The Iron Giant - Original 1999 Theatrical Trailer
2023/8/23
・1957年、アメリカの田舎町。空から現れた鉄の巨人と、たまたま居合わせた少年が大人たちの妨害や協力を通じて仲良くなっていく話。吹き替えで見た。
・『E.T.』とほぼ同形に見える。
・孤独な少年ホーガースと巨大ロボットの交流に重きを置いて、とりまく人々はわりと薄味で類型的。
・比べると、尺も短くシンプルに仕上げている。
・政府の人マンズリーの役回りが完全に悪人。悪事の背景のようなものはあるけど、それにしてもひどい。
・原子爆弾の扱いの軽さがいかにもアメリカの映画。
・争いは未知なものに対する恐怖から生まれる。鉄の巨人はいろいろなものに見立てることができる。
・鉄の巨人の造形が好き。最初の親しみやすいフォルムから後半の禍々しい変化、足の裏側まで全部かっこいい。
・スクラップをおいしそうに食べるところとか、クラクションが鳴ってあわてているところがかわいい。
・どうしてもラピュタのロボット兵を思い浮かべてしまう。何か共通のモチーフがあるんだろうか。
・少年が未知の存在と感覚的に交流していく様子が子供っぽくて良い。
・少年の表情がコロコロ変わって見てて飽きない。空中で高速回転している時の顔がひどい。
・父親不在、母親が多忙というのも『E.T.』と似ている。ペットを飼いたがっていたし、たぶん話の前提には少年の孤独がある。
・巨人を止めた説得はお見事。なりたい自分になれ。
・敵と味方の区別、芸術、死という概念、人助け、丁寧にエピソードを積み重ね、巨人がどんどん学んでいく。
・スーパーマン(正義の味方)と銃(兵器)の対比。
・仮に兵器として生まれたとしても、後天的な働きかけで正義の味方になることができる。
・シンプルな話ではあるけど、自動修復機能、鹿の死体→少年の死、飛行能力の見せ方など、エピソードの重ね方が丁寧。
・開始してほぼ10分で少年と巨人が出会っているのも、いろいろ考えて作られている感じ。
・一見、か弱そうな女性が大切な人のために乱暴な運転をするシーン、いろんな作品で見かける。
・『レディ・プレイヤー1』を見直したくなった。
(U-NEXT)