ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

僕のシルクの抽優馬 ホントに公開

2018年08月02日 | ブログ
それでは〆切も過ぎたので、僕が今年シルクで申し込んだ馬を晒す。1頭しか申し込まなかったので、必然的にこれが抽優馬ということになる。

60.プチノワールの17
(父ブラックタイド・須貝厩舎・総額5000万円)


結局ミーハーなんよね。こういうパッと見て見栄えのする馬に惹かれてしまう。クルマも同じ。デザインが全て。もちろんローブティサージュの元出資者として、その縁を大事にしたいというのもあった。また、去年のカナロア産駒に抽選で外れたリベンジというのもある。でもね、結局は最後は見た目なんよ。ほら、いま世間を騒がせているアメフトにしろボクシングにしろ結局「なるほどねぇ」っていう見た目じゃない? もう話を聞くまでもなく、どっちが白でどっちが黒か分かるっていう。

それはともかく、その見た目に関してだけど馬体評価は「B」。全体のシルエットに若干の違和感がある。繋ぎももう少し寝ているほうが好き。頸さしも立ち気味か。筋肉もどうかな、硬いかな。パワーはありそうだけど。というように決して百点満点の馬体ではない。だからこそB評価なのだが、黒々と光る青鹿毛の雄大な馬体は、それら細かなことを全て吹き飛ばすぐらいの雰囲気がある。それも含めての「見た目」なのだ。馬体詐欺のにおいをぷんぷんとさせながらも、あえてそれに引っかかってしまおうと思わせるほど「見た目」がいい。名前はだからブラックノワールでいいんじゃなかろうか。英語で黒、フランス語で黒。まさに黒々(笑)。

厩舎は、特別好きというわけでもないし、逆に特別イヤな経験をしたこともなく、可もなく不可もなくというところか。ローブでGIを取らせてもらった厩舎に言う言葉じゃないな(笑)。

血統はいつもながらによく分からない。上のディープが今ひとつなのでブラックタイドも良くないのかもしれないが、まあ分からないことをいくら考えても仕方ないので、血統は考えないことにしている。ただ、この馬のネックとして5千万円という値付けが高すぎるとよく言われるが、確かにブラックタイドと考えれば高いかもしれないが、ディープと考えれば破格の安さである。そうだ、この馬はディープ産駒なんだ。そう思い込もう! いや、ディープじゃないけど(笑)。

そして結局、この馬に申し込んだ理由を一言で言うなら「クラシック志向」となる。前から何度も書いていることだが、出資馬がクラシック戦線に乗る楽しさは尋常じゃない。それを味わいたい。それを味わうために、今年はこの馬が最適だと思ったのだ。結果的にどうなるかは分からないが、わりと即決だったことを考えると走ってくれるのではないかと期待している。

まあしかし一番の問題は、抽選に通るかどうかだな。


*写真は、シルクホースクラブより許可をいただいて使用しています。