夜中に噛まんでくれ

下の記事、日付が間違ってました。
翌日付けの記事になってました。(^^;)

さて、愛猫元気くんは毎晩、私の横で寝ておりますが、最近、夜中によく起きているようです。
起きるだけじゃなくて、噛むんですよね・・・。
私が腕をベロ～ンと伸ばして寝てたら、その腕に噛みつくんです。
一度、噛みだすと、興奮して飛びかかってきます。
結局、私も起きて元気を撃退しなければなりません。
夜中に噛まれて撃退するって、なかなか辛いです。
とりあえず眠いですし・・・。

顔を元気の方に向けて寝ると怖いので、背中を向けて寝ていると、今度はＴシャツの中に入ってきました。
いつもゆるゆるのＴシャツを着て寝ているのですが、中に入ってきたのは初めてです。
んで、中で暴れてます・・・。

あと、猫ってトイレのあとは砂をかけますよね。
この間、元気は夜中にトイレに行った後、何故か布団の上でその仕草をしました。
「爪で布団が穴だらけになるやろー」と眠いながらも思っていたのですが、朝起きて布団を見ると、ポチっと「う○こ」が付いてました・・・。
その上で寝てたよ・・・。

尾籠なお話ですみません・・・。
以上、元気くんの近況でした。


元気くん近影

蒼き狼 地果て海尽きるまで

これはＤＶＤを買おうか悩みました。
楽しみにしていた松山ケンイチさんの出番は10分くらいでしょうか。
それでも作品が気に入れば全然構わないのですが、映画館で観た時も微妙だったし、レンタルでいいかなーと一度は思いました。
でも、松山さん演じるジュチのキャラクターが凄く好きだし、その後、特典映像に本編ではカットされた松山さんのシーンが入ってる事が分かったので、思い切って購入しました。

特典映像無しの通常版はまあ、普通の値段ですが、豪華版は特典映像、モンゴルのフォトブック、ポストカード等がＢＯＸに入って7140円でした。
ネット通販でもう少し安く買いましたが、悩む値段ですよね。（笑）


では、いつものようにネタバレになってますので（すみません・・）、ＯＫな方は続きを覧下さい。



これはチンギス・ハーンの半生を描いた映画なのですが、ホントにハーンの人生をなぞっただけのような、淡々とした流れにちょっと物足りなさを感じました。
物語の核になるものが無く、クライマックスも特に無いんですね。
ハーンの即位式がクライマックスかもしれませんが、特に盛り上がらないんですよね。
即位式も合戦シーンもＣＧではなく、実際に物凄い数のエキストラが集まって撮影されていますので、絵的には迫力はあります。
でも、肝心の人間ドラマが弱い気がします。


ハーンの母親は元々略奪されてハーンの父の妻になったのですが、その後生まれたハーンには出生の疑惑がついてまわります。
母は略奪される前にハーンを身ごもっていたのではないかと。

同じようにハーンの息子ジュチも、妻が略奪され１０ヵ月後に戻って来た時に生まれたので、ハーンは自分の子ではないと疑い、殺すように命じます。
自分と同じ境遇なのだから、もうちょっと気持ちを分かってあげたらいいのに、と思いますが、人間って複雑なんですねぇ。^^;

結局、ハーンは母親に諭されジュチを殺しはしませんでしたが、ジュチが成長してもなお、親子間の心の葛藤があったようです。
その葛藤の部分が描かれずに、赤ちゃんから次に登場した時には、ジュチはもう１７歳になっていましたから、ジュチの最期のシーンもちょっと弱いなあと感じました。（泣いてる方もいましたが・・）
父親に愛されたいのに、疎まれてると感じるジュチがどんな風に育ってきたのかをじっくり描けば、キーポイントになる指輪も、最期のシーンも、もっと生きてくると思うのですが・・・。


あとハーンが生涯の友と誓ったジャムカに裏切られ、結局彼を自らの手で殺す事になってしまうのですが、ハーンにとってジャムカがどれだけ大切な友なのか、これもしっかりと描かれていないためか、ハーンの苦悩も今ひとつピンときませんでした。


あれもこれもと、てんこ盛りにし過ぎたのかな。
それで焦点がボケた感じがするのかもしれません。
エラソーですみません。


さて、特典映像にはモンゴルの風景を映したものもあります。
付属のフォトブックで、写真でも楽しめるのですが、映像になってるものも、音楽が付いてなかなか良い感じになっております。
一緒に観てた友達が、「こんなトコなら、そら朝青龍も帰りたいと思うわなー」と言っておりました。