松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

接ぎ穂採りに行く その7

2007-04-29 19:12:50 | 復活奮闘日記
大崎農園さんによると
接ぎ穂は芽が出始めた寒い頃に
採っておかないといけません。
気温が暖かくなる時期になると
接ぎ穂の芽がどんどん育ってしまって
うまく活着しないそうです。

ただ、接ぎ木作業自体は4月頃、
かなり暖かくなってするので時間差ができます。
そのため、採ってきた接ぎ穂を
冷蔵庫に保存しておかなくてはなりません。

とはいえ、荒木社長によると
昭和福櫨は3月には接ぎ木するそうですから、
櫨の接ぎ木には、これ、と
決まった方法はなさそうでした。

今回は大崎農園さんに頼むので、
とりあえず、接ぎ木については全て
大崎さんにおまかせすることになりました。

なにはともあれ、これでめでたく台木と接ぎ穂、
接ぎの役者の揃い踏みと相成りました。
歌舞伎に例えるならば、
「見得」のポーズをした立ち役に合わせて
チョチョンと拍子木のツケ打ちが聞こえてくるようです。

いえいえ、接ぎ木の話なんですけどね。

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