松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

和ろうそくの灯りで琵琶演奏

2014-11-11 10:07:28 | 復活奮闘日記
11月8日、八女のお茶屋さん「このみ園」で、和ろうそくを灯した琵琶演奏がありました。

ゆらゆらと大きく揺らいでいく和ろうそくの炎に合わせて、素晴らしい琵琶の音に聞き惚れました。

「八女茶」の名付け親でもある、このみ園には、なんと四弦の琵琶があり、演奏されずに保存されていたそうです。
今回、町家の修復を機に、再び琵琶の音が響き渡ることになり、きっと許斐家のご先祖様も喜んでいるのではないかと言われていました。

そして床の間には大きな日本画。淡くて微妙な色あいで、現代と和が調和したような日本画は糸山志泉さんの作品でした。

演奏家は石橋旭姫さんと西田旭希さん。お二人とも素敵でした。
写真は石橋旭姫さんです。


演奏後も熱気は衰えず、なかなか席を立たずに余韻に浸っておられたお客様たちの姿も印象的でした。

「やっぱり和ろうそくはいいね!」
「和ろうそくって煙がすごいって聞いてたけど、全然そんなことなかったね!」
「芯切りって珍しい!」

普段使わない和ろうそくについて、皆さん興味シンシン。
言葉で良さをえんえんと語るよりも、こうやって音楽で聞いてもらうと本当に良さが伝わりますね。

素敵な琵琶と日本画、和ろうそくのひとときでした。


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