ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

降着制度を考える

2008年06月02日 | ブログ
ダービーでブラックシェルが不利を受けたと、
武豊が怒っているそうだ。
相手は福永騎乗の同厩モンテクリスエス。
新聞の情報だから定かではないが、何でもかなりご立腹だとか。

天下の武豊ともあろう人がちょっと女々しいなあとは思いつつ、
しかし、先週のオークスに続いてこういうことが起こると、
ちょっと考えてしまう。

失格・降着制度はどうすればいいのだろうか?

色んな人の色んな考えがあるのでどれが正解とは言えないけど、
個人的に出した結論はこうである。

「降着制度はなしにして、
 どんな不利があろうととにかく到達順位の通り確定する」

馬券を買ってる者からすれば、
これが一番わかりやすいし、すっきりする。

そうしたら公正な競馬は確保できないのではないか。
オークスみたいにやった者勝ちになってしまうんじゃないか。
そういう意見もあるだろう。

それには騎手に対する罰則を強化することで対処したい。
つまり、現制度の降着や失格に値する騎乗をした場合、
例えば罰金をかなりの高額にするとか、
騎乗停止を1日や2日じゃなく思い切って半年ぐらいにするとか。

罰金はそのレースの賞金ぐらいでもいい。
それはちょっと高額すぎると思うかもしれないが、
それぐらいしなければラフプレイはなくならない。

今回の池添騎手だって、
彼がどれくらいの損害を被ったのかは知らないけど、
たぶんオークスでもらった賞金の方が多いはず。
つまり、多少のペナルティでは意味がないのだ。
飲酒運転だって厳罰にしてから減ったではないか。
悲しいけれど人間とはそういうものだ。

それぐらい罰則を重くすれば、騎手たちはかなり慎重になり、
自然と汚い騎乗は少なくなるだろう。
つまり、今で言うところの「審議の青ランプ」が減るわけだ。
だから「とにかく到達順位の通り確定」で何の問題もなくなる。

まあ、僕がこんなところで何を言っても変わらないだろうけど。

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