰りなさいませご主人様』」

2017-10-13 00:52:02 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第30話『お帰りなさいませご主人様』」

2017/10/12

ホストクラブで働く田々南徹とシルバーフォックスが、常連客からキャバクラに誘われて、どうするか相談する話。

本業と関係ないホストクラブに配属された謎、思わせぶりな女性客、区切りの30話、大きく話が動きそうな雰囲気。

しかし、今回は二人が「マクド」でウダウダ話しているだけ。

今までも二人で話しているシーンはあったけど、丸々一話ははじめてかも。じらされている。

ただ、田々南とシルバーフォックスとの力関係が決定的に変わる瞬間があって、地味でも勝算あっての展開だと思う。

このシリーズ通しての転換点になっている。「ジーザス」って。

メイド喫茶に入ってもよいのかどうかは、確かに葛藤してしまうところではある。

でも、次の話が『秋葉原』ということは、大阪からわざわざメイド喫茶のために東京に行くのかな。

仕事忙しそうだけど大丈夫なんだろうか。

《登場人物》田々南徹 シルバーフォックス

劇団名:坂口修一
公演時期:2007/10/30
地域:関西
出演者:
坂口修一

スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会

あらすじ先輩ホストの顧客であるキャバクラ嬢から、お店に誘われた徹とシルバーフォックス。しかしキャバクラ未経験の二人は、いくらお金を用意すればよいのかわからず、思案に暮れるのであった。

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第29話『各停飲み』」

2017-10-11 00:16:36 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第29話『各停飲み』」

2017/10/10

なぜかホストクラブに配属された阪急電鉄の田々南徹が、下っ端として働いているうちに、思わせぶりな女に出会う話。

田々南は、ほとんどの時間をしごかれながら過ごす。

ホストクラブなので、仕事として酒を飲み続ける。地獄としか言いようがない。

徐々に衰弱していく演技が丁寧。

「各停飲み」という何が楽しいのかわからない芸。札幌のホストクラブにもそういう文化あるのかな。

「12342234、桂三枝、いらっしゃい」という掛け声がいかにも大阪らしい。

阪急だから「電車」というあだ名がついたんなら、シルバーフォックスのあだ名はなんだろう。

ホストクラブで働いているのに、いまだに女性とはまともに話せない田々南。

ただ、さすがに一人称が「僕」だと、女性には見えない。

あと、話が進むにつれ、ナレーションの岸本奈津枝さんの重要度がどんどん増している。

《登場人物》田々南徹 下っ端ホスト ゆうき

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(観劇三昧サイトから転載)

劇団名:坂口修一

公演時期:2007/10/23

地域:関西

出演者:
坂口修一

スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会

あらすじ北新地のホストクラブ、源氏物語で働くこととなった徹とシルバーフォックス。しかしホストの世界は弱肉強食。案の定、二人は家畜以下の扱いを受けているのであった。

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第28話『光源氏』」

2017-10-09 00:02:18 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

2017/10/8

阪急電鉄の田々南とシルバーフォックスが、なぜかホストクラブに配属されてひたすらしごかれる話。

おなじみになったテーマ曲もなんだかかっこよくアレンジされている。

思ったより直接的な光GENJIキャラが登場。

コール&レスポンスが雑。

歌の余韻を長めに入れるギャグと同時進行で着替えをしている。二回目見て気づいた。

袖に入っては殴打音という、わかりやすいしごき表現。

灰皿を交換するときは一回重ねるものなのか。

シルバーフォックスは眼鏡を調節してもらったほうがいい。たぶんサイズあってない。

素直にシルバーフォックスにお礼を言っている田々南がかわいい。

二人が完全に和解したということは、これからより大きな敵が活動を始めると言うことなんだと思う。

すでに田々南たちは超人レベルの身体能力を持っているので、このまま少年マンガっぽい雰囲気で押し切れるのか。

どんな敵が出てくるのか期待。

《登場人物》田々南徹 光源氏 シルバーフォックス

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第27話『帰ってきたシルバーフォックス』」

2017-10-02 09:07:51 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第27話『帰ってきたシルバーフォックス』」

2017/10/2

新人研修を終えた田々南徹が、中川常務に新規事業の開発部へ配属される話。

あれから飲んだくれているお父さんが心配。

今は端役になってるしセリフもなかったけど、一話でまるまる中心人物を務めていたので、つい感情移入してしまう。

何度目かの通勤描写。新しい展開へのタメになっているのかな。

出社後は、中川専務、シルバーフォックス、田々南の三人の会話シーン。

声色と立ち位置を切り替えながら、一人で三人の会話劇を作っている。

会話のリズムがくずれない。さりげなくやってるけど、やっぱり巧み。

おどおどするシルバーフォックスが新鮮。出町柳常務のキャラクターも楽しみ。

田々南も指摘していたけど、巨大な狐への疑問が尽きない。

鉄道系のなにかのメタファーなんだろうか。

《登場人物》

田々南徹 村越駅長代理 シルバーフォックス 中川専務 (漢字は音からの推定)

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カテゴリー:

劇団名:坂口修一

公演時期:2007/10/09

地域:関西

出演者:
坂口修一

スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会

あらすじ新入社員研修も無事に終わり、いよいよ阪急電鉄の一員として働くこととなった田々南徹。配属先は未定であったが、それを不安に思う気持ちはなく、むしろ期待に胸を膨らませているのであった。

 

 

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第26話『さよならシルバーフォックス』」

2017-09-28 09:57:25 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第26話『さよならシルバーフォックス』」

2017/9/27

新入社員研修で、地上300mから滑落しそうになったシルバーフォックスが、最後の最後で田々南と気持ちを通わせる話。

落ちる落ちないの間際で、本音を吐露する少年マンガの王道展開。ベタだけど、いい。

落ちる見せ方もかっこいい。

あのアイテムは最初のほう見てないと意味がわからないな…と思って検索したらYouTubeに公式のアーカイブがあった。

鬼瓦教官は、家族の弁当のためにこの大仕掛けを組んだということでいいのか。

あと、悪いのは鬼瓦一人であって、阪急電鉄ではないから、企業イメージ的には問題ないという考え方でいいんだろうか。

ほんとに仕方ないんだけど、この話を選択する時に次の話のタイトルが見えてしまい、完全にネタバレになってしまっている。

リアルタイムで見て、他のお客さんと一緒に笑いたかった。

《登場人物》田々南徹 シルバーフォックス 鬼瓦教官 雲雀丘花屋敷(漢字は音からの推定)

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第25話『バビロンの空中電車』」

2017-09-24 22:34:17 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第25話『バビロンの空中電車』」

2017/9/22

地上300mに宙吊り状態にされた列車の中で、田々南たちが、自身の生き残りをかけてクイズに挑む話。

完全に新人研修の範囲を超えてしまっているけど、主人公側も理不尽な奥義を身に着けてしまった以上、仕方ない。

遠近法を用いた舞台装置が秀逸。

やってることはただのクイズなのに、4人の登場人物を演じ分けながらやっているので、序盤からフィジカルが問われる展開。

クイズで語られるウンチクがまったく頭に入ってこない。

せっかく張り切りだした桑田くんがあさっての方向に活躍するのがおもしろい。

中盤以降は、4人の演じ分けに加えて、列車から落ちる落ちないのアクションシーンが続く。

演者の限界が問われる。この展開、どうやってたたむんだろう。

そして、虎に食われた新人も助かっていたんだろうか。

《登場人物》田々南徹 雅恵ちゃん シルバーフォックス 桑田くん 鬼瓦教官

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坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第24話『和敬清寂』」

2017-09-22 00:05:40 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第24話『和敬清寂』」

2017/9/21

研修での田々南のパートナー・智恵ちゃんが自身の生い立ちを語る一方で、シルバーフォックス(あだ名)が窮地を乗り切る話。

「電車を止める仕事」が文字どおり過ぎてびっくりする。

客席からはっきり「ええー!」という声があがっていた。発想の飛躍の仕方がすごい。

トンデモ秘技に無理やり理屈付けして説明しようとする智恵ちゃんと、秘密は明かせないと言っておきながら事細かに説明してくれるシルバーフォックスがかわいい。

少年マンガっぽさが加速しているんだけど、オープニングのあらすじ紹介ですでにわくわくしてしまう気持ちを抑えられない。

「伝説の押し四人衆・風林火山」というパワーワード。

田々南の師匠は「中川恵一」だから、風林火山と関係なさそうだけど、これからフォローあるのかな。

話が中盤に差し掛かり、風呂敷が一気に広がった。

普通のマンガなら能力バトルになるんだろうけど、舞台は実在する企業。どう広がっていくのか楽しみ。

《登場人物》
田々南徹 智恵ちゃん シルバーフォックス 桑田くん ロシアくん(人形)ブラジルくん(人形)ハワイさん(人形)インドくん(人形・推定)ホワイトタイガー 名もない雑魚キャラ

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坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第23話「凱風快晴」』

2017-09-20 01:54:46 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第23話「凱風快晴」』

2017/9/19

新入社員研修のトロッコレースで、田々南と智恵ちゃんのコンビが数々のトラップを乗り越えようとする話。

お客さんを転轍機に見立てる斬新な客いじり。

こういうときに適切なお客さんを選ぶ判断力の高さが大事。

自分が選ばれたら、ものすごく不機嫌な顔をしてしまいそう。

仕込みだったりするのかな。

人形なのにいつの間にか眼鏡をかけているというホラー現象。

「空気人間」という専門用語が初耳。

あれだけ色んな奥義を使えるようになったのに、土壇場で醜態を見せてしまう田々南が残念。

それさえなければ、主人公っぽかったのに。

最後の舞台演出の凝りよう。

きちんとエンディングのテーマ曲とあわせて、引きの強いラストにしている。

これは来週も見たくなる。

《登場人物》田々南徹 智恵ちゃん 金髪の女

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坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第22話「ギッコンバッタン」』

2017-09-18 00:05:42 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第22話「ギッコンバッタン」』

2017/9/17

阪急電鉄の新入社員研修で田々南徹たちがトロッコレースに挑む話。

初日の挨拶訓練はまだ研修っぽかったけど、トロッコレースとなると研修全く関係ない。逆に楽しそう。

田々南は、割り振られた番号の意味がわからず、出遅れる。

企画側の説明不足は明らかだけど、意図を汲み取るのも訓練なのだろう。

少年マンガの場合、こういうレースではだいたい主人公は出遅れるものだし、まだまだ余裕がある。

トロッコをセットアップする時の、謎の英語アナウンス。ああいう音もちゃんと音響スタッフさんが作ってくれるんだろうか。どうやって発注するんだろう。

今回も客席に下りていくシーンがあったけど、前回よりもお客さんが少ない気がする。

10分そこそこの芝居を見に毎週劇場に足を運べる人はそんなに多くないだろうし、それでも毎回見に来るお客さんは真の精鋭だと思う。

弱者は生き残れないこの研修の話と、メタ視点でちょっと重なる。

《登場人物》田々南徹 鬼瓦教官

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坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第21話「新入社員研修」』

2017-09-15 23:21:20 | 観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス」シリーズ

観劇三昧:坂口修一『ミッド・ナイト・エクスプレス第21話「新入社員研修」』

2017/9/15

田々南徹が新入社員研修を受ける話。

山道を走る、1km離れた相手に大声で自己紹介をする、鍋焼きうどんを3分で食べる。

ただのしごきだけど、「修行とは理不尽に耐えること」という言葉もある。

鬼瓦教官が初登場。

どちらかというと、世紀末とか男塾とかのほうが収まりのいいキャラクター。

まだまだ少年マンガのノリは続きそう。

それにしても、阪急電鉄は実在する会社なのに、こういうノリはアリなんだろうか。 

あと、全然違う性質の登場人物で二役でやると、メリハリが利いて見やすい。

今回は積極的な客いじりが目立った。

結構ムチャなコール&レスポンスだったと思うけど、あらかじめ予告的なことをしていたのか、大阪のお客さんのノリが良いのか。

あと、DDハウスがどのくらい有名なのかがよくわからない。

詳しい人に札幌で例えてるとどこなのか教えてほしい。

《登場人物》田々南徹 鬼瓦教官 シルバーフォックス

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